結婚後も皇族の身分保持の案に反対意見でず 自民懇談会

 自民党は18日に開いた安定的な皇位継承の確保に関する懇談会(会長・麻生太郎党副総裁)で、女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持する皇室典範改正の案について議論した。木原誠二事務局長によると、同案について出席者から反対意見はなかったという。 麻生氏は懇談会の冒頭、皇族…この記事は有料記事です。残り221文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんSource : 社会 - 朝日新聞デジタル

愛子さま、26日に伊勢神宮、27日に神武天皇山陵に参拝へ

多田晃子2024年3月18日 23時30分 宮内庁は18日、天皇、皇后両陛下の長女愛子さまが26日に三重県の伊勢神宮に、27日には奈良県の神武天皇山陵にそれぞれ参拝すると発表した。愛子さまお一人での地方訪問や参拝は初めて。愛子さまは今月に学習院大学を卒業し、来月から日本赤十字社(本社・東京都港区)の嘱託職員としての勤務を控えている。 愛子さまの伊勢神宮参拝は約10年ぶり。27日には三重県の斎宮歴史博物館、いつきのみや歴史体験館をそれぞれ視察する。(多田晃子)有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんSource : 社会 - 朝日新聞デジタル

入院の百合子さま、左心不全と脳梗塞の症状 宮内庁が公表

多田晃子2024年3月18日 23時30分 宮内庁は18日、脳梗塞(こうそく)と誤嚥(ごえん)性肺炎との診断を受け、聖路加国際病院(東京都中央区)に入院中の三笠宮妃百合子さま(100)について、ここ数日の間に左心不全と一時回復していた脳梗塞の症状が再び見られると公表した。入院期間は未定。 同庁によると、百合子さまは以前から診断されている心不全が先週末から徐々に悪化。左心不全で息苦しさがあるほか、一時回復していた右の手足の動かしづらさが再びみられるという。医師とのコミュニケーションは取れているが、安静にするため会話は難しいという。 百合子さまは2日午後に気分が優れず、軽度の脱水症状があったため、3日午後に同病院で診察と検査を受けたところ、軽い脳梗塞と誤嚥性肺炎と判明し入院。11日午前に集中治療室から一般病棟に移った。同庁は同日時点で、右の手足の動かしづらさはかなり改善され、肺炎も落ち着きつつあるとしていた。(多田晃子)有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんSource : 社会 - 朝日新聞デジタル

Le Japon mise sur les nouvelles technologies pour pallier le manque de main-d’œuvre

Un robot trie et place des morceaux de poulet frit dans des boites, lors de…

「子どもの性被害、民事時効の撤廃を」 元Jr.らキャンペーン開始

 子どものころの性被害について民事訴訟の時効撤廃を求めるシンポジウムが18日、東京都内であった。 旧ジャニーズ事務所(SMILE-UP.)創業者の故ジャニー喜多川氏から性被害を受けた元ジャニーズJr.らでつくる「子どもの性被害 時効にNO!」事務局の主催。元Jr.や学校の先生から性被害を受けた女性ら5人が登壇し、時効撤廃の必要性などを訴えた。署名活動や国会議員への働きかけなど「時効にNO!」キャンペーンを始める。 現在の民法の規定では、生命や身体を害する不法行為の損害賠償請求権は、被害者が加害者を知った時から5年、不法行為から20年行使しないと消滅する。キャンペーンの共同代表を務める川上資人(よしひと)弁護士は、米国では2022年に子どもの性被害には時効を適用しないとする特別法が制定されたことを説明。「日本では時効があることで子どもの性被害が社会に顕在化していない。日本でも子どもの性被害に対しては民事の時効を適用しないという法律を制定する必要がある」と訴えた。 もうひとりの共同代表で元ジャニーズJr.の飯田恭平さん(36)は13~18歳のときに喜多川氏から性被害を受けたが、昨年まで23年間、だれにも話せなかったという。「立ち上がろうというときに時効になっているのはとても残酷だ。(時効撤廃で)これからの被害を少しでも抑止できれば」と語った。(編集委員・大久保真紀)有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんSource : 社会 - 朝日新聞デジタル

ストーカー加害者全員に警察が連絡へ、近況を確認 治療の有効性伝達

 警察庁は18日、禁止命令を受けたストーカーの加害者全員を対象に、警察が連絡して近況などを確認する制度を全国で新たに始めると発表した。殺人など重大な事件に発展するケースが後を絶たず、取り組みを強める。 加害者に連絡する制度は、ストーカー規制法に基づき被害者への接触などを禁じる禁止命令を受けた加害者について、原則として全員が対象で、被害者が拒否する場合などは除く。警察が電話や訪問などで加害者に連絡し、被害者への執着の程度や生活の様子などを確認し、その度に再発や報復の恐れなどのリスクを評価する。必要に応じて被害者に伝える。 加害者全員を対象に、禁止命令を出す際に、医療機関での治療やカウンセリングが有効な場合があることをリーフレットを使うなどして知らせる。2016年度から各地の警察で、個別の加害者ごとに判断して治療を具体的に働きかける取り組みを進めてきたが、今回、その前階としてまず全員に有用性を知らせることにした。 被害者に対しては、防犯指導を強化するほか、緊急通報装置を貸し出す際に常時携帯することの重要性を説明し、使い方の練習を行う。警察庁は全国にこうした対策の実施を指示。各都道府県警が順次導入していく。 警察庁は昨年8月~今年1月、北海道や愛知、大阪、福岡など10都道府県警でこれらの対策を試行。396件の禁止命令があり、177件で加害者への連絡を実施した。ただ、そのうち2件は連絡後に加害者が禁止命令違反容疑で逮捕された。治療の有用性は363件で伝え、うち治療などを受けたのは29件という。禁止命令、過去最多の1744件 連絡制度などの対象となる禁止命令は年々増加しており、22年は全国で過去最多の1744件だった。 ストーカー事件が殺人などに至る例は相次ぐ。昨年1月には福岡市で、女性会社員が元交際相手の男に刃物で襲われ亡くなった。福岡県警は男に対し女性に接触しないよう禁止命令を出し、女性に一時避難などを勧めていたが、事件を防げなかった。(編集委員・吉田伸八)有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんSource : 社会 - 朝日新聞デジタル

強盗殺人容疑で逮捕の男、コンビニ強盗致傷容疑で再逮捕 愛知県警

2024年3月18日 20時23分 愛知県阿久比町の民家付近で住人の男性(52)の遺体が見つかった事件で、愛知県警は、強盗殺人などの疑いで逮捕・起訴された大谷将也容疑者(38)について、現場近くのコンビニエンスストアでの強盗致傷容疑で再逮捕し、18日発表した。黙秘しているという。 県警によると大谷容疑者は1月8日午前3時40分ごろ、半田市南大矢知町3丁目のコンビニで50代の女性店員に刃物を突きつけ、現金約8万9千円を奪った疑いがある。その際、店員が右手にけがをした。コンビニと民家は約1キロの距離にある。 県警などによると、コンビニから出てきた大谷容疑者を居合わせた新聞配達員がバイクで十数メートル追いかけた。男が向き直って間合いを詰めてきたためバイクを置いて逃げたところ、男にバイクを奪われた。そのまま数百メートル逃走したとみられ、バイクは三差路に乗り捨てられているのが見つかった。車に乗り換えて逃走したとみられる。 一連の事件は1月12日に大谷容疑者が知人の30代女性を車内に監禁した疑いで静岡県警に逮捕されたことで発覚。情報提供を受けた愛知県警が阿久比町の民家で派遣社員林治彦さんの遺体を発見した。防犯カメラ映像などから大谷容疑者のコンビニ強盗への関与も浮上した。 起訴状などによると、大谷容疑者は昨年12月11日ごろに林さん方に金品を奪う目的で侵入。林さんに見つかったため首を絞めて殺害して運転免許証などを奪い、遺体を民家近くの雑木林に遺棄したという強盗殺人や死体遺棄などの疑いで逮捕・起訴されていた。 大谷容疑者が静岡県警に留置されていた際に逃走を図っていたことも判明。逃走についても在宅で捜査する方針だという。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんSource : 社会 - 朝日新聞デジタル

未婚カップルやその子どもを公的に「家族」認定 愛知県が制度導入へ

 愛知県は4月から、性的少数者や様々な理由で婚姻関係を結んでいないカップルやその子どもを家族として公的に認め、行政サービスを受けられるようにする「ファミリーシップ宣誓制度」を導入する。都道府県単位では全国初となる。 ファミリーシップの定義は、性別を問わないカップルとその子など、それぞれの3親等以内の近親者も含む。カップルの少なくともどちらかが県内の居住者であることが条件。宣誓をすることで、県営住宅に入居できたり、県営病院での面会、手術の同意が可能になったりする。 宣誓には原則1週間前までの事前予約が必要。対面またはオンラインで宣誓ができる。宣誓が受理されると、A4の証明書と財布などに入れて持ち運べる証明カードを受け取る。 県内では3月1日現在、28市町が、性的少数者などのカップルを認める「パートナーシップ宣誓制度」や「ファミリーシップ宣誓制度」を導入している。県はこれまで、パートナーシップ宣誓制度も含め未導入だった。 県の制度導入により、パート…この記事は有料記事です。残り253文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんSource : 社会 - 朝日新聞デジタル

続く避難所生活、久しぶりに見上げた空 ブルーインパルスが激励飛行

 能登半島地震の被災者を激励しようと、航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」が18日、輪島市や珠洲市など能登半島にある6市町の避難所などの上空を編隊飛行した。このうち、輪島市の輪島中学校に集まった被災者らは空を見上げてスマートフォンで撮影したり、手を振ったりしながら、歓声を上げていた。 輪島市内の避難所で生活する八井汎親さん(86)は、親類と一緒に飛行を見に訪れた。自宅は半壊で、元日の発生直後から避難生活を送っている。段ボールに区切られた避難所で外出することも少なく、久しぶりに空を見上げたという。「飛び方が美しかった。一緒に見ていたみなさんも笑顔で元気づけられた。自分も久々にほっとした気持ちにもなれた」と話した。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこどもと被災地東日本大震災が起きてからの13年という月日は、子どもが大人へと成長するほどの長さです。それぞれの土地で暮らす子どもたちの物語。[もっと見る]Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

ビッグモーター元店長を書類送検 除草剤でケヤキ14本枯らした疑い

杉山あかり2024年3月18日 17時35分 中古車販売大手ビッグモーターの神戸北店(神戸市)近くの街路樹を枯らせたとして、兵庫県警は40代の元男性店長を器物損壊容疑で書類送検した。15日付。 捜査関係者によると、送検容疑は2021年4~5月、店前の道路沿いの植樹エリアに除草剤をまき、神戸市が管理するケヤキ14本を枯れさせたというもの。 元店長は「雑草が生えているだけで本社から(評価の)減点対象になるため除草剤を使った」と説明した上で、「(除草剤は)歩道の割れ目から生えている雑草にかけた」として、植樹エリアへの散布は否認しているという。 昨年、同店前の樹木が不自然になくなっていると市の調査で判明。土壌から除草剤成分が検出され、市が器物損壊容疑で被害届を出していた。 同社の伊丹北店(同県川西市)でも同様の被害が確認されており、県警は今月18日付で容疑者不詳のまま書類送検した。(杉山あかり)有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんSource : 社会 - 朝日新聞デジタル