特殊詐欺被害防止で堺署が郵便局員に感謝状(産経新聞)

 特殊詐欺被害の防止に貢献したとして堺署は、堺一条郵便局(堺市堺区)の佐武弘康課長代理(54)に感謝状を贈った。 同署などによると、佐武さんは7月25日午前、携帯電話で話しながらATMを操作しようとしていた同区内の男性(80)に声をかけ、男性に代わって電話しているうちに詐欺だと確信。110番通報し、男性が約30万円の被害に遭うのを防いだ。 大原克則署長から感謝状を手渡された佐武さんは「口座番号などを聞き出せていたら、少なくとも詐欺グループの口座ひとつをつぶせた。被害を防げたのはよかったが、それが心残りです」と話した。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

京都市消防局が想定外の火災の対応指針 京アニ受け(産経新聞)

 アニメ制作会社・京都アニメーション第1スタジオ(京都市伏見区)で起きた放火殺人事件を受けて、京都市消防局は放火など想定外の火災に備えて避難行動などの対応指針を策定する方針を固めた。今後、生存者から実際の避難方法などを聞きとりながら、今年度中にとりまとめる。 指針は会社や商業施設などの事業所向けで、放火や工場爆発など大規模で避難行動や避難誘導が困難と思われる火災を想定。市消防局によると、これまで失火など通常の火災を想定した行動はまとめられていたが、事件を受けて「想定外の事態への対応を見直す必要があった」としている。 事件当時、建物内にいた70人の社員のうち2階から飛び降りるなどして半数に当たる35人が生存した。指針にはそうした生存者から聞き取った実際の避難行動なども反映させるという。 市消防局の担当者は、「生存者の体調や心理的な負担に配慮したうえで聞き取った内容をしっかりと検証し、命を守る取り組みとして示したい」としている。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

コソボ大統領が小学校の先端技術教育視察 大阪(産経新聞)

 日本との国交樹立10年を記念して来日しているコソボ共和国のハシム・サチ大統領が10日、大阪市中央区の追手門学院小学校を訪れ、児童らが取り組むロボット・プログラミング授業などを見学した。 同校は、旧陸軍関係者が明治21年に創立した大阪偕行社付属小学校が前身。長い歴史をもち、クリエーティブな教育を実践しているとして注目されていることから、今回の視察先に選ばれたという。 プログラミングは来年度から小学校の必修教科に。同校は今春から、ロボット・プログラミング教育を授業に取り入れた。 サチ大統領は、出迎えた児童たちと握手したり記念撮影したりと交流を深めた後、特別教室「メディアラボ」に移動。ロボットをイメージ通りに動かすプログラムを組むという4年生の授業を視察した。 自律型ロボットによるミニゲームなどを見学したサチ大統領は「私の国にもロボット教育など斬新なアイデアを展開する小学校を設けたい」と感想を述べた。 ロボットを操った赤星眞希君(10)と岩井絵莉子さん(9)は「緊張したけど、楽しかった。やさしくてかっこいい大統領の国に行ってみたい」と笑顔で話した。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

「皇統が日本社会の安定築く」麗澤大・八木秀次教授 和歌山「正論」懇話会(産経新聞)

