大嘗祭の供え物を福祉施設に 両陛下「安堵と感謝」(共同通信)

 宮内庁の西村泰彦次長は18日の定例記者会見で、皇位継承の重要祭祀「大嘗祭」で供えられた全国各地の特産品「庭積机代物」のうち、傷まないコメや茶、大豆、干しシイタケ、ゴボウ、かつお節など29品目について、埼玉県所沢市にある国立障害者リハビリテーションセンターに今週中に提供すると発表した。 西村次長は「天皇、皇后両陛下は滞りなく大嘗祭を終えて安堵し、長期にわたって多くの関係者が準備してきたことに感謝の気持ちを示されている」と明らかにした。 14、15日に皇居・東御苑で催された中心儀式「大嘗宮の儀」では、47都道府県から届いた野菜や果物などの特産品が供えられた。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

〔交通死亡事故多発警報〕6日間で3件4人、鳥取県で今年3回目の発令(11/18~/27)(レスキューナウニュース)

11月12日~17日の6日間に、倉吉市・鳥取市・北栄町で計3件4人の交通死亡事故が発生したことを受け、鳥取県交通対策協議会は18日、8月以来今年3回目となる「交通死亡事故多発警報」を発令し、27日まで街頭活動や広報活動等の緊急対策を推進しています。なお17日現在、鳥取県内での2019年交通事故死者は計29人(前年同期比+11)、うち65歳以上の高齢者は19人と2/3を占めています。【鳥取県内での2019年交通事故死者数】(11月17日現在:速報値)・ 1月:2人(±0) うち高齢者2人(+1)・ 2月:1人(+1)      1人(+1)・ 3月:4人(±0)      2人(-1)・ 4月:2人(+1)      0人(±0)・ 5月:0人(-1)      0人(-1)・ 6月:4人(+4)      2人(+2) 14日~23日 警報・ 7月:2人(+2)      2人(+2)・ 8月:6人(+4)      4人(+4) 26日~9月4日 警報・ 9月:1人(-2)      1人(+1)・10月:2人(-1)      0人(-2)・11月:5人(+3)      5人・11.1日に1人の割合(上期13.9日/下期8.75日)・年間死者数:2018年20人 17年26人…

台風19号 「大好きな丸森のために」宮城県立伊具高の生徒が寄付(産経新聞)

 宮城県丸森町の県立伊具高の生徒が18日、同町役場を訪れ、台風19号の被害からの復旧に向けた寄付金として、仙台市内のイベントで集めた街頭募金や物販の収益金約1万9千円を保科郷雄町長に手渡した。 同校は町内唯一の高校。農学系列の生徒が学習に使う畑などが台風19号の浸水被害を受け、収穫直前だったトマトやブロッコリーが壊滅したほか、10月26日に開催予定だった文化祭が12月21日に延期されるなどの影響が出ている。 同校によると、今月10日に同市青葉区の勾当台公園で開かれた県内の専門高校が学習成果を発表する「みやぎ産業教育フェア2019」に生徒7人が参加。「丸森町がんばってます!」をスローガンに街頭募金を呼びかけ、町内の漬物などを販売したという。 この日、役場を訪れて寄付したのは、総合学科情報系列を専攻する1~3年生3人。3年の直井瑞季さん(17)は「大好きな丸森の復旧のために役に立ちたかった。被災者支援などで役立ててほしい」と語った。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

日米防衛相が会談、GSOMIA重要性確認も進展なし(産経新聞)

 【バンコク=田中一世】河野太郎防衛相は18日午前(日本時間同)、訪問先のタイのバンコクで、エスパー米国防長官と会談した。両氏は、弾道ミサイル発射を続けている北朝鮮が脅威であり、日米韓3カ国の連携強化が重要であると確認した。その中で、日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を継続すべきだとの認識を共有したが、進展はみられなかった。 GSOMIAは、対北融和策をとる韓国の文(ムン)在寅(ジェイン)政権が破棄する方針を決めたため、23日に失効する。17日には日米、米韓、日米韓3カ国の防衛相会談をそれぞれ行い、韓国に再考を促した。だが、文氏は破棄通告を撤回しない方針で、失効は不可避な情勢だ。 18日の会談で河野氏は、政府が検討中の中東海域への自衛隊派遣について、初めてエスパー氏に説明した。米国が各国に参加を呼びかけた有志連合ではなく独自に派遣すると説明し、エスパー氏は謝意を述べた。「中東の安定に資する取り組み」(政府関係者)に対する謝意とみられる。 日米が掲げる「自由で開かれたインド太平洋」構想を推進する方針も確認した。 9月の就任後、河野氏がエスパー氏と個別に会談するのは初めてで、1時間行われた。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

マラソン・競歩とも札幌・大通公園発着で合意 東京五輪

 札幌で開催される2020年東京五輪のマラソンと競歩について、コースや日程などの課題を話し合う実務者協議が18日、札幌市であった。大会組織委員会は、「大通公園」(同市中央区)を発着点とする案を提示し、北海道や市と基本合意した。変更が検討された男子マラソンなどの日程は、引き続き協議する。  組織委、市、道の担当者による協議は2回目。組織委によると、この日の協議で発着点については合意。大通公園発着とすることで、機材などを置くスペースや仮設の設備を集約できるという。  マラソンは、8月に開催されている北海道マラソンのコースをベースに、日陰の少ない往復13キロの直線道路を外し、市中心部を2周する案が軸だが、大会関係者によると、国際陸上競技連盟が8周程度の周回案も示しているという。競歩は、札幌駅前通を往復する1キロコース、2キロコースの周回案をもとに準備を進める。  日程も、国際オリンピック委員会(IOC)などと協議していく。大会関係者によると、組織委は来年7月31日~8月9日の計5日間の従来通りの日程を軸に検討を進めているが、国際陸連は日程を集中させる案を提案しており、継続した議論が必要と判断した。  組織委は地元や関係団体との協… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

広さ4倍、ゆったり熱帯性植物 小石川植物園に新温室

 「小石川植物園」(東京都文京区)として親しまれている、東京大大学院理学系研究科付属植物園に新しい温室が完成し、19日から一般公開される。老朽化し解体された旧温室があった、ほぼ同じ場所に建て替えられた。床面積は約1250平方メートルで、旧温室の約4倍(公開部分は約2倍)に広がった。  18日、大学関係者や報道関係者に公開された。ヒスイカズラやカカオノキなどの熱帯性植物や、東大が保全を進める小笠原諸島の植物が展示される。高山植物などを育てる約100平方メートルの冷温室も隣接して設けられた。塚谷裕一園長(東大教授)は「空間がゆったりしたので、以前は展示できなかった植物も見てもらえるようにする。QRコードなどを使った解説の充実もはかる」と話す。  入園料はこの機会に値上げされ、大人(高校生以上)500円、小人(小中生)150円と、それぞれ従来より100円、20円上がる。(米山正寛) Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

高機能ポリマーを自在に合成、普及の決め手は日本の研究

 小さな分子を真珠のネックレスのようにつなげてつくる高分子(ポリマー)に、狙い通りの機能を持たせる化学合成法「精密重合」が注目されている。日本の研究が普及を後押しし、これまでにない高機能なポリマーが生まれている。 高精細テレビの美しさ、実現のかぎに  臨場感のある鮮明な映像を楽しめる4K対応や8K対応の液晶テレビ。色の美しさを左右するカラーフィルターという部品では、繊細な色あいを表現するため、特殊な機能を持つポリマーが活躍している。「高精細なテレビのカラーフィルターは、『精密重合』の技術なしには実現できなかった」。このポリマーを製造する大塚化学ケミカルソリューション事業部の河野和浩課長は話す。  カラーフィルターは、赤と青と緑のごく小さなマスが集まってできた部品。バックライトの白色光を受けて、多様な色を作り出す。高精細テレビではわずかな色ムラも許されない。その品質を支えるのが、精密重合でつくった分散剤だ。色のもとになる顔料にくっつきやすい部分と、周りの液体になじむ部分をつなげて、顔料をより均一に分散させる。京都大の山子茂教授らとの共同開発で生まれた。  ポリマーとは、小さな分子が繰り返しつながってできた高分子のこと。たとえば、「ポリエチレン」のレジ袋は、「エチレン」という分子がたくさんつながったものだ。この分子同士をつなげる化学反応を「重合」と呼ぶ。「精密重合」なら反応を狙い通りに制御でき、大塚化学の分散剤のように性質の異なる成分をあわせ持つ高機能なポリマーなどを生み出せる。  化学メーカーのカネカが開発したのは、住宅で窓枠のすき間やタイルの間を埋める新型の充塡(じゅうてん)剤だ。シリコーンを使ったポリマーでできているが、従来のものはポリマーを形作る分子の数がばらばらで、小さいポリマーに汚れが付くと落ちにくくなる課題があった。改良した素材も熱に弱い弱点があった。  そこで、両端に架け橋になる部分を付けたひも状のポリマーを精密重合でつくった。分子の数がそろっているので、汚れの原因にはならない。しかも、元々は液状でゴムのように柔らかいのに、触媒を使うと空気中の湿気を吸って硬くなる。末端が橋渡しとなり、3次元の網目構造になるためだ。開発を担当したカネカの中川佳樹グループリーダーは「熱や光による劣化にも強く、高性能住宅や自動車の部品に使われ始めた」と話す。  ポリマーは極めてありふれた物質だ。プラスチックや合成樹脂など、身の回りの多くの物質がポリマーでできている。容器に使われるプラスチックなどでは、分子が数十万個つながっているものもある。  ポリマーを合成するための重合… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

織田信成氏が浜田美栄コーチをハラスメント行為で提訴(産経新聞)

 フィギュアスケートの2010年バンクーバー冬季五輪男子代表の織田信成(のぶなり)氏(32)が18日、9月に関西大アイススケート部の監督を辞任したのは、関大所属の女性コーチのよるハラスメント行為が原因だったとして、同コーチに1100万円の慰謝料などを求め大阪地裁に提訴した。 訴状によると、コーチは浜田美栄(みえ)氏(60)。同氏は、18年のグランプリファイナルに初出場で優勝した女子の紀平(きひら)梨花選手(17)らの指導者として知られる。 関大出身の織田氏は平成29年4月にアイススケート部監督に就任。訴状で織田氏は、就任直前の同年3月ごろから指導方法などをめぐり、浜田氏による無視、陰口といったハラスメント行為が始まったと主張。精神的苦痛を受け、監督業を継続することができなくなった、としている。 織田氏は「フィギュアスケート界の悪弊へ一石を投じる思いで提訴に至った。裁判を通じ事実を明らかにしていきたい」とのコメントを出した。 関大は今年9月9日に織田氏の監督退任を発表。退任をめぐり、関大は「多忙」を理由としていたが、織田氏は自らのブログで「事実とは違う内容が関大側から発表された」と反論し、主張が食い違っていた。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

大饗の儀2日目 山中教授ら出席(産経新聞)

 天皇陛下が大嘗祭(だいじょうさい)の中心的儀式「大嘗宮(だいじょうきゅう)の儀」(14、15日)への参列者を招いてもてなされる饗宴(きょうえん)「大饗(だいきょう)の儀」の第2日が18日、皇居・宮殿「豊明殿(ほうめいでん)」で行われた。各界代表ら約280人が参加。皇后さまと秋篠宮ご夫妻をはじめとする皇族方も臨席された。 この日は京都大iPS細胞研究所所長の山中伸弥教授や、日本オリンピック委員会(JOC)会長の山下泰裕氏らが出席。陛下は正午ごろ会場に入り「この機会に、国民の幸せと国の一層の発展を祈ります」と述べられた。第1日は16日に催され、三権の長ら約290人が出席。大嘗祭に関わる主な行事はこれですべて終了した。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

藤井七段「勝機」最年少タイトル挑戦へ19日竜王戦(日刊スポーツ)

将棋の最年少プロ、藤井聡太七段(17)が史上最年少でのタイトル挑戦権獲得獲得を目指す、第69期大阪王将杯王将戦挑戦者決定リーグ最終局の広瀬章人竜王(32)戦が、明日19日午前10時から東京・千駄ケ谷「将棋会館」で始まる。【写真】感想戦を行う藤井聡太七段先後は事前に決まっており、藤井は先手。ともに4勝1敗とトップに立っており、勝った方が渡辺明王将(棋王・棋聖=35)への挑戦権を得る。17歳4カ月の藤井が勝てば、1989年(平元)11月に屋敷伸之現九段が17歳10カ月で第55期棋聖戦の挑戦者となった最年少記録を更新する。両者は昨年2月の朝日杯決勝で初対戦。勝った藤井が、15歳6カ月での公式戦初制覇と六段昇段(ともに史上最年少)を果たした。今回の対決について深浦康市九段(47)は、「終盤に強い藤井さんは、序~中盤を強化して工夫して指している。これが直近の勝利につながっている。広瀬さんは対局過多で対策ができてない上、初防衛のかかった竜王戦7番勝負で3連敗するなど、調子もひと息。藤井さんに勝機は十分ある」と、分析している。19日は三浦弘行九段(45)対久保利明九段(44)戦、羽生善治九段(49)対糸谷哲郎八段(31)戦とともに、一斉対局として行われる。なお、久保、糸谷、三浦はリーグからの陥落が決定している。持ち時間は各4時間。同日夜には決着の見込み。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース