3密の典型、スナック苦境 2カ月で3人のママの悲報が

 密閉、密集、密接。「3密」の典型的な、つまりは人間による濃密な空間がつくられるのがスナックだ。新型コロナウイルスのために営業自粛を求められたうえ、酒と会話を提供するのが基本スタイルとあって他の飲食業のように持ち帰りでしのぐのも難しく、ほとんどが店のネオンを消している。「夜の社交場」を巡る状況は極めて厳しい。 スナック 誕生は前回の東京五輪があった1964(昭和39)年ごろ。深夜バーへの営業規制が厳しくなったため、カウンター越しに軽食(スナック)も出す飲食店「スナックバー」を名乗ったのが始まりといわれる。  「『昼の2~3時間でもいいからカラオケを歌わせて』と常連さんから言われるんです」  九州最大の盛り場、福岡市天神地区にあるスナックのママ(79)は言う。  雑居ビルの1階を借りて三十数年。カウンター席に10人ほどが座れば満席だ。家賃は10万円、カラオケのリース代が1カ月に5万~6万円。光熱費や水道代などの出費も無視できない。  市からは家賃の8割が補助され… 【5/12まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

密でも空気混じらない車、コロナ軽症者の搬送に 福岡市

 福岡市は新型コロナウイルスに感染した人を安全に搬送できるよう、感染防止対策を施した車両の寄贈を受け、2日から運行を始めた。  車販売や整備などを手がける北九州市のミハラ自動車が、自社で使用していた車両に手を加えた。  運転席と、感染者が座る後部座席との間に不燃材のシートで仕切りを設けたほか、後部座席に強制排気の装置をつけ、前方のエアコンから流れ込んだ空気が常に後ろに向かって外に排出されるようにした。  市は、軽症や無症状の感染者が、自宅や病院から宿泊療養先のホテルに移動する場合や、別の持病などで診療を受ける場合などを想定しているという。運行は市内の民間事業者に委託し、感染を防ぐため運転者が身につける備品は市が支給する。  ミハラ自動車は地元の北九州市にも同様の車両1台を寄贈する考えという。(渕沢貴子) Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

「善意のリレー」で犬・猫の殺処分、初のゼロ 福岡市の独自取り組みが奏功(西日本新聞)

 福岡市が収容した犬猫の2019年度の殺処分数が、病気などでやむを得ない場合を除いて初めてゼロとなった。譲渡可能な犬猫の殺処分は5年前まで年間300匹を超えていたが、その大半を占めていた授乳期の子猫をボランティアが一時的に預かった後、動物病院などが引き継いで譲渡を仲介する市独自の取り組みが奏功。官民が連携して小さな命を守る地道な活動が実を結んだ。【画像】5年前まで年間300匹 犬猫の殺処分数 福岡市では、市民が保護するなどした犬猫は、市東部動物愛護管理センター(東区)に持ち込まれる。19年度の収容数は574匹。犬の多くは元の飼い主や譲渡先が見つかるが、難題は子猫だった。 子猫は収容数の5割前後を占める上、頻繁に授乳や排せつの世話が必要。限られた職員では対応できず、これまではほとんどが殺処分されてきたという。 このため市は16年から、生後間もない子猫を市民が一時的に預かるミルクボランティア制度を開始。生後約2カ月まで育ててもらい、そこから譲渡につなげる試みだ。現在は一般家庭を中心に約60組が協力。体調が悪化した時は市獣医師会が支援する。 ミルクボランティアの役目が終われば、子猫は主に獣医師会所属の動物病院が預かり譲渡を仲介。昨秋からはペットの美容室やホテルも仲介を協力する譲渡サポート店制度も始まった。 この、命をつなぐ善意のリレーは徐々に広がり、譲渡件数も年々増加。昨年度に飼い主が見つかった子猫は約70匹に上った。従来のセンターでの譲渡と合わせ、譲渡が見込める犬猫の殺処分ゼロを達成した。 一方で、センターが収容した時点で、病気などで譲渡困難と判断された犬猫は殺処分を余儀なくされる。昨年度は約230匹に上り、野良猫が生んだとみられる子猫が大半という。 市生活衛生課長で獣医師の椿本聡さんは「やむを得ない殺処分を減らすため、飼育する以上は飼い主に責任を持って育ててほしい」と訴える。   □    □ 福岡市は4月24日から、犬猫の飼育相談に応じる市家庭動物啓発センター(西区)でも猫の譲渡を始めた。新型コロナウイルスの影響で見学や相談は予約制。同センター=092(891)1231(平日午前8時半~午後5時)。 (鶴善行)Source : 国内 - Yahoo!ニュース

首相「終息への道、着実に進む」 西村氏、緊急宣言の解除視野(共同通信)

 安倍晋三首相は11日の衆院予算委員会で、国内での新型コロナウイルス感染拡大に関し「終息への道を着実に進むことができている」との認識を表明した。西村康稔経済再生担当相は緊急事態宣言の解除を巡り、重点的な対策が必要な特定警戒都道府県以外の34県について「新規感染者などの数値が落ち着いている状況が継続していることが確認できれば、多くの県について解除が視野に入ってくる」と述べた。 西村氏は、13の特定警戒都道府県についても「新規感染者の数などが著しく改善している都道府県は、同様に解除が視野に入ってくる」と説明した。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

玉川徹氏、緊急事態宣言解除後の第2波に「ロックダウン戦略しか、選択肢は本当にそれしかないんですか?」(スポーツ報知)

 11日放送のテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・前8時)で、新型コロナウイルスの感染拡大について特集した。 番組では、政府が特定警戒都道府県以外の34県について、緊急事態宣言を解除する可能性があることを伝えた。 解除された場合についてコメンテーターで同局の玉川徹氏(57)は「政策の選択肢がロックダウン戦略しかないという事になると、仮に出口に出たとしても、1本目のトンネルから出ただけであって、その先2本目、3本目のトンネルが来るとなった時に、またロックダウンになるわけですよ」と見解を示した。 解除後も「次のトンネルがどこにあるかわからない。短いトンネルは、秋までに何回も来るかもしれないわけですよ」とした上で「そうすると、トンネルに入った時にまたロックダウンを続ける事になるわけですね。ロックダウン戦略しかないと。選択肢は本当にそれしかないんですか?というのが今後、問われると思うんです」と政策の選択肢を増やすべきだとした。 一方で「新しい生活様式みたいな事を言っても、国民に強いる話で、政策の選択肢ではないですよね」と指摘した。報知新聞社 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

解除後に感染急増なら再指定検討と西村氏(共同通信)

5/11(月) 10:13配信  西村経済再生担当相は緊急事態宣言に関し、解除後に再び感染者数が増加し、爆発的な患者急増の兆しが生じた場合、再指定を検討する意向を示した。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

解除後も大規模行事は自粛要請と西村氏(共同通信)

5/11(月) 10:08配信  西村経済再生担当相は緊急事態宣言の解除後に関し「不要不急の都道府県をまたいだ移動や、全国的な大規模なイベントの開催は引き続き自粛をお願いすることとなる」と述べた。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

福島、茨城、千葉で震度3 M5.5、緊急速報発表(共同通信)

 11日午前8時58分ごろ、福島、茨城、千葉の各県で震度3の地震があった。気象庁によると、震源地は茨城県沖で震源の深さは約50キロ。地震の規模はマグニチュード(M)5.5と推定される。この地震で同庁は緊急地震速報を発表した。各地の震度は次の通り。 震度3=郡山、いわき(福島)水戸、日立、鹿嶋(茨城)香取市役所(千葉)など▽震度2=仙台青葉作並(宮城)福島、白河(福島)つくば(茨城)宇都宮(栃木)桐生黒保根(群馬)さいたま中央(埼玉)千葉、銚子(千葉)大手町、荒川(東京)二宮(神奈川)など▽震度1=八戸南郷(青森)盛岡(岩手)気仙沼(宮城)米沢(山形)など 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

コロナ時代の授業探る「夜の職員会議」 世界中から知恵

 新型コロナウイルスの感染拡大で長期休校が続くなか、子どもたちとつながるために、何とか双方向型のオンライン授業ができないか。そんな思いを抱く教員たちがオンライン会議システムでつながり、「夜の職員会議」を開催。海外や国内の先進校の手法を学んできた。情報は全国各地で共有され、様々な形で芽吹きつつある。  4月30日夜8時、オンライン会議システム「Zoom(ズーム)」の画面には各地の教員らが続々と映し出された。国内は北海道から沖縄、海外は米国、中国、イタリア……。参加者は口コミで広がり、最も多い時間で400人近くに伸びた。  「コロナ時代にも学びを止めない」とネット上に発足した有志による会議は、この日が4回目の最終日。4月16日から回を重ね、延べ800人以上が参加した。  Zoom会議を企画したのは、東京都調布市立多摩川小学校の指導教諭、庄子寛之さん(36)だ。  多くの公立校で双方向型のオンライン授業が進まない背景として、▽ICT(情報通信技術)に理解がない▽セキュリティーが厳しすぎる▽地域や他校と横並び意識がある――などが指摘されている。こうした壁に阻まれ、教員が身動き取れないケースも目立つ。 拡大する世界の教員をつなぐZoom会議を企画した調布市立多摩川小学校の指導教諭の庄子寛之さん  そこで庄子さんは、教員同士が横のつながりを作って世界の先進例やノウハウを知ることで、現状を打破できないかと考えた。「いま一番必要なのは子どもたちと対面でつながること。ICTはそのための手段にすぎません」  この日、最初に発表したのは、… 【5/12まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

愛子さま、学習院大でオンライン授業 皇室11~17日

 天皇、皇后両陛下や皇族方の予定を毎週更新します。皇室の方々は様々な行事や式典、宮中祭祀(さいし)などで多忙な日々を送っています。紙面では掲載しきれない公務も紹介します。  宮内庁は5月11日~17日の予定を発表した。 皇后雅子さまは11日、皇居の紅葉山御養蚕所で、「御養蚕始の儀」に初めて臨む。即位儀式が重なった昨年は、養蚕に関する儀式は実施されなかった。  両陛下の長女愛子さまが今年4月に入学した学習院大では11日から授業が始まる。新型コロナウイルスの感染拡大の状況を踏まえ、当面はオンライン形式の授業になるといい、愛子さまは既に希望する履修科目を提出したという(表記は宮内庁発表に準じます。予定は変更されることがあります)。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル