「やっと・・・」久しぶりの旅行、孫に会う 賑わう名古屋駅

東谷晃平2022年4月29日 20時23分 コロナ禍による行動制限のない3年ぶりの大型連休が29日始まり、JR名古屋駅は帰省客や家族連れの行楽客でにぎわった。 神戸市の笠原隆さん(36)は家族4人で、下呂温泉などを訪れる予定。感染が気になり、遠出は自粛してきた。「やっと子どもを遠くに連れていける」と喜ぶ。夫婦で孫に会いに行くという村井貴政さん(64)は「気兼ねなく東京にいける」と興奮気味だった。 JR東海によると、東海道新幹線の下りは一部の列車で混雑したという。上りのピークは5月5日の見込み。指定席の予約席数はコロナ禍前の2018年度と比べると約8割にまで回復している。 空の便でも、中部空港発着の国内線予約者数(29日~5月8日)は、全日本空輸(ANA)と日本航空(JAL)ともに前年比で約120~約180%。JALの担当者は「新型コロナウイルスの感染再拡大は予断を許さないが、お客様のご予約は回復傾向にある」と話す。(東谷晃平)Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

「先週、酒を酌み交わしたばかり」の幼なじみが犠牲に 観光船事故

 北海道斜里町の知床半島沖で起きた観光船「KAZUⅠ(カズワン)」の事故で29日、この事故で亡くなり、身元が発表された福岡県筑後市の伊藤嘉通さん(51)は、同県内の友人と2人で北海道旅行に行き、カズワンに乗船していたとみられている。 思わぬ訃報(ふほう)に、周囲は無念さをにじませた。 幼なじみの男性は先週、伊藤…Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

行方不明者なお12人、大規模な捜索続く 知床観光船事故から1週間

 北海道の知床半島沖で乗客・乗員26人が乗った観光船「KAZUⅠ(カズワン)」が消息を絶った事故で、第1管区海上保安本部(北海道小樽市)は29日、付近の海底で船体を見つけたと発表した。事故の発生から30日で1週間。なお12人の行方がわからないままで、大規模な捜索が続いている。 1管本部によると、29日にソナー(水中音波探知機)の反応をふまえて水中カメラで調べたところ、「KAZUⅠ」と書かれた船体を発見。映像で船名の字体や色を確認し、特定した。 場所は、カズワンから救助要請があった「カシュニの滝」付近から約1キロ西で、水深約120メートルの海底に船底が着いた状態だった。船内に乗船者がいないかを確認しているが、視界が悪く、29日夕時点でわかっていないという。海上保安庁などは水中カメラで確認作業を進めていく。 28日までに見つかった乗船…Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

「たけちゃん、なまちゃん、残念」 観光船事故で犠牲の夫婦知る市長

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家族説明会さなか「カズワンとみられる船体が…」 続く不明者捜索

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幼い男児が砂浜に埋もれ死亡 「徐々に姿見えなくなった」 宮崎

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【写真まとめ】戦禍、災害、事故 レンズがとらえた2022年4月

2022年4月29日 21時00分 激戦が続くウクライナ。国外への避難民は500万人を超えた。日本国内では、大型連休を前に、観光船の事故により多くの人命が失われた。この1カ月を写真で振り返ります。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

新学期「デジタルタトゥー」にご用心 福岡県警が動画を作成

古畑航希2022年4月29日 21時11分 学生が新たな生活を始める新学期。私的な画像など負の情報がネット上で出回り続ける「デジタルタトゥー」を防ぐため、福岡県警が動画を作った。 竹刀を握った剣士の少女が、現れた敵にひるむ。敵は、過去の性的な「自画撮り」画像。一度発信した情報は完全には消せない、とテロップが流れる。 啓発動画を剣道のシーンに重ねたのは、過去の行動に真正面から向き合って欲しいとの思いから。「自分の画像と対峙(たいじ)することがないように」と少年課の酒匂崇雅・警部補。 動画は県警YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=i0UdSKZwueM)などで公開している。(古畑航希)Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

新たに子どもの左足用の靴を発見、不明女児の靴に類似か 山梨・道志

 山梨県警は29日夕、人の頭の骨の一部と子ども用の靴が見つかった同県道志村の山中で、新たに子ども用の靴を発見したと発表した。28日に見つかった靴について、県警は2019年に付近で行方不明になった小倉美咲さん(9)の靴と似ているとしており、関連を調べている。 県警によると、この日見つかったのは、28日に発見された右足の靴と同種の靴。今回は左足用だった。また、片方だけの靴下も見つかったという。 人骨などの発見を受けて、県警では同日も40人態勢で付近を捜索していた。 美咲さんの母親のとも子さん…Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

ウクライナの戦時下と日常、日本人写真家撮影 スパイに間違われつつ

 避難先で大事そうにスケートボードを抱える女子学生、爆撃されたマンション前の広場で遊ぶ子どもたち――。写真家の児玉浩宜さん(38)は、戦時下のウクライナに約1カ月滞在して各地の様子を撮影してきた。 ロシアの侵攻が始まったのは2月24日。児玉さんは3月3日、ルーマニアを経由してウクライナ西部に入った。3月下旬、初めて首都のキーウ(キエフ)に入った際は安全を考慮し、14時間で離れた。1週間後の3月下旬から4月にかけてはキーウに1週間滞在した。前回は遠くで絶え間なく聞こえた銃撃音や爆発音が和らいでいた。 自転車の技術を練習していたカップルに出会い、撮影した。どこの国にもいそうなごく普通の二人。避難しない理由を尋ねると「恋人と離ればなれになりたくない」と返ってきた。「どうやってこの街で生き延びていくか。そればっかり考えている」と話していた。 人気のないがらんとした広場…Source : 社会 - 朝日新聞デジタル