国内で新たに622人が感染 緊急事態宣言解除後で最多

 新型コロナウイルスの国内感染者は16日、午後10時半現在で、622人が新たに確認された。緊急事態宣言解除後としては最多で、1日あたりの感染者が600人を超えるのは4月11日以来96日ぶり。死者はいなかった。  首都圏の1都3県はいずれも解除後最多となり、あわせて415人に。宮城県でも過去最多の14人が確認された。大阪府の66人、兵庫県17人、京都府13人も解除後最多で、近畿圏でも再拡大が続いている。  愛知県では21人を確認した。20人を超えるのは4月9日以来だ。今月1~16日の県内の感染者50人のうち半数近くの22人が首都圏由来だったといい、大村秀章知事は16日夕に開いた臨時会見で「東京由来、他県由来が大変多い。憂慮すべき事態だ」と述べた。  東京都では、中央大(八王子市)の運動部合宿所で生活している学生11人が感染した。最高裁事務総局勤務の30代の男性裁判官の感染も確認された。  神奈川県の48人のうち、川崎市の20代男性は、集団感染が起きた「新宿シアターモリエール」の舞台に出演。横浜市、相模原市などの6人は同シアターを訪れており、複数回観覧した人もいるという。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

マイナポイントの受付サイト、対応は「IEのみ」 開発元マイクロソフトは使用を非推奨(THE PAGE)

 マイナンバーカードを持つ人に対して、買い物などで利用できるポイントを還元する「マイナポイント」の受け付けが始まりました。しかし、パソコンで申し込む場合には、今となっては利用者が多いとはいえない「InternetExplorer11」(IE11)しか対応しないという驚くべき状況となっています。実は、電子政府やネット銀行のサービスでは、いまだにIEしか対応しないというケースが少なくないのが現実です。 総務省はマイナンバーカードを国民に普及させるため、「マイナポイント」というポイント還元の制度を構築しています。マイナンバーカードを所有している人は、約15%となっており、多くの人がカードを持っていません。カードを保有していることの実質的なメリットが少ないことや、何よりマイナンバー制度はプライバシーに直結するものであり、もっとも重要な個人情報と紐付いたカードを気軽に持ち歩きたくないというのがその理由と考えられます。総務省では、マイナンバーカードの保有を義務化する議論が行っていますが、一方で、保有を促進するためのポイント還元制度も実施しており、7月1日から申し込みの受け付けが始まりました。  ところが、パソコンでの申し込みを試みたところ、ブラウザに制限があるため申し込みができないという声があちこちから上がりました。対応ブラウザが、もっとも多くの人が利用している「Google Chrome」や、Windows10に標準搭載されている「Microsoft Edge」には対応しておらず、なんと「InternetExplorer11」しか対応していなかったことが理由です。IEの利用者は10%以下と考えられますから、IEしか対応しない仕様では、多くの国民がパソコンでの申し込みができないことを意味しています。  しかしながら、電子政府や銀行のネットバンキング(特にビジネス向け)では、いまだにIEを標準とするところも多く、この問題は日本のあちこちで発生しています。総務省では、今後、順次、他のブラウザに対応できるよう拡張していくとしていますが、いつ対応できるのかは今のところ未定です。 IEについては、開発元のマイクロソフト自身が、セキュリティ上の問題などから利用をやめるよう全世界に呼びかけています。こともあろうに開発企業が否定している製品を必須要件にするという政府の認識には驚かされるばかりです。日本がIT後進国であることは、多くの人が認識しつつありますが、この状況は当分、解消されそうにもありません。 (The Capital Tribune Japan)Source : 国内 - Yahoo!ニュース

大阪府の新感染者66人 宣言解除後で最多(MBSニュース)

MBSニュース 大阪府は16日、新たに66人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。緊急事態宣言解除後で最も多い感染者数です。  大阪府で新たに感染が確認されたのは10代から90代の男女66人です。そのうち12人は東大阪市のバーに7月12日から16日の間に滞在していて、府はクラスターが発生したとしています。府によりますと、現在、店は休業していて、滞在した人が追跡できていることから店名は公表していません。  一方、兵庫県では神戸大学医学部附属病院の20代の女性看護師を含む17人の感染が確認されました。病院は当面の間、この看護師が担当していた病棟の患者の入退院を制限するということです。  16日、近畿・徳島で新たに感染が確認された人の数は、あわせて104人となっています。Source : 国内 - Yahoo!ニュース

麻生氏へ総理が感謝のメッセージ 改憲も“息合う”(テレビ朝日系(ANN))

All Nippon NewsNetwork(ANN) 安倍総理大臣は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて麻生副総理の派閥パーティーにメッセージを寄せ、「総裁任期中に憲法改正を成し遂げたい」と訴えました。  東京での新規感染者数が過去最大となって動揺が広がるなか、自民党の所属議員の数で第2派閥となる麻生副総理の派閥パーティーが都内で開かれました。去年までは会場に出席していた安倍総理も今年はビデオメッセージを寄せました。このなかで、麻生副総理に対して「政権発足から7年半にわたり、屋台骨として支えてくれた」として感謝するとともに、憲法改正への決意を示しました。  安倍総理大臣:「我々にはまだ残された課題があります。立党以来の悲願である、憲法改正への挑戦。その歩みを止めるわけにはいきません。自民党の総裁として、その任期中に憲法改正を成し遂げていきたい。その決意に変わりはありません」  また、麻生副総理も今の憲法では新型コロナウイルスのような緊急事態への対応に限界があるとして「憲法に必要事項を書き込むべきだ」と安倍総理に同調しました。自民党の各派閥が新型コロナウイルスの感染拡大を受けてパーティーを延期するなか、今回、先駆けてパーティーを決行した背景には麻生副総理が安倍総理に迫っている早期解散総選挙への布石という見方も広がっています。Source : 国内 - Yahoo!ニュース

「初戴冠」掲げ笑顔…藤井七段、王位戦もカンバレ!(テレビ朝日系(ANN))

All Nippon NewsNetwork(ANN) 藤井聡太七段(17)が将棋の「棋聖戦」第4局で渡辺明棋聖に110手で勝ち、17歳11カ月で史上最年少でのタイトル獲得を成し遂げました。屋敷伸之九段が持つ18歳6カ月での最年少タイトル獲得の記録を30年ぶりに更新しました。  新棋聖・藤井聡太七段:「(Q.初タイトルを獲得、そして最年少の記録更新をした気持ちは?)(棋聖のタイトル)獲得についてはまだ実感はないんですけれども、とてもうれしく思ってますし、またこれからタイトルホルダーとしてしっかりとした将棋をお見せしなければという思いもあります」  偉業を成し遂げた藤井七段、次は史上最年少のタイトル2冠を目指し、来月4日と5日に神戸市で「王位戦」の第3局に臨みます。Source : 国内 - Yahoo!ニュース

熊本で時事通信社員が感染 豪雨取材の30代カメラマン(共同通信)

 熊本県は16日、神奈川県に住む30代の報道関係者男性1人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。時事通信社は、男性が本社(東京)の編集局映像センター写真部所属のカメラマンで、豪雨被害を取材していたと明らかにした。熊本県内での感染確認は累計で49人。  時事通信社は、男性が「取材中はマスクを常時着用し、基本的には距離を取って撮影していた」と説明している。  熊本県によると、この男性は今月13日に航空便で熊本空港に入って主にレンタカーで移動し、15日にかけて同県人吉市や八代市で取材。16日朝に37.4度の熱があり、頭痛と軽い喉の痛みの症状もあった。Source : 国内 - Yahoo!ニュース

コロナ分科会「爆発的な感染拡大ではない」 「下方でもない」、最悪想定も(THE PAGE)

 政府の新型コロナウイルス対策分科会が16日、開かれ、その後に分科会の尾身茂会長(地域医療機能推進機構理事長)が記者会見した。東京都は同日、新たに確認された感染者数が過去最多の286人となったと発表したことについて尾身氏は「東京中心に色んな感染が広がっている。現在は指数関数的にこの前の緊急事態宣言を出すような状況、爆発的な感染拡大には今はなっていないというのが我々の判断。(一方、)残念ながら急に下方に行く方ではない」と述べた。 【会見ノーカット】GoToは「東京対象外」 コロナ分科会後に西村担当相と尾身会長が会見 尾身氏は「実際に穏やかに増加しているか、平たんになりつつあるのか。場合によってはもうちょっといく。この辺のところがどこかがというのが我々の判断です。従って、穏やかなところが穏やかならいいが、急にこう(跳ね上がる)ことがある」と言及。「今のこの時期にやってほしいこと」として、3密の回避に加え、夜の街の対策を「対象地域や業種を絞ったきめ細やかな対策」を取るよう提言した。  さらに、「緊急事態宣言をまた出すか出さないかの議論が出ている。こんな風にいくことは誰も望んでいないが、危機管理は最悪も想定しなければいけない」と指摘。「どのような状態になったら危険ゾーンに入った(ことになるの)か。今から感染状況だけでなくて医療体制、検査体制、総合的なものを(考えておく必要がある)。どんな状況になったら国民に注意を呼び掛けるのか、どんな対策が必要なのか。あらかじめ都民。国民に示すことが極めて必要」とも語った。東京都、新規感染者数が過去最多 東京都は16日、新たに確認された感染者数が過去最多の286人となったと発表した。都では、9日から12日まで4日続けて200人を超える高水準が続いた。13日から3日間も100人台。16日で8日続けての3桁となった。Source : 国内 - Yahoo!ニュース

「接待伴う飲食店」「3密」「大声」 コロナ分科会が都の感染分析、Go Toで4提言も(THE PAGE)

 政府の新型コロナウイルス対策分科会が16日、開かれた。その後、分科会の尾身茂会長(地域医療機能推進機構理事長)が記者会見し、東京で増えている新規感染者について触れ、「個別で例外があるかもしれないが、接待を伴う飲食店を中心に広がったというのが我々の判断」と訴えた。 【会見ノーカット】GoToは「東京対象外」 コロナ分科会後に西村担当相と尾身会長が会見  さらに「飲食店、劇場、色んな所でクラスターが確認されているが、相も変わらず、ずいぶん前から言っていた『3密』とか大声が共通の感染の場であるというのが(分科会の)判断だ。放置しておくと市中へのまん延や、地方への感染が広がる可能性があるというのが我々の評価のポイント」と注意喚起した。Go To事業で政府に4提言 Go Toトラベル事業については、分科会が政府に提言した4点を説明した。4点は以下の通り。 (1)3密、大声を出す行為を控える「新しい生活様式」に基づく旅のあり方を周知する機会とする。接触確認アプリの利用を強く推奨 (2)当面の間、積極的に東京都から他の道府県への移動、他の道府県から東京都への移動を支援するGo To事業は延期すべき (3)東京都以外のGo Toトラベル事業は実施しても差し支えない (4)東京都での感染が落ち着いてくれば東京都もGo Toトラベル事業を行って差し支えないGo Toキャンペーンとは? 「Go Toキャンペーン」は、外出自粛や休業要請によって冷え込んだ観光や飲食などの消費を促そうと政府が実施を決めた事業で総事業費は1兆6794億円。そのうち1兆3500億円を充てられたのが旅行・観光を対象とした「Go To…

「大臣の自己アピール」 法務・検察刷新会議に冷めた声

 黒川弘務・元東京高検検事長が産経新聞記者と朝日新聞社員と賭けマージャンをして辞職した問題を受け、森雅子法相が信頼回復のために設けた「法務・検察行政刷新会議」の初会合が16日、法務省内で開かれた。半年後を目途に提言をまとめることになったが、批判を浴びた黒川氏の定年延長や廃案となった検察庁法改正案の問題点などは採り上げられない見通しだ。  刷新会議は法相の私的諮問機関として設置。法曹関係者のほか、経済・教育関係者らで構成される。  会議は冒頭の法相あいさつを除き非公開。座長の鎌田薫・早稲田大前総長らの説明によると、初会合では、2010年の大阪地検特捜部の証拠改ざん事件を受けて設置された「検察の在り方検討会議」の提言について、何が実現でき、何が実現できていないかなどを話し合った。検察庁法改正案の問題などは「第3者委員会のように検証する会議ではない」と話し、議題にならない見通しを示した。  次回以降の会議を公開するかは今後検討するとし、9月ごろに中間提言も出すという。  森法相は検討課題として①勤務時間外の行動や不祥事の処分基準など「検察官の倫理」②文書保管や情報公開のあり方など「法務行政の透明化」③逃亡した日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告が日本の刑事司法制度を批判した事態を受け「日本の刑事手続きを国際的に理解してもらう方策」を挙げている。 「中身何もない」、議題設定で空転  法務・検察行政刷新会議は森雅… 980円で月300本まで2種類の会員記事を読めるシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

渡辺三冠「すごい人が出てきた」 正念場、年下に初失冠

 将棋の第91期棋聖戦五番勝負で、渡辺明棋聖(36)=棋王、王将とあわせ三冠=が挑戦者の藤井聡太七段(17)に1勝3敗で敗れた。渡辺棋聖は過去33回、タイトル戦の番勝負を戦っているが、年下の後輩に敗れたのは初めて。終局後は「中終盤の競ったところで勝てなかった。こちらが気付いていないところが多かった。内容的に競ったところで負けているので、すごい人が出てきたなという感じです」と話した。  新型コロナウイルス感染拡大の影響で4月中旬以降、長距離移動を伴う対局が延期になった。棋聖戦の挑戦者を決める決勝トーナメントも準決勝以降の対局がストップ。それが6月に再開されてから一気に進み、瞬く間に藤井七段が挑戦者になった。  渡辺棋聖は本来、相手によって対策を練り、十分に準備して勝負に臨むタイプ。豊島将之名人(30)=竜王とあわせ二冠=と戦う第78期名人戦七番勝負の第1局で話題になった黒いフェースマスクも、2日間の長丁場に備えて試行錯誤した末に選んだものだった。  挑戦者が決まってから、わずか4日後に開幕した棋聖戦五番勝負では、第1局の戦型は相矢倉、第2局も相矢倉模様で、藤井七段が得意としてきた角換わりではなかった。藤井七段は対局がなかった2カ月間で「自分の将棋に向き合うことができた」と言っていたが、戦型選択の幅を広げていたことは間違いない。渡辺棋聖は予想を超える藤井七段の進化に準備が追いつかなかったのではないだろうか。2局とも落としてしまう。第3局の角換わりでは、事前研究が上回って圧倒したが、第4局では再び矢倉で敗れた。  渡辺棋聖がタイトル戦で年下の… 980円で月300本まで2種類の会員記事を読めるシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル