東京・神宮外苑で「光の祭典」 重要文化財の絵画館がキャンバス

 東京・明治神宮外苑を舞台に初開催される光の祭典「TOKYO LIGHTS」が8日、報道公開された。 重要文化財の聖徳記念絵画館の外壁に映し出されるのは、1分台の短編プロジェクションマッピング映像作品を競う「アジア最大級」の国際大会「1minute Projection Mapping Competition」の作品。「希望」をテーマにカナダやウクライナ、ベトナムなど世界54カ国・地域からエントリーされた246作品のうち、事前審査で選ばれた優秀作品が上映される。 軟式球場では、光を全身に浴びながら歩ける全長約100メートルの「光のレーザートンネル」など、レーザーやファイバーの光線を駆使した「光のエンターテインメント」が楽しめる。 イベントは9日から12日まで。1日2回の入れ替え制で、入場には公式ホームページでの事前予約が必要。(西畑志朗)Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

全国で136人の感染を確認 群馬の工場クラスターで新たな感染者も

 新型コロナウイルスの国内感染者は、8日午後7時半現在で新たに136人が確認された。前週の同じ曜日(12月1日)に比べ、16人増えた。死者は3人。26県で感染者がゼロだった。 新たに確認された感染者が最も多かったのは、東京都で21人で前週と同じ数だった。群馬県と大阪府で13人、兵庫県が12人だった。 群馬県の13人のうち、クラスター(感染者集団)が発生した太田市の工場で、新たに従業員3人の感染が確認され、工場関連の感染者は計47人となった。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

「自然共生エリア」設定へ 環境省が方針、ゴルフ・スキー場もOK

関根慎一2021年12月8日 18時12分 環境省は8日、国内で生態系を守る区域として「自然共生エリア」(仮称)を新たに設定する方針を示した。2030年までに陸、海域の30%以上を保全する国際目標を満たすため、国立公園など従来の保護区域のような法令による規制は設けず、間口を広げる。モニタリングなど一定の条件を満たせば、ゴルフ場やスキー場などでも認める。 国内で生態系を保全する区域としてカバーされているのは陸の20・5%、海の13・3%。国連の生物多様性条約締約国会議(COP15)では、30年までに面積の30%以上を保全する国際目標「30by30」が検討されており、数値の上積みが課題となる。22年度から試行し、23年度から正式に認定を始める。 開発への法的規制は設けず、「(林など)二次的自然環境に特徴的な生態系が存する」「希少な動植物種が生息生育」などを認定基準とする。自然破壊との批判もあるゴルフ場やスキー場を認める理由について、環境省は「一定の割合で森林を残している場合もある」(自然環境計画課)などと説明している。(関根慎一)Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

釧路・青森沖の地震津波観測網で障害 緊急地震速報に遅れの恐れも

吉沢英将2021年12月8日 19時00分 気象庁は8日、防災科学技術研究所(茨城県つくば市)が釧路・青森沖に設置している「日本海溝海底地震津波観測網(S―net)」の23地点で障害が発生していると発表した。観測網は同庁も活用しており、この海域で地震が発生した場合、緊急地震速報の発表が最大15秒ほど遅れるなどの影響があると見込まれるという。 S―netは、地震計と水圧計が一体となった観測装置を海底ケーブルでつないだシステム。北海道沖から房総沖の海底に設置されており、150カ所の観測点で地震や津波の観測データを取得している。気象庁によると、障害は8日正午すぎから発生しており、防災科研が原因を調べ、復旧にあたっているという。(吉沢英将)Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

被爆者らの苦痛「受忍限度超えず」 安保法制違憲訴訟で広島地裁判決

三宅梨紗子2021年12月8日 19時30分 集団的自衛権の行使を可能にする安全保障関連法は憲法に違反するとして、広島県内の被爆者や戦争体験者ら計289人が、自衛隊の出動差し止めと1人10万円の国家賠償を求めた訴訟の判決が8日、広島地裁であった。森実将人裁判長は「生命身体が侵害されるおそれが具体的に生じているとはいえない」などとして、憲法判断は示さずに原告側の請求を退けた。原告側は控訴する方針。 判決は、自衛隊の出動差し止め請求については「行政処分に当たらない」などとして却下。集団的自衛権を行使する基準があいまいなため、世界中で武力行使が可能となり、精神的苦痛を受けたとする原告側の主張についても、「原告らの精神的苦痛は社会通念上、受忍すべき限度を超えているとはいえない」とし、国家賠償請求を棄却した。 原告団によると、同様の集団訴訟は全国22地域で25件起こされ、一審判決は17件目。いずれも憲法判断を示さず、原告側の請求を退けている。原告団の杉林晴行共同代表(81)は8日が太平洋戦争開戦の日であることに触れ「戦争は人間が犯す最大の罪。繰り返さないために安保法制を認めてはいけない」と話した。(三宅梨紗子)Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

