各地で『猛暑日』“コロナ”と“暑さ”との戦い(テレビ朝日系(ANN))

All Nippon NewsNetwork(ANN)4日は、東北から西日本の広い範囲で気温が上昇し、全国34の地点で35度以上の『猛暑日』となりました。全国で最も暑かったのが福岡県太宰府市で、最高気温36.2度を記録。今年一番の暑さとなった東京都では、33.1度まで気温が上がりました。危険な暑さが続くなか、東京都葛飾区に住む女性(81)が2日、熱中症のため、死亡していたことがわかりました。東京都内では、今年初めてです。こうしたなか、東京都では4日、新たに309人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。8日連続の200人超えです。重症者は3日より7人増えて22人になりました。 熱中症と新型コロナウイルス。部活動を行っている高校生らにとって、厳しい夏となりそうです。時に激しくぶつかり合う剣道。人間相手の稽古となれば、ソーシャルディスタンスは取れません。部員らは飛沫防止のため、マスクに加え口元を覆うシールド、その上に面をかぶっています。  神奈川県立荏田高校・剣道部員の伊藤駿汰さん:「(口元を)ふさいでいる分、曇る感じ。こもる感じがある。慣れていないので、正直きつい」 窓は常に全開にして換気を徹底。暑さを避けるため、扇風機4台をフル稼働し、稽古は午前11時までにしているそうです。  神奈川県立荏田高校・剣道部の今里学顧問:「『感染防止』と『熱中症』この両方に気を配らなければいけない。両立するのは難しい場面があって、早めに休憩をとって、水分をとらせて様子を見ながらです。この夏は、本当にそんな厳しい練習はできないなと思う」 全国で感染拡大が止まりません。神奈川県では4日、89人の感染が確認されました。過去最多です。  神奈川県・黒岩知事:「クラスターが発生したというものじゃない。市中の感染が広がっている可能性がある。大変、緊張感を持って見つめている」 沖縄県でも、過去最多83人の感染が確認されました。この1週間の感染者数は、400人以上に上ります。  沖縄県の会見:「徐々に感染経路が分からずに軽症の方が診断されてきている。かなり市中感染が広がっていて、それで感染を受け、診断される方が多い」 感染拡大が止まらないなか、野党は4日、臨時国会の開会を求めましたが、政府・与党は応じない考えを示しました。  安倍総理:「今までも与野党が合意をして、適時国会において、委員会が閉会中審議が開催されていると承知をしている。臨時国会については、今、コロナ対策を含め、諸課題を整理したうえで、与党としっかり相談して対応していきたいと考えている。(帰省や特措法について考え方が違うのではという指摘について)政府としての対応について、菅長官と西村大臣が、考え方が違っているということではない。例えば、帰省について、どう考えるかということについても、政府として発信をすることを考えている、考え方についても、当然、これ菅長官も西村大臣も統一をしていくわけですし、私も節目、節目に話をしている。『GoToトラベル』についても、感染対策について、十分な対応を取ったなかにおいて行っているということである」 ◆これまで約100人の新型コロナ患者を治療してきた日本赤十字社医療センターの出雲雄大先生に聞きます。 ※日赤医療センターは、東京の重点・中核病院ですが、実際、現場はどうなっているのでしょうか。…

止まらない感染拡大“最新の治療法”臨床医に聞く(テレビ朝日系(ANN))

All Nippon NewsNetwork(ANN)新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、完璧な治療法はまだ確立していません。未知なるウイルスに対し、最前線の病院ではどのような薬を使って治療しているのでしょうか。呼吸器内科部長として約100人の新型コロナ患者を治療してきた、日本赤十字社医療センター・出雲雄大医師に聞きました。 ◇軽症の段階で、有効な治療薬はありますか? 現在、軽症の方に投与するのは、咳止めや解熱剤です。確立した治療薬はなく、対症療法のみというのが現実です。 ◇新型コロナウイルスの増殖を抑える抗ウイルス薬として期待される『ファビピラビル(アビガン)』の効果について、臨床研究を進めている藤田医科大学は「明確な有効性は確認できない」と発表しました。実際、現場で使って、効き目はどう感じていますか? 藤田医科大学の研究では、正確にはアビガンが有効か無効かの判断は難しいということです。医学の世界では統計学的な解釈ということをするわけですが、そこが詰められていないということが一つです。現在、企業が行っている治験や海外での臨床試験の結果を待つ必要があります。当院では、肺の両側に炎症がある中等症以上の患者40名ほどにアビガンを投与してきました。アビガンを投与していても、約半数の方は重症や重篤とステージが進んでしまいました。また、軽症の患者20人のうち、17人はアビガン等も使用せずに軽症のまま改善しました。つまり、効果は明確ではありません。ただ、個々の患者さんで見ると、アビガンが効いていると思える患者もいます。発症の極早期に投与すると意味がある、という意見もありますので、今後詰めていかなくてはなりません。 ◇5月に特例承認された抗ウイルス薬『レムデシビル(ベクルリー)』に関してはどうでしょうか? レムデシビルは、当院では現在、酸素投与が必要な重症以上の患者に、免疫の薬と併用して使っています。人工呼吸器を使用している患者では効果があり、人工呼吸器を外すことができています。レムデシビルと免疫の薬を併用した臨床試験は、世界中で多数行われています。 ◇重症化する原因として挙げられている『サイトカインストーム』は、免疫の暴走で健全な細胞まで傷つけてしまうことがあるということですが、この場合、どういった治療薬が効果的なのでしょうか? 免疫を抑制する薬が必要になると考えていて、私たちは免疫抑制薬『トシリズマブ(アクテムラ)』を使っています。これまでアクテムラを投与した16例では、約90%の方がサイトカインストームを乗り切ることができました。ただし、アクテムラは、新型コロナウイルス感染症において、日本ではまだ保険承認されていません。そこで、当院では倫理委員会や患者さんの同意を頂いて治療を行っています。現在、日本を含む世界各国で臨床試験が行われていて、先月29日に発表された欧米でのCOVACTA試験では、有用性が示せませんでした。しかし、まだ複数の臨床試験が行われており、その結果が待っているところです。 ◇免疫抑制薬では『デキサメタゾン(デカドロン)』が先月、新型コロナの治療薬として承認されましたが、この薬は、どのように使っているのでしょうか? デキサメタゾンは現在、カクテル治療法といって、レムデシビル・トシリズマブと同時に投与しています。併用して使っています。この3剤を同時に使用することで効果があるように感じています。 ◇3つの薬を併用すると効果があるということですが、どのタイミングで投与すればいいのか? 免疫を抑える薬はタイミングが難しいです。現在、酸素投与が必要となるような重症以上のの患者においては、私たちのデータと経験からは、この3薬をなるべく早く投与するようにしています。ただ、ウイルス性肺炎だけを起こしているような患者に関しては、免疫抑制薬を使うと、有効な免疫細胞が減ってしまうのではないかという意見もあります。ですので、軽症や中等症の患者に使うのではなく、重症化の見極めが大事だとおもっています。…

「ちょっと騒ぎすぎじゃないか?」うがい薬のコロナへの“効果”を辛坊治郎が解説(ニッポン放送)

8月4日、辛坊治郎が、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に生出演。政治・経済・文化・社会・芸能まで、一日の出来事の中から独自の視点でニュースをズーム、本質を解説する同番組の今回は、大阪府吉村知事・大阪市の松井市長が発表した、ポビドンヨードがコロナウイルスによる重症化を抑制する効果の可能性あり、という情報に対して辛坊が分析し、冷静な対応を呼びかけた。この日は、大阪府の吉村洋文知事と大阪市の松井一郎市長が会見を開き、うがい薬の成分「ポビドンヨード」で新型コロナウイルス感染症の重症化を防げる効果を確認したと発表したことに対してのニュースを番組冒頭から取り上げた。 辛坊は、ヨードの殺菌作用は強力でウイルス不活性化の効果もあることを説明。そのうえで、 「うがい薬が到達する範囲の中であれば効果があるだろうが、鼻から入って鼻の奥だったり、肺の中で増殖しているウイルスに対しては、そんなところにうがい薬が行き渡ることはできない」 と解説。吉村知事が発表した「軽症者が使用することで重症化を抑制する効果があるとの研究」については、 「本当にそのような論文があって、医学関係者がその論文を読んで『たしかにそうだね』という内容であれば、これは画期的な話なんだけれども、もし口の中のウイルスを除去するというだけのものなら、さして効果がないのでは? なぜなら、口だけでなく、鼻からだったり、肺に直接的に入り込んだり、うがい薬でなんとかなる範囲ではない」 と繰り返した。 大阪のコロナウイルス対策は大阪府に一元化されている中で、今回は大阪市の松井市長も同席したということで、この会見は松井市長が主導した会見ではないかと推測し、これまでの発言から「松井市長がコロナウイルスの感染方法に対して、若干誤解がある気がする。この件も、口の中のウイルスを除去すればウイルスが体内に入るリスクが下がると考えているのでは」と疑問を呈した。 最後にテレビ各局のワイドショーに対しては、「ちょっと騒ぎすぎじゃないか」と冷静な対応を求めた。Source : 国内 - Yahoo!ニュース

警察官がコロナで公務災害 警視庁、外勤2人(共同通信)

 業務が原因で新型コロナウイルスに感染したとして、警視庁の警察官2人が地方公務員災害補償基金東京都支部から公務災害の認定を受けたことが4日、同庁への取材で分かった。認定は7月29日付。同基金によると、新型コロナ関連で警察官が公務災害と認定されたのは初めて。  警視庁は2人の所属や性別を明らかにしていないが、いずれも外勤で、住民らとの接触があったという。同庁では、これまでに警察官ら計47人の感染が確認されている。  公務災害は一般労働者の労災に相当。地方公務員災害補償基金によると、7月31日時点で、医療関係者ら計22人が新型コロナ関連の公務災害と認定されている。Source : 国内 - Yahoo!ニュース

臨床心理士かたり給料詐取容疑 足立区職員の女逮捕(産経新聞)

 資格がないのに偽造された証明書などを提出して千葉県市川市に非常勤の臨床心理士として採用され、給料をだまし取ったとして、県警市川署は4日、詐欺の疑いで東京都新宿区市谷砂土原町の足立区非常勤職員、山下智香被告(43)=偽造有印私文書行使罪で起訴=を再逮捕した。山下容疑者は容疑を一部否認している。  再逮捕容疑は平成30年4月から昨年3月までの間、臨床心理士の資格がないのに、偽造された証明書を提出するなどして市川市から有資格の非常勤職員として採用され、賃金名目で現金約280万円をだまし取ったとしている。  同署によると、昨年11月に同市から相談があり、今年7月に偽造有印私文書行使の疑いで山下容疑者を逮捕していた。山下容疑者は平成25年4月から同市の非常勤職員として勤務しており、同署が余罪を調べている。Source : 国内 - Yahoo!ニュース

すでにネットで転売も…イソジンなど「ポビドンヨード」含むうがい薬の効果は? 京大・宮沢准教授「あまり期待しないほうが良い」(ABEMA TIMES)

 「嘘みたいなまじめな話をこれからさせていただきたいと思います」。4日の会見で、市販のうがい薬を前に切り出した大阪府の吉村府知事。「ポビドンヨード。代表的なものにイソジンのようなものがありますが、うがい薬を使う観察研究をやってきた。薬事法上、効能を言うわけにはいきませんが、コロナに効くのではないかという研究が出ました」。 【映像】西村大臣 うがい薬の効果「専門家の意見聞く」  発表によれば、府と府立病院機構「大阪はびきの医療センター」が新型コロナウイルスに感染した軽症者を対象に、イソジンで日に4回のうがいをしたグループと、そうでないグループに分けてPCR検査を実施したところ、うがいをしてないグループは4日目にして陽性者が40%だったのに対し、うがいをしたグループは9.5%にまで低下したというのだ。  吉村知事は「4日目には10人中9人で陽性反応が出なくなったというものです。容量・用法は守らないといけないが、うがい薬がコロナを低下させる効果があるなら、府民とやりませんかと。呼びかけです」と話した。 これについて、厚生労働省は「ポビドンヨードについて、新型コロナとの関連での検証はしていない」「新型コロナ対策で効果があるというデータはない」とコメントしている。また、同日夜の『ABEMA Prime』に出演した京都大学ウイルス再生医科学研究所の宮沢孝幸准教授(ウイルス学)も、「あまり期待しないほうが良い」と話す。  「まず、被験者の数が少ないということもあるし、実験手順が不完全だ。ヨードはタンパクとくっつくので、PCRの酵素にもくっつく可能性がある。つまり口の中にヨードが残っている場合、PCR検査の感度が下がってしまう可能性もある。その影響が調べられていないし、そのコントロールをして実験をしなければならないので、科学論文として成立しない。確かに喉にいるウイルスを殺すことは可能だろうが、肺の奥や鼻腔でウイルスが増えていれば、喉のウイルスを減らしても何にもならない」。  さらに宮沢准教授は「京都大学が昔やった実験では、何もしない、水のうがい、ヨードのうがいをする群に分けて風邪を引くかどうかの実験をしたところ、ヨードのうがいをする群が最も風邪を引いた、という結果が出た。一生懸命うがいをすることで、粘膜を傷つけてしまう可能性があるからだ。また、ヨードを飲み込んでしまう人もいると思う。摂り続けてしまうことで甲状腺の機能低下が起きるし、アレルギーのある人もいる。そういう点にも気をつけなければならない。私もイソジンの味が好きで、飲み込んでいたら甲状腺が腫れてしまったことがある(笑)」と語った。 「ウツワ」CEOのハヤカワ五味氏は「さっきドラッグストアを見てきたら品薄になっていたし、ネットオークション、フリマサイトでは転売も始まっている。メディアがきちんと検証せずに流してしまうのは危険だと思う」、ジャーナリストの佐々木俊尚氏は「ここまで吉村知事は良いイメージで来ていた。下手すると今回のことが命取りになるかもしれない」と話していた。(ABEMA/『ABEMA Prime』より)Source : 国内 - Yahoo!ニュース

限定グルメも! 渋谷・ミヤシタパークの飲食店がオープン(TOKYO MX)

 東京・渋谷の新たな複合施設「ミヤシタパーク」は、新型コロナ感染症対策として段階的にオープンしています。このうち、飲食エリアが8月4日に開業しました。ここでしか味わえないグルメが盛りだくさんとなっています。動画でお楽しみください。Source : 国内 - Yahoo!ニュース

今年のお盆休みの帰省は?『帰る楽しみ』『迎える楽しみ』それぞれの葛藤の声(MBSニュース)

新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、間もなくお盆休みを迎えます。ただ政府は『帰省による高齢者への感染には注意が必要』という認識を示していて、帰省を諦める家族も増えてきているようです。お盆休みはどのように過ごす予定なのか、帰省する側、帰省を待つ側、双方の想いを取材しました。『お盆休みの帰省』はOK?NG?(西村康稔経済再生担当大臣) 「おじいちゃんおばあちゃんに感染のリスクがあるので、みんなで食事をすると飛沫が飛ぶことになります。ですから、そういったことに十分注意してもらわないといけない。」 (菅義偉官房長官) 「県をまたぐ移動について国として一律に控えてくださいと言っているわけではなく、またお盆の帰省を制限するとかしないとか方向性を申し上げたものではなく。」 西村康稔経済再生担当大臣は“帰省して高齢者と過ごすなら注意が必要”との認識を示しています。その一方で、政府は『GoToトラベル』を推進しているだけに、菅義偉官房長官はあくまで“一律の自粛は求めていない”と強調します。 また『お盆休みの帰省』について関西の各知事も、基本的には“感染症対策をすれば問題ない”という見解です。 (大阪府 吉村洋文知事 8月3日) 「感染症対策もしっかり取りながら実家で親族に会うのは、役所がやめてくださいというのは違うんじゃないかと思っています。そこまで自粛というのだったら、GoToキャンペーンは辞めるべきじゃないかなと思います。」 (兵庫県 井戸敏三知事 8月3日) 「孫から祖父母にうつすケースがちょこちょこ出てきてはいるんですが、こういう団らんまで今の段階でやめろというのは酷なのではないか。」 (和歌山県 仁坂吉伸知事 8月4日) 「現在、いま、きょうは、別にとやかく言うつもりはありません。ただ、どうもこれはやばいと思う時期があれば、そこはまたそのときに申し上げたい。」帰省する側 帰省を待つ側そんな中、大阪市浪速区で沖縄料理店を営む天願一也さん(31)。妻の菜津季さん(31)、長男の善くん(2)との3人暮らしで、お盆休みはふるさとの沖縄へ帰省するはずでした。 (一也さん)「親戚の家まわったり、時間があれば海行ったり。(長男は)沖縄の海に入ったことがないんですよ。」 しかし、沖縄は感染状況が特に深刻で、人口10万人あたりの感染者数では東京や大阪の大都市を上回り、8月3日までの1週間では全国最多。病床の利用率も100%を超えていて、まさに『医療崩壊の瀬戸際』です。Source :…

Angels’ Shohei Ohtani strains arm, won’t throw for 4-6 weeks

ANAHEIM, CALIFORNIA – Shohei Ohtani has a right forearm strain that will prevent the Los…

国宝仏像をスキャン、予想外の事実 閉じた口が元々は…

 奈良・興福寺に伝わる国宝の仏像群のうち9体に科学のメスが入り、新たな事実が明らかになりつつある。10年余り前に実施されたX線CTスキャン調査の詳細も、このほどまとまった。次世代の文化財修理や保護・管理の在り方を予感させる成果がぎっしり詰まっている。  阿修羅像など八部衆や十大弟子9体が、展覧会に合わせてX線CTスキャン装置で調査されたのは2009年のこと。当時、国内唯一だった九州国立博物館(福岡県太宰府市)の大型CTスキャナーは、あらゆる角度から透視した3D画像で対象を立体的にとらえ、情報量を飛躍的に高めた。  九博博物館科学課長だった今津節生・奈良大教授(保存科学)らはその膨大なデータを10年にわたって分析し、このほど700ページ近くに及ぶ科学研究費補助金の報告書「興福寺乾漆像の研究」(本文編・図版編)を刊行。天平時代の造仏工程や代々の補修の履歴、さらには予想外の事実を明らかにした。  たとえば製作途中での改変だ。… 【8/7まで】シンプルコース(月額980円)が今ならキャンペーン中!詳しくはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル