まるで光の鳥 南極オーロラの輝き、あと1カ月で見納め

 極寒の季節が過ぎた南極・昭和基地はここ2週間、星が瞬く夜空にオーロラが輝く日が多い。太陽が出る時間も日に日に長くなり、見られるのはあと1カ月ほどだ。逃すまいと、真夜中もカメラを構える61次観測隊員たちもいる。  オーロラは気まぐれだ。ぼんやり漂う薄緑の光が突然、輝きを増し、天頂に駆け上がる。「来た来た!」。風になびくカーテンのように、ピンクの裾をひらめかせて激しく動き回る。雪に覆われた世界が一瞬、少し明るくなる。そんな瞬間に出会えるわずかなチャンスが、24日に訪れた。  オーロラは地球の磁力と大気、太陽が織りなす現象で、約11年周期の太陽活動は今、低い時期だ。出ても雲が厚いと地上から見られない。「見事な光が見えてラッキー」と観測する山本貴士さん(48)。光学観測は、白夜が近づく来月半ば過ぎで終わる。「シーズン終盤がダイナミックと聞いていたので期待したい」(昭和基地=中山由美) Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

進むミスコンの脱・性別化 それでも根強い「やめたら」

 大学の「ミスコンテスト」が曲がり角を迎えている。才色兼備の学生を選ぶ行事として各地で続き、芸能界やアナウンサーへの登竜門にもなってきたが、性差別や外見差別を助長するという批判も根強い。性別を不問にしたり、廃止したりする大学も出てきた。 有名アナ輩出ミスコンも変化  性別や国籍、外見を問わず、大学を代表するインフルエンサーを選ぶ――。上智大学の学園祭「ソフィア祭」の実行委員会は今年、そんな「ソフィアンズコンテスト」を新設した。「ミス」「ミスター」を決めるコンテストは廃止した。  大橋未歩さんら有名アナウンサーも輩出した伝統のミスコン。廃止に至るきっかけは、学内外からの「大学の多様性に反する」「いつまでやっているのか」といった批判だった。大学側からもやめるよう求められ、実行委は昨年から議論を開始。ダイバーシティー(多様性)が叫ばれる時代に、従来のやり方では「ミス=女性らしさ」「ミスター=男性らしさ」という価値観の押しつけや、ルッキズム(外見差別)を助長する可能性があると判断した。  ソフィア祭実行委コンテスト局長で2年の荒尾奈那さん(19)は「多様な価値観を認め合うグローバル化の時代に、従来のミスコンが問題をはらんでいることに気づいて欲しい」と話す。自身は、最終選考で女性がウェディングドレス、男性がタキシードを着用することが「結婚=ゴール」という価値観の押しつけになりかねないことに気づいたという。  一方で、出場者が最終選考までの数カ月間でスピーチを磨き、精神的に成長する姿も見てきた。だからこそ、形を変えて存続する道を選んだという。  議論の末に生まれた新コンテストでは、自己PR、スピーチ力のほか、国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)についての情報発信も審査の対象とした。ツイッターなどで、社会や環境問題についての発信を競う。ファイナリストには男性2人、女性4人が選ばれた。  SNSでは新コンテストに対しても「時代に合っている」「コンテスト自体、やめたら」など賛否の声が渦巻く。これに対し、ファイナリストの1人は「外見『だけ』で選出されたわけではない」とツイートした。  過去のミスコンでアナウンサーの滝川クリステルさんらが輩出した青山学院大。今年はミスコン、ミスターコンともに、性別を問わずに出場できることを初めてエントリー資格に明文化した。実行委員長の3年、金沢佑樹さん(20)は「時代の流れでミスコンへの風当たりが強くなり、あり方を変えないといけないと考え、性別を超えて参加できるようにした」と話す。  同様の動きは、ほかの大学でも広がる。  慶応義塾大湘南藤沢キャンパス(SFC)の今年のミスターコンテストでは、女性がファイナリストに選出された。2016年には日大芸術学部のミスコンで男性がファイナリストに選ばれている。 ■ミスコン批判かつ… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちらSource : 社会…

9月最後の土曜日 東京都心の正午20度未満 秋の深まりを実感(tenki.jp)

9月26日正午、東京都心の気温は20度を下回っていて、上着が必要なくらい空気がヒンヤリと感じられます。北の大地で冬の足音 本州は秋の深まり9月最後の土曜日を迎えたきょう26日は、北海道の大雪山系の旭岳で今シーズン全国では初めての初冠雪が観測されました。(※初冠雪:夏が終わった後、山麓の気象官署から見て、山頂付近が初めて積雪などで白く見えた場合に観測されます。) 一方、東北や関東でも季節の歩みを実感する気温となっています。きょう26日正午現在の気温は、青森市で17.8度。東京都心では18.6度となっています。東京都心ではきのうに引き続き、正午の気温が20度を下回っています。平年では東京都心の正午の気温が20度を割るのは10月20日ごろですので、秋の深まりを感じる肌寒さとなっています。日本気象協会 本社 日直主任Source : 国内 - Yahoo!ニュース

世界初の全匹帰還 “宇宙マウス”研究に健康長寿のヒント 遺伝子研究家「不老長寿に資するような成分・薬の開発期待も」(ABEMA TIMES)

 東北大学やJAXAなどの研究チームは今月、宇宙でのマウスの研究から加齢変化を食い止める遺伝子の働きについて公表した。 【映像】“宇宙マウス”研究に健康長寿のヒント  研究では、環境ストレスから細胞を保護する働きをする「Nrf2」を欠損させた“Nrf2遺伝子ノックアウトマウス”6匹と普通のマウス6匹を、国際宇宙ステーションの日本の実験棟「きぼう」でおよそ30日間飼育。 その結果、普通のマウスは微小重力などの宇宙ストレスによってNrf2などが活性化し加齢変化を食い止めたのに対し、Nrf2を欠損させたマウスは老化現象が加速していることが判明した。Nrf2には老化の加速を食い止める役割などがあることがわかったという。  今回の研究では、世界で初めて宇宙に滞在した遺伝子ノックアウトマウスも生きて地球に帰還した。宇宙ストレスは様々な加齢変化を早回しで引き起こすことがわかり、今まで地球上で何年もかかるような老化の実験を、宇宙でのマウス実験で短期間で行えることも明らかになった。  今後、ヒトのNrf2遺伝子を調べることで、健康リスクを調べることも可能になる。また、Nrf2遺伝子を活性化させれば、宇宙だけでなく地上における高齢者の健康を守る薬の研究・発展に期待されるということだ。 今回の実験について、遺伝子解析ベンチャービジネスを展開するジーンクエスト代表取締役の高橋祥子氏は「そもそも宇宙に行った時に加齢のような変化が起こるということは言われていたが、血中の代謝物質の測定や遺伝子発現の変化など、実際に加齢的な変化が起こっていることをデータとして出したのがまずひとつ。その上で、(加齢の)抑制に関わるような遺伝子の機能を見つけたというのが面白い点なのかなと思う。いろいろな要素がとても興味深い研究だ」との見方を示す。  では、今回の発見でこの先どんな活用が期待できるのか。「今後、ヒトがどんどん宇宙旅行に行くというときの、宇宙空間におけるヒトの健康の保ち方。例えば、Nrf2の促進剤を投与することで、加齢変化が進むことなく宇宙空間で人の健康を保つことが期待されるのではないか」とした。  さらに、地上での応用も期待されるとし、「Nrf2の機能を使うことによって、加齢による疾患を抑制したり健康状態を守ったり、不老長寿に資するような成分・薬の開発といったことが期待できると思う」と述べた。 (ABEMA/『ABEMAヒルズ』より)Source : 国内 - Yahoo!ニュース

動画 午後のゲリラ豪雨情報 9月26日(土)(ウェザーニュース)

ウェザーニュース午後は日本海の低気圧が接近する北陸で特に雨雲が発達しやすく、一時的に土砂降りの雨になる可能性があります。 関東はこの後も、弱い雨が降ったりやんだり。あまり強く降ることはないものの、傘の手放せない一日です。Source : 国内 - Yahoo!ニュース

動画 北日本 引き続き暴風と強雨に警戒(ウェザーニュース)

ウェザーニュース 台風12号から変わった低気圧が発達しながら東北地方の東の太平洋上を北上しています。この影響で北海道付近で非常に強い風が吹いていて、太平洋に突き出すえりも岬では今朝7時前に最大瞬間風速38.2m/sの暴風を観測しました。 温帯低気圧は台風とは違って、中心から離れた所で風が強まることがあります。北海道や東北北部では明日朝にかけて暴風に警戒してください。 また、北海道では局地的に強い雨が降り、大雨になるおそれがありますので、道路冠水や河川増水に警戒してください。Source : 国内 - Yahoo!ニュース

都心で子どもらが稲刈り 屋上庭園の“田んぼ”で(テレビ朝日系(ANN))

All Nippon NewsNetwork(ANN) 東京・六本木ヒルズの屋上庭園では26日、都心で育った稲の刈り取りが行われ、地元の子どもたち50人が秋の収穫を楽しみました。  六本木ヒルズでは毎年、屋上庭園で稲が育てられていて、この時期、地元の住民らが参加して稲刈りが行われています。今年は新型コロナウイルスの感染予防のため参加者は例年の3分の1となりました。住民らが収穫したのは「富富富」という富山県の新しいブランド米で、お茶わん約800杯分になるということです。26日はあいにくの雨のなか、参加した子どもたちは稲刈りを楽しんでいました。Source : 国内 - Yahoo!ニュース

東京都心で18日連続の雨 肌寒さは10月中旬並み(テレビ朝日系(ANN))

All Nippon NewsNetwork(ANN) 26日の関東地方は不安定な天気となり、日中の気温も10月中旬並みと平年より低い状態が続きそうです。  低気圧や前線の影響で26日も関東は各地で雨となり、千葉県では強い雨を観測しました。今月の関東は雨の降る日が多くなっています。東京都心も26日は断続的に雨が降り、18日連続で雨を観測しています。関東は26日の一日を通して雨の降りやすい天気となります。また、関東は気温が低い状態が続いています。朝は東京都心や宇都宮で今シーズン最も低い気温となりました。日中も気温が上がらず、東京都心の最高気温は21度と10月中旬並みの予想です。27日以降、気温の低い状態は解消され、天気は次第に回復する見込みです。Source : 国内 - Yahoo!ニュース

平均寿命はどう測る? まず年齢別に死亡率を算出して…

ののちゃんのDO科学 「平均寿命は、どう計算するの?」 兵庫県・井上透さん(67)からの質問 ののちゃんのDO科学ののちゃんは、朝日新聞に連載されている漫画の主人公で、小学3年生。学級担任の藤原先生を相手に、身の回りの不思議を質問します。聞いてほしい疑問はこちらへ。science@asahi.com  ののちゃん 月曜日は敬老の日だったけど、このごろ60代はまだ若いなんて言われるから、おばあさんにお祝いを言うか迷っちゃったよ。  藤原先生 日本人の平均寿命は最新データでは男性が81.41歳、女性が87.45歳だから、確かに60代はまだまだ若いと言えるね。  のの 平均寿命ってどうやって測るの?  先生 そもそも平均寿命って何かわかっている?  のの 全員の寿命の平均でしょ?  先生 そう思っている人は多いけれど、そう簡単じゃないの。さっき言った数字は、2019年に生まれた赤ちゃんが世の中の状況がずっと変わらないとしたら何歳まで生きられるかを計算したものよ。  のの どうやって?  先生 2019年に亡くなった… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちらSource : 社会…

佐藤康光九段が2勝目 将棋名人戦・A級順位戦

 来春の将棋名人戦七番勝負(朝日新聞社、毎日新聞社主催)での渡辺明名人(36)=棋王、王将とあわせ三冠=への挑戦権を、トップ棋士10人で争う第79期将棋名人戦・A級順位戦の3回戦の対局のうち、稲葉陽(あきら)八段(32)―佐藤康光九段(50)戦が9月25日、大阪市福島区の関西将棋会館で指された。後手番の佐藤康光九段が142手で勝ち、今期A級での成績を2勝1敗とした。敗れた稲葉八段は1勝2敗となった。終局は、26日午前0時41分だった。(佐藤圭司) Source : 社会 - 朝日新聞デジタル