共通テスト生物、正答を追加 問題文中に誤記 大学入試センター

山本知佳2023年1月17日 15時34分 大学入試センターは17日、大学入学共通テスト(14、15日実施)の生物の問題で、問題文中に誤字があったと発表した。解答に影響があるとして、正解とした選択肢とは別の選択肢も正解として扱うという。 問題は、生物の第5問の問2。濃度の違いを表す「濃度勾配」を形成する母性因子の特徴について説明したa~cの三つの文について、適当なものをすべて選んでいる選択肢を七つの中から選ぶという問題だった。誤りは、説明文cにあり、「濃度勾配」を「濃度匂配」と誤記していた。16日に外部からセンターに指摘があって誤りが判明した。 センターがすでに公表している正解は、aとcの二つが適当とした選択肢だった。センターは、誤記を理由に、説明文cが適当でないと判断した受験生がいる可能性があるとして、説明文aのみが適当と解答した受験生も、正解として扱うという。(山本知佳)有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

鈴鹿市の即時抗告を棄却 名古屋高裁「生活保護止めれば生活困難」

黄澈2023年1月17日 16時00分 三重県鈴鹿市に住む女性(80)と次男(55)の申し立てを認め、津地裁が市による生活保護停止の執行取りやめを決定したことを不服として市がした即時抗告に対し、名古屋高裁は10日付で棄却する決定をした。市は最高裁への特別抗告はしない方針で、一審判決まで親子への生活保護の支給が維持されることが確定した。 親子は難病の次男の通院のために自動車の利用が必要だが、鈴鹿市は生活保護の支給条件として要求した運転記録の提出をしなかったなどとして、昨年9月に支給を停止。親子は翌10月、市に処分の取り消しなどを求める訴訟を津地裁に提起するとともに執行の停止を申し立て、津地裁が認める決定を出した。鈴鹿市は即時抗告していた。 今回の決定で、名古屋高裁は「親子の世帯収入だけでは、日常生活を維持することが困難で、生活保護が停止されれば、健康で文化的な最低限度の生活を維持できなくなることは明らか」と理由を説明。鈴鹿市の処分の違法性の有無については、「相手方世帯の状況などを総合して判断されるべきだ」と指摘した。 鈴鹿市の担当者は「市の主張が認められず残念だ。今後は本訴に注力したい」と話している。(黄澈)有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

Thousands sign petition to save Tokyo’s ‘sacred’ Jingu Stadium

Thousands of baseball fans have signed a petition to save an iconic Tokyo stadium nearly…

「侍ジャパン」栗山監督、スマホで確定申告を体験「選手も知って」

原田悠自2023年1月17日 12時07分 2022年分の所得税などの確定申告が2月から始まるのを前に、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する日本代表「侍ジャパン」の栗山英樹監督が17日、東村山税務署(東京都東村山市)でスマートフォンを使った電子申告「e―Tax(イータックス)」を体験した。 栗山監督は同税務署が管轄する東京都小平市出身で、スマホ申告の利便性をPRしてもらおうと企画された。 この日、栗山監督は税務署職員の説明を受けながらスマホを操作。給与所得の源泉徴収票をスマホのカメラで撮影すると、所得金額などが自動的に入力される機能があることなどを確認した。体験を終え、栗山監督は「これほど便利で簡単なのかと驚き、申告方法も進化しているなと感じた。(日本代表の)選手も含め、多くの人に仕組みを知ってもらえたらうれしい」と話した。 税務署での申告は2月16日から始まるが、国税庁は、新型コロナの感染対策にもなるとして自宅や職場からスマホを使った申告を呼びかけている。(原田悠自)有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

13歳が母親を切りつけ殺害か 40代女性が死亡 静岡・牧之原市

2023年1月17日 12時20分 静岡県牧之原市の住宅で16日午後11時50分ごろ、「家族が刺された」との内容の110番通報があった。この家に住む40代の女性が病院に搬送されたが、約1時間半後に死亡が確認された。県警は女性の13歳の子どもが刃物のようなもので切りつけて殺害した可能性があるとして、身柄を保護して調べるとともに、県中央児童相談所に通告した。 県警少年課は、子どもの性別や学年を「個人の特定につながる」として明らかにしていない。関係者によると、子どもは女性の長女という。同課によると、女性は、駆けつけた警察官に発見された際、住宅の中で倒れていた。女性には刺し傷などの複数の傷があり、司法解剖して死因を調べる。事件直後、女性の家族が110番通報したという。 14歳未満の触法少年は、少年法により刑事責任を問われない。一般的には、警察が児童相談所に通告し、児童相談所長らが家庭裁判所に送致するかどうか判断する。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

