トリエンナーレで警官に液体かけた男、罰金20万円

 「あいちトリエンナーレ2019」の会場で警察官に液体をかけたとして、名古屋区検は23日、愛知県半田市の会社員男性(29)を公務執行妨害罪で略式起訴し、名古屋簡裁が同日付で罰金20万円の略式命令を出した。  男性は7日午後4時10分ごろ、名古屋市東区の愛知芸術文化センター10階からエレベーターに乗った際、愛知県警東署地域課の男性警部補(45)の足に、持っていたバケツの液体をかけたとして現行犯逮捕された。  男性は23日に会見し、「まいたのは水。警察官をひるませるためで、かける意図はなかった」と釈明し、中止された企画展「表現の不自由展・その後」への抗議行動ではなかったと説明した。罰金は同日中に納付したという。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

自遊人の人気宿「里山十帖」で食中毒 夕食のシカ肉料理

 新潟県は23日、同県南魚沼市の温泉旅館「里山十帖」で飲食した20~80代の男女30人が下痢や嘔吐(おうと)などの症状を訴えたと発表した。全員快方に向かっているという。県南魚沼保健所は、同旅館の夕食で提供されたシカ肉料理が原因の食中毒と断定し、同旅館に対し、24日(1日間)を営業停止処分とした。  県生活衛生課によると、同旅館に17、18両日に宿泊した21グループ52人のうち、15グループ30人に同様の症状が確認されたという。いずれもエゾシカのロースト肉が提供されており、県は加熱が不十分だったとみている。  運営会社の岩佐十良社長は「調理には気を使っていたつもりだったが、お客さまに大変申し訳ない。当面はジビエ肉の取り扱いを中止する」と話した。30日まで旅館の営業を自粛し、生肉の調理や取り扱いの研修をするという。  同旅館は雑誌「自遊人」の出版社がオープン。高い人気を集め、予約困難な宿として知られている。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

京アニ放火容疑者、同社サイトを閲覧 関連グッズも押収

 35人が犠牲になった京都アニメーション第1スタジオの放火殺人事件で、さいたま市見沼区の無職、青葉真司容疑者(41)=殺人などの容疑で逮捕状=が、京アニ関連のサイトを閲覧していたことが京都府警への取材でわかった。  府警によると、青葉容疑者の自宅から押収したタブレットやスマホの閲覧履歴から、京アニの関連サイトにアクセスしていたことが確認された。容疑者宅からは、京アニの人気アニメ「響け!ユーフォニアム」の色紙や、京アニが制作に関わった映画「聲(こえ)の形」のパンフレットなど関連商品も押収されている。  府警は青葉容疑者が京アニの情報収集を始めた時期や経緯について引き続き閲覧履歴の分析を進める。  また、捜査関係者によると、青… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

24日(土) 天気回復しても一時的な雨に注意(ウェザーニュース)

 今日8月24日(土)は、九州や北海道では雨の降る所が多いものの、関東や近畿などでは天気が回復して晴れる所もある予想です。ただ、にわか雨の可能性はありますので注意してください。沖縄は台風11号が今日日中に最も近づくため、高波や強風に注意してください。 ■ 天気のポイント ■・天気が回復しても雨の可能性はあり・九州や北海道は雨続く・台風11号が台湾付近へ 沖縄は強風注意 天気が回復しても雨の可能性はあり  東北から中国地方にかけては天気が回復して晴れる所もある予想です。ただ、晴れたとしても油断は出来ず、再び雲が増えて雨が降る可能性もあります。ピンポイント天気予報や雨雲レーダーを活用して、雨に濡れないようお気をつけください。 晴れる地域では気温が昨日より上昇し、最高気温が30℃以上の真夏日となる所がありますので、朝は涼しくても熱中症に注意してください。 九州や北海道は雨続く  低気圧に近い北海道や、前線に近い九州では、一日を通して雨が降る所が多い予想です。 九州南部などでは一時的に雨が強く降る可能性もあるため、空模様の変化に注意してください。 台風11号が台湾付近へ 沖縄は強風注意  台風11号(バイルー)は、今日24日(土)の昼間に沖縄県の先島諸島に最も近づく予想です。沖縄では明日25日(日)にかけて高波に警戒し、強風や一時的な雷雨等に注意してください。 台風は明日以降、中国の華南へ上陸して熱帯低気圧に変わる見込みです。ウェザーニュース 【関連記事】 Source : 国内…

動画解説 今日8月24日(土) 天気のポイント(ウェザーニュース)

ウェザーニュース  きょう8月24日(土)の全国の天気をウェザーニュースキャスターの檜山沙耶がお伝えします。 おはようございます。今日は広範囲でスッキリしない空模様が広がります。 沖縄は雲が多く時々雨が降ります。台風11号が接近する先島諸島を中心に、強風やうねりを伴った高波に警戒してください。 日本海側では晴れ間がでるものの、にわか雨がありそうです。秋雨前線が停滞する西日本の太平洋側を中心に雨が降りやすく、激しく降ることもあるので、大きい傘をお持ちください。 北海道は低気圧の影響で雲優勢の空。ザッと強まる雨にお気をつけください。 そろそろ8月も終わりですね。夏はイベントが盛り沢山だったと思いますが、皆さんはやり残したことはないですか?私は8月中に写真を撮りにいきたいな~と思っています。晴れ間のでるところでは蒸し暑さが継続するので、外出をする際は暑さ対策も忘れずに行なってくださいね! それでは今日もお気をつけて、いってらっしゃい^^ウェザーニュース 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

「なつぞら」 北の酪農ヒストリー 第20回 太田寛一の挑戦(上) 集乳競争に終止符(日本農業新聞)

 「なつぞら」で農民資本の「十勝協同乳業」設立が描かれました。国の妨害に遭う中、音問別農協の田辺政人(宇梶剛士)組合長は、十勝の農協組合長をまとめ上げ、十勝支庁長から賛意を取り付けます。実際にあった話です。 田辺は太田寛一・士幌町農協組合長(後にホクレン会長、全農会長)、十勝協同乳業は北海道協同乳業(よつ葉乳業の前身)がモデルと想定されます。 太田は1915(大正4)年、十勝の川西村(現帯広市川西町)の生まれです。小学校卒業時に十勝支庁長から表彰されるほど学業がずば抜けていました。しかし、家が貧しく進学を断念し、地元の産業組合に就職します。後に士幌村産業組合(士幌町農協の前身)にスカウトされました。 ここで知り合った獣医師の秋間勇や飯島房芳(のちに士幌町長)らと共に、太田は「産業組合運動で農村を豊かにしよう」と、精力的に励みました。太平洋戦争後、士幌村農協が設立されると常務に、53(昭和28)年には37歳の若さで組合長に就任します。 56(同31)年9月、村内の全酪農家(323戸)に呼び掛け、全会一致で士幌村酪農振興協議会を設立。この組織を起爆剤に、農協は生乳の一元集荷多元販売に踏み出します。わが国初の生乳の共同販売で画期的なものでした。 当時、士幌村では乳業各社による激烈な集乳競争が行われていました。親子で生乳の出荷先が違ったり、農家ごとに乳価差があったり、混乱を極めていました。太田は、この問題を解決しなければ酪農の発展はないと、酪農家の団結を促したのです。 この結果、乳業会社と対等な取引が実現し、乳業が行っていた生乳検査を自ら行うようにもなりました。こうした取り組みの延長線上にあるのが、67(昭和42)年の北海道協同乳業の設立です。 太田は66(昭和41)年、欧州の乳業事情を視察し、農民自ら乳製品工場を経営していることに驚きます。そして帰国後、極秘裏に工場建設に動きます。しかし、実現までには、大きな障害がいくつも立ちはだかっていました。(農政ジャーナリスト・神奈川透)Source : 国内 - Yahoo!ニュース

“あおり殴打”巡りデマ拡散…「自分が暴行の撮影者と同じ事してる自覚を」菊地弁護士の言葉の意味(関西テレビ)

傷害の疑いで逮捕された宮崎文夫容疑者(43)。大阪市東住吉区の路上で逮捕された時には…。宮崎容疑者:「逃げません!自分から出頭させてください!本当に。手つないで!手つないで、喜本さん!」 警官を相手におよそ15分に渡って押し問答を続けました。 8月10日、あおり運転をして無理やり車を停止させ、男性の顔を殴りつけた宮崎容疑者。交際相手の喜本奈津子容疑者(51)も自宅に宮崎容疑者を匿った疑いで逮捕されています。 一方で、こんなところにも被害が…。すまいるコーポレーション矢野社長:「本当にこんなとこ借りなければよかった」 宮崎容疑者が所有するマンションの1階にテナントとして入居する不動産会社では、ネット上での書き込みなど誹謗中傷に悩まされています。矢野社長:「勝手に入ってきて写真撮られたり、外の看板と中も外しました。宮崎容疑者とは全く関係ないので、ネットでの勝手な書き込みとか本当にやめていただきたい」 重大な事故にもつながりかねない“あおり運転”に街では…。男性:「危険ですよね、高速道路でとめて。後続の車が来るじゃないですか。あれは絶対新しい法律を作ったほうがいいと思います」別の男性:「今は(罪が)軽いからあんなことするやつがおる。あおり運転をされたことはある。ガーって寄ってくるやつおるから。『避けろ』と言わんばかりに。そういう時は先に行ってもらったらいい」女性:「もちろん免許取り消しで、やっぱり重い反省を本人に求めないとだめですね」 果たして、2人の罪の重さはどの程度になるのか、またインターネット上でのウソの書き込みは罪に問えるのか…。菊地幸夫弁護士に伺います。菊地弁護士:「どれくらいの刑になるかというのは、いくつ罪が積み重なるか、それにかかっているんですね。まず、宮崎容疑者は最低でも懲役1年程度かと思われます。執行猶予は前科などの程度によってでしょうか。 今回の逮捕容疑は傷害です。傷害罪というのは非常に重く、15年以下の懲役または50万円以下の罰金です。懲役と罰金の境界については、時々言われるのは全治1か月未満のケガだと罰金となる可能性があるというものです。 今回の被害者の方のケガの程度があまり重くないとすると、本来は罰金で済むくらいの問題なのかもしれません。ですから、傷害自体で今回あまり重い罪にはならないとすると、道路交通法違反、これはいっぱいあります。急ブレーキの禁止やスピード違反もあるかもしれません、横の車が危ないと思うような車線変更の禁止など、これらがいくつ積み重なるか。 あと暴行ですね。例えば『殴るぞ!』と言って拳を振りかざすのもこれに当たります。石を投げて当たらなくても暴行です。その石を車に置き換えて考えてみると、車が相手に当たらなくても暴行になり得るんですね。 また、暴行の方が交通違反よりも罪が重いことが多いんです。だから最近これを捜査当局が使い始めたんです。こういうものを色々つけていけば、あるいは懲役1年を超えるのかもしれませんが、何件立件できるかにかかってきます。 ただ、実刑まで行くか執行猶予がつくかといえば、これは執行猶予に終わる可能性が高いと思います。前科が直近で重いものがあれば実刑もあり得るとは思いますが、あまりないと執行猶予ということに」Q.タクシー運転手の監禁容疑は起訴猶予でしたね菊地弁護士:「はい。刑罰まではいってないんですね。だから執行猶予だということになると、あと2~3か月でまた社会に戻る。おまけにその少し前に保釈で社会に戻る可能性があります」Q.確保される時に「自分で出頭する」と主張していましたが、あれにどんな意味があるんでしょう?菊地弁護士:「こっちの警察署は嫌だ、あっちの警察署がいいというのはわがままですからね。ああいうことを言いながら出頭するというのは、あまり彼にとってプラスのポイントにはなりません。むしろ、ああやって言わば駄々をこねるということはマイナスポイントになっています」Q.容疑者が浮上する前に警察署に行くと自首となりますが…菊地弁護士:「それは減刑の対象になり得ると思いますが、今回は誰かというのは分かっていて、全国指名手配ですからね」Q.一方の喜本容疑者についてはいかがでしょう?菊地弁護士:「今回、逮捕容疑は犯人蔵匿・隠避の疑いです。傷害ほう助の疑いでも捜査中とのことです。彼女については懲役6カ月で執行猶予3年程度ではないでしょうか。 ひどい殴り方をされていた現場にいて、それにどう関与したかということなんですが、一番重いのは共同正犯、傷害を一緒になってやったというものです。例えば車に手をかけて『おい出てこーい!』みたいなことです。 そこまでいかない、例えば動画を撮影しながら『もっとやっちゃえ』くらいだったら傷害ほう助、何も言わないでただ撮影をしていたら、さらに1つ下の傷害現場助勢罪と、何段階か考えられますね。今は中間くらいを捜査当局は視野に入れているということになります。執行猶予は間違いないと思います」Q.この事件による風評被害も様々出ていて、これを発信・拡散させた人物の責任についても伺いたいと思います。宮崎容疑者がオーナーのマンションに入居している不動産会社に対して、宮崎容疑者と関係ないのに誹謗中傷が後を絶たないそうです。また、喜本容疑者に間違われた女性がネット上などで批判を受け、拡散されるという事態も起きています。菊地弁護士:「名誉棄損罪や、賠償責任を負うこともあり得ます。事実の有無にかかわらず、名誉棄損というのは責任を問われる可能性があります。犯罪として、また慰謝料という民事の問題としてですね。 やっていることは、喜本容疑者が暴力をふるう宮崎容疑者の横で携帯電話を使って撮影していたのと同じです。流されたデマを拡散させる人は、それに協力している、犯罪を促進しているということですから、自分は喜本容疑者と同じ行為をしているんだということを自覚していただきたいと思います」Q.そういうことをしている人は、おそらく正義のつもりで悪い人をとっちめてやろうという目的でやっているのでしょうが…菊地弁護士:「大間違いです。それでもダメです」(関西テレビ8月21日放送『報道ランナー』内「そこが聞きたい!菊地の法律ジャッジより)Source : 国内 - Yahoo!ニュース

日韓関係悪化で揺れる“どまつり”や教育現場 影響は東海地方の各地で(メ〜テレ(名古屋テレビ))

 22日、韓国政府が日本との防衛秘密情報を共有するルールを定めた協定「GSOMIA」の破棄を発表するなど、日韓関係が悪化しています。 これ以前から続く両国の関係悪化は、東海地方の各地での国際交流にも影響を与えています。 国内最大級の踊りの祭典“どまつり”にも余波  毎年多くのダンスチームが真夏の名古屋を盛り上げる、踊りの祭典「にっぽんど真ん中祭り」。 当初207チームが参加予定でしたが、今回”あるチーム”だけが参加を見送りました。2001年から18年連続で参加していた韓国の大学生チームです。8月中旬、日韓関係の悪化を受け「家族が心配するから今回は参加を見送ります」などと連絡があったということです。「韓国のアリランの曲を使って、韓国の文化を名古屋で生で感じさせてもらえる、そういう場所として“どまつり”で披露してもらえることは、ファンもたくさんいて私たちも楽しみにしていました。」(にっぽんど真ん中祭り文化財団 白山智恵プロデューサー) 韓国から訪日旅行控える動き  韓国からの旅行客にも影響がでています。7月の訪日外国人客は、全体では前年同月比で5・6%増え、約299万人でした。 国別の伸び率では、フィリピンからの訪日客が30・5%と最も増えたのに対し、韓国はマイナス7・6%でした。減り方が最も大きくなり、訪日旅行を控える動きが出ています。 三重の高校では国際交流を中止する事態に  影響は、東海地方の教育現場にも及んでいます。 三重県津市にある県立津商業高校は17年前から、韓国の聖南(ソンナム)高校と姉妹校の提携を結んでいて、毎年4泊5日の日程で互いに生徒を派遣し合い交流を重ねてきました。しかし…。「先月下旬に韓国から『保護者が不安に思っている』と話があって、今回は見送りたいという話があった」(津商業高校 小松貞則校長) 今年は10月下旬に予定していた聖南高校からの生徒派遣は中止になりました。 韓国への生徒派遣について津商業高校は「総合的に考えて検討したい」としています。 次ページは:名古屋でも訪問キャンセルが続々と 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

(社説)日韓情報協定―対立拡大の連鎖を断て(朝日新聞デジタル)

 国と地域の未来を考える冷静な思考を踏み外したというほかない。大統領はいま一度、熟考し、決定を覆すべきである。 韓国政府が、日本と軍事情報を教えあうために交わした協定の破棄を決めた。GSOMIA(ジーソミア)と呼ばれる取り決めで、きのう日本側に伝えた。 3年前に結んで以来、日韓は例えば、北朝鮮がミサイルを撃てば、それぞれが集めた情報をすぐ交換し、分析できた。 今回、その協定の維持は「国益に合わない」と判断したという。だが現実には、破棄こそが国益を損ねるのは明らかだ。 文在寅(ムンジェイン)大統領は北朝鮮との融和をめざしている。…… 本文:1,033文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。 朝日新聞社 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

不自由展中止、作家ら招き10月に討論会 県知事が表明

 愛知県で開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」(津田大介芸術監督)の企画展「表現の不自由展・その後」の中止を受け、芸術祭実行委員会の会長を務める大村秀章・愛知県知事は23日、展示中止となった作家や海外のジャーナリストを招き、10月に「表現の自由に関する国際フォーラム」(仮称)を開くことを明らかにした。  大村知事は20日付でトリエンナーレ参加作家あてに書簡を出し、企画展中止を巡る混乱について陳謝。10月のフォーラムで、表現の自由をめぐる世界各地の現状について議論し、表現の自由を世界にアピールする「あいち宣言」を提案したいとして協力を求めた。「あいちトリエンナーレでの出来事を、表現の自由に関するメッセージを世界に届ける機会にしたい」としている。  愛知県は企画展中止を検証する有識者委員会を設置しており、9月に国内での展示中止の事例の背景を探り、県民や作家らと語り合う「表現の自由に関する公開フォーラム」(仮称)を開く予定。(岩尾真宏) 日本人作家が展示変更  愛知県で開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」(津田大介芸術監督)の企画展「表現の不自由展・その後」が中止されたことを受け、トリエンナーレ参加作家の田中功起氏(43)が23日、展示の変更を表明した。日本人作家の展示変更は初めて。  田中氏は愛知芸術文化センター(名古屋市東区)の会場に「抽象・家族」と題する映像作品や抽象画などを展示しており、展示スペースは同センターで最大。9月3日から展示室に立ち入れなくし、イベントを開く日以外は、扉から鑑賞する形にする。  企画展「表現の不自由展・その後」を巡っては、海外作家らが展示再開を求める連名の書簡を発表し、20日に8人が展示室を閉鎖したり、展示内容を変更したりしている。田中氏も書簡に賛同しており、企画展が再開されない状況を「『安全性』の名の下に、時間稼ぎをしているように見える」と指摘した。(江向彩也夏) Source : 社会 - 朝日新聞デジタル