日大、「責任の所在」決まらず 林理事長、学長と副学長に辞任を要求

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23歳巡査を逮捕 女性宅に侵入疑い 愛知県警、今年6人目の逮捕

 愛知県警は22日、南署警務課の巡査、白戸蓮容疑者(23)=名古屋市東区大幸4丁目=を住居侵入容疑で現行犯逮捕し、発表した。「間違いありません」と容疑を認めているという。県警の警察官が逮捕されたのは今年6人目。 県警によると、白戸容疑者は22日午後3時半ごろ、同区内の13階建て集合住宅に住む20代女性方のベランダに侵入した疑い。女性と面識はないという。女性がベランダにいた白戸容疑者に気づき、一緒にいた30代の知人男性が取り押さえた。 白戸容疑者は侵入した行為は認めつつ、「プラモデルの部品を落とし、その部品を取るためだった」と供述。だが、現場に部品は確認されなかったという。 白戸容疑者は2019年に採用され、南署では留置管理業務に従事していた。 川口孝・首席監察官は「被害者をはじめ県民に深くおわびする。今後の捜査結果を踏まえ、厳正に対処する」としている。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

福島原発事故、国の責任認めず 名古屋高裁、最高裁判断を踏襲

 東京電力福島第一原発事故で東海地方への避難を余儀なくされた住民らが国と東電に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、名古屋高裁(松村徹裁判長)は22日、国に責任はないとの判断を示した。昨年6月の同種訴訟を巡る最高裁の判断を踏襲した形だ。 判決は2002年に国が公表した地震予測「長期評価」について信用性があると認定。その上でこれに基づいて試算をすれば同年末には最大15・7メートルの津波の到来は「予見が可能だった」と指摘した。 国が東電に対策を命じた場合、防潮堤などの設置という対策がなされた可能性が高かったと判断。だが、実際の津波は想定よりはるかに規模が大きかったため、仮に設置していたとしても「事故が回避できたとは認められない」と結論づけた。 一方、東電に対しては住民120人に計約3億1900万円の賠償責任を認定。東電がこれまでに原告側に支払った計約2億4400万円を控除した約7500万円を住民89人に賠償するよう命じた。 判決を受け、原子力規制委員会は「事故を踏まえて策定された新規制基準への適合性審査を厳格に進め、適切な規制を行ってまいりたい」、東電は「判決内容を精査し、真摯(しんし)に対応してまいります」とコメントした。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

551蓬萊の社員自殺は「カスハラが原因」 遺族が労災認定求め提訴

 豚まんで有名な大阪市の食品会社「551蓬萊(ほうらい)」の男性社員(当時26)が自殺したのは、客から理不尽な要求を受ける「カスタマーハラスメント」(カスハラ)などが原因だとして、男性の母親が労災と認めるよう大阪地裁に提訴した。第1回口頭弁論が22日あり、国側は請求を棄却するよう求めた。 訴状によると、男性は2015年3月に入社。同年9月から2年間、通信販売の電話受付を担当した。問い合わせやクレームへの対応が業務で、客から「回りくどい説明しやがって、ボケ」「お前なんか向いてないわ、その仕事」「死ね」といった暴言を受けることもあったという。 17年10月にうつ病と診断されて休職し、18年6月に自殺。遺族の労災認定の申請に対し、大阪中央労働基準監督署は21年3月、「心理的負荷は強くなかった」として認めず、遺族補償金を不支給とする決定を出した。 母親側はこの決定の取り消し…Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

今夏猛暑、北海道の夏休み「全国並み」へ、冬と合わせ50→56日に

 今夏の記録的な猛暑を受けて、北海道教育委員会が道立学校の夏休み期間を「全国並み」に延長できるよう道立学校管理規則を改正した。来年4月1日から施行する。対象は道立高校と特別支援学校、通信制の有朋高校、道立中等教育学校だが、今後、市町村立の小、中学校などでも道教委に合わせて夏休み延長の動きが進む見込みだ。 22日の教育委員会会議で決めた。夏休みと冬休みの総日数を現在の「50日以内」から「56日以内」に伸ばした。また、夏と冬の休業日数をそれぞれ「25日以内」とする規定を削除し、「校長が定める期間」に変更して現場の判断で柔軟に延長できるようにした。休業の総日数は都道府県教委が規則で定めているが、全国的には「56日以内」とする都府県が最も多い。 道教委の規則は、市町村教委にとって指針的な位置づけだ。来年度からの夏・冬休み期間を決めるにあたり、混乱がないよう道立学校と市町村立学校の間で校長会などを通じて情報交換、意見交換するよう、道教委は促している。夏の甲子園、決勝はもう2学期 今回の変更で、地域の気象条…Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

クマとともに生きるには 未明の山、響いた「ベアドッグ」のほえ声

【動画】長野・軽井沢でクマを山に追い返す「ベアドッグ」の取り組みに密着した=小林一茂、遠藤和希撮影 この秋、全国で相次ぐクマの被害。国内有数のリゾート地、長野県軽井沢町では、被害防止につなげようと人里に近づくクマを山に追い返す「ベアドッグ」と呼ばれる対策犬を全国に先駆け2004年に導入。クマとの共存をめざす取り組みが実を結び、10年を最後に人の生活域での人身被害がなくなるなど効果が表れている。 小雨が降る11月中旬の午前4時過ぎ。真っ暗な林道。対策を進めるNPO法人「ピッキオ」の田中純平さん(49)が、注意深く軽ワゴンを走らせる。 時折立ち止まっては、辺りにアンテナを向ける。一定の間隔で「ピッピッピ」と鳴るシグナルが、急に音が強くなる。いくつかの地点を巡って地図に線を引き、発信器がついたクマの位置を特定した。近くに、別荘などがあるエリアだ。 後部座席のドアを開けると、ベアドッグのレラが飛び出してきた。山中をじっと見つめ、田中さんを見てクンクンと鳴く。 「レッツゴー」 一目散に林道側面の急坂を登…Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

コロナ助成金1億円超を詐取の疑い タリウム事件で起訴の男を再逮捕

 タリウムで知人の女子大学生(当時21)を殺害し、叔母(61)を殺害しようとしたとして起訴された元不動産賃貸業、宮本一希被告(38)=京都市左京区=について、大阪府警は22日、新型コロナウイルス対策の緊急雇用安定助成金1億円超をだまし取ったとして、詐欺などの疑いで再逮捕し、発表した。黙秘しているという。 発表によると、宮本容疑者は2020年7月~22年2月、親族が代表の会社で、従業員54人に休業手当を支払ったという虚偽の書類を京都労働局に提出し、助成金約1億1千万円をだまし取った疑いがある。 また府警は、20年10月に叔母の経営する不動産賃貸会社の代表取締役に就任したという虚偽の変更登記をしたとして、電磁的公正証書原本不実記録・同供用などの疑いでも宮本容疑者を逮捕した。叔母はその約3カ月前にタリウム中毒で意識不明になっていた。府警は一連の経緯を調べる。 宮本容疑者は昨年10月に知人の女子大生をタリウムで殺害したとして、今年3月に殺人罪で起訴された。6月には叔母への殺人未遂罪で追起訴された。(甲斐江里子、田添聖史)Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

各地で初雪予報、24~25日に冷え込み強まる 北海道では暴風雪も

 大陸の低気圧が発達しながら日本を通過する影響で、24~25日は全国的に冬の寒さが広がりそうだ。東北や北陸、中国などで初雪が降るほか、北海道では真冬並みの強い寒気が流れ込んで暴風を伴った大雪となる恐れがある。 気象庁によると、冬型の気圧配置が強まる見通しで、特に25日は全国的に冷え込みが厳しくなりそうだ。札幌市では今季初めて、最高気温が0度を下回る「真冬日」を観測する可能性がある。他の地域では軒並み12月中~下旬並みの寒さとなる見込み。予想される最高気温は仙台、新潟が各6度、名古屋11度、東京、大阪、広島、福岡が各12度など。強い北風の影響で体感温度が下がるという。 日本気象協会は、24日以降、車を運転する際に冬用タイヤの装着が必要なエリアが一気に広がるとして、早めの準備を呼びかけている。(大山稜)Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

トヨタ、「シエンタ」「JPN TAXI」58万台をリコール

 トヨタ自動車は22日、足踏み式のパーキングブレーキに不具合があるとして、「シエンタ」と「JPN TAXI」の2車種58万792台(2015年5月~23年3月製造)のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。 国交省によると、足踏み式のパーキングブレーキを取り付けるボルトの締め付けが不十分で、パーキングブレーキの操作ができなくなる可能性があるという。また、対象のうちの40万台強については、フロントガラス横の柱を覆う装飾部品の防水性が不十分で、車内に水が入ってしまう可能性があるため、電動ドアロックの不良や走行中に電動スライドドアが開くおそれがあるという。 問い合わせはトヨタお客様相談センター(0800・700・7700)。(角詠之)Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

「客の売掛金を払うことに」 元ホストの男、特殊詐欺の疑いで逮捕

 特殊詐欺に関与したとして、警視庁は職業不詳で元ホストの男(26)=札幌市東区=を窃盗の疑いで逮捕し、22日に発表した。容疑を認め、「犯罪とは分かっていたが、借金返済のためにやりました」と供述しているという。 調布署によると、男は別の人物と共謀して2021年5月、狛江市の80代男性宅に、口座から現金が引き出されているとのうその電話をかけ、警察官を装って男性宅を訪問。キャッシュカード3枚が入った封筒を別の封筒とすり替えてカードを盗み、現金150万円を引き出して盗んだ疑いがある。男はカードを盗んで現金を引き出す役だったという。 男は事件前、東京の新宿歌舞伎町でホストをしていたという。「売掛金(つけ)で接客していた女性客がいなくなり、自分が高額な売掛金を店に支払わなければならなくなった」と供述。闇金業者から特殊詐欺のグループに案内されたと説明しているという。(遠藤美波)Source : 社会 - 朝日新聞デジタル