強制性交罪の成立要件、「拒絶」→「同意しない」に修正 法務省試案

 性犯罪をめぐる刑法の規定の見直しを検討する法制審議会の部会で、事務局を務める法務省は17日、昨年10月に示した試案のうち、強制性交罪の成立要件の文言を修正する改訂版を示した。暴行・脅迫や恐怖など8項目の行為で被害者を「拒絶困難」な状態にさせた場合に処罰するとしていたが、「拒絶」を「同意しない」に言い換えた。 「『拒絶困難』では被害者に拒絶の義務を課している」という被害者側からの反発を踏まえたが、8項目を前提とした基本構造は維持した。「意思に反して」という点だけで処罰する「不同意性交罪」とは異なり、法務省は処罰範囲は変わらないと説明する。一方、専門家からは「立証ハードルは下がる可能性がある」との指摘も出ている。 現行の刑法では「暴行・脅迫」を用いれば強制性交罪、酒や薬を飲ませて「心神喪失・抗拒不能」にすれば準強制性交罪となる。「被害者の抵抗が著しく困難」でないと成立しないと解釈され、基準のあいまいさから無罪判決が相次いだ。 部会の議論を踏まえて法務省…この記事は有料記事です。残り295文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

With this Japanese ace, the ghost stories are true

As the United States prepared to face Japan in the knockout stage at the Tokyo…

Three pitchers set to complete Japan’s 30-man roster for WBC

Tokyo Yakult Swallows lefty Keiji Takahashi is among the three pitchers who will complete Japan’s…

「もう泣きたいけど…」 がれきの街で聞いた声、あの人を再び訪ねた

 「僕は震災報道の生き残り」 復興への歩みをラジオで伝え、やがて口を閉ざしたフリーアナウンサーの三条杜夫さん(75)がそう思ったのは、地元紙記者の言葉がきっかけだった。 「私は震災の直前に生まれ、当時の記憶がない。震災について教えてくれませんか」 再び語り始めた三条さんは、この冬、ラジオに出てもらった人たちを28年ぶりに訪ねた。がれきが広がる街で力をくれたあの人たちはいま、どうしているのだろう――。「地元の自分が」 ボランティア、無我夢中で まず会いに行ったのは「復興屋さん」だった。当時、ラジオでこう伝えた。 《今日は西宮市です。震災後に「復興屋さん」ができたんです。お金もうけにはならない。岡田正幹(まさみき)さんの経営です》 兵庫県宝塚市の岡田正幹さん(65)は、同県西宮市内で広告会社を営んでいた。震災から約1カ月後、千葉県から復興支援のために訪れた人たちと出会い、それをきっかけに友人らと始めたのが「復興屋」だった。 2、3カ月にわたり、がれきの片づけや被災した家屋の解体などをボランティアで手伝った。三条さんの取材を受けたのは、そんなときだ。 《「よその土地の人がこんな…Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

刺殺された女性、男とのトラブルを県警に過去相談 博多駅前の事件

2023年1月17日 9時29分 福岡市博多区のJR博多駅前で16日夕、女性が刺殺された事件で、女性が刺した男との間で過去にトラブルとなり、福岡県警に相談していたことが、捜査関係者への取材でわかった。男は馬乗りになって犯行に及ぶなど、強い殺意があったとみられている。 県警によると、女性は福岡県那珂川市恵子4丁目の会社員、川野美樹さん(38)と判明。捜査関係者によると、川野さんは以前から男との間で起きたトラブルについて、自宅近くの警察署など複数の署に相談していたという。 事件は16日午後6時過ぎ、博多駅近くのオフィスビルやホテルなどが立ち並ぶ繁華街で起きた。 目撃情報などでは、川野さんは事件直前、男と口論になったとみられ、包丁のような刃物をもった男が馬乗りになっていた。川野さんの頭や胸、腹に複数の刺し傷や切り傷があったという。 男は刃物をカバンに入れて現場を立ち去ったといい、県警が行方を追っている。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル