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【写真まとめ】サクラ満開に笑顔咲く 都内各地で見頃

 東京都千代田区や八王子市で最高気温20度を超えた30日、都内各地の公園や川などのサクラの名所では、行き交う人々が春の陽気を楽しむ姿が見られた。 約500本のソメイヨシノやヤマザクラが咲く、東京都三鷹市と武蔵野市にまたがる井の頭公園では、池にせり出すように広がるサクラの近くを、多くのボートが行き交っていた。同公園ではコロナ対策のため、シートなどを敷いて飲食する花見は禁止されている。 世田谷区の砧(きぬた)公園…Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

警察庁にサイバー特捜隊が発足へ 独自に捜査、海外との連携も強化

 サイバー事案への対応強化を盛り込んだ改正警察法が30日に成立した。4月1日に警察庁サイバー警察局が発足し、同庁が独自に捜査を手がけるサイバー特別捜査隊ができる。共同捜査、乗り遅れた日本 警察庁の組織改編はサイバー空間における脅威の深刻化をふまえた対応だ。国境のないサイバー犯罪やサイバー攻撃に対処するには他国との協力が不可欠で、国際連携の強化を図るのが主眼の一つ、と警察庁は説明する。従来の制度から転換して国が自ら捜査することになるが、捜査が適正に行われるか注視していく必要がある。 不正送金などのサイバー犯罪…Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

特急ラベンダーが花咲線疾走 華やぐ緑の原野

大野正美2022年3月30日 18時00分 JR北海道が単独では維持困難とする花咲線(根室線釧路―根室間の愛称)を29日、多目的特急車両「ラベンダー」が鮮やかな紫色の姿で疾走した。花咲線の振興に努める根室市が、JR北に乗客なしでの試験運行を業務委託した。 ラベンダー編成は、キハ261系5000番台特急気動車5両からなり、昨年5月に富良野線などで最新の観光列車としてデビュー。その花咲線での可能性を探るのが目的だ。 札幌市を出発したラベンダー編成は午後1時22分、厚床(あっとこ)駅に到着。雪どけが進み、緑の原野が顔をのぞかせ始めた周囲の風景が一気に華やぐ。次いで日本最東端の東根室駅、根室駅の順に停車した。根室市は今回の運行結果を検討し、今夏以降に花咲線でのラベンダー編成を使った特別ツアーなどの誘致を進めたいという。(大野正美)Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

5番目のディズニーホテル、4月5日開業 テーマはトイ・ストーリー

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Xジェンダー当事者がオーダースーツで起業 ブランド名に込めた思い

 入学式や入社式など、春はスーツを着る機会が増える季節。しかし、男女で区別された画一的なデザインに、拒否感を覚えるLGBTs(性的少数者)の人たちも多い。同じように悩んだ当事者が、性別にとらわれないオーダースーツのブランドを立ち上げ、いま注目を集めている。メンズパターンのオーダーメードスーツ 2月中旬、名古屋駅近くの貸しオフィスの一角。黒や濃いグレーのスーツを着こなしたスタッフ2人に、一人の女性が話しかけた。 「シングルかダブル、どっちのスーツにしようかな」 「スリーピースとして着るなら、中がよく見えるシングルの方が映えますよ」 女性でも着られるメンズパターン(型紙)のオーダーメイドスーツの採寸会。机には、様々な厚さの生地や、カラフルなボタンのサンプルが広がる。手がけたのは、アパレルブランド「Keuzes(クーゼス)」だ。普段は胸にサラシ、体のラインが出にくい服 この日採寸にきたのは、愛知…Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

カード使わずスマホでATMから現金引き出し容疑 中国籍の男を逮捕

森下友貴2022年3月30日 13時30分 スマホアプリを使ってネット銀行に不正にアクセスし、現金自動出入機(ATM)から現金を引き出したとして、埼玉県警は30日、中国籍の無職、曹宗福容疑者(30)=同県戸田市喜沢1丁目=を窃盗(払い出し盗)の疑いで逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。 捜査関係者によると、曹容疑者は昨年11月8日、仲間と共謀し、スマホアプリに千葉県の30代男性のIDとパスワードを入力。埼玉県内のコンビニエンスストア内のATMから、現金50万円を5回に分けて引き出した疑いがある。50万円は東京都の60代男性の口座から、この男性の口座に不正に移されていたという。 ATMから現金を引き出すには通常キャッシュカードが必要だが、ネット銀行の口座を開き、キャッシュカード機能付きのスマホアプリとひもづければ、スマホのみで現金を引き出せる。県警は、曹容疑者らが偽サイトに男性らを誘導して、個人情報を入手したとみて調べている。(森下友貴)Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

二重計上の取材後、役所内でメールが飛び交った 確信もち原稿執筆へ

 国土交通省への直接取材を行った3日後。2021年8月20日。同省から総務省へ何通かのメールが送られていた。 添付されていたのは「取材対応概要メモ」だった。 新聞記者から、調査票の合算処理や二重計上について指摘された▽回答として「ダブルカウント(二重計上)による影響は微々たるものという認識」「実態として数値が分からない以上、調べることは困難」と伝えた――。こんな内容だった。 調査票というのは、建設業者が受注額を毎月記入し国交省に提出する紙。つまり、同省が長年にわたり無断で書き換えていた、そのもののことだ。 メールには、会計検査院が書き換え行為を問題視し、調査していることをうかがわせる内容も記されていた。     ◇ 朝日新聞が昨年12月に報じた国土交通省による統計不正のスクープは、結実するまでに半年の時間を要しました。あまり明かされることがない新聞記者の「調査報道」の裏側を、ぎりぎりまで公開します。連載の3回目です。「報道されても国交省の方で淡々と」 受信した総務省側では、職員…Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

東名あおり運転 被告に懲役18年求刑 横浜地裁で差し戻し審

 神奈川県大井町の東名高速で2017年、あおり運転でワゴン車を停止させ、大型トラックによる追突で一家4人を死傷させたとして、危険運転致死傷などの罪に問われた石橋和歩(かずほ)被告(30)に対するやり直しの裁判員裁判が30日、横浜地裁(青沼潔裁判長)であった。検察側は懲役18年を求刑した。 起訴状によると、事故は17年6月5日夜に発生した。石橋被告が萩山嘉久さん(当時45)からパーキングエリアでの駐車方法を非難されたことに憤慨。萩山さん家族が乗ったワゴン車に妨害運転を繰り返して停車させ、トラックの追突で萩山さんと妻友香さん(当時39)を死亡、娘2人を負傷させたとされる。 差し戻し前の一、二審と同様、1月に始まった差し戻し審でも危険運転致死傷罪が適用されるかが争点となった。石橋被告は「危険な運転はしていない」と起訴内容を否認し、改めて無罪を主張。弁護側は後続のトラックが法定速度を超えて走っていたことが追突の原因と訴えている。 一審・横浜地裁はあおり運転…Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

警察庁が直接捜査のサイバー特捜隊、4月1日発足 改正警察法が成立

 サイバー攻撃などのサイバー事案に対応する体制の強化を図る改正警察法が30日、参院本会議で可決され成立した。警察庁サイバー警察局や、同庁が自ら捜査するサイバー特別捜査隊が4月1日に発足する。 今回の組織改編は、社会のデジタル化が進む中でサイバー犯罪やサイバー攻撃が多発し、深刻化している状況をふまえた対応だ。 従来、生活安全局と警備局、情報通信局にまたがっていたサイバー事案に関する業務をサイバー警察局に一元化。情報の収集・分析などを担当するサイバー企画課、捜査の指揮や海外の治安機関との連絡を担うサイバー捜査課、データなどの解析を行う情報技術解析課で構成する。また、情報通信局を廃止し、長官官房に技術部門を設けて警察通信や業務のデジタル政策などを所管する。 サイバー特捜隊は、組織上は警察庁の地方機関である関東管区警察局に置くが、全国を管轄する。自ら捜索や逮捕、送致など捜査に携わるほか、海外の機関との国際共同捜査にも参加する。東京都内に拠点を置き、4月中に警察官や技術系職員の約200人の態勢を組む予定という。 特捜隊は「重要サイバー事案」に限って捜査する。重大事案は▽国や地方公共団体、重要インフラに重大な支障が生じる▽ウイルスなどの対処に高度な技術が必要▽海外の攻撃集団が関与――のいずれかにあたる場合と規定した。 衆参両院の内閣委員会では、改正法案の可決に際してそれぞれ付帯決議がつけられた。重大事案の捜査に関する国民からの苦情の申し出に真摯(しんし)に対応する▽国際共同捜査に積極的に参加する▽専門人材を確保し、民間の技術や知見も活用する――ことなどを求めた。 警察庁が新たな局を設置するのは、1994年に生活安全局と情報通信局をおいて以来、28年ぶり。(編集委員・吉田伸八)最近の主なサイバー攻撃やサイバー犯罪・2017年 身代金ウイルス…この記事は有料会員記事です。残り1188文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 【5/10まで】記事読み放題コースが今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

建設業者と指南役、4200万円を脱税容疑 国税が告発

 架空外注費を計上して法人税約4200万円を脱税したとして、東京国税局査察部が、川崎市宮前区の建設業「江藤機工」と同社の竹田芳彦役員(50)を法人税法違反容疑で横浜地検に告発したことがわかった。脱税を指南したとして別のコンサルタント会社の小形尚己社長(48)も、同じ容疑で告発した。 関係者によると、竹田役員と小形社長は共謀し、下請け先に設立させた法人に、江藤機工が業務を発注したと装う方法で架空外注費を計上。2020年9月までの3年間で約1億7700万円の所得を隠し、法人税約4200万円を脱税した疑いがある。設立させた法人の預金口座は竹田役員が管理し、外注費として振り込まれた資金を自分に還流させていたという。 同社は、リニア中央新幹線などのトンネル工事に使われる掘削機の設置や解体業務を行っていた。(中野浩至)Source : 社会 - 朝日新聞デジタル