山口県、飲食店に一律10万円 融資拡大も、686億円増額補正(共同通信)

 山口県は24日、新型コロナウイルス感染拡大を受け、飲食店に一律10万円を支給することを盛り込んだ経済対策をまとめ、2020年度一般会計を686億円増額する補正予算案を発表した。 10万円支給や、宅配開始など中小企業も含めた事業維持のための経費補助として計約15億円を計上。資金繰り支援の融資枠拡大などに約613億円を盛り込んだ。 補正後の一般会計は7506億円。村岡嗣政知事は記者会見で「飲食店への影響は厳しいが、なんとか踏ん張ってもらいたい」と述べた。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

未配の布マスク、納入2社が全て回収に 不良品見つかり

 新型コロナウイルスの感染拡大防止策として、政府が全世帯に配布する布マスクの一部に汚れなどの不良品が見つかった問題で、納品した興和と伊藤忠商事は、未配布分を全量回収すると23日に発表した。全量チェックなど、検品体制を強化するという。  全世帯向けの布マスク配布は、安倍晋三首相肝いりの対策で、約466億円の予算をあてる。17日から感染者が多い東京都で配布が始まった。だが、一部から不良品が見つかったため、厚生労働省はメーカーに対し、検品体制の強化などを求めていた。  布マスクを受注したのは3社で、受注額が最も大きい興和が約54・8億円、伊藤忠は約28・5億円となっている。興和は「事態を真摯(しんし)に受け止め、全量回収の上再検品し、検品体制への指導強化を行う」。伊藤忠は「三重の全量検品体制を敷き強化を図る」としている。  菅義偉官房長官は22日の会見で「流通段階の確認により発見されたもので、適切に除外されている」と述べ、配布を続ける意向を示していた。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

夏休み短縮、各地で検討 「ほぼなし」想定の地域も

 新型コロナウイルスによる長期休校が続く中、授業時間を取り戻そうと大阪府や大阪市、兵庫県小野市が夏休みの短縮の検討を始めた。児童・生徒や保護者らに広く影響を与えそうだ。  「休校した部分をどこかで埋めることは必要」。大阪市の松井一郎市長は23日、会見で夏休み短縮の検討を始めたことを明かした。  前日の22日には、大阪府の吉村洋文知事が府立高校などを対象に同様の検討に入ったことを表明。府教育委員会によると、府立学校の場合、大型連休明けに再開しても新学期だけで17日分の授業が不足する見通しという。  これに先立ち、文部科学省が1… Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

「3食作るのもう限界」親から悲鳴 苦境でもお弁当提供

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、貧困や孤立に直面する子どもたちに安価で食事を提供する「子ども食堂」の運営休止が増えている。全国で緊急事態宣言が出て環境はさらに厳しさを増した。そんな中で、形を変えて活動を続ける選択をした運営者もいる。  10日夕方、堺市北区。古民家前に設けられた台に、緑黄色野菜をふんだんに使った色鮮やかな弁当が並んでいた。この場所でカフェを経営している横尾祐子さん(42)が、毎週金曜日に開いている子ども食堂「みんなのカフェ モモ」の一コマだ。  子ども食堂の活動を始めたのは2017年。近くの子どもたちやボランティアが集い、和やかな雰囲気で食事をしてゆるやかにつながる。そんな「日常」は新型コロナウイルスの感染拡大で一変し、3月は営業を取りやめた。  4月に入っても、地域の学校は再開見通しが立たず給食の提供もない。自身も3人の子を育てる横尾さんの元には「ずっと子どもと一緒にいて、毎日3食食事を作るのがもう限界」など保護者の悲鳴が届いた。  そこで弁当の提供に絞って食堂の活動を再開。「学校給食が食べられず、栄養バランスが崩れている家庭もある」と、野菜をたっぷり使ったメニューにした。子ども用は100円、大人用は500円。「おたすけ弁当」と名付けた。これまで食堂の利用者は30人程度だったが、初日の3日には約60食が売れた。  大阪府が緊急事態宣言の対象になって初めて迎えた10日は約80食、17日は約70食が完売した。横尾さんは「宣言後も続けるか悩んだが、経済的にも厳しい今だからこそ求める人は多い」と手応えを感じている。子ども2人と弁当を買いに来た会社員女性(35)は「飲食店は感染が怖くて入れないが、ここのお弁当なら安心できる」と歓迎する。  一方、食堂利用料の100円玉を握りしめ一人で食事に来ていた子どもたちは、弁当を買いに来ていないという。自宅が分からず届けることもできない。「居場所を必要としている子どもたちにアプローチできないのはもどかしい」と横尾さん。それでもできる限り活動を続けていくつもりだ。 ■多くの子ども食堂、活動… Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

「少しでも役に」焼酎造りの技で消毒アルコール 福岡のメーカーが開発(西日本新聞)

医療機関や自治体向け  福岡県大刀洗町の焼酎メーカー「研醸」は今月末、手や指の消毒に使える高濃度エタノール製品「KENJOU ALCOHOL 70%」(500ミリリットル、1430円)を発売する。新型コロナウイルスの感染拡大で消毒用アルコールが不足しており、代替品として医療機関や地元自治体に限って販売する。【写真】タオル生地でマスク、注文20万枚超「驚いた」 厚生労働省は10日、酒造会社が製造したエタノール濃度70~83%の製品は、特例として消毒用に使えると認めた。研醸の製品はアルコール度数70%。元々、度数が高い蒸留酒を造っており、ノウハウを生かして消毒用製品を開発した。古賀利光社長は「少しでも役に立てれば」と話す。 問い合わせはファクス=0942(77)2687=か、メール=kenjou@mocha.ocn.ne.jp=で。 (平峰麻由) 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

自宅療養の患者数把握 加藤厚労相、宿泊療養への移行急ぐ(産経新聞)

 加藤勝信厚生労働相は24日の記者会見で、新型コロナウイルス感染症で自宅療養中の患者数を把握する考えを示した。埼玉県内で自宅療養中の男性2人が死亡したことを踏まえた対応。ホテルなどでの宿泊療養への迅速な移行を図る。 加藤氏は新型コロナ感染症の軽症者に関し、ホテルなどの宿泊施設を原則とするが、子育てなど家庭の事情で自宅療養を選択せざるを得ない人は除外する方針を示している。 加藤氏は会見で「自宅療養中の患者と家族に対するフォローアップをしっかりやる」と強調した。 自宅療養に加え、宿泊療養中の患者についても数を把握する考えで、加藤氏は「都道府県と連携し、情報をとるべく努力したい」と語った。 加藤氏は宿泊療養の方針について、「家庭内の感染を防止し、急変時の適宜適切な対応を図る」と強調。同時に、「32を超える都道府県で宿泊療養の体制をすでに実施、あるいは準備ができたということも踏まえた」と説明した。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

被災地から届いた“恩返し”マスク「ありがたい」(西日本新聞)

 大分県日田市のボランティアグループ「チーム大分」(梅山忠信代表)に、東日本大震災の被災地・宮城県石巻市から手作りマスク20枚が届いた。【写真】タオル生地でマスク、注文20万枚超「驚いた」 グループが同市で復旧活動をする中で知り合った女性が、新型コロナウイルス拡大防止に役立ててほしいと手作りした“恩返しマスク”。グループは日田市の希望者に譲る予定だ。 マスクを作ったのは、宮城県石巻市の浜谷ゆみ子さん(69)。災害当時、現地で活動した梅山さんらと出会った。グループが昨年まで続けたクリスマスに石巻市の被災者にお菓子の詰め合わせを送る活動では、現地を訪れた日田市の中学生と被災者との交流会の準備役も務めた。  浜谷さんは布やひもを使い、一つ一つ丁寧に製作。15日、梅山さんの元に届いた。浜谷さんから「お世話になった日田の皆さんに」と連絡があったという。 日田市でも感染者が確認され、16日には緊急事態宣言が全国に拡大された。梅山さんは「チームの活動を心にとめて、困った時に行動を起こしてくれるのはありがたい」と感謝している。(笠原和香子) 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

長崎停泊の伊客船新たに43人感染(共同通信)

4/24(金) 10:38配信  長崎県は24日、長崎市に停泊するイタリア籍クルーズ船で、新たに43人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。乗員の感染者は計91人となった。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

新型コロナ、世界で死者19万人超す(共同通信)

4/24(金) 10:36配信  【ジュネーブ共同】米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、新型コロナウイルス感染症による死者が24日、世界全体で19万人を超えた。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

帰省学生が“感染起点”に 「全ての管理不可能」大学担当者は苦悩 授業やバイトなく、呼び戻す親も(西日本新聞)

 新型コロナウイルスの影響で休校となった学生が、帰省先で感染を広げるケースが相次いでいる。九州でも、学生寮でクラスター(感染者集団)が確認された福岡市の専門学校生が福岡県内外の実家に戻って家族に感染を広げたと疑われる事例が発生。流行地からの帰省が感染を拡大させるとの懸念は以前から指摘されており、大型連休を前に政府や自治体は改めて不要不急の移動の自粛を強く呼び掛けている。【データ】学生を対象にした新型コロナに関するアンケート 学生の帰省で感染が拡大したとみられるのは、同市東区の専門学校「福岡和白リハビリテーション学院」。臨時休校を受けて7日から山口県に帰省していた男子学生が11日に現地でPCR検査を受け、感染していたことが判明した。翌日に実家の母親ときょうだい1人も陽性と分かった。同県は学生から家族に感染が広がったとみる。 同学院では18日までに男子学生と同じ寮で暮らしていた学生を中心に計8人の感染を確認。男子学生のほか、2人も帰省先の福岡県飯塚市と長崎県で検査を受け、判明した。同学院を起点とした感染者は計10人に広がっている。 同学院では、緊急事態宣言が発令された7日以降、学生には不要不急の外出を避けることを求めている。だが、福岡市によると寮に関係する学生77人のうち、寮に残ったのは17人だけ。22人は帰省などで市外に出ており、滞在先の自治体に健康観察を依頼している。 学生の移動による感染拡大は全国で報告されている。京都産業大(京都市)では、卒業祝賀会などをきっかけに感染が広がり、帰省によって京都府以外に拡大。関係する感染者は50人を超えた。さらに、首都圏などから地方に戻った学生やその家族らの感染も相次いで確認されている。 ただ、授業や部活動が中止となり、店舗の営業自粛などでアルバイト先も失った学生を下宿先にとどめておくことは困難だ。福岡県内の大学の学生指導担当者は「全ての学生の管理は不可能。『実家で栄養のあるものを食べさせたい』と地元に呼び戻す親もいる。自粛は学生の良心に任せるしかない」と頭を抱える。 緊急事態宣言下とはいえ、大型連休中に故郷に帰る人は少なくないと予想される。安倍晋三首相はビデオ通話を使用した「オンライン帰省」を呼び掛けている。 (泉修平)西日本新聞 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース