口永良部島で11カ月ぶり噴火 警戒レベル3を維持

 11日午後3時5分ごろ、鹿児島県屋久島町の口永良部島の新岳(しんだけ)が噴火した。福岡管区気象台によると、噴煙は高さ3千メートルまで上がり、大きな噴石が火口から約300メートル飛散した。火砕流は確認されていない。噴火は11日午後6時時点でも継続しており、気象台は噴火警戒レベル3(入山規制)を維持するとしている。  噴火は昨年2月2日以来。口永良部島では新岳火口近くの浅い場所を震源とする地震が発生し、昨年10月28日に噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3に引き上げ、火口から2キロの範囲で噴火に伴う噴石や火砕流に警戒を呼びかけていた。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

埼玉で中学受験シーズン到来 「都内よりものびのび」

 埼玉県内私立中学校31校のうち25校で10日、入学試験があり、今季の受験シーズンが幕を開けた。  さいたま市岩槻区の開智中学校では、早朝から受験生を乗せたシャトルバスが最寄り駅と学校間を往復し、受験生を試験会場へと送り届けた。校門周辺では多くの塾関係者らが出迎え「自信を持ってがんばれ」「いつも通りやれば大丈夫」などと激励していた。  同校はこの日だけで1434人が受験し、栄東中(同市見沼区)などと並ぶ県内屈指の人気ぶり。子どもを見送りに来た保護者らは、「自ら考え実践させるような教育をしていて、息子が今後を生き抜くために必要な力を培えると思った」(東京都足立区の自営業細川玲理さん)などと学校を選んだ理由を話した。  葛飾区の女性会社員は「都内よりも埼玉や千葉の学校の方がのびのびと学べる環境がある」と娘を受験させた。これまでの3年間勉強に励んできた娘に、「普段通り落ち着いてやってほしい」と願った。(笠原真) Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

ゴーン被告が感じたのは「日本の検察も法律破っている」

拡大するインタビューに答える日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告=2020年1月10日、レバノン・ベイルート、竹花徹朗撮影  日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告(65)が10日、逃亡先のレバノンで朝日新聞の単独取材に応じた。8日に世界のメディア約60社を選んで会見。10日にも日本メディアの代表取材に応じた後、再び質問に答えた。会見などでは、捜査手法や日本の司法制度を批判し、事件についてもこれまで同様、自らの無実を繰り返し訴えた。残された疑問点をぶつけたインタビューの前半の主なやりとりは以下の通り。 ――私たちは8日の会見に出席し、あなたが述べたことや、伝えたい思い、「日本の司法制度は正義を意味しない」という主張を聞いた。会見の内容はすでに報じており、繰り返す必要はない  「了解した」 ――あなたが日本を愛していることも承知している  「(笑みを浮かべて)それは本当だ」 ――私たちは、日本人がもっと知りたいと思っていることについて詳細を明らかにしたい。あなたは8日の会見で、「汚名を晴らしたい」と訴えた。しかし、日本の多くの人々は、あなたが逃亡によって自らの信頼を損ねたと感じている。逃亡は避けられない決断だったのか  「私が日本を去る前のPR会社の調査では、日本人の80%が、私を有罪だと考えていた。これが、私が日本を出る前の状況だ。逮捕から14カ月間、私は、日産や検察の情報を得たメディアから攻撃を受けてきた。私は拘置所で発言できなかった。拘置所から出た後、(記者会見を開いて)話そうとしたら、再び拘置所に戻された。(検察の)メッセージは明確だった」  「この14カ月間、日本の人々… 【1/15まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

首相がサウジ到着 中東歴訪スタート「平和外交展開する」(産経新聞)

 【リヤド=沢田大典】安倍晋三首相は11日午後(日本時間同)、中東歴訪の最初の訪問国であるサウジアラビアの首都リヤドに政府専用機で到着した。アラブ首長国連邦(UAE)、オマーンも訪れる予定で、米国とイランの対立が続く中、周辺諸国に緊張緩和を働きかけることで地域の安定化を図る。中東に派遣する海上自衛隊の活動にも理解を求める。 首相は出発に先立ち、羽田空港で記者団に対し「日本ならではの平和外交を粘り強く展開していく考えだ」と強調していた。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

台湾・総統選 茂木外相、蔡氏再選で「大切な友人」との協力深化に意欲(産経新聞)

1/11(土) 23:01配信  台湾総統選で蔡英文氏が再選したことを受け、茂木敏充外相は11日夜、「祝意」を表する談話を発表した。 茂木氏は談話で「台湾はわが国にとって基本的な価値観を共有し、緊密な経済関係と人的往来を有する重要なパートナーであり、大切な友人だ」とし、「日台間の協力と交流のさらなる深化を図っていく」との考えを示した。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

2020年、日本外交最大のポイントは日中関係!?(TOKYO MX)

TOKYO MX(地上波9ch)朝のニュース生番組「モーニングCROSS」(毎週月~金曜7:00~)。1月6日(月)放送の「オピニオンCROSS neo」のコーナーでは、国際ジャーナリストの高橋浩祐さんが“2020年の日本の外交”について見解を述べました。◆2020年の日本外交におけるポイントは日中関係まず1月11日に控えているのが台湾の総統選。現状、中国との対決路線を強める蔡英文氏が有力視されていますが、圧勝の場合「香港デモも絡み、中国に対し厳しめの政権がまた力を付けていく」と高橋さんは言います。1月中旬には安倍首相の中東歴訪が予定されていますが、今の情勢を考えるとどうなるかわからないとか。しかし、もし歴訪が決定した場合は中東関係に対する日本のスタンスを明示しなければならないだけに、MCの堀潤は「今までのように『仲介役を』と言っているほど、楽観はできない」と述べます。2月には護衛艦たかなみの中東派遣もあります。緊張高まるホルムズ海峡を避け、オマーン湾などに派遣する予定で、余談を許さない状況だけに高橋さんも注目しているそう。また、韓国の元徴用工訴訟問題に関し、早ければ2月にも日本企業の資産現金化がなされます。12月に1年3ヵ月ぶりの日韓首脳会談が行われ、対話ムードが生まれたものの、もしこの動きが出れば台無しになると高橋さんは指摘。さらには、「また日本も厳しい対応をとらざるを得ない」と言及します。そして、「2020年の日本外交の一番大きなイベント」と語るのが4月、中国・習近平主席の国賓来日です。米中関係が悪化しているだけに、アメリカの牽制が予想されますが、高橋さんの経験上、日米関係が良好の場合、中国は日本に歩み寄る傾向があるそう。香港デモやウイグル問題などさまざまな問題があるなか、日本がどんな対応をとるのか高橋さんも注視し、「1972年の日中共同声明のような、日中新時代を表すような文書化できるのかどうかにある」と要点を述べます。◆海洋国家と大陸国家によるせめぎ合い日中関係にも繋がる、国際関係で今一番の問題と高橋さんが指摘するのが「大陸国家と海洋国家のせめぎ合い」。日本を含め海洋国家であるアメリカやオーストラリアは、現在ともに「インド太平洋戦略」を進めています。一方、大陸国家は中国を中心にロシアや一部のヨーロッパ諸国と「一帯一路」で繋がりを深めているそう。そんななか、今微妙な立場にあるのが朝鮮半島。なかでも韓国は「北朝鮮と分断されているから大陸国家に見えて、実は陸の孤島」と高橋さん。しかも、文政権は北朝鮮と仲良くし、大陸国家になろうとしているもののその関係も微妙。ただ、高橋さん曰く、韓国は徐々に中国に吸収されているそうで、「日本はそうしたなかで中国とどのようにしていくのか……」と案じます。また、中東情勢も大きく動き始めています。そのなかでイランも大陸国家であり、実はインドもそうなんだとか。「インドは今ロシアとも仲がいい。インド太平洋戦略に巻き込まれているけれど、インドもしたたか」といぶかしむ高橋さん。さらには、海洋国家であるイギリスもインド太平洋戦略に介入しており、「世界は今せめぎ合いになってきている」と改めて主張。最後に、日本外交の肝となる日中関係について高橋さんは「関与とヘッジ」がキーになると言います。貿易や投資を一緒に行い“関与”する一方で、“ヘッジ”として軍事力の重要性を示唆。そうなると憲法改正議論も関わってきますが、高橋さんは安倍首相が進めているようなアメリカ追従ではなく、「日本の自主・独立に果たすような憲法9条の改正ならいい」と話していました。Source : 国内 - Yahoo!ニュース

台湾・総統選 「価値観共有」の日本、協力深化へ(産経新聞)

 台湾総統選で蔡英文政権の継続が確実になったことで日本政府は引き続き「基本的な価値観を共有する重要なパートナー」として台湾と連携していく方針だ。 安倍晋三首相は、中国の台湾統一策「一国二制度」を拒否する蔡氏とツイッター上でたびたび交流してきた。台湾を「友人」と呼び、「自由、民主主義、人権、法の支配といった普遍的価値を共有」していると述べたこともある。 日米同盟の抑止力で中国の軍拡を牽制(けんせい)する上でも、中国と距離を置き日米との関係強化を志向する蔡氏が勝利を確実にした意義は大きい。超党派「日華議員懇談会」の古屋圭司会長(自民党)は11日、産経新聞に「喜ばしい。安全保障面でも台湾や米国との連携は重要だ。今後も議員外交を通じ日台の連携強化を進めたい」と述べた。 首相は日中関係の改善も進めてきた。だが、一党独裁の下、少数民族弾圧を強める習近平指導部と価値観まで共有しているわけではない。中国公船の尖閣諸島(沖縄県石垣市)沖での挑発行為は増加し、日中関係の改善は安保分野には及んでいない。 とはいえ、日台に正式な外交関係がないこともあり、日台の安保対話に向けた動きは日本側にはない。関係強化は今後も貿易など経済面が中心となりそうだ。台湾は福島など5県産の日本食品の禁輸措置を継続している。日本政府は日台の協力深化を図る上で、2期目の蔡氏が禁輸措置を解除するかにも注目している。(原川貴郎) 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

相模原事件でシンポジウム、横浜 「自分の問題と考えて」(共同通信)

 相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者ら45人が殺傷された事件の裁判員裁判が始まったのに合わせ、障害者やその家族、支援者らでつくるグループが11日、横浜市内でシンポジウムを開き、「自分は良識があると思い込まず、全ての人が自身の問題として考えるべきだ」などと意見を交わした。 植松聖被告(29)は意思疎通のできない障害者を狙ったとされる。 車いすを利用する障害者で、グループホームを運営する千田好夫さんは、被告が施設職員だったことを念頭に「支援者だけでなく、多くの人が関わる仕組みをつくらないといけない」と訴えた。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

性暴力撲滅、各地でフラワーデモ 広がる連帯「社会動かす」(共同通信)

1/11(土) 22:15配信  花を持ち、性暴力撲滅を訴える「フラワーデモ」が11日、各地で開かれた。呼び掛け人によると、34都道府県で実施。昨年4月に始まったデモは今回で10回目だ。賛同者が、それぞれの街で実施する動きが広がり、開催場所数は増加傾向にある。福岡市では臨床心理士の黒瀬まり子さん(42)が呼び掛け人となった。セクハラ被害者の支援を続けるグループのメンバーとも連携し、学生など若い参加者もいる。世代を超えた連帯に「社会を動かす力に」と期待も寄せられている。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

沖縄で新たに豚コレラ 殺処分6600頭に(共同通信)

 沖縄県は11日、沖縄市の養豚場2カ所で新たに豚コレラ(CSF)の感染を確認したと発表した。殺処分の対象は約1900頭増え、計約6600頭となった。うち1カ所は、8日に感染が判明した、うるま市の養豚場と所有者が同じで、同一車両で巡回していた。 玉城デニー知事は11日の対策本部会議で、ワクチン接種の必要性について「周辺の養豚農場における感染状況を確認した上で、農家の方々の意見も聞きながら検討する」と述べた。 県は11日までに、うるま市の計2001頭の殺処分と埋却を終えた。豚コレラは人にはうつらず、感染した豚の肉を食べても人体に影響はない。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース