相模原殺傷・植松被告「責任能力ある」弁護方針に対立 差別的主張も 被告人質問(産経新聞)

 相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で平成28年、入所者ら45人が殺傷された事件で、殺人罪などに問われた元職員、植松聖(さとし)被告(30)の裁判員裁判の第8回公判が24日、横浜地裁(青沼潔裁判長)で開かれ、弁護側の被告人質問が行われた。植松被告は「責任能力を争うのは間違っている。自分は責任能力がある」と述べ、心神喪失状態だったと無罪を主張する弁護方針に反発した。 争点は責任能力の有無や程度。弁護側は「大麻精神病で心神喪失か心神耗弱だった」とし、検察側は完全責任能力があったとしている。 植松被告は冒頭から「意思疎通できない重度障害者は安楽死させるべきだ」「他人の金と時間を奪っている限り守ってはいけない」などと差別的な持論を展開。 こうした考えはやまゆり園で勤務するうちに持つようになり、事件は退職後に措置入院したころ、「役に立つ」と考えて実行を決めたという。当初は400人以上を殺害する計画で、犯行時は「必死だった」「ベストを尽くした」と述懐。「厳しい刑罰のことよりも殺害すべきだと考えていたのか」と問われると「その通りです」と言い切った。 独善的な考えは今も変わらないとする一方、自らの行動が正しかったかは「分かりません」と言いよどむ場面もあった。 被告人質問は残り3日間予定されている。被告の思考や精神状態がどこまで明らかになるか注目される。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

マスク姿で大挙日本へ、春節初日 北京空港、出国検査を強化(共同通信)

 新型コロナウイルスによる肺炎が中国のほぼ全土に広がる中、春節(旧正月)連休初日の24日、北京から多くの旅行客が空路で日本に向かった。機内の乗客はほとんどがマスク姿。北京首都空港は体温検査を強化し、成田空港でも係員が滞在中に発熱などに注意するよう呼び掛けていた。 北京空港では、係員や航空会社職員もマスクを着用。出国審査の手前にサーモグラフィーが設置され「ゆっくり進み、体温検査に協力を」との表示も見えた。係員が帽子を脱ぐよう声を掛けて回った。 成田行きの機中ではほとんどの乗客が食事以外ではマスクを外さず、小さな子どもに「ちゃんと着けて」と促す人もいた。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

上海ディズニーランド閉鎖 中国肺炎、発症者千人超も(共同通信)

 【北京、上海共同】中国湖北省武漢市で感染が確認された新型コロナウイルスによる肺炎は24日までに発症者がほぼ全土に拡大、千人を超える恐れが出てきた。上海ディズニーランドは24日、25日から閉鎖すると発表。北京の故宮博物院や陝西省西安の兵馬俑、万里の長城の一部などの世界遺産関連施設も閉鎖を決めた。 24日の新華社電によると、当局は専門の病院新設を決定。35台のブルドーザーを投入して急ピッチで工事を進め、2月3日までに完成させる予定という。 人民日報(電子版)によると、発症者は計887人になった。死者は26人に上り、感染の疑いは千人を超える。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

立民の中谷氏ら若手も育休取得表明 自身の政治活動から時間確保(カナロコ by 神奈川新聞)

 立憲民主党青年局は24日、党内で1歳前後の子を持つ男性議員が育児休暇取得を実践する取り組みを始めると発表した。国会と地方議会の所属議員を対象とし、議員活動に影響のない範囲で取得する。神奈川県内では中谷一馬党青年局長(36)=衆院比例南関東=らが率先して取り組むという。 国会議員には規定がなく一般的な育休とは異なるが、議員自ら体験して子育て環境の整備に向けた政策立案につなげる。取得の様子は会員制交流サイト(SNS)などで公表し、5月以降に提言をまとめる方針。小泉進次郎環境相(衆院神奈川11区)も育休取得を表明しており、野党側からも機運を高めたい考えだ。 8カ月の長女がいる中谷氏は会見で、本会議や委員会は出席すると説明。自身の政治活動に充てていた時間から、育児のために2週間分を確保するとし、「希望するすべての人が、産休・育休を取得できる社会を目指したい」と語った。 中谷氏のほか全国で約10人の地方議員が育休を取る予定。取得の仕方や日数は各自で決める。県内では斉藤尊巳県議(42)=川崎市高津区=も実践する。神奈川新聞社 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

台風15号被害 倒壊した送電線の鉄塔が復旧 /千葉(チバテレ)

チバテレ(千葉テレビ放送)  去年の台風15号による強風で倒壊した君津市内にある送電線の鉄塔。 約4か月を費やし復旧工事が完了しました。 去年9月、台風15号による強風で、君津市長石にある送電線の鉄塔2基が倒れ、この影響で県南部を中心に最大で約10万7千軒が停電しました。 そして、24日、約4か月におよぶ復旧工事を経て完成した2基の新しい鉄塔が公開されました。  東京電力によりますと、いずれもこれまでと大きさはほぼ変わりませんが、鉄骨や基礎の部分は以前を上回る強度になっているということです。 現場では複数の作業員がジャンパー線と呼ばれるケーブルを取り付ける作業を慎重に進めていました。  復旧工事中は別の配線ルートを利用して暫定的に送電を行っていましたが、東京電力は鉄塔が復旧したことで、より安定的な電力供給が可能になると説明しています。 なお、点検や検査を経て24日午後4時過ぎに送電が始まったということです。 東京電力パワーグリッド工務部 グループマネージャー 松村幸治さん「(去年)9月9日に鉄塔が倒壊しまして地域の方々を含め停電でご迷惑をおかけして改めてお詫び申し上げます」「ライフラインとしての使命感と携わる我々がいかに県、国を含めた防災という目線でどこまで入っていけるかということが今後の課題だと思っている」チバテレ(千葉テレビ放送) 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

「肺炎患者が逃走」デマがSNSで拡散 関西空港が否定

 中国で新型コロナウイルスによる肺炎が集団発生していることに関連し、ツイッターなどのSNS上で「関西空港から入国した武漢市の観光客から熱を覚知したが、検査前に逃げた」などとする情報が拡散した。関西空港検疫所は「事実ではなく、フェイクニュースだ。惑わされないようにして欲しい」と内容を全面否定している。  中国語の書き込みを転載して日本語訳を書き込んだ体裁のものが多い。逃げた理由については「USJと京都へ遊びに行きたいから」などとしているが、同検疫所によると、24日夕までに関空では感染の疑いのある旅客は見つかっていないという。  同検疫所によると、関空の検疫検査場では、日頃からサーモグラフィーで体表面の温度を調べる装置を使い、旅行者の発熱の有無を調べている。発熱などのある旅行者がいれば、検査場にある健康相談室で医師が診断し、新型コロナウイルスの感染が疑われれば医療機関を受診するように「勧奨」する。新型コロナウイルスが「指定感染症」の指定や、検疫法の検疫対象の感染症とされていないため、強制的な検査の実施などはできない。  関空を運営する関西エアポートもツイッターで「一部のSNSで『武漢からの発熱症状のある旅客が、関西国際空港の検疫検査を振り切って逃げた』といった情報が拡散されていますが、このような事実はございません」と否定した。(川田惇史) Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

新型肺炎の感染「中国で既に5500人」北大教授が推計

 中国の湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎について、中国での感染は5500人規模に広がっているとする推計結果を、北海道大医学研究院の西浦博教授(理論疫学)らが24日、医学専門誌に発表した(https://www.mdpi.com/2077-0383/9/2/330#)。中国で患者の診断や報告システムが十分機能していない可能性があるという。  西浦さんらは、日本やタイ、米国など、24日朝までに中国本土以外で報告された計13人の感染者のデータと、武漢市からそれらの地域への渡航者数などから、統計的に中国本土での感染者数を導き出した。  中国政府は24日時点で、感染者は計830人としている。西浦さんは「実際の感染者数は数百人ではなく数千人のオーダーで、感染元が明らかでない感染者がかなりの数いるだろう」としている。(杉浦奈実) Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

iPS細胞のひざへの移植、臨床研究を了承 今年中にも

 様々な組織になるiPS細胞からつくった軟骨を、ひざの軟骨が傷ついた患者に移植する京都大の研究チームの臨床研究計画が24日、厚生労働省の部会で了承された。今年中の1例目の移植を目指している。  妻木範行教授らのチームが対象にするのは、スポーツ中のけがや交通事故などで軟骨が欠ける「ひざ関節軟骨損傷」の成人患者4人。iPS細胞から、直径1~5ミリメートルの軟骨組織の塊を複数つくり、軟骨のはたらきを支える組織と一緒に患者のひざに移植する。患者は新たに募集しない。  移植に使うiPS細胞は、京大iPS細胞研究所が備蓄している他人のiPS細胞を使う。移植後、1年かけて異常がないか安全性を確認する。他人の細胞を使うが、軟骨は拒絶反応が起きにくいとされる。学内審査を経て、昨年11月に国に計画を申請していた。  関節を滑らかに動かすためには… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

森法相がGPS付き保釈の勉強会初会合(産経新聞)

 森雅子法相は24日、GPS(衛星利用測位システム)を使った保釈中の被告らの行動監視などについて有識者から意見を聞く勉強会の初会合を法務省内で開いた。2月の法制審議会(法相の諮問機関)まで毎週金曜日に開催。GPSを使った行動監視のあり方のほか、監視主体を、保釈を許可する裁判所とするか、法執行機関の検察当局とするかについても議論する。 森氏は17日、保釈中の被告にGPSの発信機を装着させる方法について、「逃亡を防止する方策の一つとして検討の対象になり得るもので、非常に高い関心を持っている」との見解を示していた。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

新型コロナウイルスで紫禁城やマカオのカジノ閉鎖か(日刊スポーツ)

新型コロナウイルスによる肺炎をめぐり、発生した湖北省武漢市だけでなく、各地の観光名所を閉鎖する動きも24日、出てきた。英BBC放送(電子版)によると、北京では、すべての大規模な祝賀行事が中止された。新作映画の公開が延期になったほか、世界的観光名所、紫禁城も閉鎖されると報じた。また、米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版によると、ギャンブルの本場として知られるマカオでは、約40カ所のカジノすべてを閉鎖することが検討されていると報じた。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース