パックン、挑発しても挑戦しない野党に不満 「皆投票制度」提案も

 ぼくは最近「自民党はめちゃくちゃリベラル!」ってユーチューブ動画を作ったんですよ。総裁選に出た4人は「保守だ」って言っているけれど、アメリカ人の感覚で公約をみると結構リベラル。「人に寄り添う」とか「ぬくもり」「フェア」なんて言葉は、実力主義の米国の保守主義とは正反対で、「保守」にくっつけると意外過ぎる組み合わせに映ります。 岸田首相も総裁選で「格差社会の是正を目指す」「富の再分配を」なんて共産党が言いそうなリベラルな公約をあげていた。米国の保守派は、公的サービスを減らして減税を望みます。福祉強化のための増税というのも、米国の保守とは正反対です。 集団的自衛権や憲法改正とか保守的な公約もあるけれど、最近掲げた主な政策はリベラル一筋になっていると感じます。教育無償化、待機児童ゼロ、少子化対策……。野党が打ち出して人気を集めた法案を、自民党はうまく吸収してしまって案外、柔軟な所もある。脱原発でも「事実上の」とか「将来的な」といった表現を加えて取り込んでしまうしね。衆院選が19日に公示される。前回選挙から4年、私たちの暮らしは、社会は何が変わり、何が変わっていないのか。それぞれの立場から発信を続ける人たちに、政治や選挙への思いを聞く。 そうなると野党は違いを出し…Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

荒川河川敷の「殺人未遂事件」、思わぬ場所から出てきた凶器?の拳銃

2021年10月7日 15時22分 埼玉県志木市の荒川で9月、拳銃を所持したとして、県警は7日、東京都練馬区の男(56)を銃刀法違反などの疑いで逮捕した。捜査関係者への取材でわかった。 男は肩付近に銃弾による傷がある状態で河川敷で倒れており、県警は当初、殺人未遂事件として報道発表した。ところが、その後の捜査で拳銃が近くの川底から見つかり、男がこの拳銃を所持していた疑いが強まったという。 捜査関係者などによると、男は9月19日、志木市の荒川で拳銃1丁と実弾を所持するなどした疑いがもたれている。男は元暴力団関係者といい、県警が拳銃の入手経路を調べている。 発覚したのはこの日の午前6時ごろ。荒川右岸の河川敷で「男の人がうずくまっている」と通行人から119番通報があり、男は救急搬送された。当時、男の体は水でぬれており、波消しブロックの上にいたという。 県警は「捜査した結果、銃器使用の殺人未遂事件と認めた」として朝霞署に60人体制の特別捜査班を設置したと同日に発表した。 しかし、男を撃った人物を目撃したという情報はなく、男が倒れていた際の状況や、銃声を聞いたとの証言がないことなどを踏まえ、殺人未遂事件ではなかったと判断した。県警は男が水の中で拳銃を発射した可能性があるとみている。現場周辺を調べる捜査員ら=2021年9月19日午後0時47分、埼玉県志木市埼玉県警本部=さいたま市浦和区Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

高山組幹部ら「下手な動きすれば殺さなあかん」 料亭巡り強要疑い

2021年10月7日 15時45分 愛知県警は7日、指定暴力団山口組弘道会の中核組織である高山組のナンバー3、佐竹憲治容疑者(53)=名古屋市東区=ら3人を強要容疑で逮捕・送検したと発表した。 ほかに逮捕されたのは高山組組員の松村聡容疑者(54)=三重県桑名市=と団体職員の安東和久容疑者(62)=名古屋市港区=。中署によると、3人は共謀して昨年5月16~25日、20代の会社役員の男性に対し、「俺は全国に舎弟がいるからお前の動きは全部わかる。下手な動きをすれば殺さなあかん」「断ったらどえらいことになるぞ」などと電話で脅し、6月1日、名古屋市東区の喫茶店で、京都市東山区の料亭の建物に関して「合意書」と題する書面に署名や押印をさせた疑いがある。 男性は以前この建物の所有権を持っていたが事件当時は別の業者が保有し、複数の業者の間で民事訴訟になっている。県警は、佐竹容疑者らが訴訟を有利に進めるために署名、押印させたとみて調べている。 佐竹容疑者と松村容疑者は「黙秘します」、安東容疑者は「間違っている」と話しているという。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

修学旅行や大会の中止、落ち込む子どもに掛ける言葉は?

会員記事聞き手・才本淳子2021年10月7日 16時00分 コロナ下で修学旅行や運動会などの学校での体験活動が中止や縮小に追い込まれています。部活の大会がなくなり、練習の成果を発揮できなかった子どもたちもいます。大人は子どもたちの心にどのように寄り添えばいいのでしょうか。教育評論家の親野智可等さんに聞きました。学校での「学び」とは これまで当たり前にあった修学旅行や運動会、文化祭などが中止になりました。コロナが、学校の特別活動の意味を改めて考えるきっかけになったと思います。 学校の学びというと、読み書き、計算など数値ではかれるものが注目されがちです。でも、これから生きていくうえで大切な、人間関係を調整する力や、目標に向かって努力する力など、学校の活動を通して身につけるものは多いのです。 仲間と協力し、時には対立して嫌な思いをしながらも、一つのことをやり遂げる。その経験を通して、子どもたちは人間関係を学びます。 また、目標を定めて努力した成果を運動会、文化祭、部活動の大会という舞台で発揮することで、達成感や自信を得ることができます。 ここで得た力は、いろいろな場面での「やる気」へつながっていくのです。 文部科学省が、小6と中3を…この記事は会員記事です。残り1537文字無料会員になると月5本までお読みいただけます。 【10/25まで】スタンダードコース(月額1,980円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

Chris Taylor hits walk-off home run to lift Dodgers over Cardinals in NL wild-card game

Chris Taylor hit a two-run home run with two outs in the bottom of the…

岡山・倉敷で5人死傷事故 高校3年生が死亡 車は大破

2021年10月7日 12時10分 7日午前1時15分ごろ、岡山県倉敷市二日市の国道2号で、高校3年生4人を含む男女5人が乗った乗用車が道路脇のガードレールに衝突した。車は大破し、後部座席にいた同県総社市清音上中島、高校3年の田中陸斗さん(17)が全身を強く打って死亡したほか、10代とみられる女性1人が意識不明の重体、運転者を含む3人も重傷を負った。 倉敷署によると、現場は見通しのよい片側3車線。現場周辺に目立ったブレーキ痕は確認されていないという。運転していた男子生徒は仮免許だったという。同署が事故原因などを調べている。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

赤木雅子さん、首相に「話聞いて」 政府は再調査否定 公文書改ざん

森下裕介2021年10月7日 12時30分 学校法人森友学園(大阪市)の国有地売却をめぐる財務省の公文書改ざん問題で、改ざんに関与させられ自死した近畿財務局職員、赤木俊夫さん(当時54)の妻・雅子さん(50)が6日、岸田文雄首相に再調査を求める直筆の手紙を首相官邸宛てに郵送した。雅子さんは7日に会見し「岸田首相は話を聞くのが得意だと話していたので、聞いていただこうと思い手紙を出した。夫が亡くなったことの記載がない報告書が正しいものと思われることに納得がいかない」と話した。 財務省の公文書改ざん問題をめぐっては、同省が2018年6月、調査報告書を公表。改ざんを命じられた近財の職員に「反発」や「強い抵抗感」があったとしたが、本省からの改ざんの指示に関する詳細なやりとりは記されず、野党が再調査を繰り返し求めてきた。 雅子さんは手紙で、「夫は改ざんや書き換えをやるべきではないと本省に訴えています。それにどのように返事があったのかまだわかっていません」と指摘。岸田首相に対し「夫が正しいことをしたこと、それに対して財務省がどのような対応をしたのか調査してください」と求めた。 松野博一官房長官は7日午前の記者会見で、手紙への対応を問われ、「再調査については考えていない」と改めて否定した。 理由について、松野氏は「財務省において平成30(2018)年5月および6月に応接録や改ざん前の決裁文書などの関係資料を公表するとともに、調査報告書を公表している。事実関係については本調査報告書において詳細に書かれており、関与した職員に対して厳正な処分が行われている」と述べた。 さらに「第三者である検察の審査も行われ、結論が出ているものと承知している」との認識を示した。首相が手紙を受け取ったのかについては「総理への個人の方からのお手紙については、いただいているかどうかを含め、政府の立場で個別に申し上げることは差し控える」とした。(森下裕介)Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

高速で対向車にレーザーポインター 容疑のトラック運転手を書類送検

2021年10月7日 12時44分 東名高速でレーザーポインターを照射したとして、愛知県警は7日、大阪市のトラック運転手の男(61)を道路交通法違反(道路における禁止行為)の疑いなどで書類送検した。「対向車のライトがまぶしかった。相手に知らせるつもりで照射した」と容疑を認めているという。 高速隊によると、男は9月12日午前1時5分ごろ、東名高速上り線の豊川インターチェンジ付近で大型トラックを運転中、下り線を走る車に向けて、運転者の視覚を幻惑するようなレーザーポインターの光をみだりに投射した疑いがある。 県警の調べに、男は約7年前にレーザーポインターを友人から5千円で購入し、元々は鳥などに当てて遊んでいたと話しているという。レーザーポインターは光の強さでクラス1~4に分類され、男が持っていたものは中国製で、直視すると目に影響を与える恐れがあるため販売が規制されている「クラス3」以上にあたるとみられる。 被害の様子を映したドライブレコーダーの映像が報道され、県警が捜査していた。男の勤務先の関係者からも情報提供があったという。 レーザーポインターを照射された車を運転していた男性は「『なんでこんなことをするのか』という思いと同時に、怒りを感じた。容疑者が検挙され、今後の大事故につながる行動を防げたと思うので、良かったと思う。レーザーポインターは業務以外で使うことがないと思うので、購入の規制を強めて欲しい」と話した。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

小型ヘリが墜落、男性1人負傷 神奈川・秦野、畑に横倒し

2021年10月7日 8時51分 7日午前7時前、神奈川県秦野市今泉で、住民から「飛んでいたヘリコプターが見えなくなった」と110番通報があった。県警秦野署によると、間もなくして山林近くの畑のような場所に小型のヘリが墜落しているのを署員が発見。乗っていたとみられる男性1人が負傷しており、病院に搬送された。 ヘリは、機体の右側を下にして見つかり、尾翼部分は折れていたという。同署は、巻き込まれた人はいないとみている。署が、機体の所有者や目的地などを調べている。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

真鍋淑郎さん「苦闘こそ人生を切り開く道だ」 40年前、故郷で講演

 地球温暖化予測の研究分野を切り開いた気象学者の真鍋淑郎(しゅくろう)さん(90)が、ノーベル物理学賞を受賞することが決まった。決定から一夜明けた6日、生まれ育った愛媛県四国中央市では偉業をたたえる声が上がった。愛媛出身者のノーベル賞受賞は、文学賞の大江健三郎さん(内子町)、物理学賞の中村修二さん(伊方町)に次いで3人目。(長田豊、照井琢見、伊東邦昭)     ◇ 真鍋さんは1931年、新立(しんりつ)村(のちに新宮村、現在の四国中央市新宮町)で生まれた。旧制三島中学(現・県立三島高校)を卒業して東京大に進むまで、四国中央市で過ごした。 母校の三島高校(四国中央市三島中央5丁目)では6日、後輩たちが先輩の偉業を喜んだ。鈴木斎(ひとし)校長は全校放送で生徒たちに「皆さんと同じ場所で学び、青春の日々を過ごされた真鍋先生の快挙を誇りに思い、これまで以上に大きな夢や希望を持って、これからの生活を歩んでくれることを期待しています」と呼びかけた。 理系を選択する生徒が集まる2年3組の教室では、受賞決定を報じる記事が配られた。生徒たちからは「今では当たり前のことを最初に予測するって、すごい」といった声が上がった。 三宅陽仁(はると)さん(16)は「素直にすごいという言葉しか出ない」。ニュースを見るまでは真鍋さんが卒業生とは知らなかったが、記事を読んで業績を知った。得意教科の地理でも気候について学ぶ。「地元の偉大な先輩に刺激されました。勉強を頑張って先輩のようになってみたい」 秦夕夏さん(17)は「身近な気候についての研究で物理学賞を受賞すると聞いて誇らしく感じた」。気候変動予測という、未知の分野を突き詰めた先輩の偉業に、自分の勉強の姿勢を変えようと思ったという。「物理や化学も身近なことに引きつけて勉強しようと思います」 昼休みに集まった生徒会の役員たちは、「親近感がわいた」と口をそろえた。 生徒会長の大西真奈美さん(17)は、父親が真鍋さんと同じ新宮出身。「新宮は自然に囲まれた本当にいい場所。ノーベル賞をきっかけに有名になってほしい」と笑顔をみせた。 今までノーベル賞のニュースは「すごすぎて遠い存在」だったが、今回は夜も朝もニュースをチェックした。「温暖化の問題に生徒みんなが目を向けられるよう、小さなことからでも取り組んでいきたい」 真鍋さんが卒業した新宮尋常高等小学校が前身の市立新宮小・中学校(四国中央市新宮町新宮)でも、6日朝、各学級で担任の教員が真鍋さんの受賞決定を話題にしたという。 篠原隆輔校長は「理科や総合的な学習の時間などで習う、地球温暖化問題の礎になる研究をされたということで、子どもたちも大変誇らしい気持ちだと思う。子どもたちにも真鍋さんを目標に、大きな夢を持って成長してほしい」とコメントした。40年前の講演、村の広報誌に 「外国人に比べて、日本人に欠けているのは表現力です。自分の表現力を養うことが、これからは大事です。しっかり勉強してください」「苦闘こそ人生を切り開く道だ」 旧・新宮村が発行した1982年6月の広報誌に、真鍋淑郎さんが村に帰郷した際の講演の様子がまとめられている。真鍋さんは東京での国際会議や京都大学での講演後、4年ぶりに帰郷。82年5月28日、村の公民館で小学6年生と中学生を対象に「私の生い立ち そして世界と日本」と題した記念講演を行った。 講演後の質疑で、渡米の理由について「戦後、私の研究成果を生かす就職先が日本にはなかった。米国では思う存分の研究ができて、もう1年、もう1年という間に現在に至りました」。当時の村について「戦後間もないころと比べると、日本経済の発展に伴い村の発展にも目を見張らされます。村をこれまで発展させた村民の心意気が感じられますし、歴代村長の功績がうかがえます。また、昔と変わらぬ良い環境で、すばらしく思います」と答えたという。■祝いの垂れ幕、大急ぎで準備…Source : 社会 - 朝日新聞デジタル