住宅火災で2人死亡 家に住む9歳と3歳の子どもか(テレビ朝日系(ANN))

All Nippon NewsNetwork(ANN) 宮崎県西都市で住宅など3棟が全焼し、焼け跡から2人が遺体で発見されました。  21日午後7時半ごろ、西都市南方で火事があり、会社員の井上耕一さん(60)の住宅と倉庫など合わせて3棟が全焼しました。火は約3時間後に消し止められましたが、焼け跡から2人の遺体が見つかりました。井上さんは長女夫婦と孫3人の6人暮らしで、孫3人のうち13歳の男子中学生が腰の骨を折るけがで病院に運ばれ、小学4年生の黒木獅恩君(9)と保育園児の黒木麻芯惟ちゃん(3)の2人と連絡が取れていないということです。出火当時、井上さんと長女夫婦は外出中でした。警察は、遺体は連絡が取れていない2人とみて調べています。Source : 国内 - Yahoo!ニュース

白い花、農家には隠された使途 日本が採った悪魔の戦略

 「上から見ると真っ白だった」。和歌山県湯浅町で生まれ育った川瀬弘さん(86)は子ども時代を懐かしんだ。5月から6月ごろ、有田郡や現在の由良町付近はケシの白い花に埋め尽くされ、まるで雪が降ったかのようだったという。一方、子どもが近づくことは禁じられていた。「ケシを育てているところには入るな、と言われていたね」  広川町でミカン農園を営む栗山冨宏さん(82)は戦前のケシ栽培について、親や近所の人たちが「百円札を見たければケシを植えろ」と言っていたことを覚えている。当時の100円は、近年の数万円ほど。栗山さんが住む旧南広村(現・広川町)が、県内でも特に栽培が盛んだったと聞かされていた。 拡大するケシ栽培について、かつて近所のお年寄りたちがしていた話を思い出す栗山冨宏さん=2020年7月12日、和歌山県広川町井関、藤野隆晃撮影  和歌山でケシは、稲の裏作として田んぼに植えられ、5~6月に収穫の時期を迎えた。ケシの果実が未熟な時、表面に傷を付けると出てくる白い液を乾燥させると、「生アヘン」と呼ばれる固形化したものができる。その後、水を加えたり、加熱したりするとアヘンになる。アヘンの吸煙は習慣になりやすく、中毒になることも多かった。  生アヘンの中には、鎮痛作用のあるモルヒネが成分として含まれ、医薬品としても使われる。ただ、使い過ぎると依存を生む可能性がある。また、モルヒネからは依存性がさらに強い麻薬、ヘロインを生み出すことができる。  日本近現代史を研究した故江口圭一・愛知大教授の著書「日中アヘン戦争」によると、国内でケシの栽培が始まったのは明治時代後期。日本は、アヘン吸煙が根付いていた台湾を統治する際、アヘン中毒者へ対応する策として専売制を始めた。その一環として国内で栽培が始まり、アヘン価格の高まりなどもあり、大阪府を中心に栽培が盛んになったという。 不況を救った「白い花の女神」の物語です。和歌山とアヘンの深いつながりを、当時を知る人たちをたどりました。知らないうちに、誰かを苦しめていたかもしれないケシ栽培。歴史をたどると、のどかな農作業の裏面が見えてきます。  和歌山県が戦前にまとめた資料… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちらSource : 社会 - 朝日新聞デジタル

40年暮らしたゾウ舎を改善 動物福祉、始まる取捨選択

 野生とは、大きく異なる環境で暮らす動物園の動物たち。なるべく本来の生活に近い環境づくりを目指して、国内の動物園でも「動物福祉」を充実させる取り組みが動き始めている。多くの課題もあるが、自治体ぐるみで動物福祉の実現に取り組んでいる例もある。  狭くて、大半がコンクリート敷きの運動場。甲府市の遊亀公園付属動物園にいるアジアゾウのテル(メス、推定41歳)が約40年間暮らしたゾウ舎が、ようやく変わることになった。 拡大する甲府市遊亀公園付属動物園で1頭で飼育されるアジアゾウのテル=2020年8月4日、北上田剛撮影  テルが動物園にやってきたのは1980年。現在のゾウ舎はその翌年に完成した。破壊や脱出を防ぐため、鉄製のポールや扉につけられたとげが目立つ。過去にはテルがぶつかり、けがをしたこともあった。 【プレミアムA】動物たちはどこへ日本に動物園ができてまもなく140年。これからも存在していくために、果たすべき役割は何か。情報公開請求して入手した84の公立動物園の資料と取材をもとに、動物園が抱える理想と現実、ひずみに迫ります。  3年後から約6千万円をかけて… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちらSource : 社会 - 朝日新聞デジタル

1万8千円、リッツのフルコースを家で 3年連続一つ星

 ミシュラン一つ星の料理を自宅で楽しんでもらおうと、ザ・リッツ・カールトン大阪のフランス料理店「ラ・ベ」がフルコースのテイクアウトを始めた。コロナ禍の中、自宅でのお祝いなどで利用されている。  ラ・ベは3年連続9回目のミシュラン一つ星を獲得している関西を代表する名店の一つ。テイクアウトは「ラ・ベ@Home」と名付けて販売中。24時間以上前に予約して同店で受け取る。  前菜などは皿に盛り付けるだけで食べられる。メインの魚料理と肉料理もお湯で数分、袋ごと温めてから皿に盛り付けると食べられるように工夫されている。新鮮さを保つことに神経を使っているという。  メニューは多少の変動があるが、カナッペ、アミューズ、前菜、魚料理、肉料理、デザートがついている。カナッペにはカモのリエットなどがつき、アミューズは甘エビやキャビアを使ったブランマンジェ、前菜はその日の魚に合わせて味が調えられたサラダ、魚料理はオマールブルーのポシェ、肉料理は和牛サーロインのコーヒーバターロースト、特選デザートにマカロンやチョコレートといった構成のコース料理になっている。  1人分ずつ箱に収められており、1箱が税込み1万8千円。デザートにはお祝いメッセージを入れたチョコレートのプレートがつけられる。  有料のオプションで、パンやチーズ、ケーキや花束、料理と好みに合わせてソムリエが選んだワインなどもつけられる。  問い合わせは同店(06・6343・7020)。(後藤泰良) Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

台風12号が北上、本州に接近へ 23~25日、大荒れに警戒(共同通信)

 台風12号は22日、日本の南をゆっくり北上した。24~25日にかけて本州に接近し、西日本や東日本では23日から25日にかけて大荒れの天気になる見込み。太平洋側では非常に強い風が吹き、大雨となる恐れがある。気象庁は高波、土砂災害、河川の増水や竜巻などへの警戒を呼び掛けた。  23日午前6時までの24時間に予想される雨量は多い所で、伊豆諸島、東海、近畿120ミリ。その後の24時間は東海200~300ミリ。伊豆諸島、近畿100~200ミリ。関東甲信100~150ミリ。  台風は22日午前6時現在、日本の南側をゆっくりと北へ進んだ。中心気圧は992ヘクトパスカル。Source : 国内 - Yahoo!ニュース

秋分の日に秋空広がる 西日本や北陸でうろこ雲や波状雲が出現(ウェザーニュース)

連休最終日の22日(火)は全国的に穏やかな朝を迎えています。 西日本の日本海側や北陸から、うろこ雲やナミナミ雲の報告が届いています。 秋分の日、空の上はすっかり秋の雲です。今日見えている雲は、どんな雲?空に見える雲は、雲のある高さや形によって名前が付けられています。 冒頭の写真の雲は、「うろこ雲」や「ひつじ雲」と呼ばれる雲で、「巻積雲」や「高積雲」という種類の雲です。一部は、波打つように見えることから、「波状雲」とも言われます。太平洋沿岸は天気下り坂、広くにわか雨の可能性今日は広く日差しが届いていても、台風12号と秋雨前線が北上する影響で、太平洋沿岸は天気下り坂です。また、広くにわか雨の可能性があります。 一方、日本海側は晴れて行楽日和です。北陸や山陰は雲が広がりやすく、雨がパラつく可能性はありますが、お出かけには問題ありません。 ただ、明日は日本海側も曇りや雨となるため、日差しの有効活用がおすすめです。ウェザーニュースSource : 国内 - Yahoo!ニュース

進むうなぎの養殖技術 低価格化に期待も本当にもっと必要か 考えるべき「大量消費・大量廃棄」の現状(ABEMA TIMES)

 絶滅が危惧されている高級食材・うなぎだが、3年後には安く手に入る時代が来るかもしれない。日本の食文化を代表するニホンウナギ。稚魚のシラスウナギの国内漁獲量は、乱獲などにより減少、輸入に頼っているのが現状だ。今年は、シラスウナギ漁は好調だった一方、去年は過去最低を記録していて、漁獲量は安定しない。うなぎの稚魚の詳しい生態はわかっておらず、不漁の原因も不明だ。 【動画】うなぎが安くなる?稚魚の生産に光  絶滅危惧種にも指定されているニホンウナギ。資源保護が課題となっている中、「天然海水によるシラスウナギの人工生産に成功した」と、新日本科学が発表した。さらに、量産化の技術確立に向けて、準備が整ったとして3年後の2023年までに1万匹の生産を目指すとしている。 現在、沖永良部島の事業所でふ化した幼生が稚魚になるまでの生存率は1%未満。2023年までに5%まで向上させることを目標に、餌の開発などを進めていく。新日本科学の永田良一社長は、今後の展望について「事業化に向けた研究へステップアップできる。将来は規模を拡大し、島の雇用創出に役立てたら」と述べた。  この知らせに、うなぎ店では期待の声があがっている。「うなぎ あら川」の松井信一社長は「うまくいってもらえれば、もっとうなぎも安くみなさんに提供できる」と、現状では1尾あたり1000円以上する価格の低下を待ち望んでおり、日常的に食べる魚になるのが理想だ。 WIRED日本版の松島倫明編集長は、養殖技術が進むことに「素晴らしい。おいしいうなぎが食べられるようになるのは、すごくうれしいニュース」としたものの、一方でそもそもニホンウナギが絶滅危惧種になった経緯に触れ「日本でも1980年代以降、乱獲して大量消費したことで起きているのも確か。養殖の新しい技術で僕らの食卓に乗るのはうれしいことだが、僕らはこれだけの量を食べたいと思っていたのか、スーパーであれだけうなぎが並ぶことは自分たちが望んでいる姿なのか、今までのように大量消費・大量廃棄していく社会を続けるために、この技術を使うのか。消費者の側も考えないといけない」と指摘した。  世界の人口が70億人から、いずれ100億人まで増えていくと見込まれている中で、食を維持するシステムの構築は急務だ。ニホンウナギ同様に、乱獲をしていけば絶滅の危機に瀕するのは明白。乱獲をせず生態系を守りながら漁業する、養殖するということも考えなくてはいけない。肉においても、大豆を使った人工肉や、培養肉なども作られている。また、気候変動のために現在の品種が育たない植物において、ゲノム編集をしたものを食べるのか、それは許されるのかも議論になっている。「タンパク質が不足する中で、昆虫食を必ず受け入れないといけないのか。地球を維持するために、どういった食卓イノベーションがあるのか。ある種のテクノロジーによる食と、地球環境の維持を僕らがどう両立するのか。その一つが今回のうなぎの件だと思う」と、人類が地球とどう生きていくかの問題だと語っていた。 (ABEMA/「ABEMAヒルズ」より)Source : 国内 - Yahoo!ニュース

【動画】22日の天気 – 日中は秋晴れ 太平洋側は雨具を 台風12号北上 あすから大雨のおそれ 早めの対策を(22日7時更新)(ウェザーマップ)

ウェザーマップ 秋分の日のきょう(火)は、日中は晴れる所が多くなりますが、西日本や東日本の太平洋側では、夕方以降は雨の降り出す所がありそうです。また、きのう(月)発生した台風12号や前線の影響で、あす(水)から金曜日にかけては西日本や東日本の太平洋側を中心に大雨に警戒が必要です。北日本でも次第に荒れた天気となるおそれがあるため、早めに対策をしておきましょう。 きょうの日中は晴れる所が多いでしょう。ただ、南の海上に停滞している秋雨前線が北上してくるため、午後になると、西日本や東日本の太平洋側は、次第に雲が多くなり、雨の降り出す所もありそうです。夜にかけてだんだん雨の範囲が広がるでしょう。外出には雨具があるとよさそうです。また、北海道もにわか雨や雷雨になる所があるでしょう。 日中の気温は25℃以上の所が多く、西日本では30℃近くまで上がる所もあるでしょう。朝はひんやりとしているため、きょうも調節のできる服装がよさそうです。 きのう(月)日本の南の海上で発生した台風12号は北上を続け、木曜日から金曜日にかけて近畿や東海、関東にかなり接近するおそれがあります。  台風の北上に伴って、前線の活動も活発になるため、近畿や東日本の太平洋側ではあすから雨が強まり、激しい雨の降る所があるでしょう。近畿や東海、関東は金曜日にかけて大雨となりそうです。東北も木曜日から雨が強まり、金曜日ごろにかけては北日本も風も強まって荒れた天気となるでしょう。 きょうのうちに対策をするとともに、今後も最新の情報に注意してください。 (気象予報士・及川藍)Source : 国内 - Yahoo!ニュース

「社会は自分で変えるもの」台湾のIT担当大臣オードリー・タン氏が日本の中高生約1000人と“対話集会”(FNNプライムオンライン)

「マスクは何枚もらえるかよりどこにあるかが重要でした」「これが私のオフィスです。プロジェクターやソファーがあって、オンライン会議はここでやります。いつもは“ソーシャルイノベーションラボ”というバーチャル空間にいて、午前10時から夜遅くまで働いていますね」 タン氏が公務の合間をぬってオンラインイベントに姿を現すと、日本の中高生から「英語が上手ですね!」「公園のようなバーチャル空間、素敵ですね」といったコメントが飛び交う。 早速イベント司会者がタン氏に聞いたのが、「台湾がデジタルの力でどうやってコロナを封じ込めたのか」だ。台湾はわずか3日間で、マスクの在庫がある場所をPCやスマホで確認できるシステムを作った。 「マスクのシステムは、『g0v』(=gov-zero・零時政府)に参加してくれた市民が開発しました。台湾でも当初の3ヶ月はマスクが不足しましたが、市民が持っている健康保険カードを薬局に持っていけば、1人2枚のマスクを配布されるシステムを作りました。ここで重要なのは何枚もらえるかではなく、どこに行けばマスクをもらえるかです。そのために在庫のある薬局が一目でわかるマップをつくったのです」「私はIT担当大臣ではなくデジタル大臣です」タン氏は8歳でプログラミングを独自で学び始め、中学を中退して15歳で起業。24歳でトランスジェンダーを公表して改名し、35歳のときに史上最年少でIT担当大臣として入閣した。 この経歴を”会場”で紹介すると、タン氏は「私はIT担当大臣ではなく、デジタル大臣です。デジタルは人と人、ITはマシン同士の関係なので」と笑い、幼少の頃を語り始めた。 「私が幼い時、家にはプログラミングの本が常にありました。私は計算が苦手だったので、プログラミングをやれば、数学のもっと高度な概念を追求できると思ったのです。"HELLO WORLD"というのが最初のコードネームですね」 14歳の時、なぜ中学校を退学したのか?その理由をタン氏はこう答える。 「私は大学に行って、博士号を取らないと人工知能の研究はできないと思っていました。しかしコーネル大学の教授の論文を読んで感想をメールで送ると、返信にはその教授とコラボできると。そこで中学の校長先生に『もう学校に行く必要がないかもしれない。オンラインで大学の授業に参加して学べるから』と伝えると、校長は『もう学校に来なくていいよ』と(笑)」Source : 国内 - Yahoo!ニュース

学校休んだら「コロナじゃない?」 恐怖心が生む差別

 新型コロナウイルスに感染した子を責めたり、悪口を言ったりしないで――。各地の学校で集団感染が相次ぐなか、心ないいじめや差別を防ごうと、教育現場で模索が続いている。  夏休みに、教員や児童ら20人のクラスター(感染者集団)が発生した神奈川県厚木市立依知南(えちみなみ)小学校。夏休みが明けた先月27日、テレビ画面越しに開いた始業式で、外村美佳校長は「不安」と書いた紙を掲げ、呼びかけた。「(感染を)まるで悪いことをしたように責めたり悪口を言ったりする人がいます」  次に「思いやり」の文字を掲げ、こう続けた。「不安な気持ちでいっぱいの人に、温かい言葉をかけられる人になってほしい」 身体的距離はじゅうぶんに。でも心は寄せて  同校では1学期の終業式があっ… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちらSource : 社会 - 朝日新聞デジタル