背任容疑で逮捕の日大理事が辞任

2021年10月20日 18時41分 日本大学付属病院の建て替え工事をめぐり、背任容疑で東京地検特捜部に逮捕された井ノ口忠男容疑者(64)が、日大の理事を今月18日付で辞任した。大学が20日に発表した。理事会の辞任勧告を受け、井ノ口容疑者が辞任願を提出していた。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

ネコを泳がせる動画をインスタに 動物愛護法違反容疑で逮捕

2021年10月20日 18時50分 浴槽で猫を泳がせ、虐待したとして、愛知県警は20日、茨城県取手市の無職の男(59)を動物愛護法違反の疑いで逮捕したと発表した。男は「猫は拾った」と話し、「虐待はしていない。安全に気をつかっていた」と容疑を否認しているという。県警によると、この猫の行方はわかっていない。 東署によると、男は昨年6月3日、当時住んでいた名古屋市東区の自宅の浴槽に水を張り、約1分半にわたって、底に足がつかない状態の猫を無理やり泳がせた疑いがある。 男はこの様子を撮影した動画をインスタグラムに投稿。動画を見た人たちから愛知県警に多くの相談が寄せられ、捜査していた。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

最西端・与那国島&最北・礼文島 「最果てコラボ」で泡盛誕生 

 日本最西端の島・沖縄県与那国町にある酒造所が、日本最北の離島・北海道礼文(れぶん)町のわき水をつかって、新しい泡盛を造った。両島の協定をきっかけに生まれ、販路もじわりと広がる。「両島の友好のシンボルに」と、関係者の期待は高い。 新たな泡盛を造ったのは、人口約1700人の与那国町の崎元酒造所。アルコール度数が60度に達する与那国独特の「花酒」を、人口約2400人の礼文町から送ってもらった軟水のわき水で割って30度と43度の泡盛に仕上げた。 きっかけは、約2830キロ…Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

Eruption spectaculaire du volcan Aso, l’un des plus surveillés du Japon

Une vue aérienne de l’éruption. KYODO / REUTERS C’est l’un des volcans les plus surveillés…

「一人で苦しまないで」家族の時間増えても…いのちの電話に届く孤独

 10月上旬、名古屋市内の住宅街にあるビルの一室。静まりかえった防音室で、女性が受話器に向かって優しく語りかけていた。 「一人で苦しまなくてもいいよ。ここまで一人で頑張ってきたんだもん」 相手が電話を切るまで、とことん話を聞く。ボランティアが交代で24時間対応する「名古屋いのちの電話」。昨年は、緊急事態宣言の影響で一時休止や受付時間を短くした時期もあった。それでも、1年で計9139件の相談を受けた。 運営する団体の加藤明宏事務局長(67)は、「昨年7月ごろから、相談に『コロナ』の言葉が目立つようになった」と話す。 「仕事を失った」「非正規で…Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

「登山者が数名いるとのこと、確認中」松野官房長官 阿蘇山噴火

2021年10月20日 15時09分【動画】噴火する阿蘇山、阿蘇・草千里ケ浜から撮影=2021年10月20日午前11時43分ごろ、読者提供 熊本県の阿蘇山・中岳第1火口で20日午前、噴火が発生したことについて、松野博一官房長官は同日午後、首相官邸で記者団の取材に応じ、「現時点で人的被害に関しては報告を受けていない」としたうえで、「登山されている方が数名いらっしゃるとのことであり、いま確認を進めているところだ」と述べた。 噴火は20日午前11時43分ごろに発生し、政府は44分に首相官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置した。松野氏は「自治体と緊密に連携をとりながら、自衛隊、警察、消防を機動的に対応させている」と説明。衆院選の演説で首相官邸を離れている岸田文雄首相に報告し、首相から「人命を第一に対応を進めるよう指示を頂いた」と述べた。 総務省消防庁によると、登山中の1パーティーの4人が自力下山中であることを確認しており、けがはないという。 一方、首相は衆院選の演説で20日午前に兵庫県を訪問。午後は広島県に入る予定で、日程は変更しないとしている。記者団から首相が日程を変更しない理由を問われ、松野氏は噴火警戒レベルが3(入山規制)であることを挙げ、「レベル3の段階においては、官邸で私の方で対応をすることで問題はない」と説明。噴火の発生時、松野氏は首相官邸を離れていたが、「議員会館で事務をしていた」と述べた。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

軽井沢スキーバス事故、21日に初公判 運行会社の過失立証が焦点

 長野県軽井沢町で2016年、走行中のスキーバスが転落し、大学生ら15人が死亡、26人が負傷した事故で、業務上過失致死傷の罪に問われたバス運行会社社長と運行管理者だった元社員の初公判が21日、長野地裁である。運転手(当時65)は事故で死亡しており、「運行会社」の過失を問えるかが公判の焦点となる。 事故は16年1月15日午前1時50分ごろ、同町内の国道18号で発生。バスは下り坂で時速96キロまで加速し、カーブを曲がりきれず崖下に転落。乗っていた41人全員が死傷した。 今年1月に在宅起訴されたのは、運行会社「イーエスピー」(東京都羽村市)の社長、高橋美作被告(60)と運行管理者だった元社員、荒井強被告(53)。起訴状などによると、荒井被告は、事故前月に雇用する前の面接時に、運転手から「大型バスの運転に不安がある」と聞きながら技量を把握せず、安全管理の義務を怠ったとされる。高橋被告は、この報告を荒井被告から受けながら、運転手に関する必要な指導監督を怠ったとされる。 この結果、技量不足だった運転手が大型バス特有のギアやブレーキを的確に操作できず、バスが制御不能になったと長野地検は認定。同社のずさんな安全管理が事故を招いたとし、両被告について事故の予見可能性や結果回避義務違反を立証する方針だ。運転手については、被疑者死亡のため不起訴処分とした。 捜査関係者によると、両被告は捜査段階で「事故が起きるとは思わなかった」と否認していたという。 企業の安全管理が問われた事故では、企業幹部の刑事罰には至らないケースが目立つ。107人の死者を出した05年のJR宝塚線脱線事故では、業務上過失致死傷罪に問われたJR西日本の歴代社長4人の無罪判決が確定。9人が死亡した12年の中央道笹子トンネル崩落事故では、中日本高速道路の元社長ら8人が業務上過失致死傷容疑で書類送検されたが、不起訴(嫌疑不十分)とされた。12年に群馬県の関越道でツアーバスが防音壁に衝突し、46人が死傷した事故では、事故における運行会社トップの過失は問われなかった。 今回の事故に関する捜査は長期化し、発生から起訴まで約5年を要した。事故発生の危険性を事前に予測しながら必要な措置を怠ったといえるかどうか。検察、弁護側双方の主張が注目される。「なぜ歯止めをかけられなかったのか」公判を待つ遺族 「なぜ組織として歯止めをか…この記事は会員記事です。残り1186文字無料会員になると月5本までお読みいただけます。 【10/25まで】スタンダードコース(月額1,980円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

ヘルメット用意で「氷山流しそうめん」、極寒楽しむ南極越冬の風物詩

【動画】氷山流しそうめん=2020年4月4日、中山由美、ドローン撮影含む 日本の夏の風物詩・流しそうめんは、南極なら冬の風物詩「氷山流しそうめん」になる。いつ始まったかは定かではないが、越冬隊でかなり古くから続いている名物行事だ。みんなが楽しみにしている。 決まった日付はなく、越冬の後半にすることが多いが、私たち61次越冬隊は2020年4月4日、早い時期に決行した。緊急帰国が決まった2人にも「越冬名物」を体験してほしかったからだ。 3月下旬、健康診断で病気がみつかった隊員と付き添う医師は、ロシア船の搬送協力で南極を離れることになった。越冬も始まり、約1年間は帰れなくなるはずの時期で、南極海に残っていた観測船がまだいたのは、不幸中の幸いだった。 氷山流しそうめんをやるには…Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

阿蘇山が噴火、噴煙が上空3500Mまで 被害情報は現時点ではなし

2021年10月20日 12時03分 20日午前11時43分ごろ、熊本県の阿蘇山・中岳第1火口で噴火が発生した。福岡管区気象台が発表した。気象台は噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げた。噴煙は上空3500メートルまで上がり、気象台は火口から約2キロの範囲で大きな噴石や、火砕流に警戒を呼びかけている。阿蘇市によると、取り残されている登山者や被害の情報はないという。 阿蘇山では今月13日午後3時半ごろから火山性微動の振幅が次第に大きくなり、気象台は同日、噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引き上げたばかりだった。 阿蘇山では、2016年10月8日未明に爆発的噴火が36年ぶりに発生。高さ約1万1千メートルの噴煙が気象衛星で観測された。当時、気象庁は噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げ、火口から約2キロの範囲の立ち入りを規制した。 熊本県の阿蘇山の噴火を受け、政府は20日午前11時44分、首相官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置した。磯崎仁彦官房副長官は記者会見で「詳細について情報収集を進めている。対応等についてこれから鋭意検討する。危機管理には万全を期している。しっかりと対応していきたい」と述べた。 岸田文雄首相(自民党総裁)は衆院選の演説で、同日午前に兵庫県に入り、午後に広島県を訪れる予定。首相周辺によると現時点で日程の変更はないという。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

上野駅の2人刺傷 容疑の男「悪口言われた」供述、勘違いか

2021年10月20日 13時11分 JR上野駅(東京都台東区)で15日、男性2人が刃物で刺された事件で、殺人未遂容疑で逮捕された男(45)が警視庁の調べに対し、「悪口を言われているのが聞こえたので刺した」などと供述していることが20日、捜査関係者への取材でわかった。 男と被害者は互いに面識がなく、事前に会話をした形跡もなかった。警視庁は男が勘違いをしたとみて、刑事責任能力の有無について調べている。 事件が起きたのは15日午後3時10分ごろ。上野駅の浅草口近くで、ATMの近くにいた20代の男性会社員が背中を刺され、近くにいた同僚の30代男性も右太ももを切られた。2人は約1~3週間のけがを負った。 上野署は現場近くにいた東京都足立区の職業不詳の男を、20代男性に対する殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。男はナイフ(刃渡り12センチ)を所持しており、「刺したことは間違いない」と話したという。 捜査関係者によると、その後の捜査で、男が被害者と面識がないことがわかった。目撃証言などから、被害者は突然襲われた可能性が高いという。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル