貨物船衝突で断水した周防大島 町民が海運会社を提訴

 昨年10月に山口県の周防大島(周防大島町)と本土を結ぶ大島大橋に貨物船が衝突し、町のほぼ全域が1カ月以上断水した事故で、町民96人が生活に多大な支障が生じて精神的な苦痛を受けたとして、船を所有するドイツの海運会社を相手取り、総額約1500万円の損害賠償を求め、山口地裁岩国支部に提訴した。  事故をめぐっては、広島地裁が今年2月、船主責任制限法に基づき、海運会社の損害賠償の上限額を約24億5千万円と決定。橋や送水管の復旧工事をした山口県と周防大島町などは決定を不服として即時抗告し、町民分と合わせた損害総額を計44億1千万円と広島地裁に届け出た。  今回の住民の提訴は7月30日付。訴状によると、船主責任制限法に基づく損害は物的損害のみで、断水や橋の通行制限によって住民が被った精神的な損害は含まれていないと指摘。1人あたり15万円の損害賠償を支払うよう求めている。  海運会社の代理人弁護士は4日、朝日新聞の取材に対し、「正式な訴状が届いたうえで内容を精査する。裁判所では我々の主張をきちんとしていきたい」と話した。(金子和史) Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

ジャニー喜多川さんお別れの会 代表挨拶は近藤真彦さん

 7月9日にくも膜下出血のため87歳で死去した、芸能事務所「ジャニーズ事務所」の創業者で社長のジャニー喜多川さんのお別れの会が4日行われた。  アリーナに設置された祭壇の脇には、ジャニーさんが生前に愛用していた野球帽やジャケットが飾られ、会が始まる前、左右のモニターにはジャニーズからレコード・CDデビューしたすべてのタレントのジャケット写真が映し出された。  午前中の関係者の部にはジャニーズ所属のタレントたちのほとんどが参列。ジャニーズのコンサートのように、お別れの会が開始とともに会場に銀テープが舞うと、拍手が起こった。事務所を代表して、タレントの近藤真彦さんがあいさつにたち、「ジャニーさんは野球が大好きだった。ジャニーさんらしく、SHOW MUST GO ON。笑顔で見送ってほしい」と語った。  さらに「ジャニーさんはわが国を代表するプロデューサーだったこの時代にジャニーさんを失ったことは残念でならない」という安倍晋三首相の弔電を代読した。黒柳徹子さんはじめ、縁のあった芸能関係者たちが献花して別れを告げた。  午後2時からは一般の人の部が始まった。参列者のほとんどは喪服姿の女性たちで、東京ドームの周りは黒色で埋め尽くされ、入場を待つ人々の列が何重にもできた。東京ドームで芸能関係者のお別れの会や法要が行われること自体異例だが、これほど多くの女性たちがドームに集結したことはかつてなかったことだ。  八王子市から来た甲野亜津子さん(49)は80年代のたのきんトリオ以来のジャニーズファン。「コンサートに行くことで活動的になれ、人生が変わった。ジャニーさんに感謝の気持ちを告げたい」という。埼玉から来た櫻井幸さん(43)も「結婚後、育児に追われているとき、ジャニーズを見ると、母で妻でもなく自分に戻れた」という。  参列者の希望者はメッセージカードにジャニーさんへの思いを書いた。  東京ドームでジャニーズのタレントがコンサートやイベントを使用した回数は3日までで合計366回になる。(林るみ) Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

5日に日露首脳会談 平和条約交渉進展の糸口見出せるか(産経新聞)

 【ウラジオストク=力武崇樹】安倍晋三首相は4日、政府専用機でロシア極東ウラジオストクに到着した。6日まで開かれる「東方経済フォーラム」に出席し、5日にはプーチン露大統領との首脳会談に臨む。日露の平和条約締結交渉は、前提となる北方領土問題で双方の主張に隔たりが大きく、首脳会談で交渉進展への糸口を見いだせるかが焦点だ。 首相は4日の出発前、首相官邸で記者団に「平和条約交渉を次の次元へと進めていくために、腹を割ってプーチン大統領と話し合いたい」と決意を語った。 平和条約締結をめぐる交渉は険しさを増している。安倍首相は昨年11月にプーチン氏と交渉の加速化で合意したが、ロシア政府は今年1月に国家安全保障会議で「交渉を急がず、日本側のペースで進めない」と決定した。その後の2回の首脳会談で具体的な進展は見られず、交渉は長期化の様相を呈している。 プーチン政権の支持率は年金支給年齢の引き上げなどで低下しており、北方領土問題でのロシア側の譲歩は期待しにくい。通算27回目となる今回の首脳会談でも、打開策を見いだせるかは見通せない状況だ。 安倍首相はインドのモディ首相、モンゴルのバトトルガ大統領とも5日にそれぞれ会談し、経済、安全保障など幅広い分野での関係強化を確認する方針だ。バトトルガ氏には北朝鮮による拉致問題での協力も求めるとみられる。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

虐待対応で大阪市が検証結果公表 「チーム支援の強化を」(共同通信)

 大阪市は4日、2013~18年に起きた3件の乳幼児虐待死事件に関し、児童福祉審議会の児童虐待事例検証部会が発生要因や行政の対応について検証した結果を公表した。いずれも関係機関の情報共有や連携が不足していたとの指摘が含まれ、津崎哲郎部会長は記者会見で「個々の機関だけでは対処しきれない。チームによる支援を強化していかなければならない」と求めた。 13年に4カ月の男児が母親に暴行され死亡した事件で部会は、妊娠中から母親を支援していた市の複数の部局が、在宅育児の条件である祖母の協力が得られなかったのに必要な連携を取らず、態勢を変えなかったことを問題視した。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

東京五輪のカヌー会場、暑さ対策で雪降らせる実験へ(日刊スポーツ)

2020年東京オリンピック(五輪)・パラリンピック大会組織委員会は4日、暑さ対策で大会会場に雪を降らす実験をすると明かした。カヌー・スプリントのテスト大会を行う海の森水上競技場(江東区)で13日、屋根がない観客席に降雪機から雪を降らす。組織委によると国内のスポーツ大会では初の試み。過去の五輪でも記憶にないという。車載型の降雪機1台を設置し、約1トン分の氷を2回に分けて使用する。組織委職員約40人を観客席に座らせ、意見を収集。冷却効果や暑さ指数・気温の変化を実験する。昨夏に続き今年も厳しかった酷暑。組織委内では、これまでの対策以上のものをと、降雪案が浮上したのは8月中旬以降だった。日本では音楽イベントなどで同様の事例があるというが、用途は会場の盛り上げなどが主で、純粋な暑さ対策としての使用は異例だという。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

特攻服欲しさに…女子中学生、同級生を売春に勧誘(産経新聞)

 中学3年だった女子生徒を売春に勧誘したとして、大阪府警少年課は4日、淫行勧誘と職業安定法違反の疑いで、別の中学の同級生だった少女(17)を書類送検した。当時中学3年生だった少女自身も卒業式で着る刺繍(ししゅう)入りの特攻服の購入費用を稼ぐため売春をしており、「一緒に援助交際をしないかと誘った」と容疑を認めている。 書類送検容疑は平成30年3月、女子生徒を勧誘して売春を決意させ、大阪市内の駐車場で、売春グループのリーダー格だった大阪府枚方市のリサイクル業手伝いの男(22)に引き渡したとしている。 府警は4日までに、この男らグループの4人も児童福祉法違反(淫行させる行為)容疑で書類送検。グループは同年1~5月ごろに、出会い系アプリで18歳の少女を装って男性客を集め、女子生徒を含む当時15歳の少女3人に売春をさせていた。売り上げの半分は少女側に渡しており、グループ側は計約80万円を受け取っていたという。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

近畿各地で局地的に雷を伴う激しい雨(関西テレビ)

関西テレビ 雷とともに雨が強く降っています。これは、午後3時すぎの京都市内の映像です。湿った空気の影響で、近畿地方は大気の状態が不安定になっていて、場所によっては雷を伴い激しい雨が降っているところがあります。4日午後4時45分現在、近畿地方には大雨洪水警報や大雨警報が発表されている地域があります。京都市右京区で1時間に44.5ミリ、中京区で27.0ミリなど、各地で激しい雨を観測しました。また、関西電力によると京都市内では午後4時45分現在、1000軒以上が停電していて、下京区の京都水族館では臨時休館しました。近畿地方は大気の不安定な状態が4日夜まで続く見込みで、河川の増水や低い土地の浸水・それに土砂災害などに注意が必要です。関西テレビ 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

母と姉を一度に亡くした男性「教訓伝えていかねば」…29人犠牲の“紀伊半島大水害”から8年(関西テレビ)

関西テレビ 紀伊半島に大きな被害をもたらした豪雨災害から4日で8年です。和歌山県那智勝浦町では、慰霊祭が行われました。午前1時、那智勝浦町の井関地区では、水害が発生した時間に合わせて、犠牲になった人数と同じ29のキャンドルに明かりが灯されました。那智勝浦町では2011年9月の台風12号による紀伊半島大水害で、28人が死亡し、1人が行方不明のままです。午後からは、遺族らが出席して慰霊祭が行われました。【母と姉を亡くした寺本圭太さん】「この出来事だったりとか、教訓だったりとかは後世に伝えていくべきだと思いますので、まだ年齢の比較的若い私が後世に伝えていければ」遺族は、「亡くなった家族の思い出が消えることはない」と話していました。関西テレビ 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

Nats rally for 7 runs in ninth in wild victory over Mets

WASHINGTON – A few cheering fans caught the attention of Nationals manager Dave Martinez as…

道路マニア、いらっしゃい 目玉はリアルな高速ジオラマ

 日本の大動脈・東名高速道路が全線開通から50年を迎えた。人間ならば立派な中年。日々の体調管理が欠かせなくなる年齢だ。中日本高速道路(ネクスコ中日本)のPR施設「コミュニケーション・プラザ川崎」(川崎市宮前区)は、高速道路のメンテナンスの大切さを訴える。そんな施設がひそかな人気だという。  カンカンカン。展示されている床版(しょうばん)と呼ばれる鉄筋コンクリートを金づちでたたくと、くぐもった音に変わる場所がある。そこにクラック(亀裂)があるという。  「床版はアスファルト舗装の下に敷かれていて、検査には赤外線の機械も使いますが、最終的に頼りになるのは人の手です」とネクスコ中日本東京支社広報・CS課課長代理の近川彰さん(42)。  施設ができたのは2012年4月。高速道路のリニューアル工事の必要性について、利用者の理解を得るのが目的だという。  日本初の高速道路は、1963… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル