ギャグから生まれたお茶「大阪ちゃうちゃうちゃ」 今月から発売開始

 「ちゃうちゃうちゃうんちゃう?」 犬の「チャウチャウ」と、関西弁の「ちゃうちゃう(違う違う)」を合わせた大阪の定番ギャグをご存じだろうか。言い換えると「チャウチャウ犬ではないのではないか?」になる。 そんなギャグから着想を得た大阪の老舗菓子メーカーが、お茶の新商品を売り出している。その名も「大阪ちゃうちゃうちゃ」。 ベリー風味の「ミックスベリ…Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

野菜ロッカーに朝から行列 出会いも育む東京・練馬区の「都市農業」

 東京都練馬区は国内有数の「都市農業」の地だ。大都市ながら住宅街の一角で農業が営まれ、新鮮な野菜が手に入る。畑は人と人が出会い、交わる場にもなっている。19日には、全国から都市農家が集まるイベントが開かれる。 11月中旬の土曜日。朝8時の住宅街の一角に、長い列ができていた。「今日は早いね」「お隣さんに配ろうかと」。顔なじみの住民たちが言葉を交わし合う。 コインロッカー式の無人直売所。100円玉を3枚入れて扉を開けると、とれたてのミニトマトが10個以上入っていた。ホウレン草、ブロッコリー、キャベツ、区特産の練馬大根――。区内では、あちらこちらで旬の野菜が売られている。「土ぼこりが舞う」「肥料のにおいが…」 23区の農地は約440ヘクタール。このうち4割が、練馬区にある。 戦後は都市化の波にのまれ…Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

「収入得て有名になりたかった」 女性の動画で逮捕の男、仲間と撮影

 女性を勝手に動画に撮り、ユーチューブ上にアップしたとして名誉毀損(きそん)容疑で警視庁に逮捕された職業不詳の杉田一明容疑者(40)が、「広告収入を得て有名になりたかった」と供述していることが、捜査関係者への取材でわかった。 警視庁によると、杉田容疑者は9月19日ごろ、東京都千代田区の帝国劇場付近で、18歳の女性に「お姉さん、パパ活やってるでしょ」「お金返して8万円俺に」と告げる動画を撮影してユーチューブに出し、女性の名誉を毀損した疑いがある。 捜査関係者によると、「私人逮捕系」と呼ばれ、「煉獄(れんごく)コロアキ」と名乗る杉田容疑者はこの女性以外にも、東京ドームなどの近くでチケットの不正転売をしていると決めつけて女性に声をかけ、動画を撮っていたと説明しているという。 今回の事件では、仲間数人と事前に話し合い、転売行為をしているとみた人物とネット上で事前に連絡をとり、帝国劇場で待ち合わせたという。服装の似た女性を勘違いして撮影したと、警視庁はみている。 杉田容疑者を含め仲間の何人かが女性を撮影。別人だとわかり、1人は撮影をやめた。ただ杉田容疑者は撮影を続け、モザイクをかけずに動画を投稿し、女性から人違いだとSNSで指摘を受けても一定期間、動画を掲載し続けたという。(御船紗子)Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

「翔んで埼玉」ヒットの背景に「県民の心の広さ」GACKTさん語る

 「埼玉県民の日」の14日、大ヒット映画の続編「翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~」(23日から全国公開、配給・東映)とコラボしたイベントが県内各地であり、県庁では主演のGACKTさんと二階堂ふみさんを招いたトークショーが開かれた。 トークショーでは、主演の2人が大野元裕知事とともに登壇。最初に大野知事が、県の魅力発信などに貢献したとして、GACKTさんに表彰状を手渡した。 前作「翔んで埼玉」(2019年公開)は、埼玉県民が虐げられている架空の世界で、GACKTさん扮する「麻実麗」や二階堂さん演じる「壇ノ浦百美」らが東京都に行くために必要な通行手形の撤廃などに向けて戦うストーリー。埼玉の自虐ネタ満載で大きな話題となり、ヒットした。 GACKTさんは「前作が埼玉の方たちの力によって大ヒットしたのも、皆さんの寛容さや心の広さがあったからなんじゃないかなと思う」。二階堂さんも、「県民の方々のおかげで多くの方々に楽しんでいただくエンターテインメントになった」と笑顔で語った。観客の笑いや共感で「作品が完成」 新作は、越谷に海を作る計画を立てた麻実が、白砂を求めて仲間と和歌山県に向かったところ、関西で滋賀、和歌山、奈良の県民が虐げられていることを知るという筋書きだ。 GACKTさんは、作品冒頭…Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

