全国で7月に1万7600人が感染 31日は過去最多に

 新型コロナウイルスの国内の感染者は31日、午後11時半現在で新たに1571人が確認された。1日あたりの感染者数が1千人以上となるのは3日連続で、30日の1308人を上回って過去最多を更新した。東京都は前日から96人増の463人で、初めて400人を超えた。  朝日新聞の集計では、7月中の感染者総数は約1万7600人で、国の緊急事態宣言が出されていた4月中の約1・4倍。PCR検査の件数が増えていることが一因とみられる。一方で、死者は計39人で4月中の計422人から大幅に減った。  31日の感染者数は東京、新潟、愛知、兵庫、鳥取、福岡、長崎、沖縄の8都県で1日あたりの最多を更新した。  東京都の感染者数が200人を超えるのは4日連続で、100人を超えるのは23日連続。幅広い年代で感染が確認された4月に比べ、7月は20~30代が7割近くを占める。  観光シーズンを迎えている沖縄でも最多の65人が新たに確認された。玉城デニー知事は県独自の緊急事態宣言を出し、県外からの来県に対して「慎重に判断していただくようお願いします」と呼び掛けた。  このほか、大阪府は216人、愛知県は193人、福岡県は170人で、都市部で100人を超える感染確認が続いている。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

福岡市で117人感染 最多、NHKでクラスター(共同通信)

 福岡市は31日、1日当たり最多となる117人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。福岡県内の感染確認は計170人となり、3日連続の最多更新となった。福岡市のほかは県が37人、北九州市が14人、久留米市が2人の感染をそれぞれ発表し、北九州市に住む感染者の60代女性1人が死亡したことも判明した。福岡市で1日の感染発表が100人を超えたのは初めて。  福岡市の公表分のうち5人はNHK福岡放送局の職員らで、クラスターが発生した。福岡放送局の感染者はこれで7人となった。うち6人は、21日に福岡市内での飲食を伴う送別会に参加していたという。Source : 国内 - Yahoo!ニュース

全国で1500人以上 東京・福岡・沖縄…各地“最多”(テレビ朝日系(ANN))

All Nippon NewsNetwork(ANN) 31日に全国で新たに確認された新型コロナウイルスの感染者が1500人以上になったことがANNのまとめで分かりました。  31日に東京では過去最多となる463人、大阪府では216人の感染が確認されました。また、福岡県では新たに170人の新型コロナウイルスへの感染が確認され、3日続けて過去最多を更新しました。沖縄県でも過去最多の71人の感染が確認され、玉城知事が会見で県独自の緊急事態宣言を発表しました。ANNのまとめで31日に新たに全国で1500人以上の感染が確認されました。Source : 国内 - Yahoo!ニュース

新たな“4段階の指標”…安倍総理の説明は?(テレビ朝日系(ANN))

All Nippon NewsNetwork(ANN)感染拡大がとどまる気配を見せないなか、政府は31日、専門家を交えた新型コロナの対策分科会を開き、現状の分析と今後の対策について検討を行いました。分科会では、感染状況を『散発』『漸増(ぜんぞう)』『急増』『爆発』の4段階に分けました。現在、東京都や大阪府などの大都市圏は『漸増』段階にあると分析しています。 新型コロナ感染症対策分科会の尾身会長:「最終的な“感染爆発段階”にいってから緊急事態宣言を出しても遅い。緊急事態宣言を仮に出すのであれば、爆発段階にいく前『急増』に予兆を見つけて、すぐにやる」 分科会では、どういった指標が出ると段階が変わるのか、具体的な数値は示されませんでした。 新型コロナ感染症対策分科会の尾身会長:「あえて、きょうは(数値を)出さなくて、次の分科会で最終結論を得たい」 菅官房長官:「政府の対応としては、専門家のご議論を踏まえたうえで検討していく」 重症者を受け入れている東京医科歯科大学病院では30日時点で、重症4人、中等症19人が入院しています。この病院での重症と中等症患者の数を見ると、4月下旬にピークを迎えています。その後、どちらも落ち着きますが、今月中旬から中等症患者の数が急に増えています。 東京医科歯科大学病院・荒井裕国副院長:「今の状況ではひっ迫状態ではないですが、この後の経過を予測してみると、ひっ迫前夜というような状況。ウイルスは嘘つきませんから、ちゃんと広がる時は広がるし、それなりの策を施していないと、とんでもないことになっていく。現実を見て、科学的な視点に立って政策を施していくのが、今、国にとって一番やらなきゃいけないことではないか。今からでも勇気を持って、本気度を出してもらいたい」 こうした状況のなか、野党4党は31日、政府に臨時国会を開くよう要求しました。 安倍総理:「通常国会は、先月閉幕したが、ほぼ毎週、閉会中審査を行っていた。コロナ対応、集中豪雨対策等について、タイムリーに審議が行われたものと承知している。臨時国会については、諸課題を整理したうえで、与党とよく相談しながら対応していきたい」Source : 国内 - Yahoo!ニュース

感染状況“4段階”で対応…専門家が読み解く(テレビ朝日系(ANN))

All Nippon NewsNetwork(ANN)政府は31日、専門家を交えた新型コロナの対策分科会を開きました。分科会では、感染状況を『散発』『漸増(ぜんぞう)』『急増』『爆発』の4段階に分けました。現在、東京都や大阪府は、医療提供体制の負荷が蓄積しつつある『漸増』段階にいるといいます。ただ、分科会では、どういった指標が出ると段階が変わるのか、具体的な数値は示されませんでした。 ◆感染症学が専門の大東文化大学・中島一敏教授に聞きます。 ※具体的な数値の指標がなかったことについて 中島教授:「数値の指標は、あるとわかりやすい半面、数字が独り歩きすることが心配です。各都道府県によって、医療体制の状況が違っていて、実情に合わない指標というのは、地域の混乱を招く可能性があります。地域の対策を推進する一方で、全体の目安となる指標を作るというのは、時間がかかると思います。国が指標を出さないから、各都道府県の対策が進まないということが起こってはいけないです。感染症の発生というのは、地域ごとで違った動きをします。地域ごとの対策は、国からの指標を待って行うというのではなく、地域の実情に合わせた対策が進んでいくことが本質だと思います」 7月に入って各地で感染者が急増していますが、最近の傾向を人口比で見ると、東京都と同じか、それ以上の増え方をしている県もあります。 ※各地への感染の広がりについて 中島教授:「沖縄県の患者数の増加、勢いが目立っていて心配です。同じ勢いで増えていくと早く限界に来る。その一方で、多い患者発生数が長く続いている東京ですが、急激な増加ではないですが、医療機関への負担は確実に増えている。勢いを減らして、患者数を減らすことが大事になってきます。多くの地域での発生はクラスター。それをわかっている時は、それを抑え込むことが大事ですけど、それが多面的になって、一つのクラスターから広がっていくと、“点”から“面”対策が必要となります。“面”というのは、広い地域ごとや職種ごとなど、感染抑制をかけていくことが大事となってきます」 ※県をまたいでの移動について 中島教授:「流行している地域からの移動に伴ってウイルスが持ち込まれる、運ばれる可能性がありますから、対策上は望ましくない。その一方で、移動するだけで感染するわけではなく、その先の人と人との接触で、感染することが多い。どうしても移動が避けられない場合、その先の感染予防が大事です。“3密”を避ける、距離を取る、マスクをする。これらを、きちんと実行していくことが基本となります」Source : 国内 - Yahoo!ニュース

7月の台風発生数ゼロ 1951年からの統計史上初の記録(ウェザーニュース)

今年7月は台風が1つも発生しませんでした。7月に台風の発生数がゼロとなったのは、1951年からの統計史上初めてのことです。 今年はこれまでに台風が2つしか発生していません。ただ、7月下旬から徐々に南の海で対流活動が活発になってきていて、これまで発生数が少なかったからといって油断は出来ない状況です。 台風の発生が少なかった原因と、今年7月に日本で大雨となった原因は、相互に関連している可能性があります。(関連記事参照)7月の台風発生数、平年値は3.6個月別の台風発生数の平年値を見ると、7月は平均で3.6個の台風が発生しています。(平年値:1981年~2010年の30年平均) 1951年の統計開始からの69年間で、11月~6月までの各月に台風が発生しなかった年は存在しますが、7月~10月の各月に台風が発生しなかった年はありませんでした。今年7月は統計開始史上初めて、7月に台風が発生しなかった年となりました。(速報値) ただし台風の記録は事後解析され、数ヶ月後に確定値が発表されるため、もし現在存在する熱帯低気圧が事後解析で台風だったと判断された場合には、幻の記録となります。南の海には2つの熱帯低気圧7月最終日の今日31日(金)、南シナ海とフィリピンの東の太平洋で、それぞれ熱帯低気圧が発生しました。 15時現在南シナ海にある998hPaの熱帯低気圧について、気象庁は24時間以内に台風に発達する可能性があるとの情報を発表しています。この熱帯低気圧は台風に発達したとしても日本への影響はありません。 一方、フィリピンの東にある1008hPaの熱帯低気圧について、発達の程度は不明確であるものの、8月初めに沖縄の先島諸島や台湾方面に接近する可能性が出てきました。八重山地方や宮古島地方では週明けにかけて雨の降るところがあり、急な強い雨や落雷、強風、高波に注意してください。一方本州方面では太平洋高気圧の勢力が強いため、熱帯低気圧の影響はない見込みです。 これらの熱帯低気圧が台風に発達するかは不確定ですが、もし台風になると6月12日に発生した台風2号以来で、約1か月半ぶりの台風発生となります。8月以降は台風発生の可能性高まるこれまで台風の発生が少なかったのは、太平洋高気圧の西への張り出しが例年より強かったことが原因とみられます。これはインド洋全域の海面水温が高いことが原因とみられ、エルニーニョの発生からやや遅れて生じることがあるパターンと言われています。 また、このことは7月に日本が大雨に見舞われたことと関係している可能性があります。(関連記事参照) 一方、今年も8月以降は台風が発生しやすくなる見通しです。大雨や暴風への備えを今一度ご確認ください。ウェザーニュースSource : 国内 - Yahoo!ニュース

無届けで罰則、全所有者に ボーガンめぐり兵庫県が規制案(産経新聞)

 兵庫県宝塚市と神戸市で相次いでボーガンを使った事件が起きたことを受け、同県は31日、規制案を有識者審議会に示した。新規購入者だけではなく、既存の所有者も県に届け出ることを義務づけ、違反した場合は5万円以下の過料としている。  同県は審議会の答申を基に条例案をまとめ、9月県議会に提出する。成立すれば、全国では初のボーガン規制条例となる。  これまでの審議では、新規取得者は14日以内に氏名や住所、ボーガンの型式などを届けるとしていたが、すでに所有している人も条例施行後90日以内の届け出を義務化する規定を加えた。また、必要に応じて所有者、販売者とも立ち入り調査を行うとしている。Source : 国内 - Yahoo!ニュース

弁護士が遺言書を偽造 地検が捜査 兵庫県弁護士会(産経新聞)

 兵庫県弁護士会は31日、同会に所属する寺岡良祐弁護士(43)が遺言書を偽造し、神戸地検から有印私文書偽造・同行使容疑で捜査を受けていると明らかにした。寺岡弁護士は調べに対し容疑を認めているといい、同会は懲戒処分を検討している。  同会によると、寺岡弁護士は昨年12月~今年4月ごろ、それぞれ別の故人の親族から依頼を受け、故人が生前に残していたとされるワープロ書きの文書を基にするなどして遺言書を偽造した。依頼人はいずれも法定相続人ではなかったが、遺産を相続できるような内容にしていたという。  寺岡弁護士は平成22年から県弁護士会に所属し、同県洲本市内の事務所に勤めていた。  同会の友広隆宣会長は「遺言制度に対する信頼を大きく損なう事態。原因究明や効果的な対策を講じるべく取り組んでいく」とコメントした。Source : 国内 - Yahoo!ニュース

李・元総統葬儀に森元首相参列案 政府特使以外を想定か(共同通信)

 30日死去した台湾の李登輝元総統の葬儀に、森喜朗元首相が参列する案が政府、与党内で浮上していることが、分かった。複数の関係者が31日、明らかにした。日台間には正式な国交がないため、政府や安倍晋三首相の「特使」ではない形での出席を想定している。  葬儀に参列した場合、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、帰国後14日間の「隔離」が必要となる見通し。東京五輪・パラリンピック組織委員会会長を務める森氏の日程や体調も踏まえ、参列が可能かどうか調整を進める。Source : 国内 - Yahoo!ニュース

李登輝氏は「情の深い大きな人間」 被災地や司馬遼太郎さん遺族からも追悼の声(産経新聞)

 台湾の民主化を進め、7月30日に97歳で亡くなった台湾元総統の李登輝氏。訃報が伝わると、国内のゆかりのある人々から死を悼む声が広がった。  李氏が宮城県を2回訪問した際に、案内役を務めた元宮城県議会議長で県日台親善協会会長の相沢光哉さん(81)は、今も忘れられない思い出がある。  李氏は平成27年に東日本大震災で被害を受けた同県岩沼市の犠牲者を慰霊する「千年希望の丘」を訪問。李氏は集まった約100人の被災者らに「今、生きているということを大切にして、前向きに生きてほしい」と日本語で語り、一人一人と握手をして励ましたという。  一昨年に相沢さんが李氏の自宅を訪問した際、李氏は「あれほどの大災害にもかかわらず、生活再建に向けて努力をしている。希望を失わないでほしい」と被災地に思いをはせていたという。相沢さんは「絆を大切にして、思いを行動に移してもらった。改めて感謝している」と語った。  李氏は27年7月、最先端のがん治療で知られる福島県郡山市の脳神経疾患研究所付属南東北BNCT研究センターを視察。同行していた同研究所理事兼顧問の小野寺慶七さん(76)は「身内をほとんどがんで亡くし、自分だけが残ったとの話が印象的だった。できれば、(最先端治療のBNCTを)台湾にも導入したいと話していた」と当時を振り返る。  李氏は同研究センターに約2時間滞在し、治療設備に関して熱心に質問もしていたという。小野寺さんは当時の李氏の印象について「非常に温厚で紳士的だった」と語った。  一方、作家の司馬遼太郎さんの義弟で司馬遼太郎記念館(大阪府東大阪市)の上村洋行館長は「歴史に残る大きな存在を失った寂しさを感じます」と悼んだ。司馬さんは、5年と6年に著書「街道をゆく・台湾紀行」の取材で台湾を訪れ、李氏と親交を結んだ。その後、李氏は16年末に来日した際、翌年1月に京都市内にある司馬さんの墓を訪れたという。  上村館長は「わざわざ立ち寄ってお墓参りをしてくださったそうです。聞いていた通りの温かな、情の深い、人間の大きな方だと思いました」と話した。  司馬さんと李氏は、ともに大正12(1923)年生まれ。学生時代は同時期に学徒出陣を経験するなどの共通点もあった。台湾での取材や対談のときには、息がぴったりと合い、話は尽きなかったという。上村館長は「同い年で、戦争という同じ境遇の中に身を置いた“同期意識”のようなものがあったのではと思います」と話した。Source : 国内 - Yahoo!ニュース