スマホからの110番、動画送れます 新システム導入へ

 スマートフォンを持つ110番通報者に事件・事故現場の状況を動画で送ってもらうシステムが、来年度から全国で導入される。警察庁が方針を決めた。現場の状況をいちはやく把握し、適切な初動対応につなげる狙いがある。  同庁によると、110番を受けた都道府県警の通信指令室が、現場の動画が必要かどうかを判断。必要な場合、通報者の了承を得たうえで、スマホにSMS(ショートメッセージサービス)で専用URLを送り、それをクリックすると、スマホのカメラが自動的に起動。ビデオ通話が始まる仕組みだ。  通報者は通信指令室とリアルタイムで動画を共有し、現場の状況を伝えられる。指令室が客観的に状況を把握し、臨場する警察官に、より的確な伝達をすることを目指す。(田内康介) Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

再審で無罪、命の残りは2カ月 「真実に誠実」語る決意

 告げられた命の残りは約2カ月、最期まで声を上げる――。1967年に茨城県利根町布川(ふかわ)で起きた強盗殺人事件で有罪となり、44年後に再審で無罪になった桜井昌司さん(73)が、末期がんを患いながら「冤罪(えんざい)のない社会に」と伝え続けている。15日の国家賠償請求訴訟の控訴審では、病状とともに、違法捜査の検証や証拠の全面開示の必要性を裁判官に訴える。  「うその自白をするなんて思っていなかった。狭い取調室で理不尽に疑われ、心を折られてしまった」。今月3日、桜井さんは愛知大学法科大学院(名古屋市)の講義で、学生らに語りかけた。  大工の男性(当時62)を絞殺し金を奪ったとの疑いで逮捕されたのは、20歳のときだった。「兄の自宅にいた」とアリバイを捜査員に話したが、「目撃者がいる。否認すると死刑になる」と何度も迫られた。「死刑になるかもと思い、やっていないけど自白した」。裁判での無罪主張は認められず、一審判決は自白調書と目撃証言を元に無期懲役に。最高裁まで争ったが覆らなかった。 無罪判決知らぬまま亡くなった両親  獄中生活は29年間におよび、… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちらSource : 社会 - 朝日新聞デジタル

体重計でレッサーパンダ直立 間違いなく着ぐるみでしょ

 愛知県豊橋市にある豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)。ここで飼育されているレッサーパンダがネット上で注目を集めています。  のんほいパークで飼育されているレッサーパンダは2頭。ショウショウ(オス、3歳)とリーファ(メス、2歳)です。  話題になっているのはリーファで、今月1日にツイッターに動画が公開されました。  映っているのは、健康管理のため2週間に1回実施している体重測定の様子。  体重計の上でリンゴを食べながら、器用に後ろ脚2本で立ち上がっている姿が30秒近くにわたって収められています。  この動画に対して「どう見ても着ぐるみクマの顔」「中に人が入ってますよね?」といったコメントが寄せられ、いいねは2万を超えています。 獣医師に聞きました  のんほいパークの獣医師・吉川雅己さんによると、動画を撮影したのは11月下旬。  これまで体重測定では四つの脚を乗せて座っていましたが、上手に量れた時にご褒美としてリンゴを与えるようにしたところ、エサがもらえると思って2本脚で立つようになりました。  以前はその日の気分で体重計に乗らないこともありましたが、リンゴを与えるようになってからはこのスタイルが定着しているといいます。  もともとササを食べる時や、周囲の様子を確かめる時などは立ち上がる習性があるそうですが、姿勢よく30秒以上も維持できるのは珍しいそうです。  「リーファのように長時間立つことはできませんが、ショウショウにはショウショウの可愛らしさがあります。ぜひお越しいただいて直接確かめてください」と吉川さん。(若松真平) Source : 社会…

かんぽ不正めぐり2千人超を処分 上司の関与ほぼ認めず

 かんぽ生命で不正販売が多数発覚した問題で、日本郵便は14日、新たに計343人を処分し、本支社幹部を含む処分人数は2千人を超えたと発表した。だが、不正への関与を理由に処分された上司はほとんどおらず、現場の郵便局員にばかり厳しい傾向は鮮明だ。  一連の不正問題で、日本郵便が処分を多数発表したのは4度目。11月中におおかたの処分を終えると説明してきたが、対象者の半数超は処分が決まらず、来春までかかる見通しだ。  不正で新たに懲戒処分した郵便局員は165人で、累計1173人となった。不正と認定した局員の上司の処分は178人で累計499人。上司の多くは「実態把握が不十分」などの理由で、処分は軽めだ。同じような理由で日本郵便、かんぽ両社長ら幹部378人も7月に処分済みだ。  だが、部下の不正を知っていたと上司や幹部が認めたケースは11月末時点で「ゼロ」。12月上旬に初めて、部下の不正を容認したとされる旧特定郵便局の局長1人を戒告処分とした。ほかにパワハラで計7人の上司も処分されている。  日本郵便によると、約60人の郵便局員が上司による不正の指示や黙認、パワハラなどを訴えた。だが、当該の上司が訴えを認めたのはわずかで、多くは調査を続けるか、事実ではないと認定した。  不正問題を調べた特別調査委員会の報告書でも、上司が不正を黙認・助長していたとの証言は多い。成績の悪い郵便局員に怒声を浴びせてプレッシャーをかける一方、好成績の局員の不正には目をつぶる職場が少なくなかった。(藤田知也) Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

「理解してのみこんで」かんぽ不正、火に油注ぐ幹部発言

 かんぽ生命の不正販売が多数発覚した日本郵便の幹部が、社内会議で「納得のいかない部分を横に置いて」「理解してのみこんで」などと部下らに呼びかけていた。かんぽ問題では現場の郵便局員に解雇を含む厳しい処分が科される一方、不正を知っていたはずの上司らは厳しい処分を免れ、不満が募る矢先のこと。火に油を注いだ発言の真意は――。  「お客さんのニーズに添わない営業、新規獲得の旗を振っていたことが最大の原因だと私は思っている」。日本郵便執行役員の荒若仁・東京支社長が9月下旬、かんぽ生命の営業再開を間近に控えた社内の会議でそう語った。発言は社内サイトで配信され、現場社員の間で話題になった。朝日新聞もその音声データを入手した。  東海・近畿の支社長も歴任した荒若氏は、不正の実態は「少し考えればわかること」「早々に気づくべきだったと大反省している」とし、「申し訳なかった」と社員らに謝罪した。  「先輩に(不正を)教え込まれ… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちらSource : 社会 - 朝日新聞デジタル

大阪市の時短営業要請、市内全域に拡大 29日まで延長

 大阪府は14日の新型コロナウイルス対策本部会議で、大阪市中心部の居酒屋などに対する営業時間の短縮要請について、市内全域に拡大することを決めた。要請期間も15日から2週間延長し、29日までとする。重症病床の逼迫(ひっぱく)が続く状況を踏まえ、対策を強化する。  府は先月27日から、繁華街のキタとミナミがある大阪市北区と中央区にある居酒屋などに対し、午後9時までの営業時間の短縮を要請。15日までを予定していた。  しかし、1日あたりの新規感染者が350人程度で高止まりし、13日公表時点で、確保している重症病床(206床)の使用率は76・7%、すぐに患者を受け入れられる重症病床(188床)の使用率は84・0%にのぼるため、対象エリアを大阪市内全域に広げることにした。市内の感染者数が市外の約1・5倍となっていることを考慮した。  府民に対する呼びかけについても、「できる限り、不要不急の外出自粛」から「できる限り」を削除し、「不要不急の外出自粛」へと強める。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

Cleveland changing Indians nickname after 105 years

Cleveland – The Cleveland Indians are changing their name after 105 years.Citing three people familiar…

和歌山知事、大阪府の対応に懸念「火の粉が飛んでくる」

 新型コロナウイルス感染拡大への大阪府の対応について、隣接する和歌山県の仁坂吉伸知事が県のホームページで懸念を示した。「知事からのメッセージ」の中で、大阪府で新型コロナ感染者の濃厚接触者への検査に手が回っていないなどと指摘。府内の保健医療行政の改善を訴えている。  和歌山県は10日付で「大阪が危ない。日本も危ない。」と題した、約5千字の知事メッセージを掲載し、冒頭部分で「大阪の感染はひどく、重症者も多い」「このままだと医療崩壊というところに来ています」とした。その後、県内の取り組みを紹介しつつ、新型コロナ対策には感染者の行動履歴の把握などを担う保健医療行政の機能強化が必要と訴えた。県内の感染者の濃厚接触者が大阪府在住だったため、府に連絡をしたが、府内で検査されていなかったことなどを挙げて、対応を疑問視した。  また、感染者の急増で重症病床を中心に医療体制が逼迫(ひっぱく)している大阪府から看護師の派遣要請を受け、和歌山からICUでの対応が可能な専門性の高い看護師2人を府に派遣したことや、府内の重篤な患者を県内のICUに準じる病床で受け入れた事例を紹介。「大阪の感染の爆発により、和歌山にも火の粉がどんどん飛んできまして、和歌山の保健医療当局も大忙し」「何度か気の付いたことを『差し出がましいようですが…』と断った上、アドバイスをしました。しかし、中々改善も出来ぬうちに今の爆発をよんでしまったのは、大変残念」などと記した。  仁坂知事は14日の会見で「大阪府内では感染者が多くなり、我々が感染を抑え込むためにしていること(対策)と同じことができていない。批判したわけではなく心配をしている」と述べた。県民に対する大阪府内への不要不急の外出自粛の要請については当初15日までの期限を29日までに延長した。  通勤や通学で大阪との往来が多… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちらSource : 社会 - 朝日新聞デジタル

GoTo地域共通クーポン、1千枚盗まれる 静岡・下田

 静岡県警下田署は14日、同県下田市柿崎の「黒船ホテル」で、政府の観光支援策「Go To トラベル」の「地域共通クーポン」1千枚(100万円相当)が盗まれたと発表した。有効期間は未記入で、悪用される可能性があるという。  署によると、盗まれたのは静岡のほか東京、神奈川、愛知、山梨、長野の6都県で、旅行期間中に限り買い物や食事などに利用できる1千円分のクーポン1千枚。12日午後7時ごろ、翌朝、客に渡す分を準備しようとした従業員が、事務室内にあった2束が無くなっていることに気付いた。事務室は関係者以外立ち入り禁止だという。  盗まれたクーポンの番号は106720501~106721000と、106721501~106722000。見つけた場合は、下田署(0558・27・0110)へ。(和田翔太) Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

全国で新たに1681人感染 重症者3日連続で最多更新

 新型コロナウイルスの国内感染者は14日、午後9時現在で1681人が確認された。死者は全国で新たに47人が確認された。厚生労働省によると、14日午前0時時点の重症者は全国で588人で、前日より5人増え、3日連続で過去最多を更新した。  東京都では新たな感染者が305人、確認された。「人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO(エクモ))を使用」とする都基準の重症者数は前日より3人多い73人で、緊急事態宣言解除後の過去最多を更新した。重症患者用の確保病床をめぐって、都は10日、150床から200床に引き上げたと発表したが、重症患者の増加傾向が続く。  大阪府ではコロナに感染していた60~90代の男女14人の死亡が確認され、1日に確認された死者数としては11月26日の12人を上回り過去最多となった。重症患者は156人となり、確保している重症病床の使用率は75・7%となった。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル