空自のF15墜落事故、事故の記録残る?部品を回収 防衛省が発表

2022年2月25日 20時03分 航空自衛隊小松基地(石川県小松市)所属のF15戦闘機が海に墜落した事故で、防衛省は25日、機体の状況を記録するフライトデータレコーダーを周辺の海底で見つけ、回収したと発表した。事故当時の記録が残っている可能性がある。記録が確認できれば、事故原因の調査が進みそうだ。 同省によると、この装置は飛行時の高度や速度、機首方位、エンジン出力などを記録するもの。記録の解析は通常なら1週間ほどで可能だが、破損状況によってはさらに時間がかかるという。この日はエンジン二つも回収した。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

覚醒剤やコカイン、民泊拠点に密売か 男女9人を逮捕

 民泊施設などで覚醒剤を所持していたとして、福岡県警は大阪市住吉区苅田8丁目の無職、仲西健二容疑者(50)ら男女計9人を覚醒剤取締法違反(営利目的共同所持)などの疑いで逮捕し、25日発表した。 9人は大阪市、京都府、福岡県在住。県警は、9人のうち仲西容疑者ら4人が2020年11月以降、福岡県内の客を中心にのべ約100回、違法薬物を販売したとみている。宿泊時に厳密な身分確認がない複数の民泊を知人名義で借りて、拠点として密売を繰り返していたとみている。 県警によると、4人は共謀し…この記事は有料会員記事です。残り269文字有料会員になると続きをお読みいただけます。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

元作業員1人の訴え認め会社側に賠償命令 下関じん肺第2次訴訟判決

水田道雄、前田健汰2022年2月25日 21時14分 三菱重工業下関造船所(山口県下関市)の健康被害をめぐる損害賠償請求訴訟の判決が25日、山口地裁下関支部であった。種村好子裁判長は、下請けや孫請け会社の元作業員2人のうち、1人は会社側の責任を認め、遺族に1430万円の賠償を命じた。もう1人は請求を棄却した。 元作業員2人は1957~2009年、船内で電気溶接をするなどし、作業中に粉じんを吸い込んだとして国からじん肺認定を受けた。17年4月に三菱重工に計約7千万円の損害賠償を求めて提訴。その後2人は死亡し、遺族が訴訟を引き継いだ。 種村裁判長は判決で、元作業員1人について「粉じん対策は不十分で、安全配慮義務違反があった」として会社側の責任を認めた。もう1人については、長期間粉じんに曝露(ばくろ)されたか明確ではなく、喫煙の習慣もあり、別の理由で肺疾患になった可能性があるとして、「じん肺に罹患(りかん)しているとは認められない」とした。原告らは控訴を検討している。 請求が棄却された元作業員の長女は「晩年、父が苦しんでいた姿を思うと、判決が残念。しっかりと認めてくれるまで戦う」。賠償を認められた元作業員の次女の桶谷睦子さん(55)は「すべての請求が認められたわけではない。父のことを思うと納得はできない」と話した。 三菱重工は取材に対し「今後の対応は判決文を精査してから検討したい」とのコメントを出した。 今回は、下関造船所でのじん肺被害をめぐる第2次訴訟。第1次訴訟では2015年、元従業員と遺族6人に計約8千万円の支払いを三菱重工に命じた二審判決が確定している。(水田道雄、前田健汰)Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

ノーマスク市議、法廷でも着用せず 大分地裁は弁論の入廷拒まず

 大分県臼杵市の若林純一市議(62)が、議場などでマスクを着用しなかったりマスクから鼻を出したりしたのを理由に、市議会が議場での発言を禁止したのは表現の自由を侵害するなどとして、市議会に処分の取り消しなどを求めた訴訟の第1回口頭弁論が25日、大分地裁(石村智裁判長)であった。 若林市議と代理人はマスクを着用せずに出廷。若林市議の考えを支持する人たちもマスクを着用せずに傍聴した。大分地裁は事前にマスクの着用を求めたが、未着用での入廷を拒むことはなかった。 若林市議は意見陳述で「正当な理由もなくあいまいなルールに基づいて(発言を)制限することは、憲法上の権利を踏みにじる行為だ」と訴えた。 市と市議会は、議会の係争は司法審査の対象とならず、発言の禁止は議会の自律的な措置であり行政処分にはあたらないなどとして、請求却下を求めた。 若林市議は口頭弁論の後に開…この記事は有料会員記事です。残り434文字有料会員になると続きをお読みいただけます。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

日本最北端の小島にトド大集結 出迎えたのは大量の死んだイワシ

【動画】弁天島のそばで海面に漂うイワシを次々と食べるトド=道立総合研究機構稚内水産試験場提供 日本最北端・北海道稚内(わっかない)市の宗谷岬の沖に浮かぶ弁天島に、今冬もトドが大群できている。今年に入ってイワシの大量死が続き、道立総合研究機構稚内水産試験場は海面に漂うイワシを食べまくる様子も動画に収めた。 稚内水試によると、今冬のトドのまとまった上陸は昨年11月28日で、約10頭が観察された。12月は多くても60頭程度だったが、1月に入って500~800頭に急増。2月はさらに増え、19日のドローン調査では約1500~1700頭にのぼった。 宗谷地域一帯の海岸では1月…この記事は有料会員記事です。残り345文字有料会員になると続きをお読みいただけます。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

ネットで数千円、請求は10万円 高額鍵開け業者2社に業務停止命令

 住宅の解錠サービスで、ウェブ上では料金を数千円と表示しながら、10万円を超える請求をして契約を結び、クーリングオフに応じなかったとして、消費者庁は25日、同じ男が社長を務める「Rセキュリティ」と「鍵」(ともに東京)の2社に対し、特定商取引法違反で6カ月の業務停止を命じたと発表した。 同庁によると、2社はウェブでは解錠代を「4980円~」などと表示。自宅の解錠の依頼を受けた段階では具体的な金額は示さず、作業員が訪問後に見積もりして、10万円超の料金で勧誘して契約を求めていた。2020年6月以降、実際に契約を結んだ少なくとも3人の客からクーリングオフの申し出があったが、「クーリングオフは受け付けられない」などと事実と異なる説明をしていた。うち1人には同様の説明を1カ月半繰り返し、クーリングオフを妨害した。 男は「鍵の110番・水道1…この記事は有料会員記事です。残り260文字有料会員になると続きをお読みいただけます。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

元作業員1人に賠償命令、もう1人は棄却 下関じん肺第2次訴訟判決

 三菱重工業下関造船所(山口県下関市)の健康被害をめぐる損害賠償請求訴訟の判決が25日、山口地裁下関支部であった。種村好子裁判長は、下請けや孫請け会社の元作業員2人のうち、1人は会社側の責任を認め、遺族に1430万円の賠償を命じた。もう1人は請求を棄却した。 元作業員2人は1957~2009年、船内で電気溶接をするなどし、作業中に粉じんを吸い込んだとして国からじん肺認定を受けた。17年4月に三菱重工に計約7千万円の損害賠償を求めて提訴。その後2人は死亡し、遺族が訴訟を引き継いだ。 種村裁判長は判決で、元作業…この記事は有料会員記事です。残り421文字有料会員になると続きをお読みいただけます。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

「ベテラン運転士の乗り心地を」 山手線の自動運転、営業中に試験

 「ドライバレス運転」の導入を目指すJR東日本は25日、山手線の自動運転試験の様子を報道公開し、自動での加減速や乗り心地を確認した。 実験に使う車両は、発車から停車まで自動制御する「自動列車運転装置(ATO)」を搭載。通常、加減速は運転士が手動で操作するが、ATOの場合、出発時にボタンを押すだけで自動運転になる。 山手線は運行密度が高いため、先行車両との間隔に応じて走行パターンを調整できるシステムづくりを目指しているという。 JR東は2018年度以降、終電後に走行試験を重ねてきたが、今年2月からは営業車両が走る日中に実施している。 25日は前後に営業車両が走るなかでの試験走行だった。正午前に大崎駅を発車し、外回りを2周した。この間、加減速を減らして惰性で走行する時間を長くする省エネ運転の効果を検証した。また、ATOでベテラン運転士の運転パターンを再現した。担当者は「乗り心地に明らかな指標はないが、熟練運転士のような操作を目指す」という。 JR東は、将来の労働人口の…この記事は有料会員記事です。残り351文字有料会員になると続きをお読みいただけます。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

大阪府、新たに8534人の感染確認 死者は47人 新型コロナ

 大阪府は25日、新たに8534人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表した。また新たに47人の死亡も確認された。府内の感染者は延べ62万5518人、死者は計3814人になった。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

恋バナできない私が見つけた居場所 ドラマ「恋せぬふたり」舞台裏も

 小学生の頃から、「好きなタイプは?」と恋愛にまつわることを聞かれたとたん、楽しくなくなった。 恋愛は遠い世界の話のように感じていた。趣味の話では盛り上がれるのに。 腹を割って話せる関係の友人はいなかった。年齢を重ねるとともに、孤独感が積もっていった。 東京都豊島区の行政書士岡嶋俊哉さん(32)は、昔から「恋バナ」ができなかった。 他者にひかれないという人物の記事をネットであるとき読んだ。 「恋愛が分からない」と語る当事者の体験が自分と重なった。これまで感じていた生きづらさを打開する糸口になるかも。 記事中で紹介されていたNPO法人「にじいろ学校」(東京都渋谷区)が開く、他者に恋愛感情を抱かない「アロマンティック」や他者に性的にひかれない「アセクシュアル」と呼ばれる人たちの交流会に参加した。 交流会は初対面の人ばかりなのに、昔から知っているような感覚になるほど「あるある」と共感することだらけ。 当たり前に恋愛を楽しむ周りの「普通」とどんどんずれていく自分に、やっと合うラベルを見つけられたようだった。 参加を重ねた27歳の時、「アロマンティック・アセクシュアル」を自認した。 名前がついたことで、幼い頃…この記事は有料会員記事です。残り2337文字有料会員になると続きをお読みいただけます。フカボリ旬の話題の舞台裏から事件の真相まで、気になるニュースの深層に迫ります。世の中に流れる情報の一歩先へ。「もっと知りたい」「ちょっと気になる」に応えます。[記事一覧へ]Source : 社会 - 朝日新聞デジタル