クラスターで業界大打撃の屋形船、無料乗船会で安全PR「小池都知事もぜひ」(スポーツ報知)

 屋形船東京都協同組合は21日、新型コロナウイルス感染防止対策を施した屋形船で楽しんでもらうため、都内4か所で屋形船の無料乗船会を行った。  江戸川区の葛西臨海公園発着コースでは、第1回に約20人が手指消毒をして乗船。密を避けるため、定員約120人の船だが6分の1程度に抑えた。テーブルには飛まつ防止のアクリル板が置かれ、窓を開けて換気も徹底した。  約1時間、水上から東京ディズニーリゾート、東京ゲートブリッジなどの景色を楽しんだ江戸川区の30代女性は「屋形船は初めて乗ったが、思ったより揺れずに快適」と笑顔。感染対策についても「風通しもいいし、これくらいの人数なら安心できる」と話した。  都内では1月に屋形船で行われた新年会がきっかけとなり、クラスター(感染者集団)が発生。屋形船業界はキャンセルが相次ぐなど、大きな打撃を受けた。同組合は今年について「屋形船業界は、新型コロナウイルス感染症による屋形船に対する風評に始まって、外出自粛や東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の延期と、大きな経済的損失に直面しています」と危機感をあらわにしている。  同組合員を対象とする緊急アンケート結果によると、屋形船業界の現状は、前年比で1~9月の売上高が90%減。同時期の乗客数は91%減。期待の「Go To キャンペーン」の効果も「弱い」となった。  組合では「コロナに負けない! 江戸からの伝統を絶やさないために『業界一丸となってコロナ対策を実施し安心安全な屋形船をめざす』プロジェクト」をたちあげた。5日には感染対策の組合員間の情報共有を図る「情報共有会」を実施。さらに、21~23日に感染対策を施した屋形船を体験してもらう「無料乗船会」を企画した。36の屋形船事業者が参加。葛西臨海公園、日の出、桜橋、お台場海浜公園の4か所で3日間計約720人が利用する予定だ。  乗船した江戸川区の30代男性は「屋形船でクラスターが発生したことをもう忘れていた。4月や5月はコロナ関連のあおりがすごかったが、今は感染者が多くても、もう慣れてきている。屋形船は風通しがいいし、大丈夫だと思う。次はお酒も楽しみたい」と振り返った。  屋形船の「あみ達」(江戸川区)の女将(おかみ)・高橋並子さんは「お子さんたちにも喜んでいただけたので良かったです。屋形船は窓に囲まれていて、換気も良くて安心、安全。『水の都』東京ですから、小池(百合子)都知事にもぜひ乗っていただいて、安全であることをPRしていただきたいですね」と熱望していた。Source : 国内 - Yahoo!ニュース

路上の女性死亡、容疑者「痛い思いさせればいなくなる」

 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目のバス停で16日に路上生活をしていたとみられる女性(64)が頭を殴られて死亡した事件で、警視庁は21日、近くに住む職業不詳、吉田和人容疑者(46)を傷害致死容疑で逮捕し、発表した。調べに対し容疑を認め、「痛い思いをさせればあの場所からいなくなると思った」などと供述しているという。  捜査1課によると、吉田容疑者は16日午前4時ごろ、同区幡ケ谷2丁目のバス停のベンチに座っていた職業不詳の大林三佐子さんの頭部を物が入ったとみられる袋で殴り、外傷性くも膜下出血で死亡させた疑いがある。「袋にはペットボトルが入っていた」と供述しているという。  また、捜査関係者によると、吉田容疑者は動機について「自分は地域でゴミ拾いなどのボランティアをしていた。バス停に居座る路上生活者にどいてほしかった」などと説明。大林さんが死亡したことについて、「こんな大事になるとは思わなかった」という趣旨の供述をしているという。  吉田容疑者は21日午前3時ごろ、自宅近くの交番に母親と出頭。警察官は不在で、母親が警察署への直通電話で事件への関与について説明した。捜査1課によると、この直前、母親に「事件は自分がやった。お母さん、ごめんなさい」などと打ち明けていたという。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

茨城県で新たに66人感染、過去最多 土浦市で急拡大

 茨城県は21日、県内で新たに66人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。これまで最多だった17日の55人を超え、過去最多となった。県内の感染者数は1205人(死者19人)となった。  このうち感染が急拡大している県南部の土浦市で、障害者施設の職員と利用者やその家族計12人の感染が判明。同市内でのクラスター(感染者集団)は7カ所目となった。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

フランキー像除幕、6体目のワンピース 「リアルだ」

 人気漫画「ワンピース」に登場する「麦わらの一味」の一人、フランキーの像が21日、南阿蘇鉄道高森駅(熊本県高森町)で除幕された。  県が熊本地震からの復興プロジェクトとして、作者で県出身の尾田栄一郎さんらの協力を得て進める像の設置はこれで6体目。像は今年度までに計9体となる予定。  船大工であるフランキーは、地震で寸断された南阿蘇鉄道の支援に駆けつけたという設定。像の高さは260センチあり、訪れた人たちは「想像以上に大きい」「漫画から出てきたようにリアル」と喜んでいた。  除幕式で同鉄道社長の草村大成・高森町長は「(フランキーには)南阿蘇鉄道の全線復旧まで見届けてもらいたい」と話した。今後、同県の鉄道沿線の大津町と南阿蘇村にも仲間の像2体が設置されることから、「2年数カ月後の全線復旧、それに伴ってワンピースでつながるストーリーを楽しみに待ってほしい」と呼びかけた。  新型コロナウイルス対策で、式典参加は県内から応募した100人に限定され、YouTubeでライブ配信された。(後藤たづ子) Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

全国知事会、23日に対応協議 GoTo見直し(共同通信)

 全国知事会長の飯泉嘉門徳島県知事は21日、政府の需要喚起策「Go To キャンペーン」の運用見直しを受け、23日の知事会会合で対応を協議するとのコメントを出した。「キャンペーン事業の取り扱いや(都道府県間の)相互応援などの態勢強化を協議する」としている。  知事会は23日に新型コロナウイルス緊急対策本部の開催を予定しており、全国の知事らが出席する。飯泉氏はコメントで「厳しい感染状況が続いており、急速な感染拡大へ向かうか否かの重要な局面だ」と指摘。「政府の対策に全面的に協力する」としている。Source : 国内 - Yahoo!ニュース

コロナが再定義する大学とグローバル化の行く末/吉見俊哉氏(東京大学大学院情報学環教授 )(ビデオニュース・ドットコム)

(C) ビデオニュース・ドットコム(↑画像をクリックすると動画が再生されます。)  コロナ禍のために日本でも4月からほとんどの大学が対面授業を中止し、キャンパスを閉鎖に近い状態に置いている。大学生活の初っ端で大きく影響を受けることとなった今年の新一年生の中には、大学に入学して以来、一度もキャンパスに足を踏み入れたことがない生徒もいると聞く。ようやく後期から徐々に対面授業が再開され、ようやく通常の大学生活が戻ってくるかと期待していたところに、またしてもコロナの第3波が襲いかかろうとしており、先行きは再び不透明になっている。  今回、感染症の拡大を防ぐために対面授業を断念し一斉にオンライン授業に切り替えたのは、もちろん日本の大学だけではない。世界中で同じことがほぼ当時多発的に起きていた。日本は従前よりネット回線のインフラ整備は進んでいたため、その面では大きな障害はなかったが、20年以上前からオンライン授業のメリットに注目し、優れたコンテンツ開発に取り組んできた欧米の先進的な大学と比べると、日本の大学は東大や早慶といったトップクラスの大学でも、これまでオンラインへの取り組みをサボってきたことのつけが、ここに来て大きく回ってきている。現時点ではITツールを上手く使いこなし、充実したオンライン授業を提供できている教員と、そうでない教員との間の格差が非常に大きく、それが生徒の側の満足度にも大きな差となって現れている。  しかし、大学に起きている変化は、単に授業形態が対面からオンラインに移行しただけにとどまらない。今回のコロナが、以前から大学が問われていたその存在意義や役割を決定的に問い直す結果になった。そもそもキャンパスもなく、サークル活動もできず、ネット経由で講義を聴くだけが大学だとしたら、必ずしも何かを真面目に勉強する目的で大学を選択していない人が大半を占める日本の大学が今度重大な苦境に陥ることは想像に難くない。また、歴史的に見ても、大学の変化は社会全体の学びのあり方にも影響を与えてきた。  『大学という理念 絶望のその先へ』、『大学とは何か』などの著書を通じて大学のあり方を問うてきた東京大学の吉見俊哉教授は、コロナによって大学が半ば強制的にオンライン化を余儀なくされたことで、社会における大学というものの役割や位置づけが根本的に変化し始める兆しが見えると指摘する。  思えば大学の起源は12、13世紀のヨーロッパに遡る。この頃、ヨーロッパでは人々が都市から都市へと渡り歩く移動のネットワークができあがり、その上を商人や職人、聖職者、芸能者らに混じって知識人が行き来するようになった。どこかの都市に学識のある人物がいるとの評判が立つと、そこに多くの学徒が集まってきて学びの舎を形成し、彼らは世俗権力からの干渉を避けるために、ローマ教皇から学問の自由についての勅許を得るようになった。これが現在のユニバーシティ(大学)の起源だと吉見氏は言う。そこで重要なのは、現在の大学誕生の背景には、「移動の自由」の存在があったことだった。  また、大学は歴史的にもパンデミック(流行感染症)とも密接な関係性を持っていた。14世紀にヨーロッパで猛威を振るったペストは、ユーラシアを統一した元の下で地域内の移動がボーダーレスになった結果、アジアの感染症に対する免疫を持たないヨーロッパ人の間で広がったものだった。そして、ヨーロッパの人口が3分の2まで減った結果、人手不足を解消するために発明されたグーテンベルグの活版印刷によって書物の大量生産が可能になったことで、書物さえ入手できればわざわざ学識者の下に集まらないでも学べる時代となり、移動の自由に支えられながら学識者の下に集うというそれまでの大学の前提にも大きな影響を与えていくことになる。  今回の新型コロナウイルス感染症も「移動の自由」をさらに世界規模で推し進め、人、物、カネの移動を世界規模で自由化する、いわゆるグローバル化によって世界規模で広がった。しかし、コロナによって各国は国境を閉鎖し、大学も対面授業を辞め、オンラインでの繋がりに移行している。幸いにしてコロナ禍を乗り越えた後も、大学や学術会議、国際会議などによるオンライン活用の流れは変わらないだろう。それは単に感染症の拡大を防ぐための「移動の自由」の制限という次元にとどまらず、恐らく今後人類の学びの形態や知の集積のあり方や方向性にも影響を与えることが必至だ。  今週のマル激ではコロナによって全世界的にオンライン授業に移行した大学が今後どう変わっていくのか、大学にとって物理的なキャンパスの存在や「移動の自由」というものがどのような意味を持っていたのかなどを中心に、全世界的なパンデミック下で大学に起きている変化が今後人類の学びやグローバル化の流れに与える影響などについて、大学論の一人者である吉見氏と、ジャーナリストの神保哲生、社会学者の宮台真司が議論した。 【プロフィール】 吉見 俊哉(よしみ しゅんや)…

カラカラの関東 換気 し過ぎにご用心 コツは?(テレビ朝日系(ANN))

All Nippon NewsNetwork(ANN) 連休中日の22日、空のイメージは晴れが続きます。22日も風が強いんですが、風向きが南風に変わりますので、21日より暖かく感じそうです。このように晴れますと、新型コロナ対策で換気をする人も多いと思いますが、一般家庭の場合、換気のし過ぎも良くない場合があるんです。  というのも、今月の関東は雨の降らない日が続いていて、最小湿度をみても、各地で40%前後と空気が乾燥していますが、東邦大学の小林教授によりますと、コロナ禍の冬、部屋の湿度は50%から60%がベストだそうなんです。換気をし過ぎると部屋の中まで乾燥してしまうので、一般家庭の換気は2時間に1回くらいでも良いということなんです。さらに、気温も重要で、寒いとウイルスが長生きしやすくなるので室温を下げずに湿度60%を目指すのが良さそうです。では、22日、23日の予想最小湿度をみてみますと、22日は湿度50%くらいですが、23日は30%から40%まで下がってきます。換気の際は注意して下さい。  では、この先の予報です。日中は過ごしやすい気温が続きますが、朝の気温、東京から北でまた一桁が戻ってきます。今週との気温差が大きくなりますので、体調管理に注意です。雨マークは28日で水戸以外でも雨の予報に変わる可能性があります。Source : 国内 - Yahoo!ニュース

菅首相、GoToイート新規発行の一時停止を要請へ(日刊スポーツ)

菅義偉首相は21日、「Go To イート」食事券の新規発行を一時停止し、ポイント利用を控える措置の検討を、都道府県知事に要請することを表明した。菅氏は対象地域を明らかにしなかったが、東京都ではプレミアム付食事券の販売が、20日から始まったばかり。「笑笑」や「白木屋」などを運営するモンテローザもキャンペーンに参加しており、担当者は「発行されている分の食事券は、使えるようにしていきたい」と現状での方針を語った。Source : 国内 - Yahoo!ニュース

新型コロナ 全国のきょうの新規感染者は2500人超え(テレビ朝日系(ANN))

All Nippon NewsNetwork(ANN) 新型コロナウイルスの全国の新たな感染者は2500人を超えて過去最多になりました。  21日午後6時半現在で感染者数が過去最多になったのは、次の8つの都府県です。岩手県で15人、茨城県で66人、埼玉県で173人、千葉県で109人、東京都で539人、大阪府で415人、兵庫県で153人、愛媛県で20人、この他に北海道で234人、神奈川県で193人、愛知県で211人と感染者が多くなってます。Source : 国内 - Yahoo!ニュース

誤解だらけのジョブ型雇用 名付け親が語る本当の意味

 「ジョブ型」と称した人事制度を採り入れる企業が増えています。日立製作所や資生堂などの大手も導入し、年功序列などの日本型雇用は、本格的に崩れるとの見方もあります。しかし、「ジョブ型」の名付け親として知られる労働政策研究・研修機構の濱口桂一郎所長を訪ねると開口一番、「ジョブ型は『成果主義』の代替用語ではない」。一体、どういうことなのでしょうか。 拡大するインタビューに応じる濱口桂一郎さん。「ジョブ型」という言葉が本来の意味から離れて使われ、労働問題の議論が混乱しかねないと心配する=2020年10月29日、東京都内、榊原謙撮影 「成果で評価」「解雇しやすくなる」「日本型雇用より柔軟」……その全てが「誤解」だと濱口さんは喝破します。名付け親自身が語る本当の「ジョブ型雇用」とは、どのようなものなのでしょうか。  ――「ジョブ型」の人事制度を打ち出す企業が相次いでいます。  「『ジョブ型雇用』は私が10年ほど前に言い出した言葉だが、今年に入って、字面は同じ『ジョブ型』でも、9割がた違う意味で使う企業が次々に出てきた。『人材を、労働時間ではなく成果で評価することがジョブ型』などというミスリーディングな言説もメディアをにぎわせている。議論の前提がグジャグジャになっており、さすがに捨ててはおけないという感じだ」  ――ジョブ型とは本来、どのようなものなのですか。  「会社と、そこで働く人をつな… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちらSource : 社会 - 朝日新聞デジタル