早春のパッチワーク 野菜畑も冬から春へ 神奈川・三浦
早春の畑パッチワーク 神奈川県三浦市=林元也撮影 淡い緑は青首大根、深い緑はキャベツ、白は防寒や防風用のネット、そして茶色は耕された土……。相模湾に面した神奈川県三浦市の畑が冬野菜から春野菜への移行期を迎えている。上空から見ると、色とりどりのパッチワークのようだ。 温暖な気候の三浦市は野菜の…この記事は有料会員記事です。残り59文字有料会員になると続きをお読みいただけます。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル
早春の畑パッチワーク 神奈川県三浦市=林元也撮影 淡い緑は青首大根、深い緑はキャベツ、白は防寒や防風用のネット、そして茶色は耕された土……。相模湾に面した神奈川県三浦市の畑が冬野菜から春野菜への移行期を迎えている。上空から見ると、色とりどりのパッチワークのようだ。 温暖な気候の三浦市は野菜の…この記事は有料会員記事です。残り59文字有料会員になると続きをお読みいただけます。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル
23日午後4時10分ごろ、埼玉県熊谷市妻沼の利根川の河川敷で火と煙が出ていると車で通りかかった人から119番通報があった。熊谷署によると、土手の枯れ草などが3キロ超にわたって燃え広がり、午後8時半現在、延焼が続いている。 熊谷市消防本部など9台の消防車が消火にあたっている。けが人が出ているとの情報はないという。 最初に火が出ているのが見つ…この記事は有料会員記事です。残り138文字有料会員になると続きをお読みいただけます。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル
神奈川県小田原市の「小田原フラワーガーデン」で、梅の花が見ごろを迎え、一帯を紅白に染めている。 梅園には約300品種500本の梅があり、来園者は陽気の中、鮮やかな色や香りから、春の訪れを感じていた。今年は2月上旬の寒さの影響で、ほころぶのが遅れ、例年より1週間ほど遅く、見ごろになった。3月上旬まで楽しめるという。 孫と訪れた神奈川県開成町の…この記事は有料会員記事です。残り51文字有料会員になると続きをお読みいただけます。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル
相次ぐ私立大の不祥事を受け、学校法人のガバナンス(統治)強化策を検討している文部科学省の有識者会議は22日、大学を持つ法人が重要事項を決定する際、解散・合併など法人の存立に関わる事項に限って、理事長の諮問機関である評議員会の議決を必須にするとの改革案を了承した。文科省は私立学校法改正案に盛り込む方向。3月中に改正法案をまとめ、通常国会に提出する考えだ。 この会議は、大学設置・学校法人審議会に設置された「学校法人制度改革特別委員会」。文科省の別の有識者会議が昨年12月にまとめた改革案が、現行制度を大きく変える内容だったため私学側が猛反発。文科省は改正案の大枠を昨年中にまとめる予定だったが断念し、私学側の意見をくみ取るために特別委を設けた。 12月にまとまった改革案は、評議員会を最高議決機関に格上げし、さらに評議員会のメンバーを全員学外者とするというものだった。ガバナンス改革の主要論点は結論持ち越し 22日の特別委では福原紀彦…この記事は有料会員記事です。残り377文字有料会員になると続きをお読みいただけます。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル
通訳といえば、外交やビジネスの世界で活躍するイメージがあるが、捜査の現場にも欠かせない存在だ。ふだん表に出ることのない埼玉県警の通訳人の1人が取材に応じ、外国人が絡む事件の現状を語った。海外からやってきた若者たちが「容疑者」になる背景が見えてきた。 県警や警視庁で通訳人を務めるベトナム人のグエンさん(53)は約40年前、ベトナム戦争後にボートピープルとして来日した。南ベトナムの警察官だった父への憧れから警察の通訳業務に関わるようになった。約10年前、山梨県警が募集していた通訳人に採用され、長野、栃木などの各県警を経て、今にいたる。 通訳の場面は取り調べから実況見分まで多岐にわたる。休みなく仕事が続く時期があるだけでなく、突発的な事件対応も求められる。深夜に「今すぐ来てほしい」と言われることも多い。「ベトナム人であることが…」 「ベトナム人であることが…この記事は有料会員記事です。残り1349文字有料会員になると続きをお読みいただけます。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル
「引き出し屋」と呼ばれるひきこもりの支援ビジネスをめぐって1月下旬、注目の判決があった。ひきこもっている本人の同意なく部屋から連れ出し、施設に入所させた業者や、そうした業者と契約した親に対し、東京地裁は不法行為責任を認めた。 「蜘蛛(くも)の糸をつかむような思いで裁判にたどり着いた。一歩踏み出してよかった」。判決を受け、原告の30代女性がこれまでの苦しい日々を振り返った。 始まりは2017年10月のことだった。 千葉県の住宅街にある自宅。女性によるとその日、2階の自室のベッドでまどろんでいると突然、部屋のドアが開き、知らない男たちが入ってきてこう告げられたという。「私たちと一緒に来てもらいます」 女性はその2年前からひきこもり状態で、男たちは同居の母が依頼した支援業者の職員だった。 「将来のこととか考えているの」 「働かないで親に悪いと思わないの」 男らの説得は続き7時間後、女性は都内の施設へ向かう車に乗せられていた。「恐怖で全身の震えと涙が止まらない。声もでない状態だった」。女性は当時の状況をそう語った。 男らは、ひきこもり支援施設「あけぼのばし自立研修センター」を運営していた「クリアアンサー」(東京都新宿区、19年に破産)の元従業員。業者は「支援のプロ」としてニュースやワイドショーでも繰り返し紹介されていた。 半面、自宅から連れ出す際の…この記事は有料会員記事です。残り1567文字有料会員になると続きをお読みいただけます。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル
徳島県は23日、県内で新たに402人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日あたりの感染者数としては今月10日の330人を上回り、過去最多を更新した。県内で確認された感染者は延べ9549人となった。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル
例えるなら、その音は、打ち上げ花火を地中に打ち込んだような音だった。 「ドーーン!」 2月1日午前2時ごろ、山崎征弘さん(77)は、そんなくぐもった衝撃音で目を覚ました。 地震だと思い、テレビに向かったが、電源が付かなかった。停電だ。暗闇のなか、なんとか懐中電灯を見つけ、恐る恐る玄関を出た。 街灯は消え、外も真っ暗だった。空は雲に覆われ、月明かりもなかった。 暗闇で何が起きているのか分からない。妻には自宅に残るよう伝えた。 懐中電灯の光に照らされて、電線が地面まで垂れ下がっているのが見えた。周囲を見回すと、30メートルほど先にあるはずの、いつも目にする電柱がないことに気づいた。 「何が起きたのか」。電柱が…この記事は有料会員記事です。残り2902文字有料会員になると続きをお読みいただけます。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル
高知市と松山市の小中学校PTA連合会(市P連)が、上部団体にあたる県PTA連合会(県P連)からの脱退を決めた。PTA活動を束ねる「大きなPTA」を巡る異例の事態。何があったのか。 「令和4年3月31日付をもって貴高知県小中学校PTA連合会を退会いたします」。昨年12月下旬、高知市P連は、こんな文面の退会届を県P連に提出した。 市P連は、県P連に加盟する県内7地区の連合会の一つだが、市内59校が加盟する大所帯で、県内の公立小中学校の児童生徒約4万3500人のうち、半数近い約2万800人の保護者が県P連から抜けることを意味する。 きっかけは、分担金の増額だった。市P連の松本憲誠会長によると、県P連に納める分担金は子ども1人につき年間80円。だが、今後は子どもの数が年々減少し、資金難になるという見通しから、今年度の県P連の総会で20円の増額が決まった。 市P連は増額に反対の立場をとってきた。原資は市内各校のPTAに保護者が支払う会費の一部。将来、さらに増額も必要とする県P連の試算に対し、現状でも先延ばしできるはずだと見解が分かれた。 総会直後の昨年6月、市P連は常任委員会を開き、参加した各校PTAの代表者らで、増額についての対応を話し合うことにした。 この時点で「脱退という選択肢は頭になかった」(松本会長)。ところが、参加者から意外な質問が飛びだした。「県P連はそもそもどういう組織なのか」「入っているメリットは何なのか」。その後の委員会でも脱退の是非がテーマとなり、疑問が続出した。 市P連によると、県P連主催の講演会には、市P連が参加費を負担すると呼びかけても保護者の参加はほとんどない。昨年のある研究大会では、市P連から運営スタッフとして出向いた1人が講演も聞き、参加者ゼロを免れたという。 脱退の動きを察した県P連は「他地区、他県とのネットワークが切れる」「国に対し日P(日本PTA全国協議会)を通しての意見提言ができない」など、脱退のデメリットを10項目以上にまとめたリストを示して説得を試みた。だが、市P連は、昨年12月に臨時総会を開き、賛成多数で脱退を正式に決めた。 県P連の仲村貴介会長は「PTAの団体にはそれぞれの役割があり、県行政への働きかけや7地区の連絡役という県P連の役割をもっと利用してほしかった」と話す。 一方、松本会長は「明日は我が身」と気を引き締める。「市P連も魅力ある活動をしなければ、各校のPTAから脱退される側になる。自分たちの活動が保護者にどのように映っているのかを意識し、運営・企画を見直していきたい」■県P連「相互にカバー」…Source : 社会 - 朝日新聞デジタル
阿寒など北海道東部を中心に活動する写真家2人と、釧路市阿寒町の菓子店社長が、愛らしい姿が人気の野鳥「シマエナガ」をモデルにした和菓子を作りあげた。 その名は「しまえながのおまんじゅう」。釧路市阿寒町の自然写真家の山本光一さん(56)と河瀬幸さん(45)、菓子処松屋の松橋福太郎社長(39)の3人が「阿寒の魅力を発信したい」と1年がかりで完成させた。 真っ白な羽毛に包まれたシマエナガの体はスズメより小さく、つぶらな瞳が特徴だ。国内では北海道のみで生息し、その愛らしい姿から「雪の妖精」と呼ばれる。阿寒地域を中心に長年シマエナガを撮影し、シマエナガの写真集も出版した山本さんと河瀬さん。2人は「パッケージの写真やイラストではなく、大好きなシマエナガそのもののお菓子を地元で作ってもらいたかった」と話す。河瀬さんと面識のあった菓子職人の松橋さんが加わり、3人でアイデアを出しあって試作を重ねた。 松橋さんが最も苦労したのは…この記事は有料会員記事です。残り398文字有料会員になると続きをお読みいただけます。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル