時短営業、都と国の分科会がせめぎ合い 「急所」はどこ

 首都圏の感染拡大が止まらない。政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会は、東京都内の会食に標的を絞り、飲食店へさらなる営業時間の短縮要請をするよう都に迫った。一方の都は、「協力に応じない店が増える」と応じない構えだ。未曽有の危機の中、医療体制が最も脆弱(ぜいじゃく)になる年末年始を迎える。  23日夜、分科会後の会見で、尾身茂会長は「急所」という言葉を繰り返した。  「全部の社会活動を止める必要はない。急所を押さえることが極めて重要で、急所だけはぜひ押さえてほしい」  「緊急事態宣言を出した4月はかなり行動を抑えて頂いたが、急所が当時はわからなかった」 エビデンスはないが…  急所とはどこなのか。  分科会が挙げるのは、飲食店での会食だ。都内の12月の状況を見ると、感染者の4割ほどで感染経路がわかっている。このうち半数近くが家庭内感染で、会食は6~7%。だが、感染経路がわかっていない全体の6割のうち、多くが飲食店で感染したと分科会はみている。  根拠はある… 【1/25まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

ティラノサウルス、大阪都心に現る 実は海洋堂の…

 大型の肉食恐竜、ティラノサウルスが24日、大阪の都心部に現れた――。といってもフィギュア製造大手の海洋堂(大阪府門真市)が社屋に置いていた巨大な頭の模型。京阪電鉄の門真市駅前に来春オープンするフィギュアの博物館に移すことになり、引っ越しついでお披露目した。25日も大阪市内を中心に出没する。  模型は約20年前、ハリウッド映画にも参加した著名なメイクアップアーティストが海洋堂創業者の宮脇修氏におくったもの。長らく社屋の屋上に飾っていたが、博物館に移して展示することにした。  「単に引っ越ししてはつまらない」と社内で声があがり、トラックに乗せてクリスマスの大阪市街へ繰り出すことに。「コロナ禍で重い街の雰囲気を、少しでも元気にしたい」と担当者。  24日夕、模型を載せたトラックが市中心部の心斎橋や梅田を走ると、通行人らがスマートフォンで撮影していた。25日の出没場所や時間は公表していない。(染田屋竜太) Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

貴婦人が故障…「DLやまぐち」に改名します 山口

 「SLやまぐち号」は来年、「DLやまぐち号」に改名します――。JR山口線の観光列車「SLやまぐち号」を運行するJR西日本が23日、発表した。観光列車を牽引(けんいん)する蒸気機関車(SL)の「C57」(愛称・貴婦人)が故障して復旧が見込めないことなどから、来年はディーゼル機関車(DL)が主体で運行するためだという。  山口支社によると、C57は今年10月の運行中に異音が発生。京都市のJR西日本梅小路運転区でピストンの部品交換をしているが、修理が長期化し復旧が見込めないと判断した。C57とともに運行を担ってきたSLの「D51」は車輪のメンテナンスを含む定期検査が予定されていて、使えないという。  「DLやまぐち」として運行するのは来年3月20日~9月20日。例年は毎週末に運行していたが、来年は大型連休や長期休暇などに限るという。10月以降の運行計画は改めて発表する。  今年は故障したC57に代わってDLの「DD51」が2日間、観光列車を牽引したが、来年使うDLの種類は未定。山口支社の担当者は「(車両数が少ない)ディーゼル機関車が表舞台に立つことはいまでは少なく、ある意味貴重」と話す。(高橋豪) Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

響け、1500人の「きみ歌えよ」 バーチャル合唱公開

 約1500人が女声合唱の人気曲「きみ歌えよ」(谷川俊太郎作詩、信長貴富作曲)を歌うリモート合唱動画が24日夜、特設サイト(https://www.asahi.com/ads/chorus2020/)で公開された。  今年の全日本おかあさんコーラス大会がコロナ禍で中止となった代わりに、主催の全日本合唱連盟と朝日新聞社が「バーチャルおかあさんコーラス」として呼びかけ、大会と同じくキユーピーが協賛した。9月から11月にかけ、1人または家族と歌う動画を募集したところ、47都道府県のほか、英国や台湾など九つの国と地域から1518人の投稿が集まった。  合唱連盟の岸信介理事長は「歌を愛するたくさんの皆さんの声がバーチャルでつながり、温かな音楽が生まれた」と話している。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

【会見詳報】安倍氏「深く深く反省」再調査は明言避ける

 安倍晋三前首相が24日午後6時から、「桜を見る会」前日の夕食会の問題をめぐり、国会内で記者会見を開きました。「道義的責任を痛感している」と陳謝しつつ、不記載に自らは関わっていなかったとして、議員辞職は否定しました。 19:00会見終わり、一礼  安倍晋三前首相の記者会見が終わった。安倍氏は、マスクを着け、一礼をして部屋を出た。 19:00再調査「私が命じる立場にない」  安倍晋三前首相は記者会見で、桜を見る会の再調査について問われると、「行政府の長ではございませんから、再調査を命じる立場にございません」と述べたうえで、「そもそも私が再調査を命じる立場にない」と強調した。 19:00「忸怩たる思い」  安倍晋三前首相は「事務所の確認が不十分だったのではないか」と問われ、「十分だったかどうかについては、私も忸怩(じくじ)たる思いがある」と述べた。  安倍氏は「私の確認の仕方が『5千円で全て賄っていたんだね?』という確認の仕方だったので、(秘書)本人は『そうです』と答えてしまった。5千円で賄えていないことを前提にただしていれば、そうでなかったかもしれないという思いはある」と語った。 拡大する会見で、記者の質問を待つ安倍晋三前首相=2020年12月24日午後6時6分、国会内、上田幸一撮影 18:50「菅総理にも申し訳ない」  西日本新聞の記者は「菅義偉首相も官房長官時代、結果的に事実と違う答弁をしていた。菅さんに対してどういう気持ちを持っているか」と問うた。これに対し、安倍晋三前首相は「当時の菅官房長官も、私が事務所から聞いたことを前提に答えるしかなかった。結果として、(事実と)違う答弁をすることに至ったことについて、菅総理にも申し訳ないと思っている」と述べた。 18:50会費「ホテル側と私の担当者が交渉」  「桜を見る会」の前日の夕食会の会費を5千円とすることを誰が決めたのかを問われ、安倍晋三前首相は「ホテル側と、私の担当者との交渉で、飲食費については『5千円でお願いします』ということでおこなっていた。だから領収書に飲食代と書いて、5千円の領収書をホテルから発行してもらった」と説明した。 18:45派閥への復帰「考えていない」  安倍晋三前首相は記者会見で、略式起訴された事務所の公設第1秘書が今後事務所に残るかについて問われると、「本人も厳しく反省をしているところで今後をどうするかということについては、本人も当分謹慎していきたいというふうに考えているということだ」と述べるにとどめた。…

BayStars sign former Twins pitcher Fernando Romero

The DeNA BayStars have acquired former Minnesota Twins right-hander Fernando Romero on a one-year deal…

告発の市民団体「声届いた」 黒川元検事長「起訴相当」

 新聞記者らと賭けマージャンをした問題で、不起訴となった黒川弘務・元東京高検検事長を検察審査会が起訴すべきだと議決したことを受け、黒川氏らを告発した市民団体が24日、東京都内で会見を開き、「市民の声が届いたすばらしい議決だ」と評価した。  「法の番人の重責にあった人の賭博は見過ごせないとしっかり指摘してくれた。感激している」。黒川氏や新聞記者らを告発していた「検察庁法改正に反対する会」の岩田薫・代表(67)は、そう語気を強めた。検察が今年7月に黒川氏を不起訴(起訴猶予)としたことについては「身内に甘い処分だった」と批判。議決を受けて再捜査を始める検察に対しては「市民感情に照らして起訴していただきたい」と訴えた。  一方、検察幹部らは、議決の結果を淡々と受け止めた。ある幹部は「検察幹部の(賭博)行為は許せないという国民感情は理解できる。重く受け止めたい」と話した。  起訴猶予は、犯罪事実の成立を認めた上で悪質性などを考慮して起訴を見送る処分だ。別の幹部は「今後の再捜査で、どのような処分が妥当なのかを見極めたい」と話した。 不起訴、市民目線でチェック 検察審査会  裁判にかけないと検察が判断した事案を市民目線でチェックする――。検察審査会は、検察が恣意(しい)的に不起訴にしていないかを市民が調べる仕組みだ。2009年からは、起訴すべきだとの結論が2回出れば強制起訴されるようになった。  メンバーは11人で、選挙権のある20歳以上からくじで選ばれる。6カ月ごとの任期制で、審査では弁護士の助言も受けられる。  起訴を求める「起訴相当」の議決は、8人以上の賛成が必要。再捜査を求める人が過半数だと「不起訴不当」、過半数に満たないと「不起訴相当」となる。  起訴相当の議決後に検察が再び不起訴としたり、3カ月以内に起訴しなかったりした場合は、再審査をする。そこで再び8人以上が起訴を求めれば「起訴議決」となり、裁判所が選んだ「指定弁護士」が検察官役となって起訴する。  検審が処理する事件は年間約2千件で、起訴相当の議決は数件しかない。強制起訴になったのは09年以降、兵庫県明石市の歩道橋事故やJR宝塚線脱線事故、東京電力福島第一原発事故など10件で14人。2件で2人の有罪が確定した。  略式起訴された場合は、検審の申し立て対象にならない。 Source : 社会 -…

娘が亡くなって5年…電通過労自殺、母「風化を感じます」

 広告大手・電通の新入社員だった高橋まつりさん(当時24)が、クリスマスに過労自殺して25日で5年になる。母の幸美さんが、命日にあわせて手記を公表した。「最愛の娘が生きた24年間の一瞬一瞬をひと時も忘れることなどできません」と5年間の思いをつづった上で、「過労死問題の風化を感じています」と懸念。「在宅勤務で労働時間が増えている人もいます。コロナ禍にあってもコロナ後においても改善を継続して欲しい」と、国や社会に一層の対策推進を求めた。 拡大する2015年12月16日、亡くなる前の最後の食事となった時の高橋まつりさん(右)と幸美さん=高橋幸美さん提供  高橋まつりさんは2015年12月に、東京都内の女子寮で命を絶った。長時間労働による精神疾患が原因だったとして、16年9月に三田労働基準監督署(東京)が労災認定。電通は17年10月、違法残業を防ぐ措置を怠ったとして東京簡裁から罰金50万円の有罪判決を受けた。手記で幸美さんは、「長時間労働や異常な上下関係やハラスメントは、あんなに健康で明るく向上心の強かった娘をも、あっという間に『うつ病』に追い込んだ」と、悔しさを改めてつづった。  その電通は今年11月、希望退職した正社員と、個人事業主として業務委託契約を結ぶ人事施策を明らかにしている。幸美さんは「労務管理の責任があいまいにならないように取り組んでいただきたい」とし、引き続き電通の労働環境の改善の取り組みを注視していくとした。 拡大する2001年の冬、小学3年生の高橋まつりさん(左)と幸美さん=高橋幸美さん提供  また手記で幸美さんは、まつりさんの事件直後は過労死をなくす取り組みが社会全体で進んだ一方、仕事が原因で命を絶つ人は19年も約2千人いたとの警察庁の統計をひいて、「いまだにたくさんの人が犠牲になっている。国は本気で過労死防止に向き合い、過労自殺を無くして欲しい。どうかこれ以上私たちのような犠牲者を増やさないでください」と訴えた。  国は来年夏、過労死を防ぐための施策の土台となる「過労死防止大綱」を見直す。幸美さんは遺族代表の一人として、3年に1度の改定論議に初めて携わる。手記を、こう結んだ。「日本が、若者たちが希望を持って人生をおくれる国になるように発言していくことが、娘が私に遺(のこ)した使命と思い、微力ながらまつりと共に力を尽くしてまいります」(吉田貴司) 拡大する2013年7月、富士山に登った時の高橋まつりさん(左)と幸美さん=高橋幸美さん提供 《高橋幸美さんの手記全文》  ※表記などは原文のまま掲載しています まつりの5年目の命日によせて 高橋幸美 2020年12月25日  「こんな富士山のある田舎で育ったのは、今思えば、幸せだったのかもしれないな。お母さんと弟とカニを捕まえたり、ホタルを見に行ったり、川で泳いだり……」とまつりが語ったのは、なくなる2、3カ月ほど前のことでした。  まつりが亡くなって今年で5年目のクリスマスを迎えました。最愛の娘、生きていたら29歳です。…

国内で新たに3739人感染 2日連続で過去最多を更新

 新型コロナウイルスの国内感染者は24日午後10時半現在で、新たに3739人が確認され、23日(3271人)に続き、2日連続で過去最多を更新した。死者は全国で54人増えた。厚生労働省によると、23日時点の重症者は前日より25人増の644人で、21日時点の620人を超えて過去最多となった。  東京都の感染者は888人で、17日の821人(修正値)を上回り、過去最多を記録。10日連続で曜日ごとの最多も更新した。年代別でみると、20代が240人と最も多く、30代が184人、40代が143人と続いた。65歳以上の高齢者は93人だった。  都によると、16日に英国から帰国した30代男性の感染も確認された。せきの症状が出たため、21日に医療機関を訪れたところ感染が分かり、現在入院しているという。英国で流行している変異種との関連があるかどうかなどを、国と連携して調べるという。  東京と隣接する首都圏の3県でも感染が拡大している。神奈川県で495人、千葉県で234人、埼玉県で251人の感染がそれぞれ確認され、いずれも過去最多を更新した。清和大(千葉県木更津市)の柔道部では男子部員34人の感染が判明し、同部員の感染者は計35人となった。  愛知県でも過去最多となる270人の感染が確認され、このうち142人が名古屋市だった。京都府も過去最多の107人の感染が判明し、1日あたりで初めて100人を超えた。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

Ezra F. Vogel, spécialiste américain de la Chine et du Japon, est mort

Ezra F. Vogel, à la Bibliothèque nationale de Chine, à Pékin, le 19 janvier 2013.…