「日本一危ない交差点」で事故激減 導入した新信号とは

 「日本一危ない交差点」が北九州市小倉南区にある。湯川2丁目の「湯川交差点」で、日本損害保険協会の調査で2018年に起きた人身事故が全国最多とわかった。福岡県警は、右折車と対向の直進車による衝突の多さが原因とみて、双方が同時に交差点に進入しないよう信号機を改良した。  同協会が昨年9月に発表した「全国交通事故多発交差点マップ」によると、湯川交差点では2018年、人が死傷する人身事故が18件あった。大阪市天王寺区の「上本町6丁目交差点」と並び最も多かった。うち5件が右折車と対向の直進車の事故だった。  湯川交差点は国道10号と県道湯川赤坂線が交わる。国道から県道に右折する際、直角に曲がる通常の交差点と違って角度が緩やかになっている。  小倉南署によると、緩やかな角度による右折は曲がり終えるまでの時間が長くなり、対向車とぶつかる可能性も高まる。右折車が正面に見る信号機には右折用矢印がついていた。ところが矢印の点灯を待てずに右折するため、対向の直進車と衝突する事故が相次いでいた。  2018年8月には、青信号で右折した乗用車が対向から直進してきた軽乗用車と衝突し、軽乗用車の女性が首に重傷を負った。乗用車を運転していた男性が対向車の速度を読み誤ったのが原因とみられるという。  県警は、道路を管理する国土交通省と対策を話し合い、昨年1月に「右直分離信号」を新たに導入した。右折車が正面に見る信号と、対向の直進車が正面に見る信号が同時に「青」にならない仕組みにした。  この信号は直進、右折、左折用の三つの矢印がついている代わりに、その上部の「青」が点灯することはない。右折用の矢印が点灯する時に、対向車の直進用の矢印を点灯させないことで、双方が同時に交差点に入るのを防ぐ。  効果はあったのか。小倉南署によると、昨年の湯川交差点での人身事故は11月末時点で3件で、前年同期に比べ13件減った。右折車と対向直進車の事故は起きていないという。同署の橋本慎一交通課長は「右折車と対向車が交差する状況をなくしたことで事故の減少につながっている」と話す。追突事故も減ったという。  県警交通規制課によると、右直… 【1/15まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

ゴーン氏逃亡関与か、パイロットら7人拘束 トルコ当局

【動画】ゴーン被告の逃亡先 レバノンの首都ベイルート市内の様子=竹花徹朗撮影  日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告が、保釈条件で海外渡航が禁じられていたのに国籍を持つレバノンに逃亡した問題で、トルコメディアは2日、トルコ治安当局が捜査を開始し、関与した可能性がある7人を最大都市イスタンブールで拘束したと報じた。このうち4人はパイロットで、ほかの3人は宅配会社や空港の地上サービス会社の職員だという。  レバノンの治安当局者によると、日本を発ったゴーン前会長は、イスタンブールを経由してレバノンにプライベートジェットで入国したとされる。(ベイルート=其山史晃) Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

ゴーン被告、再び声明「単独で準備、家族は何もせず」

 レバノンに逃亡した日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告は2日午前(日本時間3日未明)、米国の広報担当者を通じて「(日本からの)出国は単独で準備した」とする声明を発表した。全文は以下の通り。      ◇  私の妻キャロルや他の家族が、私の出国において役割を果たしたと推測する報道があります。こうした推測は全て不正確で、間違いです。私は単独で出国の準備をしました。私の家族は全く何もしておりません。(ニューヨーク=藤原学思) Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

ハエは諦めないのが恋の秘訣? 求愛行動で名古屋大(共同通信)

 恋の秘訣は何度振られても諦めないこと?―。名古屋大の上川内あづさ教授らの研究チームが、ショウジョウバエの雌が雄の求愛を拒否し続けた後、受け入れに至る脳の神経機構を解明したと、3日付の米科学誌に発表した。 チームによると、ショウジョウバエの雄は雌を見つけると即座に追い掛け、羽を震わせて「求愛歌」を奏でるが、雌はかわしながら相手を見極める。こうした行動は知られているが、拒否から受容に切り替わる際の神経の働きは不明だった。 チームの石元広志特任講師は「雌にも求愛歌の好みがあるようで、なかなか受容しないこともある」と話す。猛アタックが必ず実るわけではないらしい。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

初詣中に参道100段目から転落、77歳男性死亡 栃木

 栃木県栃木市柏倉町の琴平神社で1日午後0時半ごろ、同市新井町、自営業小島保夫さん(77)が参道の階段の100段目付近(長さ約32メートル)から転落した。栃木県警栃木署によると、小島さんは頭を強く打ち、2日に死亡した。  署によると、小島さんは初詣のため、妻と2人で参道を上っている最中だった。署では、小島さんが何らかの理由で足を滑らせたとみている。(平賀拓史) Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

2通あった仏旅券 ゴーン被告、鍵付き透明ケースで携帯

 日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告(65)がレバノンに逃亡した問題で、前会長は、弁護人が保管していた3通の旅券とは別に、フランス旅券1通を鍵付きのケースに入れて所持していたことが、関係者への取材でわかった。東京地検は2日午後、前会長が住んでいた東京都内の住居を出入国管理法違反容疑で家宅捜索。前会長はこの旅券を使ってレバノンに入国した可能性がありそうだ。  前会長はレバノン、ブラジルの旅券と、フランスの旅券2通を所持。昨年4月の保釈時は、弁護人が全ての旅券を保管する条件になっていた。関係者によると、当初は弁護人がすべて保管していたが、前会長が日産の役職を解かれて日本の在留資格の証明書を失ったため、入管法上、旅券の携帯義務が生じたという。  このため弁護団は保釈条件の変更を請求。東京地裁は昨年5月、中身が見える透明ケースに入れたフランス旅券1通の携帯を認めたという。自由に使えないようダイヤル式の鍵を付け、前会長に鍵の番号は知らせていなかったという。  フランスでは、商用で海外出張を重ねる人などには旅券を2通持つことを認めており、多くの大企業経営者が旅券を2通持っているという。  国土交通省によると、12月2… 【1/15まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

新燃岳、噴火警戒レベル2に引き上げ 火山性地震増加で

 気象庁は2日午後10時40分、鹿児島・宮崎県境にある霧島連山・新燃岳に噴火警報を発表し、噴火警戒レベルを最も低い1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引き上げた。  2日午後4時ごろから火山性地震が増加。1日午後10時から2日午後10時半までに21回発生し、多い状態となっているという。  気象庁は昨年12月20日、火山性地震が停滞したことなどから、噴火の可能性は低くなったと判断。レベル2から1へ引き下げ、噴火警報を解除していた。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

豊漁と安全祈願 三宅島で「船祝い」(TOKYO MX)

 三宅村で正月の恒例行事「船祝い」が行われました。 漁船から勢いよくまかれるミカン。これは船主たちが、新年の豊漁と安全を船に宿るとされる守護神「船霊様」に祈願する「船祝い」です。阿古漁港など2カ所で行われました。 伊豆諸島の他の島では「乗り初め」ともよばれるこの催しは、鮮魚や日用品なども飛び交う時があるということです。 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

新燃岳、噴火レベル2に引き上げ 気象庁、警戒呼び掛け(共同通信)

 気象庁は2日、宮崎、鹿児島両県にまたがる霧島連山・新燃岳について、噴火警戒レベルを2の「火口周辺規制」に引き上げた。火口から約2キロの範囲では、噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼び掛けている。 気象庁によると、新燃岳は2日午後4時ごろから火口直下を震源とする火山性地震が増加している。2日は午後11時までに20回発生。火山活動が活発になっており、今後、噴火が発生する恐れがある。 気象庁は、昨年12月20日にレベル1の「活火山であることに留意」に引き下げていた。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

N国・立花党首が“過激路線”を封印宣言 いったい何が…(産経新聞)

 NHKから国民を守る党の立花孝志党首が、“過激路線”を封印すると表明した。7月の参院選で「NHKをぶっ壊す」とぶち上げて初当選したが、10月の参院埼玉選挙区補欠選挙に出馬して自動失職。落選後も複数の市長選に挑戦し、いずれも敗れた。今後は「公党代表として腰を落ち着ける」という立花氏だが、いったい何があったのか-。 「できるだけ過激な路線は控えようと思っている」 昨年12月17日のN国党の記者会見で、立花氏は、人が変わったような言動で記者を驚かせた。 立花氏は「これまでスピード感を持って、発信をあえて炎上させるという方法で来たが、これ以上目立つ必要がなくなった」と説明。「来年以降は腰を据えてじっくりやっていく」とも強調した。 立花氏は昨年7月の参院選で、「NHKをぶっ壊す」を合言葉に、受信料を払った人だけがNHKを視聴できる「スクランブル放送化」を主張。一言も発しない公認候補らによる奇抜な政見放送も話題となり、党は比例代表で98万票を集め、立花氏が当選。政党要件も満たした。 バッジをつけた立花氏は、より過激な言動で注目を集めた。 昨年8月には参院議員会館の事務所に設置したテレビをめぐり、NHKと受信契約を結んだ。その上で「契約は立法府が決めた法律だから守る。しかし支払いは少なくとも国会では決めていない」として、受信料の不払いを宣言した。 タレントのマツコ・デラックスさんがテレビ番組で立花氏を「気持ち悪い」などと批判した際は、テレビ局への抗議の“突撃”を敢行し、ネット配信動画でも「マツコ・デラックスをぶっ壊す」と訴えた。 昨年10月には、ネット投稿動画で東京都中央区議の男性を脅したとして、警視庁が脅迫容疑で立花氏を書類送検した。関係者によると、立花氏は昨年7月、N国党を金銭トラブルで離党したとされる男性区議に「人生をつぶしにいく」などと発言した動画を公開して脅した疑いが持たれている。 その後、参院埼玉補選に出馬。参院議員に当選後わずか約3カ月で自動失職する異例の判断で、選挙戦では「参院議員を辞めて参院議員になろうとしている」などと訴えたが、前埼玉県知事の上田清司氏との一騎打ちに敗れた。以降、神奈川県海老名市長選▽奈良市桜井市長選▽東京都小金井市長選に相次いで出馬し、いずれも落選している。 立花氏は昨年12月17日の会見で、こうした“炎上商法”を振り返り「何の後悔もしていない。マイナスはマイナスとしてプラスにつなげる」と強調。こうした手法は同時に、元大阪府知事の橋下徹氏にならったとも打ち明けた。 立花氏は、「橋下氏が『大阪市役所ぶっ壊す』と言っていた。政治家がこんなことをしていいのだというのが驚きで、そういう手法をあえて使わせてもらった」とも語った。 とはいえ、自身は数回の選挙を経て失速を感じているようで、「最近の選挙や市長選の数字をみていると、こんなに早く支持を失うのか」と率直な感想を漏らした。 N国党の政党要件は最低6年間保証され、政党助成金も支給される。立花氏は、「今は他の公党や別の政治家らそれなりの身分の方とも話す機会が増えている」と語り、「将来的なことを考え、これまでのような過激な活動は控えようとしている」と説明した。 今後は、次期衆院選を見据えて体制づくりに万全を期すという。衆院選に向けては実業家の堀江貴文さんら有名人の擁立を目指して交渉している。 過激発言を控えるという立花氏だが、支持を爆発的に集めた原点は変わらないようだ。会見でこう語ることも忘れなかった。 「衆院選のとき、ある程度パンチの効いた政見放送はせざるを得ない」(政治部 中村智隆)Source : 国内 - Yahoo!ニュース