ネット発信者特定へ制度改正検討 木村花さん死去で総務相が意向(共同通信)

 高市早苗総務相は26日の閣議後記者会見で、SNSで誹謗中傷を受けていた女子プロレスラーの木村花さん(22)が23日に死去したことに関し、インターネット上の発信者の特定を容易にするため制度改正を検討する意向を示した。 プロバイダー責任制限法は、ネット上に匿名で権利侵害情報が投稿された場合の削除などについて規定している。高市氏は「ネット上の誹謗中傷を抑止し、被害救済を図るには発信者の情報開示の手続きが適切に運用されることが必要だ」と指摘。制度改正に関して「スピード感を持って対応したい」と強調した。 現行で開示対象の情報だけでは発信者特定は困難なケースが多い。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

牧場もドライブスルーで 緊急宣言解除でも遠い「日常」

 「緊急事態」が終わり、かつての「日常」が戻ってくるのか――。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、最初に緊急事態宣言が出されてから49日。最後まで残っていた首都圏と北海道への宣言が解除された。各地の飲食店や観光地は安堵(あんど)しつつ、先行きへの不安も漏れる。国内では25日、新たに21人の感染が確認され、累計で1万6671人となった。 まずは国内客を  百貨店や高級ブランド店が立ち並ぶ東京・銀座。店舗の一部が徐々に営業を再開し始めているが、25日も人影はまばらなままだ。  銀座4丁目に本店を構える宝飾品大手ミキモトは、この日から予約制で営業を再開。広報宣伝部長の八木千恵さんは「売り上げの半分以上が外国人、とりわけ中国からだった。海外の観光客が戻ってくるのは、もう少し先になると思う」。  銀座で昨春開業したあるホテルも、宿泊客の8割以上が外国人だった。ところが訪日外国人が激減して客は大幅に減り、いまでは9割が日本人客に。当面の対策として、今後は客室をテレワークや勉強に使えるプランを打ち出すという。  国内有数の観光地・神奈川県箱根町では25日、人気スポットの大涌谷園地や各施設が今週中の再開に向けて準備を進めた。  4月から臨時休園中の箱根湿生花園では、職員が木道や林地の除草と清掃にあたった。箱根温泉旅館ホテル協同組合によると、一時は8割が休館した町内の旅館・ホテルも、少しずつ営業を再開しているという。  ただ、箱根をにぎわせていた外国人客は途絶えたまま。箱根町観光協会の佐藤守専務理事は「感染予防上の安全を確認しながら、まずは国内の方々をお迎えしたい」と話した。(西村奈緒美、村野英一) ディズニーランドは慎重姿勢  レジャー業界も模索が続く。  「営業再開に一歩近づきうれしいが、通常営業は7月以降になる見通し」。千葉県富津市のマザー牧場の担当者は、こう話す。  4月下旬から園内を車で巡りながら羊やアルパカなどを見学できる「ドライブスルーファーム」を始めた。千葉県民限定だったが、今後は県外からも受け付けていく。「3密」を避けるため、この形式を続ける予定という。  千葉県印西市の小学2年生菊本杏(あん)さん(7)は「羊が可愛かった。次は動物たちと触れ合いたい」。母親の亜季子さん(37)は「外出しやすくなるのはありがたいが、不安もある。少しずつ日常に戻っていけたら」と語った。  東京ディズニーランドやディズニーシーを運営するオリエンタルランド(千葉県浦安市)は「千葉県の休業要請はまだ続いている。再開時期はまだわからない」(広報担当)と慎重な姿勢だ。  再開には園内の感染予防策や、……

「予感していたが、つらく悲しい」 合唱コン中止に涙

 今秋に予定されていた第73回全日本合唱コンクールの全国大会中止が25日に決まり、各校の生徒たちは悔しさをにじませた。  全国大会中学部門(混声)で、最高賞の文部科学大臣賞を昨年まで2年連続で受賞した郡山第五中(福島県郡山市)。この日、合唱部員21人が集まった音楽室で、顧問の橋本厚子教諭(56)が「とても残念ですが、全国大会が中止になりました」と切り出すと、うつむき、涙を流す部員が相次いだ。  4月21日から続いた休校が終わり、この日から学校が再開したばかりだった。自宅で発声など基礎練習を続けていた部長の小針夢月(むつき)さん(3年)は「予感はしていましたが、大会中止はつらく、悲しい。先輩たちの素晴らしい音楽に自分たちがどれだけプラスできるかやりたかった」と涙を浮かべた。  部活の再開は未定だが、橋本教諭は「みんなで練習してきたことは無駄ではありません。コンクールがなくてもこのメンバーでできること、いい思い出を作っていこう」と呼びかけた。  全国大会高校部門(Aグループ)で、同賞を昨年と一昨年に獲得した清泉女学院(神奈川県鎌倉市)のソプラノパートリーダー西岡君恵さん(2年)は「コンクールは青春そのもの。(中止は)一人で受け止めるには大きすぎて、実感できません」と言葉を絞り出した。 ■「心に穴があいた… 980円で月300本まで2種類の会員記事を読めるシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

虐待・家出・レイプ…コロナで困窮する少女に支援の手を

 新型コロナウイルスの感染拡大は、私たちのくらしや社会を大きく変えました。直面する不安に、どう向き合い、乗り越えていけばいいのか。各界で活躍する人たちに尋ねました。 Colabo代表・仁藤夢乃さんに聞く にとう・ゆめの 悩みを抱えた10代の少女たちを支援する一般社団法人「Colabo(コラボ)」代表。自身も中高時代に街をさまよう生活を経験した。夜の街で少女に声をかけ、緊急滞在先の紹介などサポートを続ける。著書に「難民高校生」など。日経ビジネス「次代を創る100人」、文芸春秋「日本を代表する女性120人」にも選ばれた。(写真はColabo提供)  東京を拠点に虐待や性暴力被害などに遭った10代の女性を支援する活動を続けています。相談は年間500件程度ですが、全国の学校が休校になった後、相談が急増し、3月の1カ月で約220件、これまでに300件を超えました。 家飛び出しても、街に居場所なく  非常時には女性や子どもへの暴力が増え、虐待リスクが高まります。今まで学校やバイトで家にいる時間を短くしていた子は、長時間、家族と一緒にいるのが耐えられなくなり、すでに家を飛び出していた子は、バイト先やネットカフェを転々とできなくなって、困窮している状況です。  私たちは毎週水曜日の夜、渋谷… 980円で月300本まで2種類の会員記事を読めるシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

【神田伯山事務所社長・古舘理沙】当代随一の人気者オンライン寄席で変わる芸の見せ方(BUSINESS INSIDER JAPAN)

コロナショックによる「在宅シフト」で、あらゆる職種に働き方から何から見直しがかかっている。経営・マネージメント層に、新たに気づいた課題を聞くシリーズの第4回目は、エンターテイメント業界から。【全画像をみる】【神田伯山事務所社長・古舘理沙】当代随一の人気者オンライン寄席で変わる芸の見せ方100年ぶりとも言われる講談ブームを引き起こし、その毒舌キャラがテレビ・ラジオでもたちまち人気となった神田松之丞あらため六代目神田伯山。彼を前座時代から「今、最もチケットの取れない男」と言われるまでにマネージメントしてきたのは、伯山の妻でもある古舘理沙さんだ。これまで伯山以外にもさまざまな寄席演芸の興行を仕掛けてきた、彼女自身もまた、“凄腕の興行師”と言われる。エンターテイメント業界は、コロナ禍で最もあおりを受けている業界の一つ。超・人気者の伯山といえども、その影響は大きい。古舘さんに、伯山のリモートワークの近況と今後、業界の展望について聞いた。神田伯山の寄席の出演は、4月4日が最後。緊急事態宣言以降、全ての公演が中止になったので、講談の仕事はゼロになりました。ラジオとテレビがリモート体制になったのは、4月の第2週目から。テレビ朝日のキャスターやフリーアナウンサーの赤江珠緒さんの感染が判明してから、全レギュラー放送がリモート体制に移ったという状況です。正直、対応としては遅いと思います。私自身、ずっとヒヤヒヤしていました。ただ、出させていただいているタレント側から「リモートにしてください」とは、どうしても言いにくい。テレビ・ラジオに関しては、局側から「リモートで」と判断してくださったので、そこは本当にありがたかったです。大手の芸能事務所さんが「リモートでなければ、出せない」と先陣を切って局側に言ってくださったことも、非常に助かりました。そこからリモート出演が業界全体に浸透し、私たちのような小さな事務所の者もスムーズにオンラインに移行できました。 感染拡大と重なった襲名興行 寄席に関しては、コロナの感染拡大と伯山の襲名興行が重なり、これも本当にヒヤヒヤのし通しでした。自分たちの感染もですが、お客様に感染者が出たら申し訳がたちません。寄席での襲名興行は2月11日から3月20日までを予定しており、寄席は全部で4軒。コロナ禍が深まる前に3軒は終わっていました。最後の国立演芸場さえ無事に終われば、何とかいけると思って過ごしていました。具体的には、新宿末広亭の興行までは問題なかったのですが、2月21日以降、浅草演芸ホールに移ったあたりから世間の空気が変わり始めました。ライブハウスの件が取り沙汰され、「集まるのはどうなのか」という雰囲気になった。寄席には高齢のお客様も多くいらっしゃいます。やりづらいけれど、お客様も来てくださっているし……と、ジレンマにさいなまれました。綱渡りの中で、3月11日に国立演芸場が、国の機関のため、寄席の中では最初に閉めることになりました。興行は途中で中止となりましたが、むしろ、ホッとしました。続いて他の寄席も閉まったわけですが、すでにお客様が数人といった状況がしばらく続くなどしていたようです。開ければ開けるほど赤字になってしまう。人件費もあるので、いっそ閉めようという判断だったと聞いています。 次ページは:「お客様はどのぐらい戻るのか」という不安 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

動画解説 大気不安定 雷雨・突風・雹に注意(ウェザーニュース)

5/26(火) 8:04配信 ウェザーニュース  上空にはマイナス12℃前後の寒気が流れ込みます。そのため、地上との気温差が大きくなります。大気の状態は不安定になり、雷・突風・雹などのシビアな気象現象が予想されます。空の変化に注意してください。 ウェザーニュース 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

飲み会、フェースシールド越しに 客に配布、大阪の居酒屋が企画(共同通信)

 緊急事態宣言解除後の「新しい生活様式」に“フェースシールド飲み会”はいかが? 大阪市の居酒屋「牛すじホルモン二刀流武蔵」では「新型コロナ対策をしながら安全に楽しく飲むために」と、換気や消毒液の配備に加え、飛び交うしぶきから顔を守る透明なシールドを25日から客に無料配布している。 同店の運営会社代表、三山哲緒さんによると、時間を短縮して営業した4月の売り上げは約7割減。外出自粛で遠のいた客足が戻るきっかけに、との狙いもある。 30代の女性客は「これからの生活を充実させる手段の一つとして、ありだと思う」とシールドを着けたままハイボールをストローですすった。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

安倍首相「流行ほぼ収束」緊急事態宣言解除…五輪は「長期戦を覚悟」(スポーツ報知)

 安倍晋三首相(65)は25日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言について、継続していた北海道、埼玉、千葉、東京、神奈川の計5都道県を解除すると表明した。安倍首相は首相官邸で記者会見し、「解除基準を全面的にクリアした」と述べた。4月7日に始まった緊急事態宣言は49日間で終了した。今後は各地域ごとに外出自粛、休業要請の緩和、学校再開を決める。 「日本ならではのやり方で、わずか1か月半で今回の流行をほぼ収束させることができた」。安倍首相は「日本モデル」による感染症対策が成功したと胸を張った。 4月7日から続いた緊急事態宣言は感染者が多かった北海道、埼玉、千葉、東京、神奈川で解除された。新規感染者が1日で50人を下回り、入院患者も2000人を切ったとし「世界的にも極めて厳しいレベルで定めた解除基準を全国的にクリアした」と判断した。ただし、「直近1週間の新規感染者数の合計が人口10万人当たり0・5人以下」という目安を北海道と神奈川県が満たしておらず、経済再生を優先して見切り発車した形だ。 「コロナ時代の新たな日常を作り上げていく」。政府は宣言解除後も密閉、密集、密接の「3密」回避やマスク着用などの「新しい生活様式」や満員電車を減らすためにテレワークの定着を図る。社会経済活動の本格再開を支援するため、自治体向け臨時交付金の拡充などを盛り込んだ2020年度第2次補正予算案を編成し、今国会中の成立を目指す方針。安倍首相は他国と協力し、ワクチンや治療薬の開発を急ぐ考えを示した。 ただ、安倍首相は2度目の緊急事態戦宣言の発令についても言及した。専門家は秋から冬にかけて第2波、第3波の流行が起きる可能性を指摘している。安倍首相は「身の回りにウイルスは確実に存在している。ひとたび気を緩め、ウイルスへの警戒、感染予防を怠った途端、一気に感染が広がっていく」と指摘。「最悪の場合には2度目の緊急事態宣言発出の可能性もある。しかし、外出自粛のような社会・経済活動を制限するようなやり方はできる限り避けたい。市中感染のリスクを大きく引き下げていけば、それが可能になる」と見通しを語った。 スポーツや文化イベントの再開についても「日常を少しずつ段階的に取り戻していく」とし、観客数を段階的に増やしていく方針を示した。来年7月に延期した東京五輪・パラリンピックについては、国際オリンピック委員会(IOC)などと協議を進めているとし、「長期戦を覚悟しなくてはならない。人類が感染症に打ち勝った証しとして完全な形で東京大会を開催したい」と述べた。報知新聞社 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

「シャンシャン」6・12誕生日に間に合う?上野動物園開園へ準備(スポーツ報知)

 緊急事態宣言の解除を受けて、都内の動物園や水族館なども準備が整い次第、営業が再開される。 東京都によると、都が運営する4園については「施設の規模などを勘案して、個別に対応していく」とした。動物園は都のロードマップには具体例として明示されていないが、ステップ1の「展示施設」に準ずるとみられる。 ジャイアントパンダの「シャンシャン」が人気の上野動物園では「警備などの人員確保を即座にするのは難しい。(開園まで)ある程度の日数はもらわないといけない」としたが、都から許可が出次第、態勢を整えていく。同園は2月29日から新型コロナ感染拡大防止のために約3か月間、閉園しているが、過去の長期閉園は、1923年の関東大震災(約100日間)、2011年の東日本大震災(2週間)しかなかったという。 シャンシャンは、休園中に体重が10キロほど増加するなど、順調に成長している。開園すれば、久々に多くの来場者の視線を浴びることになるが、関係者は「パンダは比較的周囲の環境変化に影響されないタイプ。大きな音などを立てなければ、心配はないと思います」。一方、パンダと同じく、展示が珍しいオカピ(キリンの仲間)は「とてもデリケートなので不安な面もある」そうで、状況を見ながら展示方法を考えていくという。 来月12日には、3歳を迎えるシャンシャン。その誕生日には、再び元気な姿を生で見ることができそうだ。報知新聞社 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

スーパーなど徐々に通常営業へ…各協会が感染防止継続を呼び掛け(スポーツ報知)

 緊急事態宣言の全面解除を受け、企業は徐々に通常営業に戻るとみられる。ただ流行の第2波も懸念され、各業界団体は感染防止と事業活動の両立指針を策定し、加盟企業に取り組みの継続を呼び掛けている。 日本スーパーマーケット協会など小売業12団体が共同策定したガイドラインでは、客同士の接近防止、滞在時間の短縮、レジ前の床に目印を付けることでの間隔確保などの他に、会計後に袋詰めする台を増やすなどの対応を明記。かごやカートの握り部分、フードコートのテーブルを定期的に消毒し、現金の受け渡しはトレーで行うように呼び掛けている。 日本フードサービス協会が発表した「外食業の事業継続のガイドライン」では、客にマスク着用と入店時のアルコール消毒を求めるなどの基本的な対応の他、可能な店舗については会計時に電子マネーなど非接触型決済の導入も推奨。さらに客に対して「会話は控えめにし、BGMを聴くことなどを勧める」とする踏み込んだ内容もある。 日本スポーツ協会は、スポーツ活動について「支障のない範囲でマスクを着用する」ことを前提とし、大会などのイベントについては走る時の「位置取り」についても明示。「前の人の呼気の影響を避けるため、可能であれば前後一直線に並ぶのではなく、並走あるいは斜め後方に位置取ること」とした。報知新聞社 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース