「ゴーン氏は人質司法の犠牲」 逮捕1年、弁護団が声明

 日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告(65)が東京地検特捜部に逮捕されてから19日で1年になることを受け、前会長の弁護団が声明を公表した。「ゴーン氏は無実。真実に反する嫌疑に断固として対抗する」と改めて訴えた。  弁護団は声明で、逮捕後の長期間にわたる身柄拘束や保釈後の妻との接触禁止などによって、「公正な裁判を受ける権利が侵害されてきた」と指摘。前会長が「人質司法の犠牲となっている」と訴えた。  そのうえで、前会長に対する「不適正で違法な捜査は経済産業省や日産関係者が関与して行われ、ゴーン氏が20年にわたり身を捧げてきた日産に回復不能な損害を与えた」と指摘。それでも「ゴーン氏の決意が揺らぐことはなく、無実であり、潔白を証明して家族と再会する機会を心待ちにしている」とした。  ゴーン前会長は昨年11月19日、ビジネスジェット機で羽田空港に降り立った後、金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)容疑で逮捕された。計4回の逮捕を経て今年4月に保釈。来春にも始まるとみられる公判に向け、証拠と争点を整理する手続きが進められている。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

よ~く見ると、カニのハサミが3本 再生時に枝分かれ?

 志摩マリンランド(三重県志摩市)で、ハサミが3本ある珍しいカニが展示されている。欠損したハサミが再生する際に、枝分かれするように生えたとみられる。里中知之館長は「とても珍しい形状なので、多くの人に見てもらいたい」と来館を呼びかけている。  ハサミが3本あるのは、10月22日に志摩市の英虞湾で捕獲されたタイワンガザミ。左側のハサミの上の部分が枝分かれして、V字のように固定された状態になっている。1999年10月と09年6月にもハサミが3本あるカニが捕獲され、展示されたことがある。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

自民特別委、調査捕鯨法の改正案了承 総務会で承認へ(産経新聞)

 自民党は19日午前、捕鯨対策特別委員会(委員長・浜田靖一衆院議員)などの合同会議を党本部で開き、7月からの商業捕鯨再開を受けた調査捕鯨に関する法律の改正案を了承した。同日の政調審議会を経て、総務会で党として承認する方針。 合同会議では「商業捕鯨は継続する必要がある。国として予算を確保し、支援することが大事だ」との意見が出た。 鯨類科学調査実施法の改正案は、目的をクジラ資源の科学調査から「持続的な利用の確保」に切り替え、国際法に基づき捕鯨業を適切な範囲で行うことが柱。自民党など超党派の国会議員は26日の参院農林水産委員会で審議入りし、今国会で成立させることを目指している。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

9世紀末の静岡西部に津波 仁和地震、東海地域でも(共同通信)

 平安時代の887年に南海トラフで発生したとされる巨大地震「仁和地震」を巡り、この際に起きた津波に静岡県西部が襲われた痕跡を初めて確認したと、産業技術総合研究所(茨城県)などの研究チームが19日、発表した。 論文は海外専門誌に掲載。当時の歴史書などから、南海トラフ西側の南海地域だけでなく、東側の東海地域でも地震があったと考えられているが、チームの藤原治さんは「津波の痕跡は、東海地域でも地震が起きたという物証だ」としている。 調査は、2011年から実施。地元の高校生や教員から「津波が運んだとみられる貝殻や砂を含む地層がある」との連絡があり、共同研究を始めた。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

【直撃】今も午後3時に退社、パタハラでアシックスを訴えた男性のその後(BUSINESS INSIDER JAPAN)

国家公務員男性の育児休業取得を促進するよう政府が打ち出すなど、男性の育休取得に注目が集まっている。一方で、父親の育休取得や子育てによる嫌がらせ、いわゆるパタニティー(父性)ハラスメントの相談も増え、パタハラ問題への関心も高まっている。【全画像をみる】【直撃】今も午後3時に退社、パタハラでアシックスを訴えた男性のその後スポーツ用品大手アシックスの男性社員(38)は、育休後に部署を変えられるなどのハラスメントを受けたとして、2019年6月、アシックスに慰謝料440万円などを求めて東京地裁に提訴した。11月14日にも裁判が開かれ、パタハラの有無などが争点になっている。男性は11月、Business Insider Japan の取材に応じ、公判中の率直な心境を語った。 育休明け、経験のない倉庫勤務に 「育休から職場復帰する3日前になっていきなり、倉庫での勤務を言い渡されました」男性は2011年からアシックスに勤務。東京都渋谷区のオフィスでプロモーション業務などを担当していた。2015年に長男が生まれ、約1年間の育児休業を取得したが、職場復帰後、茨城県つくば市の物流センターへの出向が言い渡された。通勤時間は短くなったが、荷下ろしや梱包などこれまでの業務とは全く違う内容を命じられたという。その後、出向が解かれ渋谷区のオフィスに戻ったが、業務命令がなくなり、社則の英訳作業などをしていた。男性は2018年に次男を授かり、約1年間の育児休業を取得。現在も渋谷のオフィスで働きながら、社外の労働組合とともに会社前でパタハラを訴えるビラを配るなどして、会社側と争っている。 計2年間の育休「価値観が広がった」 男性は時短で勤務し、家事は妻と分担している。午前5時に家を出て、7時にオフィスに到着。子育てのために時短勤務をしているため、午後3時過ぎには退社し、帰宅後は夕食の準備をしたり掃除したりして家族の帰宅を待つ。同じく時短勤務をしている妻が、保育園から子ども2人を連れて帰宅。家族そろって夕食を食べるのが日課だという。男性は育休について次のように語った。「特に次男の出産後は、長男の世話や家事をして妻を支えることができた。寝返りができるようになったり、手をたたいて喜ぶようになったり、日々の成長を見守ることができて、育休を取ってよかったと思っている。子育てをする同世代の父親との交流もできて、価値観が広がった」 次ページは:「長すぎる」ネットで批判も 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

雨あがりの朝 群馬県に白虹が現れる(ウェザーニュース)

 昨夜の強い雨が止んで、関東各地は19日(火)朝になり急速に天気が回復しています。 霧が発生した群馬県桐生市には七色ではなく白く弧を描く虹が出現しました。これは、『白虹(しろにじ)』もしくは『霧虹(きりにじ)』と呼ばれる現象です。 白虹は霧解消で晴れるサイン  通常の虹は太陽の光が雨に反射する際、雨粒がプリズムの役割を果たして太陽光が分光されるため、七色に見えます。 一方、白虹は太陽の光が霧に反射して見られます。霧の粒は雨粒より細かいため、プリズムのように分光されず、全ての波長(色)の光が同じように散乱されます。このため白く見えるのです。 前線に向かって非常に暖かく湿った空気が流れ込んだため、雨が止んだ後も空気中の水蒸気の量が多く霧が発生。その霧が晴れつつあるタイミングで日が差し込んだために、白虹が現れたと考えられます。 朝に見られる七色の虹は雨のサインとも言いますが、今回見られた白い虹の場合は霧が解消に向かい晴れるサインとなります。ウェザーニュース 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

”仁義なき戦い 祈りの杜へ” JR西日本社員が脱線事故慰霊施設を揶揄するような写真(関西テレビ)

関西テレビ JR西日本の駅で、福知山線脱線事故の慰霊施設「祈りの杜」を揶揄するような写真が掲示されていたことが分かりました。掲示されていた写真は兵庫県尼崎市の「祈りの杜」の近くで先月下旬に撮影され、「仁義なき戦い祈りの杜へ」と記されています。映っているのは社員で、広島県にある海田市駅の事務室の掲示板に数日、掲示されていました。JR西日本によると、撮影した海田市駅の駅長は「他の社員にも事故現場を訪問してもらいたいと思い、深く考えずに表題を付けた。表題は広島を舞台にした映画から取った」と話したということです。JR西日本は、脱線事故の車両を社員の研修施設で保存する方針を示したばかりで、「誤解を招く表現で、駅長を厳しく指導した」と説明しています。関西テレビ 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

【動画】北日本は荒れた天気 北海道は猛ふぶきに警戒を 全国的に北風冷たい 気温差に注意(19日7時更新)(ウェザーマップ)

 きょう(火)は、冬型の気圧配置が強まり、北日本を中心に荒れた天気となるでしょう。北海道では猛ふぶきに警戒が必要です。北陸や北日本では雨や雪の範囲が広がり、全国的に北よりの風が強まるでしょう。きのう(月)に比べて気温は大幅に低く、晴れる太平洋側でも北風が冷たく感じられそうです。 前線に伴う雨雲は東へ離れ、太平洋側は、日中は晴れる所が多いでしょう。次第に強い寒気が流れ込んでくるため、日本海側は雲が広がりやすく、北陸や北日本では雨や雪となりそうです。北陸では雷を伴って雨脚の強まる所もあるでしょう。 夜にかけて雨や雪の範囲が広がり、東北北部も次第に雪に変わり、太平洋側にも雪雲が流れ込みそうです。また、あす(水)の朝にかけて東北南部でも雪に変わる所があるでしょう。 あすの朝にかけて予想される雪の降る量は、北海道の日本海側で30センチ、東北北部は山沿いで40センチ、平地で15センチの予想です。積雪や路面の凍結に注意してください。 また、全国的に北よりの風が強まり、特に北日本の日本海側では非常に強い風の吹く所があるでしょう。北海道ではふぶいて見通しが悪くなるおそれがあるため、車の運転には注意が必要です。 日中の気温は全国的にきのう(月)より低く、暖かくなった北陸などでは大幅に低くなりそうです。きのうは南風が吹いて気温が上がりましたが、きょうは晴れる所でも15℃前後の所が多く、北風が冷たい一日になるでしょう。東京は21℃まで上がりますが、夕方以降はこちらも風が冷たくなってきそうです。体調管理にお気をつけください。(気象予報士・及川藍) 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

「RNAワールド仮説」を支える発見 隕石から糖検出

 東北大や北海道大、米航空宇宙局(NASA)などの研究チームが、隕石から生命の材料に必要な糖を見つけた。米科学誌に19日発表されたこの発見は、原始の生命が、リボ核酸(RNA)を主役に生命活動を維持していたのではないかという仮説を支持するデータだ。  地球上で現在いるほとんどの生き物は、DNAの情報をコピーしたRNAをもとにたんぱく質をつくっている。一方、太古の生き物はこのような複雑なシステムを持っておらず、DNAとたんぱく質の両方の役割をRNAが担っていた、というのが「RNAワールド仮説」だ。単純だった原始の生命が少しずつ進化を重ね、複雑になっていったという考え方で、多くの研究者が支持している。  研究チームの古川善博・東北大… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

宇宙の恵み? 隕石から糖を初検出 生命誕生の材料か

 隕石(いんせき)からリボ核酸(RNA)を構成するのに必須な糖を検出したと、東北大と北海道大、米航空宇宙局(NASA)などのチームが19日、米科学誌に発表する。これまでにもアミノ酸などの有機物が見つかったことはあったが、生命の根幹を担うRNAを構成するのに必要な糖が見つかったのは初めて。地球で生命が誕生したときの材料となった可能性があるという。  この糖は「リボース」と呼ばれる物質。豪州などで見つかった隕石を粉砕し、特殊な方法で気体にして成分を分析したところ、見つかった。地球の生物由来の糖とは炭素の同位体の割合などが違っており、隕石が地球に落下してから混ざったのではなく、もともと隕石内にあって宇宙から飛来したと考えられるという。  この隕石は地球で生命が誕生したより昔の40億年以上前に形成されたらしい。地球でも当時、この糖がつくられた可能性はあるが、証拠は見つかっていない。(合田禄) Source : 社会 - 朝日新聞デジタル