 和歌山「正論」懇話会の第97回講演会が3日、和歌山市のホテルアバローム紀の国で開かれ、麗澤(れいたく)大学の八木秀次教授が「令和の御代(みよ)と日本の針路」と題して講演した。126代にわたって続く皇統が日本社会の安定と持続性を築き、「日本人の勤勉や努力を尊ぶ国民性にも影響した」と指摘。安定的な継続には女系継承の道を拓(ひら)くのではなく、「旧宮家の皇籍復帰を政府は正式に検討しなければならない」と語った。(講演要旨は次の通り)■「令和」への思い 5月1日に新しい天皇陛下が即位され、それに伴い元号が変わった。「令和」は、『万葉集』に収められた歌の序文「初春(しょしゅん)の令月(れいげつ)にして、気淑(よ)く風和(やわら)ぎ」という部分が出典だ。 注目したいのは、この序文がどういう背景かということ。描かれているのは天平2(730)年正月(旧暦)に、九州・大宰府の長官、大伴旅人の屋敷で梅の花を愛でる宴の様子だ。 天平2年は防人(さきもり)が停止された年。防人は、唐・新羅の連合軍と戦った白村江の戦い(663年)を経て、国家存亡の危機に国土防衛のため導入されたものだ。その防人が、国際情勢が変わって停止され平和が訪れた。 この歌は、その状況を描いている。平和が訪れ、薫り高い文化が花咲く、そういう時代になってほしいとの願いが込められている。■「民の父母」として 天皇陛下は、5月1日の「即位後朝見の儀」で、次のようなお言葉を述べられた。 「ここに、皇位を継承するに当たり、上皇陛下のこれまでの歩みに深く思いを致し、また、歴代の天皇のなさりようを心にとどめ、自己の研鑽(けんさん)に励むとともに、常に国民を思い、国民に寄り添いながら、憲法にのっとり、日本国及び日本国民統合の象徴としての責務を果たすことを誓い、国民の幸せと国の一層の発展、そして世界の平和を切に希望します」 また、平成29年2月の57歳のお誕生日を前にしたご会見では「飢饉(ききん)や疫病の流行に心を痛められた後奈良天皇が写経された般若心経(はんにゃしんぎょう)の奥書には『私は民の父母として、徳を行き渡らせることができず、心を痛めている』旨の天皇の思いが記されておりました。私自身、こうした先人のなさりようを心にとどめ、国民を思い…」と語っておられる。新天皇は、歴代天皇にならい、「民の父母」であることを自覚されている。 日本の社会が安定し、持続性があるのは、天皇を戴(いただ)く国家体制だからこそ。皇位が126代も続いていることが、それを何より示している。 社会の安定は、日本人の勤勉や努力を尊ぶ国民性にも影響している。大きな戦乱が起き、社会が乱れるのであれば、中国や朝鮮のように人をだます方がよいという風潮になっていく。 日本では、権力争いはあったが、歴史上、天皇の地位を脅かす権力者は存在しなかった。天皇は、ときの権力者を認証する立場にあった。「権力」と「権威」の分離といえるだろう。 その結果、勤勉や努力を尊ぶという国民性が育まれた。普段あまり意識しないことではあるが、天皇の存在がこの日本社会をこれだけ安定させてきたということになる。■男系での継承を一貫 その皇室の持続性が危うくなっている。現在、皇位の継承権者は高齢の常陸宮様を除き事実上2人。悠仁親王の時代には皇族がいなくなるのではないかと心配されている。 そこで一つの考え方として、「女性天皇」、それから女性天皇と皇族でない夫との間に生まれたお子様が継承される「女系天皇」、内親王の方が結婚しても皇族に残るという「女性宮家」の創設が検討されている。 しかし、皇位継承には確立した原理がある。それは初代以来一貫する男系での継承だ。男系とは、父方だけをさかのぼれば皇室と血のつながりがあること。今に至る126代の天皇は例外なく初代以来の男系の血を継承している。 それに対し、女系というのは民間人となる血筋。われわれ一般国民のことになる。その女系に天皇への道を拓けば必ず争いが生じる。そのことによって、この安定した日本社会の一番の根幹部分に争いが生じる。 「皇統」は一系統ではなく、男系による複数の系統が「世襲親王家」として用意されてきた。その時々の天皇の男系が絶えると、別の系統の男系(世襲親王家)が皇位を継承した。 皇位はあくまで男系で継承されている。ある男系の血筋が途絶えようとしたならば、さかのぼって別の男系で続けるという厳格な原理がある。男系継承という血統原理で決まるがゆえに争いが生じない。それが天皇の天皇たるゆえんで、正統性の根拠といっていい。 旧宮家の男系男子孫は、「もう一つの皇統」として皇位継承の資格がある。旧宮家の皇籍復帰は、皇室の持続可能性を考える意味で、政府として正式に検討されなければならない。■厳しい国際情勢 くしくも今の日本は、白村江の戦い当時の緊迫した状況になってきている。中国が、南シナ海に続き東シナ海の覇権を手にしようと、毎日のように尖閣諸島に近づいている。韓国は中国を恐れ、アメリカではなく中国に向こうとしている。 こうした厳しい国際情勢のなか、祖先が築いてきた国を壊すことなく継承していくには、どうすればいいのか。御代替わりは、日本の国柄を再認識するうえで、最良の機会といえる。 【プロフィル】八木秀次(やぎ・ひでつぐ) 昭和37年生まれ。早稲田大法学部卒、同大大学院政治学研究科博士後期課程研究指導認定退学。専攻は憲法学。国家や教育、歴史、皇室などについて幅広い言論執筆活動を行い、内閣官房・教育再生実行会議有識者委員などを務める。Source : 国内 - Yahoo!ニュース

小倉智昭氏、小泉進次郎氏の環境相就任に「小泉さんが入閣してないと、とくダネ!やらなかったかもしれない」(スポーツ報知)

 11日放送のフジテレビ系「とくダネ!」(月~金曜・前8時)で安倍晋三首相(自民党総裁)が11日発足の改造内閣で、小泉進次郎衆院議員(38)=神奈川11区=を環境相で初入閣させる人事を内定したことを特集した。 入閣すれば戦後3番目、男性では史上最年少閣僚となる。小泉家は、戦前に逓信大臣を務めた進次郎氏の曽祖父・又次郎氏から4代続けての大臣誕生となる。進次郎氏は先月、フリーアナウンサーの滝川クリステル(41)と結婚した。年明けの第1子誕生後には育休取得を検討していると表明。入閣するかどうかが注目されていた。 今回の入閣に小倉智昭キャスターは「最後に改造内閣に目玉をつけたみたいな感じですよね」と指摘した上で「小泉さんが入閣してないと、とくダネ!やらなかったかもしれない」と笑わせていた。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

西川氏の辞任、社外取締役が口火 社内調査結果が引き金

 首都圏を直撃した台風15号の影響が残る9日午後3時。横浜市の日産自動車本社で取締役会が始まった。  社長兼CEO(最高経営責任者)の西川(さいかわ)広人の株価連動型報酬をめぐる不正などに関する社内調査結果が報告されると、社外取締役でレーサーの井原慶子が口火を切った。報酬不正の問題が発覚した西川の求心力の低下や、株主や従業員から届く不安の声などに触れ、こう言った。  「日産の信頼回復を考えると、ここはバトンタッチでもいいのでは」。西川の辞任を迫る提案だった。  日産は6月の定時株主総会の後、業務の執行と監督を明確に分ける指名委員会等設置会社に移行。監督を担う取締役会11人のうち7人を社外取締役が占める。  外国人の社外取締役は、ほぼ全員が井原の意見に賛同した。「日産への風当たりは厳しくなる一方だ」「危機的状況だ。今すぐ結論を出すべきだ」……。早期の辞任論に同調する意見が相次いだ。  ナンバー2の最高執行責任者(… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

H2Bロケット、発射台付近から出火 打ち上げ中止に

 11日朝に種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げ予定だったH2Bロケット8号機の発射台付近で11日午前3時10分ごろ、火災が発生した。炎が見え、ロケットの周辺に黒煙が広がった。放水作業が続いている。打ち上げを担う三菱重工は午前4時過ぎ、この日の打ち上げを中止すると発表した。  H2Bは10日、組み立て棟から発射地点へ移動。最終の打ち上げ準備中で、打ち上げは11日午前6時33分に予定されていた。午前3時過ぎ、発射台に据えられたH2Bの周辺から煙が上がったのが、約3キロ離れたプレスセンターから見えた。三菱重工によると、発射台の開口部から火が出たという。ロケットに向けて放水する様子も確認できた。  H2Bは無人補給船「こうのとり(HTV)」8号機を搭載し、国際宇宙ステーション(ISS)に物資を運ぶ予定だった。宇宙飛行士のための食料や飲料水、衣料などのほか、ISSで使うバッテリーなど約5トンの物資を搭載。ソニーコンピュータサイエンス研究所などが開発した「光通信システム」の実験装置や、ISSから放出する超小型衛星、日本実験棟「きぼう」での実験に使う細胞培養装置も積まれている。(合田禄) Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

20億人が目撃した9.11 惨禍の記憶、広島に学んだ

 2977人が犠牲になった米同時多発テロから、18年。惨禍を伝える「9・11記念館」の副館長はその日を前に、74年前にグラウンド・ゼロとなった広島でインタビューに応じた。「9・11」と「8・6」を貫くものとは――。 NY9.11記念館副館長に聞く  「ニューヨーク(NY)で私たちがやろうとしたことを、最初にしたのが広島の人たちなんです」  京都で開催された国際博物館会議(ICOM〈アイコム〉)の世界大会。その一環で開かれた公開会議のため、広島を訪れた9・11記念館のクリフォード・チャニン副館長は、取材にこう語った。  2001年9月11日、ハイジャックされた飛行機2機がNYの世界貿易センタービルのツインタワー部分に相次いで激突。直後から「この出来事を記憶しよう」という声が上がった。惨事をどう伝えるか。広島や長崎で積み重ねられた議論を踏まえ、9・11記念館は築かれたという。全面オープンは14年。「我々はまだ、『5歳』の若い博物館にすぎない」  広島では直後の様子を撮影した… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

関東から西は厳しい残暑 九州・四国を中心に猛暑日も(ウェザーマップ)

 きょう11日(水)も関東から西の地域を中心に、9月としては気温が高く、厳しい残暑となる見込み。特に九州・四国では、日中の最高気温が35℃を超える猛暑日となる所がありそうだ。 こまめに水分や休憩を取り、冷房を使うなど、熱中症対策を心がけたい。 きのうより雲が広がるも、関東から西は厳しい残暑  きのう10日(火)は、岐阜県多治見で37.6℃まで上がるなど、全国の79の地点で猛暑日を観測した。 きょうはきのうに比べて雲が広がりやすく、雨の降る所もあるため、猛暑日となる地点は減る見通し。ただ、関東から西の地域を中心に、9月としては気温の高い状態は続き湿度も高いため、厳しい残暑となりそうだ。 特に、晴れ間の出る九州や四国では猛暑日となる所がある見込み。こまめな水分や休憩を取り、冷房を使うなど、熱中症対策が必要だ。 北日本や北陸 暑さ落ち着く所も  一方、北日本や北陸では前線や低気圧の通過に伴い、広い範囲で雨が降る。このため、気温の上昇が鈍くきのうに比べて気温が低くなりそうだ。 特に仙台や釧路では、気温が大幅に下がり、暑さが落ち着く見通し。気温に合わせた服装選びを心がけたい。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

小泉進氏、環境相で初入閣 文科相は萩生田氏 きょう内閣改造(朝日新聞デジタル)

 安倍晋三首相(自民党総裁)は10日、11日に行う内閣改造で入閣させる19人の顔ぶれを固めた。小泉進次郎衆院議員を初入閣させ、環境相に起用する。萩生田光一・党幹事長代行は文部科学相に内定した。五輪相には、冬季と夏季の五輪に出場経験がある橋本聖子・前党参院議員会長を充てる。▼2面=いちからわかる!、4面=「動静」から探る 小泉氏は父が純一郎元首相で、2009年に初当選し、当選4回。将来の首相候補の一人に数えられる。8月にはフリーアナウンサーの滝川クリステルさんとの結婚を首相官邸で公表した。12年、18年の党総裁選では石破茂元幹事長を支持し、首相とは距離を置いてきた。…… 本文:1,929文字 【販売終了のお知らせ】 こちらの有料記事配信サービスは、販売を終了いたしました。 ご購入いただいた記事を読むには、こちらからログインしてください。 朝日新聞社 Source : 国内 - Yahoo!ニュース