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大阪で新たに1467人の感染確認、前週より570人減 新型コロナ

 大阪府は14日、新たに1467人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。前週の月曜日(7日)から570人減った。また、50~100歳代の男女9人の死亡も新たに確認された。府内の感染者は延べ73万1235人、死者は計4305人になった。 コロナ以外の疾病で重症病床を使う必要がある人を含めた府内の重症病床(627床)の使用率は36・0%。軽症中等症病床(3446床)の実質使用率は66・9%だった。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

ロシア海軍艦艇6隻、北海道北側の宗谷海峡を通過 防衛省が確認

2022年3月14日 19時40分 防衛省は14日、ロシア海軍艦艇6隻が北海道北側の宗谷海峡を通過したと発表した。北海道周辺では2月にロシア艦艇24隻が確認されており、6隻は同一の可能性があるという。24隻のうち10隻は10、11両日、津軽海峡を通過している。 同省によると、14日午前0時ごろ、北海道の宗谷岬の南東約130キロで、駆逐艦1隻や潜水艦3隻を含む計6隻を確認。その後、宗谷海峡を西に進んだ。海上自衛隊の護衛艦が警戒監視に当たった。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

河井事件、捜査終結 買収資金はどこから? 1.5億円の行方は?

 2019年の参院選広島選挙区で河井克行元法相と妻案里氏=ともに有罪確定=から現金を受け取った100人のうち地元議員ら34人について、東京、広島両地検は14日、公職選挙法違反(被買収)の罪で起訴したと発表した。河井夫妻の巨額選挙買収事件の捜査は、これで終結となる。 地検は昨年7月、案里氏を当選させるため夫妻から現金を受け取ったとする100人全員を不起訴とした。だが、検察審査会は1月、議員辞職の有無や受領額などで線引きして35人を「起訴相当」などとする議決結果を公表。これを受けて再捜査を進めていた。 東京地検の森本宏・次席検事はこの日の臨時会見で、処分を一転させた理由を「国民から選出される検審の判断も理解できる。議決内容を踏まえて再検討し判断した」と説明しつつ、「(今後の)処分基準にはならない」と述べた。 34人のうち25人は略式起訴とした。当時の肩書は首長1人、広島県議9人、市議10人、元国会議員秘書1人、選挙スタッフ4人。受領額が10万~300万円だったことをふまえ、求刑する罰金額(50万円以下)に差をつけたという。 略式起訴は、書面審理で罰金などを求める手続き。簡裁の略式命令が確定すれば、公民権が原則5年間停止される。 ほかに容疑を否認するなどした計9人(県議2人、市町議7人)は正式起訴とした。今後、広島地裁で刑事裁判が公開で行われる。 残りの1人は体調面から再び不起訴とし、「不起訴不当」とされた46人も不起訴処分を維持した。 東京第六検察審査会は1月公表の議決で、検察の不起訴判断を「金の受領が重大な違法であることを見失わせる」と批判していた。 河井氏は100人に計約2871万円を配った加重買収などの罪で、案里氏も県議4人に計160万円を渡した買収罪で、いずれも有罪判決が確定している。 舞台となった参院選では、自民党本部から河井夫妻側に計1億5千万円が選挙資金として提供された。税金も含まれるこの巨額資金が、買収に使われたのではないか――。そんな疑念は依然として解明されないままだ。 河井夫妻が起訴された20年7月、当時の安倍晋三首相は「説明責任を果たさなければならない」と明言したものの、党本部は「買収資金の原資ではない」と否定だけして、詳しい説明はしていない。 克行氏は自身の裁判で「手持ち資金」を使ったとし、1億5千万円は「機関紙の配布や人件費などに使った」と語った。判決は、1億5千万円が買収に使われたかどうかは言及しなかった。 昨秋の総裁選前には「買収に使われていないことを書面をもって、しっかりと国民に説明する」と語っていた岸田文雄首相は、総裁選後の昨年10月、党本部で監査が終わっていることなどを理由に再調査に否定的な考えを表明している。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

阿蘇山の警戒レベル2に引き下げ 気象台、約3週間ぶり

藤原慎一2022年3月14日 22時59分 福岡管区気象台は14日、熊本県・阿蘇山の噴火警戒レベルを3(入山規制)から2(火口周辺規制)に引き下げた、と発表した。2月24日にレベル3に引き上げたが、その後は火山性微動の振幅が小さくなり、火山活動が低下していた。 一方で気象台は、火山ガスの放出量は昨年10月の噴火以前よりも多い状態が続いているとして、中岳第1火口から約1キロの範囲で噴火に伴う噴石や火砕流に警戒を呼びかけている。(藤原慎一)Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

朝日新聞デジタルの3特集、SND優秀賞 9年連続で入賞

MINAMATA ユージン・スミスの伝言 [PR]  世界の優れたデジタル報道デザインを表彰するニュースデザイン協会(SND、本部・米国)の「ベスト・オブ・ニュース・デザイン・デジタル」で、朝日新聞デジタルの特集「プレミアムA MINAMATA ユージン・スミスの伝言」(https://www.asahi.com/special/minamata-smith/)と、「海からみた被災地 東日本大震災10年」(https://www.asahi.com/shinsai_fukkou/undersea/)、「会いたい、会わせたい 東日本大震災10年」(https://www.asahi.com/shinsai_fukkou/missing/)の3作が、2021年の優秀賞を受賞した。朝日新聞社の入賞は9年連続。30カ国から1900を超す応募があった。     ◇これまでの受賞作。13年 「瀬戸内国際芸術祭 …Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

「猫の手」も借りて世界遺産PR動画 福岡・大牟田が三池炭鉱で

外尾誠2022年3月14日 18時00分 福岡県大牟田市が地元の世界遺産のPR動画を作った。三池炭鉱関連の宮原坑と三池港、炭鉱専用鉄道敷跡を紹介する3本で、ユーチューブなどで公開中。 テーマは「避密&秘密の旅」。コロナ禍で実際に訪れてもらうのが難しい中、ドローンを駆使し、通常は立ち入り禁止の場所も撮影したお宝映像だ。 鉄道敷跡編には約19万人のフォロワーを誇る動物インフルエンサー「旅猫ニャン吉」も出演。「魅力を伝えるため、『猫の手』を借りました」と市担当者。(外尾誠)Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

「当選のため現金供与」大学教授も告発状 自民党京都府連の政治資金

 自民党京都府連が国政選挙前に候補者側から金を集め、地元議員側に配っていたとされる問題で、神戸学院大の上脇博之教授(憲法学)は14日、2019年の参院選京都選挙区に立候補した現・府連会長の西田昌司参院議員と、当時の府連会長の二之湯智・国家公安委員長について、公職選挙法違反(買収)容疑での告発状を京都地検に12日付で郵送した、と発表した。 この問題では、自由法曹団京都支部の弁護士らも2月に告発状を出している。西田氏はユーチューブの自身のチャンネルで「政治資金の流れは収支報告書に記載され、すべて適法」と説明。二之湯氏も衆院予算委員会で「(資金は)党勢拡大のために使い、何ら問題ない」としている。 政治資金収支報告書によると…この記事は有料会員記事です。残り189文字有料会員になると続きをお読みいただけます。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

恋愛相談もケンカの仲裁も おかみと復興作業員の小さな「家」

 「おかえり、お風呂たけてるよ」。雪が舞い散る2月上旬、つなぎを着た作業員が玄関のガラス戸を開けると、おかみの畠山香さん(54)の明るい笑顔と声が飛び込んでくる。 海を見下ろす高台に立つ岩手県田野畑村の「ひらいが海荘」。この2階建て11室の小さなホテルは11年間、東日本大震災で大きな被害を受けた被災地の復興にあたる作業員の「家」になってきた。 11年前のあの日、ホテルを2人で切り盛りする夫の拓雄さん(66)がとってきたムール貝を昼ごはんに食べてロビーで一息ついていたとき、立っていられないほどの揺れに襲われた。 直感的に「津波がくる」と思…この記事は有料会員記事です。残り1251文字有料会員になると続きをお読みいただけます。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

宮崎28.4度、鹿児島27.3度 3月の観測史上最高

藤原慎一2022年3月14日 18時09分 南寄りの暖かい風により、14日は西日本を中心に今年一番の暑さとなった。九州・山口・沖縄では、ほぼ全ての地点で4月上旬から6月下旬並みの気温に。宮崎や鹿児島では3月の観測史上最高を記録する地点もあり、30度近くまで気温が上がった。 気象庁によると、14日の最高気温が高かった全国の上位10地点のうち、九州・沖縄が8地点を占めた。全国最高だった宮崎市では28・4度、鹿児島県肝付町では27・3度を記録。いずれも3月の観測記録を更新し、夏日となった。 福岡管区気象台によると、朝鮮半島にある低気圧の前線に向かって南寄りの暖かい風が吹き、全国的に気温が上がったという。九州を中心に17日ごろまで、平年より暖かい日が続く見込み。(藤原慎一)Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

コロナ禍での2年乗りこえ 宝塚音楽学校で卒業式

 タカラジェンヌを育てる宝塚音楽学校(兵庫県宝塚市)の卒業式が14日あった。第108期生38人が2年間の学びを終え、あこがれの舞台への第一歩を踏み出した。 108期生は2020年春に競争率21・3倍の難関を突破して入学を決めたが、新型コロナの影響で入学式は6月にずれ込んだ。コロナ禍が続く中で行事が中止や変更になりながらも、演劇や声楽、バレエなどの稽古に励み、今月11~13日の文化祭で学びの成果を披露した。 卒業式で中西達也校長は「皆さんは学生時代にこれまでとは違うたくさんの経験をしてきた。『私たちだからこそできる』との思いで無限の可能性をいかし、大いにチャレンジしてほしい」と激励した。 東京都出身で総代の岩永佳那…この記事は有料会員記事です。残り181文字有料会員になると続きをお読みいただけます。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル