ダンスホール訪問隠す 新型肺炎患者に罰金100万円 

 感染が広がる新型コロナウイルスによる肺炎の問題で、台湾南部の高雄市衛生局は25日、感染が確認された50代の台湾人男性が自身の過去の訪問先や接触者を隠し、申告しなかったとして、30万台湾ドル(約100万円)の罰金を科した。  男性は、肺炎が広がった中国・武漢での滞在後、発熱を薬で抑えた状態で21日に台湾に戻り、入境時に検疫官に症状を申告しなかった。さらに22日には高雄市内にある女性が接待するダンスホールでマスクをしないまま2時間を過ごし、その後、症状が悪化し、24日に感染が確認された。  男性は感染確認後もダンスホールに出かけたことを衛生局に伝えずにいたが、ホールの女性が発熱したことを機に発覚。市衛生局はホールの女性や従業員ら計84人の健康状態を調べている。今のところ、二次感染は確認されていない。  市衛生局は「男性の行為は、防… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

武漢の日本人「希望者全員をチャーター機で帰国」 首相

 新型コロナウイルスによる肺炎の広がりを受け、安倍晋三首相は26日夕、首相公邸で記者団の取材に応じた。民間のチャーター機などを使い、武漢に在留している日本人で、希望する人を全員、帰国させる方針を示した。中国政府との調整が済み次第、速やかに帰国を実現させるとしている。  首相は「希望者の帰国に向けた具体的な検討を進めてきた。チャーター機などの手当てのメドがついたことから、中国政府との調整が整い次第、あらゆる手段を追求して希望者全員を帰国させる」と述べた。外務省によると、武漢には約710人の在留邦人がいる。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

木梨憲武さんの個展開幕 マルチな才能、絵画や造形など150点(西日本新聞)

 タレントで、現代アート作家としても活躍する木梨憲武さんの個展が26日、福岡市博多区の福岡アジア美術館で始まった。テープカットにサプライズで木梨さんが登場すると、ファンから歓声が上がった。3月1日まで。 木梨さんは26年前、テレビ番組の企画で絵に挑み、作家活動を始めた。パリで描いた風景画や絵本の原画、造形作品など約150点が並ぶ。「昨年末は歌手でソロ活動も始めました」とPRした木梨さん。個展のサブタイトル「Timing-瞬間の光り」になぞらえ、関係者は「その多才ぶりは、まるで後光が差しているよう」と感心しきり。西日本新聞社 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

日本人、希望者全員を帰国させると首相(共同通信)

1/26(日) 18:19配信  安倍晋三首相は26日、新型コロナウイルスの肺炎が発生した中国・武漢市に滞在する邦人について、チャーター機などで希望者全員を帰国させる考えを示した。公邸で記者団の質問に答えた。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

文化財を火災から守れ 法隆寺で防火訓練(産経新聞)

 「文化財防火デー」の26日、奈良県斑鳩町の世界遺産・法隆寺で防火訓練が行われ、僧侶や地元の消防団員らが文化財を守る決意を新たにした。 昭和24年のこの日、法隆寺金堂から出火し、模写作業中だった壁画が焼損。これを教訓に翌年に文化財保護法、30年に文化財防火デーが制定された。 焼損壁画を納めた収蔵庫で法要が営まれた後、聖霊院(しょうりょういん)前で放水訓練が行われ、古谷正覚(しょうかく)執事長は「文化財を次の世代に残すため、火を出さないよう心がけたい」と話した。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

観光甲子園、鳥取西高グランプリ 海外部門、ハワイの現地住民描く(共同通信)

 高校生の視点で観光地の魅力をPRする「全国高等学校グローバル観光コンテスト2019(観光甲子園)」の海外部門決勝大会が26日、神戸市で開かれ、鳥取市の鳥取西高がグランプリに輝いた。準グランプリは神戸市の灘高が受賞した。 大会は一般社団法人「NEXT TOURISM」(神戸市)が主催。各校から生徒2人が昨年8月に米ハワイ島を視察し、取材結果を3分間の動画に編集。表現力や紹介内容の社会性を競った。 鳥取西高の動画は、漁労やタロイモの栽培などで自給自足し、自然との共存を重視する現地住民に注目。環境に配慮しない観光客に困っている様子を紹介した。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

九州南部から奄美に雨雲広がる 今夜は30mm/h超の季節外れの強雨に(ウェザーニュース)

 東シナ海の低気圧から伸びる前線周辺で雨雲が発達し、九州南部から奄美、沖縄にかけて雨雲がかかってきました。この時期としては非常に暖かな湿った空気が流れ込むため、前線の活動は活発です。今夜にかけては海上にある活発な雨雲が通過する影響で、局地的に雨が強まる見込みです。 特に奄美から種子島・屋久島が雨雲の通り道となり、1時間に30~50mmの強い雨の降るおそれがあります。1月としてはあまりないような強雨で、一時的に低い土地が冠水するなどの影響が考えられます。また、活発な雨雲の通過時は、落雷や突風にもご注意ください。ウェザーニュース 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

国民茨城県連、2月15日に定期大会(産経新聞)

1/26(日) 17:57配信  国民民主党茨城県連は、来月15日に定期大会を水戸市で開催すると決めた。県連代表の浅野哲衆院議員が26日、記者団に明らかにした。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

小島秀夫、デスストランディングの思想 斬新なゲーム観

 オンラインゲーム全盛の時代、プレーヤー同士がゲーム内で出会わない異例のゲームが登場した。プレイステーション4向けの「DEATH(デス) STRANDING(ストランディング)」(デススト)だ。手がけたのは、世界的ゲームクリエーター小島秀夫さん。累計5千万本以上を売り上げた「メタルギア」シリーズの生みの親で、2001年に米ニューズウィーク誌の「未来を切り開く10人」にも選ばれた。新作で模索したのは「新たなつながり方」。きっかけになったのはネット上で心ない言葉が飛び交う現実世界への違和感だという。小島さんが目指す2020年代のつながりとは。 拡大するゲームクリエーターの小島秀夫さん=東京都港区、恵原弘太郎撮影  ――オンラインでつながった数千人が同時接続した多人数参加型のロールプレイングゲームやサバイバルゲームでは、協力するはずのプレーヤー同士が、チャット上などでプレーの巧拙をめぐって中傷し合ったりすることもあります。デスストは、こうした従来のゲームへのアンチテーゼとして生まれたのでしょうか。  「僕は(従来のオンラインゲームは)それはそれでいいという立場です。ストレス発散になるし、面白いと思う。でも、同じものを作っても仕方がないと思いますし、圧倒的に新しいものを作りたかった。テクノロジーは急速に進化しているのに、ゲーム自体はあまり変わっていない。世界中がリアルタイムでつながっているのに、孤独感を抱えている人がいる。そんな思いがありました。僕がこのゲームを通じて表現したかったのは、『間接的につながること』『ワンクッション置いたつながり』です。このゲームは、中傷し合うことはなく、『いいね!』しかない世界です。現実世界でも、SNSなどでは心ない言葉が飛び交っています。今、大切なのは、誰かの存在や意思に想像力を働かせることなんじゃないのかな、と。つながることの意味は、本来そうだったと思います」 拡大する「DEATH STRANDING」(C)2019 Sony Interactive Entertainment Inc. Created and developed by KOJIMA PRODUCTIONS.  ――人とのつながり方、孤独をテーマにした本が次々と刊行され、注目を集めていますね。  「僕自身、10代の時、友達はいたんですけど、孤独感にさいなまれていたんです。父親が早くに死んでしまったことも関係したのかもしれない。集団に身を置くほど、孤独を感じ、さみしかった。そんな時、米映画『タクシードライバー』(1976年、マーティン・スコセッシ監督)を見ました。ロバート・デ・ニーロが演じる主人公が自分と一緒だったんですよ。雑多なニューヨークの街で、孤独だった。その時、僕は安心したんです。自分みたいな人が世界中にいて、一人じゃないと思えた。デスストを通じて、そういうことを感じてくれたユーザーがいたようなので、良かったと思っています」  ――本作のテーマである「つながり」は、どんな時に浮かんだのですか。  「マーケティング的に、売れているもの同士を掛け合わせて、制作する人もいるかもしれないけれど、僕はそうじゃない。僕の場合は、日々思っていることの中で、一番言いたいことをゲームにしていますね」 拡大する「DEATH STRANDING」(C)2019 Sony Interactive Entertainment Inc. Created and developed by KOJIMA PRODUCTIONS.  ――デスストは、未曽有の災害によって、人々が分断されたアメリカを舞台にしています。  「4年前に(デスストの)制作を始めました。元々、SFとしてつくったものが、発売時には、トランプ米大統領の『メキシコ国境に壁を作る』といった発言など、現実世界の話になりました。構想段階はトランプ氏が当選する前でしたので、まさか、絵に描いたように分断の時代が訪れるとは思いませんでした。英国のEU離脱を問う国民投票などの兆候はありましたけど、まさかここまでという感じはあります」 記事後半では、小島秀夫さんがゲーム作りのこだわりを語っています。話題は五輪にも広がりました。「五輪は、強さの価値観を大切にしているようですが、『人間とは何か』と考えると、弱くてもいいんじゃないかなと思う」  ――ゲームの冒頭、作家の安部公房の短編「なわ」を引用しています。  「高校生時代に読んだ小説なん……

メーカーの異変、自ら察知 竹宮恵子とGペンの深い関係

 漫画家の竹宮恵子さん(69)は1970年代に同性愛や児童買春、人種差別を描いた『風と木の詩(うた)』で社会に衝撃を与えました。その竹宮さんが漫画を描く際の「相棒」であるGペンや、残りの人生で挑戦したい作品のイメージを語ります。 ペン先はアース線  『風と木の詩』もGペンで描きました。Gペンはペン先にインクをつけて使う「つけペン」の一種で、軟らかく、強弱をつけるのに、太い線から細い線まで一本で描ける。ベッドシーンはシーツにしても、肢体にしても、みんな曲線。肉体の柔らかさみたいなものを出すには、Gペンは必須だと思っています。尊敬する石ノ森章太郎先生とか、私たちの前の世代の漫画家がみんな使っていたので、私もごく普通に使うようになりました。  「使うなら、このペン先じゃなきゃ」という思いがあります。ペン先を、いわゆる「エネルギーを逃がすところ」みたいに使っているものですから。「快感」っていうのがあるんですね。エネルギーを放出する快感のようなものが。描いていて快感が得られるペン先を使いたいんです。  そういう感覚がないと、描いていることがうれしくない。何十ページもこなす楽しさがないってことになります。「いいペン先がないんだったら、私、描かないです」なんて、乱暴なことも言ったりします。「このペン先だったら、描こうかな」という気持ちになれるツールでもあるんですね。  ある時、アシスタントから「(… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル