インドネシアから帰国の天皇陛下、秋篠宮さまに自ら撮影の写真渡す

多田晃子2023年6月29日 19時45分 23日にインドネシアへの訪問を終えた天皇、皇后両陛下の様子について、側近は29日、約21年ぶりに両陛下一緒の公式な親善訪問が実現し、各地で温かく迎えられ、心に残る訪問になったことを「心からお喜びで、多くの関係者に深い感謝のお気持ちをお持ちだ」と明かした。 両陛下は帰国後、長女愛子さまに対し、同国で温かく迎えてもらい、心のこもったもてなしを受けてうれしかったというお気持ちや、同国がとても良い所だったということなどを伝えたという。 また訪問中、国事行為の臨時代行を務めていた秋篠宮さまから26日に皇居・御所で報告を受けた天皇陛下は、ジャワ島中部の仏教遺跡、ボロブドゥール寺院で自身が撮影したニワトリの石像の写真を手渡したという。 2008年に同寺院を訪れた秋篠宮さまがこの石像を探していたとの話を現地で聞いた陛下は、自らデジタルカメラで撮影し、説明者に「日本に帰って秋篠宮殿下にお見せすれば、必ず喜ぶだろう」と話していた。 28日に上皇ご夫妻にあいさつをした際には、ジョコ大統領夫妻やジョクジャカルタ特別州知事夫妻から預かった言付けを伝えるとともに、上皇ご夫妻の1991年の訪問や今回の訪問に関して和やかに歓談したという。(多田晃子)有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

「僕だけ貧乏くじ」「世の中灰色」 小田急線刺傷事件の被告、謝罪も

 小田急線の車内で2021年8月、乗客3人を包丁で襲ったなどとして殺人未遂罪などに問われた住所不定、無職対馬悠介被告(37)の裁判員裁判は29日、東京地裁で弁護側の被告人質問があった。事件に至るまでの生活を、自分だけが「貧乏くじを引いている」と感じていた、などと語った。一方で、被害者に「申し訳ない」と謝罪する場面もあった。 対馬被告は紺色のシャツに黒いズボン姿で出廷。弁護人の質問に淡々と答えていった。 被告の話によると、元々は家族と暮らしていたが、15年に家族がマンションを引き払うのを機に一人暮らしを始めた。 通信販売会社や家電量販店の倉庫、コンビニエンスストアなどで働いたが、勤務先で「物のように扱われる」と感じたことなどから、憎しみや世の中へのねたみを感じるようになった。「生活や心に余裕があった実家暮らしのときには感じなかった」とも話した。 21年2月、パン工場での夕方6時から翌朝5時まで続く単調な立ち仕事に「もう限界だ」と思って退職。月10万5千円の生活保護を受け、自宅に引きこもるようになったという。万引き繰り返し、「自分は許される」 「今までいろんなアルバイト…この記事は有料記事です。残り884文字有料会員になると続きをお読みいただけます。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

Kenta Maeda shows progress with solid outing in Twins’ loss against Braves

Atlanta – Kenta Maeda continued to show good progress in his return from a right…

ISU announces Grand Prix Series assignments

London – The International Skating Union announced its assignments for the 2023-24 Grand Prix Series…

「元彼がバイト先まで来る」 横浜の殺人事件、被害大学生が同級生に

佐野楓2023年6月29日 16時17分【動画】横浜・鶴見で10代女性が死亡=熊倉隆広撮影 29日午前10時15分ごろ、横浜市鶴見区東寺尾中台のマンション敷地内にある駐車場で、このマンションに住む大学生の冨永紗菜さん(18)が倒れているのが見つかり、その後死亡が確認された。神奈川県警が殺人事件とみて捜査をしている。冨永さんの小学校時代の同級生という男性は「こんな事件が起こって信じられない。言葉に表せない」と話した。 男性は冨永さんを含めた友人3人と27日深夜に東京・お台場までドライブに行った。その際、冨永さんから「元彼からダイレクトメール(DM)が一方的に送られてくる」と相談を受けたという。 男性によると、DMは「俺と別れるんだね」という趣旨で脅すような文言だった。冨永さんは「元彼とは2年ほど付き合っていたが、馬乗りになって殴られるなど暴力をふるわれたので別れた」と話し、「新しく始めたバイト先まで元彼が来る」と相手のストーカー行為に悩んでいる様子だったという。 男性は、「幼なじみとして仲良くした思い出がよみがえる。許せない」と悔しそうに振り返った。(佐野楓)有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

公取委、下請法違反でノジマに勧告 オリジナル商品で下請け費を減額

高田正幸2023年6月29日 16時21分 下請け業者への支払代金を不当に減額したとして、公正取引委員会は29日、東証プライム上場の家電量販大手「ノジマ」(神奈川県相模原市)に対し、下請法違反(減額)で再発防止などを求める勧告を出したと発表した。 公取委によると、同社は2019年7月~22年10月、商品の値下げの原資とする「拡売費」や商品を物流拠点から店舗まで運ぶ「物流協力金」の名目で、計約7300万円を下請け業者2社に支払う代金から差し引いていた。下請け2社は家電などノジマのオリジナル商品の製造を請け負っていた。 下請法は、下請け業者に責任がないのに、親事業者が発注後に代金を減額することを禁じている。公取委は、再発防止や社内の研修を行うことなどをノジマに求める勧告を出し、29日に野島広司社長に勧告書を手渡した。 同社は家電量販店の売り上げで業界第6位。公取委の調査を受けて、同社は今年3月、減額分を2社に支払ったという。朝日新聞の取材に「勧告を真摯(しんし)に受け止め、再発防止に努めていく」とコメントした。(高田正幸)有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

両陛下のインドネシア訪問 「意義深く実り多い訪問」と宮内庁長官

多田晃子2023年6月29日 16時30分天皇、皇后両陛下が23日に終えたインドネシアへの公式訪問について、宮内庁の西村泰彦長官は29日の定例会見で、「大変意義深く、かつ実りの多いご訪問だった」と総括した。 西村長官は「特に若者たちとのご交流を通じて、これからの日本とインドネシアの友好親善の進化に向けて非常に大きな意義があった。大変大きな成果を上げて頂き、心から安堵(あんど)しているし、大変うれしく思っている」と述べた。 両陛下は今月17~23日、国賓として同国を公式訪問した。代替わり後初となる親善訪問だった。西村長官は「様々なご訪問先での皆様方の本当に心温まるおもてなしと、色んなアレンジに対して改めて感謝を申し上げたい」と謝意を述べた。 また、天皇陛下とジョコ大統領の「おことば」の交換が急きょ取りやめになるなど、現地であったインドネシア側による様々な「サプライズ」には「ジョコ大統領ご自身の姿勢の問題が大きかったのではないか」との見方を示した。 今後の改善点を問われると、両陛下と関係者との懇談時に予定時間を超過したことを踏まえ、タイムスケジュールやお声掛けをする範囲に「十分検討していく必要がある」との認識を示した。(多田晃子)有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

Yankees’ Domingo German throws perfect game against A’s

Domingo German pitched the fourth perfect game in New York Yankees history Wednesday night, retiring…

消えゆく伝統行事「虫追い」 古地図を手に調べる郷土史家の思い

 麦わらを束ねた大きなたいまつに火をともし、かねや太鼓を鳴らしながらあぜ道を練り歩き、豊作を祈願する民俗行事「虫追い」。かつて全国各地の農村で行われていたが、今ではほとんど無くなった。その記録を後世に残そうと、埼玉県越谷市の郷土史家・加藤幸一さん(73)が市内で聞き取り調査をしており、「多くの人から話を聞きたい」と情報も募集している。 県文化資源課によると、虫追いは、主に夏の夕暮れに、たいまつの火で農作物につく害虫を追い払いながら田んぼ周辺を練り歩き、地元の神社などでその年の豊作を願う習わしだ。 昭和初期までは全国の農村の風物詩だったが、農薬の普及や都市化などで1960年ごろまでに、埼玉を含めほとんどの地域で行われなくなったという。 加藤さんが調査を始めたのは…この記事は有料記事です。残り703文字有料会員になると続きをお読みいただけます。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

横浜・鶴見で10代女性が死亡 男が出頭、「刃物で傷つけた」と説明

2023年6月29日 13時18分 29日午前10時15分ごろ、横浜市鶴見区東寺尾中台のマンション敷地内の駐車場で、女性が倒れているのが見つかった。女性はこのマンションに住む大学生、冨永紗菜さん(18)で、搬送先の病院で死亡した。 神奈川県警によると、男が鶴見署に出頭。「女性を待ち伏せして刃物で傷つけた」という趣旨の話をしているといい、県警が当時の状況を調べている。 捜査関係者によると、署には事件前に冨永さんからトラブルをめぐる相談があったという。 現場はJR鶴見駅から約1キロのマンションなどが並ぶ住宅街。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル