GoToトラベルが7月22日から開始…新型コロナウイルス感染の恐れはないのか(FNNプライムオンライン)
7月22日から始まるGoToトラベル7月14日東京都で新たに143人の感染が確認され、3桁の感染が続く中、4連休前日の7月22日から始まろうとしているのがGoToトラベル。国内旅行を対象に、代金の半分相当を支援するキャンペーン。 【画像】各都道府県の知事の反応を見る 7月14日に赤羽国交相は、首都圏の感染者増加を懸念する声を踏まえ、旅行・宿泊業者に対して、十分な新型コロナウイルス感染防止対策を事業への参加条件にする考えを示した。宿泊施設の受付に仕切り板を設けることや、宿泊者全員への検温などが義務づけられ対策が不十分な施設はキャンペーンの対象から外れると説明した。 しかし詳細を発表するのはキャンペーン開始わずか5日前の7月17日とあって、新たな混乱も予想される。キャンペーンに様々な声開始の時期を8月から7月23日から始まる連休前に前倒ししたGoToキャンペーンには、各自治体のトップからさまざまな声が上がっている。 福島県・内堀雅雄知事: 大丈夫なのかというご不安ご懸念もあろうかと思います。 宮城県の村井知事は… 宮城県・村井嘉浩知事: 当然患者がなくなったわけではありませんので、人の往来によって患者が増える可能性は十分あるだろうと思います。 また青森県むつ市の宮下宗一郎市長は、感染者に対応できるベッドが4床しかない現状をあげ批判した。 青森県むつ市・宮下宗一郎市長: 人が動かなければ、ウイルスは動かない。これが拡大すれば、今までは天災だと言っていたが人災になる。 地方の不安を強くかき立てているのが、いわゆる東京由来が疑われる感染者。山形県では東京から運転免許の合宿に来ていた20代の男子大学生の感染が明らかになった。 7月14日、こうした事態に山形県の吉村美栄子知事は… 山形県・吉村美栄子知事:…