ホッコリする車内放送 有志の取り組み全線に広がる 大阪メトロ

 大阪メトロの電車に乗ると、ほっと一息つけるような車内アナウンスが流れるときがある。3年前、ある路線で若手の車掌ら数人が始め、いまでは全線へと広がった。乗客たちの心を癒やしたり、励ましたりしている。 「季節の変わり目のため朝夕の寒暖差が大きいですが、風邪などひかれませんようにご自愛ください」 10月12日午前10時過ぎの四つ橋線。北加賀屋駅に到着する直前、車掌の浅野大樹さん(28)はマイクを手に乗客らに語りかけた。 きっかけは、3年前の夏ごろだった。 「大阪から元気をつくり続けるために何かできることはないか」 四つ橋線で働く車掌約50人…Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

村上隆さん「最後と思って見に来て」 京都で国内8年ぶり大規模個展

 日本を代表する現代美術家の一人、村上隆さん(61)が来年2月、京都で「村上隆 もののけ 京都」展(朝日新聞社など主催)を開く。国内では8年ぶりの大規模個展で、出品する約170点の大部分が新作となる。14日に京都・祇園で記者会見があり、村上さんは「今まで蓄積した技術で最高のものをつくっている。日本での展覧会は最後だと思って、ぜひ見に来ていただきたい」と話した。 村上さんは、アニメやマンガを引用したポップでカラフルなアート作品で知られる。今回の個展は開館90周年を記念して京都市京セラ美術館(同市左京区)で開催され、作品を通じて京都と対峙(たいじ)する。例えば、江戸時代に描かれた岩佐又兵衛の「洛中洛外図」や、俵屋宗達の「風神雷神図」など、京都を中心に活躍した絵師の代表作を、村上さんが独自に解釈・引用、再構築した新作を展示するという。 この日は、歌舞伎の「南座」(同市東山区)で、十三代目市川團十郎さんの襲名披露興行のために村上さんが原画を描いた祝幕も披露され、團十郎さん、村上さん、間を取り持った映画監督の三池崇史さんが祝幕の前に並んだ。歌舞伎十八番のすべての演目をデザインしている。團十郎さんは「エネルギッシュだが緻密(ちみつ)な計算がある。(初代團十郎が創始した)荒事と共通している」と話した。この原画も出品される同展の会期は来年9月1日まで。(西田健作)Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

軽乗用車のタイヤ外れ、歩道の女児直撃 過失運転致傷容疑、男逮捕

 14日午後1時半ごろ、札幌市西区の市道で、走行中の軽乗用車からタイヤが外れ、歩道を父親と姉と3人で歩いていた女児に直撃した。女児は4歳前後とみられ、意識不明の重体。 北海道警は、軽乗用車を運転していた同区の会社員の男(49)を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで現行犯逮捕し、発表した。容疑を認めているという。 現場は片側1車線の直線の緩やかな坂。札幌西署によると、車は軽四輪駆動車で、坂を下りる途中で左前のタイヤが外れた。タイヤは車の左側の歩道に乗り上げながら約70メートル転がり、その歩道上で坂を上っていた女児に直撃した。タイヤはその後、約140メートル下の駐車場で止まった。 車は車高が上げられ、悪路を走れるオフロード用のタイヤに交換されていたとみられるという。署が整備状況について詳しく調べている。(新谷千布美)Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

「セノハチ」の立ち往生、新型も車輪空転 JR西が発表した対策は?

 広島市安芸区のJR山陽線の瀬野―八本松(はちほんまつ)駅間で6日、走行中の普通列車の車輪が空転し、約4時間にわたって立ち往生した。通称「セノハチ」と呼ばれる難所で、国内屈指の急勾配、急カーブで知られる。坂を上っていた車内に約150人の乗客が取り残された、空転の原因とその対策は――。 トラブルが起きたのは、6日午後3時35分ごろ。山あいにある瀬野駅から3・8キロほど進んだ所だった。広島県東広島市方面に向かう上り列車は、この場所で前進と停止を何度かくり返した後、完全に動かなくなった。 このトラブルで上下線計77本が運休。約2万5千人に影響が出た。車内に取り残された乗客約150人は約4時間後、迎えに来た下り列車に乗り換えて移送された。 この場所は、知る人ぞ知る「セノハチ」区間にあたる。「西の箱根」ともいわれる難所で、約10キロの間の高低差は200メートル。国内屈指の坂とカーブが連続する。2年前には、貨物列車のコンテナの積み荷が偏っていたためカーブで曲がりきれずに脱線。2017年12月には今回と同様、車輪が空転し、1時間40分の間、立ち往生した。JRが「配備」したのは JR西日本中国統括本部によ…Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

死亡劇団員、20日連勤の恐れも 上級生の叱責は「許容される範囲」

【動画】宝塚歌劇団は劇団員が死亡した問題について記者会見を開いた 宝塚歌劇団(兵庫県宝塚市)の劇団員の女性(25)が9月末に死亡した問題で、外部の弁護士による調査チームの調査報告書がまとまり、歌劇団が14日、宝塚市内で記者会見を開いた。長時間に及ぶ活動などの管理責任を認めて謝罪。一方で、上級生による「いじめ」は否定し、パワハラは確認できなかったとした。 「安全配慮義務を十分に果たせていなかったと、深く反省しています」。宝塚歌劇団の木場健之(こばけんし)理事長は14日の記者会見で、宙(そら)組に所属していた女性(25)が死亡したことについて頭を下げ、謝罪した。 女性の死亡原因を巡って、遺族側は月250時間超の時間外労働といった長時間労働や、複数の上級生による暴言などのパワーハラスメントがあったと主張していた。下級生まとめる立場「女性への負荷大きく」 これに対し報告書は女性が死亡する直前の状況について、様々な要因で心理的な負担が増大していたと指摘した。 新人公演に出演する最年長の代だった女性。ともに下級生をまとめる立場の同期5人のうち、退団や休演の影響で女性も含めた2人で負担しなければならなくなった。公演内容が難しいうえ、コロナ禍明けで準備のやり方が変わったことから、特に女性への負荷が大きくなったとした。 歌劇団は女性と業務委託契約…Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

「過度にタテ関係重視」 歌劇団パワハラ認めず、遺族側「再検証を」

 歌劇団が公表した報告書に対して、遺族側からは強い批判の声があがった。上級生(先輩劇団員)による女性へのパワハラを認めなかったことについて、14日に都内で会見した代理人弁護士は「事実認定と評価は失当(不当)だ」として再検証を求めた。 報告書を受けて、遺族側は調査が「劇団と上級生の責任を否定する方向に誘導している」と批判した。遺族側が調査委員会の聞き取りで説明したことや、提出したLINE(ライン)のやりとりを引用しなかった部分があると主張した。 また、上級生からヘアアイロンを当てられてやけどを負ったと主張した点も、報告書は「故意ではない」としたが、「故意性が仮になくとも、重過失は明白」と指摘、謝罪は不可欠だとした。 さらに「上級生が下級生を叱責(しっせき)するという劇団の慣行を無批判に受け入れ、指導の範囲内と評価した。タテの関係を過度に重視し、一時代前、二時代前といってもいい価値観に基づく思考だ」と、報告書のあり方自体を批判した。「端的にいえば、劇団が調査委員会を設置する前に述べていた内容、見解を追認するものである」と続けた。劇団員の長時間活動を認定「意義ある」 一方、報告書の中で評価した…Source : 社会 - 朝日新聞デジタル