被害者の母と婚約者怒り…146キロで走行し5人死傷した事故で被告に“過失運転”致死傷罪を適用(東海テレビ)
亡くなった男性の婚約者: 「あれが危険運転じゃなかったら、あれはなんていう運転なのか教えてほしい」 判決後、遺族らは涙ながらに無念さをにじませました。 国道を、猛スピードで走るメルセデス・ベンツの乗用車。事故はこの直後に起きました。 2018年12月、津市の国道23号線でベンツがタクシーと衝突。 タクシーの乗客ら4人が死亡、1人が大ケガをしました。 タクシーが飲食店の駐車場から反対車線に出ようとした矢先に起きた事故でした。 事故で逮捕されたのは、ベンツを運転していた末広雅洋被告(58)。 起訴状によりますと当時、末広被告は国道を時速146キロで走行しタクシーと衝突。危険運転致死傷罪に問われています。 タクシーの乗客で、事故で亡くなった津市の会社員・大西朗さん(当時31)。結婚式を挙げる直前でした。朗さんの母親: 「彼女の作ってくれたおにぎりをバクっと食べて、海苔を歯に貼ってニッと見せるんですって。葬儀場のマネージャーさんに『ちょっと、ふざけてますかね?』みたいな感じで聞いたら、もう断トツ一番(良い写真)ですって言っていただいて」 朗さんの父親: 「私と嫁さんと妹と弟と、12月29日からみんなで(朗さんが生死をさまよった)6日間はつらかったな。脚が腐って、切断せいとかさ。バイクがここ(家の前)通るやろ。朗のことをな…」 朗さんの母親: 「バイクでな、通勤しとったもんで、朗が帰ってきたような気がするってね」 今回の裁判で、大西さんの両親らは危険運転致死傷罪が適用されるよう願っていました。Source : 国内 - Yahoo!ニュース