「無理しないで」被害者・遺族に寄り添い25年 臨床心理士の支援

 犯罪被害者や遺族を支援しようと、福岡県警は避難場所の確保にかかる費用の補助などに加え、25年前から臨床心理士によるカウンセリングを続けている。未解決事件など支援が20年以上に及ぶものもあり、精神的支援の必要性は増している。 県警によると、被害者の相談にのる臨床心理士を、1996年に全国で埼玉県警、警視庁に次いで配置。希望する人へのカウンセリングを始めた。オウム真理教による地下鉄サリン事件(95年)などで、被害者の精神的被害の深刻さが広く認知されたことが背景にあるという。 その後も09年に被害の診察費の補助、15年に一時的な避難先の準備費の補助、16年には自宅に残る血痕などの清掃費の補助や臨床心理士の増員など、支援を充実させてきた。 刑法犯の認知件数は年々減少しており、県警が支援した件数も16年の1320件から昨年は836件に減った。一方、面接によるカウンセリングの件数は19年が118件、昨年が133件、今年は10月末時点で183件と増えている。 県警で支援を続ける臨床心理士の女性職員は「事件は減ってもニーズは変わらない。逆に支援の必要性が認知されてきていると感じる」と話す。 遺族には「自分がしっかりしなければ」と葬儀などの手続きに奔走し、疲弊する人もいるという。周囲に「大丈夫」と気丈に振る舞う遺族に、女性職員は「きついですよね。あなたが無理をしすぎないでくださいね」と声をかける。「寄り添って、心の重みを少しでも一緒に背負わせてもらいたい」 県警の機関だからこそ、遺族の同意を得て「今はしんどいです」と聴取を担当する捜査部署に伝えることもある。 被害を直接訴えられない未就学児でも、一人で行動できなくなったりおねしょが続いたりといった症状が現れる。県警本部の面会室には、一緒に遊びながらカウンセリングできるよう、おもちゃが置かれている。 現在も県警捜査1課では18件の未解決事件の捜査が続く。心の支援も遺族が望めば継続され、専用の電話や、予約があれば面接もできる。「年数が経って、もう前を向かないといけないのではと悩む遺族もいる。心の痛みはずっと消えない」と職員は言う。 北九州市八幡西区の永野弘子…Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

マルチな私、作ってくれた 著述家・湯山玲子さんを支えた言葉

 女性をめぐる鋭くもユーモアあふれるエッセーの書き手で、テレビのコメンテーター、ファッションや音楽のプロデューサーとしても活躍する湯山玲子さん(61)。メディアやジャンルを縦横に行き来し、表にも出れば裏方も務めるマルチぶりだ。その原点は、編集者時代に先輩からかけられた一言だったと振り返る。 父は童謡「あめふりくまのこ」などで知られる作曲家・湯山昭。自身も音楽家を志した。しかし、四六時中音楽ばかりのアーティストぶりを身近に見て、自分なんぞは表現してはいけないのでは?と思うように。 「裏方こそかっこいい、と。バブルに向かう時代。組織を支える陰の実力者という物語にも憧れました」 1983年、大学卒業とともに「ぴあ」に編集者として入社。雇用機会均等法の施行前で、男女の待遇が平等な数少ない会社だった。担当は演劇。そこで先輩の石井伊都子(いつこ)さんと出会った。「洋服のセンスから何から気が合って、付き合っているかのごとくいつも一緒にいました」 石井さんは学生時代からフェミニズムの活動をしていた。「闘士みたいな感じはなく、エレガントな人でした。でも、呪詛(じゅそ)のように男社会の悪口を言い合いましたけれど」 カルチャー誌が次々生まれた…この記事は有料会員記事です。残り643文字有料会員になると続きをお読みいただけます。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

母校・福岡高で「中村哲さんウイーク」 生徒ら展示やクイズを企画

 人道支援をしていたアフガニスタンで、医師の中村哲さん(当時73)が凶弾に倒れて4日で2年がたった。先輩の志を引き継ぎたいと、母校の福岡高校(福岡市博多区)の生徒たちが6~10日を「中村哲さんウィーク」と名づけ、校内でその功績や現地NGOの活動を知ってもらう展示や、クイズなどの催しに取り組んでいる。 企画したのは、同校生徒会の1、2年生5人。アフガンで、医療や用水路建設などの支援に携わった中村さんを知ってもらおうと、2年の辺見紗来(さら)さんが中心となって10月、生徒会の渉外委員会に「ペシャワール班」を立ち上げた。 放課後を中心に週2回ほど集まって、本を読んだり映像を見たり。企画したテーマは「用水路建設 故人の知恵とともに」だ。中村さんを支えたNGO「ペシャワール会」(福岡市)から提供してもらった、現地の「マルワリード用水路」建設現場の様子を伝える写真など40枚を、校舎の階段沿いに貼り出した。 「100の診療所より、1本…この記事は会員記事です。残り775文字無料会員になると月5本までお読みいただけます。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

La Russie envoie un milliardaire japonais dans l’espace

Le milliardaire japonais Yusaku Maezawa s’apprête à décoller de Baïkonour, au Kazakhstan, le 8 décembre…

La ville de Tokyo va reconnaître les unions homosexuelles

La ville de Tokyo va reconnaître les unions de même sexe, a annoncé, mardi 7 décembre,…