男性殺害傷50カ所超、体貫通も 強い殺意か(共同通信)

 東京都東久留米市の住宅で会社員二岡一浩さん(55)が刃物で殺害された事件で、遺体の傷は50カ所以上で、一部は体を貫通していたことが10日、警視庁田無署捜査本部への取材で分かった。捜査本部は、犯人が強い殺意で二岡さんを襲ったとみて、強盗殺人容疑で調べている。 捜査本部によると、司法解剖で首や胸、腹に刺し傷や切り傷が確認され、死因は心臓を刺されたことによる失血死だった。傷の状況や刃先が折れた形跡がないことから、凶器は一般的な包丁よりも長さや厚みがあるとみられている。 2階寝室で、本人のものとみられるスマートフォンがあった。1階居間でも別のスマホが見つかった。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

群馬‐長野県境の渋峠は雪 13日から冬季閉鎖へ(ウェザーニュース)

ウェザーニュース  今朝、群馬県中之条町と長野県山ノ内町の間にある渋峠では、寒気の影響で雪が降り、国道292号線の路面にも雪が積もりました。 渋峠の標高は2172mで「日本国道最高地点」となっています。 麓にある群馬県草津町のアメダス(標高1223m)の6時の気温は2.3℃でした。標高差から計算すると渋峠のほうが5℃程度低いと考えられ、氷点下の気温になっていたとみられます。 今日は寒気の流れ込みが徐々に弱まり、天気は回復に向かう見込みです。 渋峠を通る国道292号線は例年11月から冬期閉鎖となり、今年も11月13日(水)13時から冬季閉鎖となる予定です。 本州の方も、秋のドライブのつもりで峠へ向かうと雪が降っているということがあり得ますので、出発前に道路状況を調べ、標高の高い所へ向かう場合には冬用タイヤ等の装備をするようにしてください。 なお、今週後半の14日(木)以降は強い寒気が日本付近へ南下する予想です。 北海道では大雪のおそれがあるほか、東北地方でも標高の高い所では積雪の可能性があります。北陸以南の山でも雪の降る可能性があり、峠道は積雪となるかもしれません。 ウェザーニュースの行ったユーザーアンケートの結果、東北6県のユーザーのうち11月7日(木)時点でタイヤ交換を済ませた方はわずか22%たらずでした。まだ冬用タイヤに交換をしていない人はこの週末のうちに準備をしておくことをおすすめします。ウェザーニュース 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

首里城再建「国の財源で」 現地視察の赤羽国交相(FNN.jpプライムオンライン)

FNN.jpプライムオンライン 火災で焼失した沖縄の首里城を、赤羽国土交通相が視察し、地元の要望を取り入れつつ、政府の財源で再建を目指す考えを示した。9日、赤羽大臣は、沖縄県の玉城知事や城間那覇市長とともに、焼失した正殿などを視察した。赤羽国交相は、「(沖縄は)わが国が誇る最高の観光資源がある地域だと思う。観光担当大臣としても、しっかりと前を向いて全力で取り組んでいきたい」と述べた。首里城の再建に向けては、那覇市や県に多くの支援金が寄せられているが、赤羽大臣は「国の財源で取り組む」との考えを強調した。また、復元が完了する時期については、地元の要望をふまえ対応したいとの考えを示した。(沖縄テレビ)FNN 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

韓国発祥「オルレ」って? 記者が歩いた福岡の山や街

 秋は散策の季節。ハイキングと街歩きの良さを足し合わせた韓国発祥のトレッキング「オルレ」を楽しめる場所が国内にも増えてきた。山林や田畑の道、路地裏まで歩く10~20キロの行程で、21コースが認定されている九州や、3コースがある宮城県のほか、本場・済州島で楽しむ人もいる。  10月27日、福岡県宗像市沖に浮かぶ大島で開かれた「オルレフェア」に記者も参加した。九州各県のほか神奈川県からも駆けつけた子どもから年配まで、参加者は約200人。「カンセ」と呼ばれる馬の形の道しるべや、リボンなどで示されたコースに沿って山野に分け入っていく。  「九州オルレ」に認定された宗像・大島コースは約11キロ。距離は標準的だが、序盤に展望台まで約200メートルの登りがあり、難易度は「中~上級」だ。汗をかきながら約30分で登りきると、眼下に玄界灘の絶景が広がり、遠く福岡市街も見渡せた。  コース沿いには世界文化遺産の宗像大社・中津宮(なかつみや)や沖津宮遥拝(おきつみやようはい)所があり、参拝する参加者も。地元の人たちによる特産「塩サイダー」や海藻スープのもてなしも受け、5時間で多くの参加者が完歩した。  オルレに4回目の挑戦の福岡県柳川市、西田由美子さん(61)は「おもてなしもいつも楽しみ。気持ちよかった」。孫の小学1年生、釘本龍和君(7)は「ちょっと足が痛いかな」。  オルレは済州島の方言で「大通… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

星空みながら夢の世界へ 科学館で「プラ寝たリウム」

【動画】眠りいざなうやわらかな声、プラネタリウムで解説する丹野佳代子さん=渋井玄人撮影  満天の星空の下で快眠を――。勤労感謝の日の11月23日に福岡市科学館(福岡市中央区)のプラネタリウムで熟睡してもらう企画が催される。その名も「熟睡プラ寝たリウム」。学芸員による解説は最小限にし、ブランケットやクッションを持ち込み、寝てもらうことが目的だ。  同館によると、2011年に兵庫県の明石市立天文科学館が勤労感謝の日に始めた催しで、福岡市科学館では今回が初の試み。  眠りにいざなうカギとなるのが… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

ろう者の写真家がとらえた重度障害者の笑顔、温かく

 朝の身だしなみのために鏡に向き合う車いすの男性、ピンクのマニキュアが鮮やかな四肢まひのある女性の手……。入所施設で暮らす重い障害のある人たちを、ろう者の写真家が数カ月にわたって撮影した。入所者たちとまっすぐに向き合ってとらえた作品が、ありのままの日常を温かく、力強く伝える。  撮影したのは、写真家の齋藤陽道(はるみち)さん(36)。難病患者や障害者、性的少数者らのほか、人気バンドのジャケットなども手がけてきた。  「入所者を被写体に、写真展を開きたい」。神奈川県藤沢市の障害者入所施設「湘南希望の郷(さと)」が、齋藤さんに依頼した。きっかけは相模原市の施設「津久井やまゆり園」で3年前、障害者19人が命を奪われた事件。写真の表情やまなざしから、重い障害のある人の「声」を感じてほしいと考えた。  齋藤さんが撮影を始めたのは今年6月。時には身体障害や知的障害のある24~87歳の60人が暮らす生活フロアに泊まり、うつむく男性には笑顔でじっくり向き合い、戸惑う女性には筆談で言葉を交わした。「みなさんのテンポにひたり、色んな関わり方があると気づかされます。施設は隔絶された場というイメージがありましたが、友だちの家に行くくらいの感覚でいいと教えてもらいました」  自室で好きな演歌などを録音したカセットテープを手にする視覚障害のある男性、施設の夏祭りで夜空に打ち上げられた花火……。これらを展示する写真展は23日、施設内で開かれる。コンセプトは、風通しのいい施設。入所者の生活空間を開放し、布にプリントされた約120点を展示するというユニークな試みだ。  写真を布にプリントする手法は、齋藤さんのアイデアだ。「誰かが通る度に布がはためき、軽やかに写真を楽しみながら障害のある人の日常を思う。そんな情景と、風通しのいい施設というイメージが重なりました」。95センチ四方の写真をプリントした長さ15メートル、幅1メートルの布10枚が、生活フロアの廊下や食堂、中庭、施設の入り口の木々などを彩る予定だ。  写真展を発案したのは、施設を… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

午後に即位祝賀パレード 警備厳戒、リハーサルも(共同通信)

 天皇陛下の即位を披露するパレード「祝賀御列の儀」が10日午後3時から行われる。コース周辺では午前中から厳重な交通規制が敷かれ、多くの警察官が警備に当たった。警視庁が、本番と同じコースを使ったリハーサルも実施した。 パレードは、オープンカーに乗った天皇、皇后両陛下が、皇居から住まいの赤坂御所までの約4.6キロを約30分かけて進行される。 警視庁は10日朝、パレードコースで本番と同じ車両など約35台を使ってリハーサルを行い、警備態勢を最終確認。観覧客用のブースが設けられた沿道には、数メートル間隔で警察官が並び、不審者に目を光らせた。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

はあちゅう、血液クレンジング拡散を謝罪「ステマではない」「何も信じられない」(BuzzFeed Japan)

著名人がSNSなどでこぞって拡散し、「ニセ医学」「誇大宣伝」と批判を浴びた血液クレンジング。インフルエンサーの「はあちゅう」こと伊藤春香さんも、かつてブログで《自然治癒力を大幅にアップさせる》《疲労回復・アンチエイジングに効果抜群》と推奨し、がんや脳梗塞などの予防効果をうたっていた。BuzzFeedの取材に対し、はあちゅうさんは「裏どりのできていない健康法を安易に広めてしまい申し訳ない」と謝罪。一方で、医療に関する情報発信について「まったく一生、記事に書かないとは保証できない」とも語り、「何もかもが信じられない。そもそもなぜ、医師免許のある人がニセ医療を提供しているのか」と疑問を口にした。【BuzzFeed Japan / 神庭亮介・岩永直子】 「自腹で通っていた」 ――ブログ「はあちゅう主義。」では「血液クレンジング」という言葉の入った記事が、2012~2013年に46本も投稿されていました(現在は削除)。これはステマではないのですか?ステマではないですね。クリニックから個別に広告費を受け取っていたということは一切なくて。そういう後ろめたいことがあったら、今回も取材を受けてなかったと思うんですけど。当時は美容クーポンサイト「キレナビ」の編集長をしていて、クーポンをフォロワーさんにシェアしたり、ブログに書いたりしていました。ブログに書くことも半分は編集長の業務かもしれないけど、自分で試していないものをオススメするのは嫌だなと思って、自腹でクーポンを買って通っていましたね。血液クレンジングを受けたところだけでなく、どのクリニックもクーポンを購入して行っていました。肌のピーリング、医療脱毛、温熱療法…。そういうものに月1回以上は行って、体験記を書いていました。 「お金は一切もらってない」 ――クリニック側に聞いても、同じ答えが返ってくるということでしょうか。はい。キレナビのクーポンを買って通っています。個人的な取引は一切ないです。キレナビを通しての取引なので。お金は一切もらってないですし、ぜひ聞いてください。※はあちゅうさんがブログで血液クレンジングの体験記を執筆したクリニックは、BuzzFeedの取材に対し、以下のように回答した。《芸能人の皆様につきましては厳重な守秘義務がございますのでお答えしかねる状況です。当院からは芸能人の方々に宣伝、拡散など要望したことは一切ございませんので、ご承知おきいただければと存じます》――クリニックがキレナビに広告を出しているということはないのですか。それもないです。キレナビはお願いする側で、クーポンを出してもらって、その手数料で儲けるっていう形なので。むしろキレナビがクリニックに足を運んで「クーポン出してもらえませんか」と営業していました。だから、個人的にどこかのクリニックからお金をいただいたっていうことは、これまでの人生で一回もないです。 次ページは:メディア取材では「無料」も 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

降る、揺れる、崩れる…相次ぐ豪雨・地震災害によって地すべりや液状化のリスクが全国で顕在化(AbemaTIMES)

 田植えの体験学習にやってきた小学生たち。“先生役”として泥にはしゃぐ子どもたちに声を掛け、「これが一番楽しいんだわ」と笑顔を見せるのは、北海道厚真町に暮らす農家の佐藤泰夫さん(64)だ。【映像で見る】『降る、揺れる、崩れる』 代々所有してきた自宅の裏山は楢の木が生い茂り、「楢山」と呼ばれてきた。しかし去年9月、この町を北海道胆振東部地震の震度7の揺れが襲い、楢山でも地すべりが発生した。楢の木は半分以上が流され、大量の土砂が流れ込んだ。自宅は半壊、苗やホウレンソウを作っていたビニールハウスは埋まってしまった。  災害関連死を含む犠牲者37人のうち、土砂に巻き込まれて亡くなったのは36人。隣に住んでいた、いとこの正芳さん(当時65)も亡くなった。「相談しあえる仲間だったからね。年もそんなに離れてないし、同じ農業経営者だったしね。自然の力は恐ろしいわ」。裏山に砂ぼこりが舞う中、正芳さんの田んぼでコメを作る。「ちょっとでも作ってやれればなと思って。ほかの人には作ってもらいたくないなという気持ちもあった」。  実は災害で山が崩れた場合、所有者には防災工事(最大2割負担)が法律で義務付けられており、それができなければ手放すことになっている。楢山の場合、工事費用はおよそ14億円と見積もられた。考えてもみなかった巨額の工事費用に、「被災者の身になっていないというか、被災したから土地よこせ、工事してやるからって感じなんだよね。それがちょっと気持ち的に納得いかないっていうか…」と佐藤さん。 話し合いに訪れた道の担当者からは「放送されると問題がある」と撮影の許可が降りなかったが、最終的に佐藤さんの負担分は道が支払うことになった。ただ、それと同時に楢山が道に寄付されることも決まった。「北海道の条例でそう決めておりますので。今まで全道各地、急傾斜の工事はこのようにやっているので、それでもう理解いただく」(道の担当者)。 しかし佐藤さんは「災害に便乗した“乗っ取り”みたいなもんだなって。“法律でこうなってますから”って、こっちはなんも言えないもんね」と納得が行かない様子だった。 台風が北海道に近づいていた今年8月、地震の前にはなかったことが佐藤さんの頭をもたげる。「山が裸になっちゃって水を吸えない。だから降った分どんどん出てくると思う」。翌朝、すぐに楢山に向かうと、水が流れた跡ができていた。「がっぽりえぐられてる。これが一気にずってきたら。またこっちもやられるかな。この程度でおさまってよかった」。 次ページは:■同様の地層は日本全国に 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

アルバイトで食いつなぎ、論文執筆もままならない日々…“国策“が生んだ、行き場を失う博士たち(AbemaTIMES)

 去年の9月7日早朝、移転を間近に控えた九州大学の研究室から火の手が上がった。焼け跡からガソリンの携行缶やライターとともに見つかったのは男性の遺体。自殺したとみられている。46歳だった男性は九州大学の博士課程に在籍していたが、8年前にその籍を失っていた。それでも他の大学などで非常勤講師を続けながら研究室に居座り続けており、仕事が無くなった後は引越しのアルバイトなどで食いつないでいたという。【映像で見る】『さまよう博士』 明日はわが身。他人事じゃないー。亡くなった男性の境遇と自分を重ねずにはいられないと話すのが、九州大学専門研究員の脇崇晴さん、40歳。独身だ。専門は哲学で、3年前に博士号を取得したが、研究職に就くことができず、アルバイト生活を続けている。「思い詰めそうになったら、“落ち着け”って自分に言い聞かせて」。 この一人暮らしのアパートで暮らし始めて13年。研究は、哲学の専門書が並ぶこの部屋で進める。哲学に没頭するきっかけとなったのが、明治時代の思想家・清沢満之だ。現在、その思想を研究テーマにしている。「清沢満之という人の思想に触れて、絶望するようなことがあっても大丈夫だ、ということを学んだ。それから長い付き合いになった」。清沢の思想は生き方にも影響しているという。「“私は不可能に突き当たりて異常なる苦しみをいたしました。もし不可能のためにどこまでも苦しまねばならぬならとっくに自殺でも遂げた”。困難なことや、やり通せないことを無理にしようとして苦しんだ、あるいは大きな挫折に突き当たって非常に苦しんだというところから、宗教によって苦しみを脱したというところに非常に感銘を受けて読み始めたんですけどね」。 ■「論文を書かないと業績にならないし、業績が増えないと就職は難しいまま」  脇さんのように、博士課程を修了しても大学教員などの職に付けない任期付き研究者は「ポストドクター」、“ポスドク”と呼ばれている。いわば研究の世界の“非正規労働者”だ。国や大学からの奨励金が得られている人もいるが、ポスドクになって3年、脇さんの研究者としての収入はゼロだ。「生活が不安定だと、このままで大丈夫なのかと、精神的にも安定しないことがありますね。とりあえずはこういう現状をそのまま受け入れるしかないっていう…」。 そんな脇さんの唯一の収入源が、私立大学で非常勤講師のアルバイトだ。専門分野の哲学だけではなく、ドイツ語なども教えている。文献の読み込みや、資料作りなど、準備にもかなりの時間がかかっている。この日は1コマ目の哲学の講義が終わると、慌しく次の教室に向かう。昼休みになると足早に食堂へ。一人昼食をかきこむ。「ゆっくりできるのは3、40分くらい。終わった後はヘトヘトになります」。昼食を終えると、一息つく間もなく次の教室へ。この日の講義は合わせて4時間半。ほとんど立ちっぱなしで話し続けた。「授業の前後に時間あっても勉強はなかなかできないし、アルバイトが終わった後は気力がないくらいで…」「基本的に遊びに時間を使うことはなくて、授業の準備に使うのがほとんどです」。 他の大学や専門学校でも非常勤講師の掛け持ちする日々。それでも収入は平均で月に10万円程度。大学が夏休みなどに入ると、収入はほとんど無くなってしまう。脇さんのような非常勤講師の仕事で生計を立てるポスドクは多いという。「論文を書かないと業績にならないし、業績が増えないと就職は難しいまま、という悪循環です」。 次ページは:■諦めてスキルを活かせない就職をするケースも 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース