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歌舞伎町で9歳男児転落死 母親を殺人容疑で逮捕、無理心中図ったか

2021年12月29日 21時50分 29日午前7時5分ごろ、東京都新宿区歌舞伎町1丁目のホテル近くで小学3年生の男児(9)が倒れているのを近くの歌舞伎町交番の警察官が見つけ、その場で死亡が確認された。警視庁は、この直前に男児をホテル23階の非常階段付近で何らかの方法で殺害したとして、無職の母親(47)=川崎市=を殺人容疑で逮捕し、同日発表した。 新宿署によると、母親は容疑を認め、「3人で順番に飛び降りて無理心中を図ろうとした」と供述しているという。母親は28日午後5時半ごろ、長男の男児と小1の長女(7)と3人でホテルにチェックインしていた。23階の非常階段ではブーツ1足が見つかったという。署は母親が男児を非常階段から突き落として殺害したとみている。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

琉球新報社の記者が酒気帯び容疑 沖縄県警が検挙 同社が発表

2021年12月29日 20時32分 琉球新報社(本社・那覇市)は29日、編集局所属の男性記者(32)が、道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで沖縄県警に交通切符(赤切符)を交付された、と発表した。記者は県警の取材を担当しており、飲酒運転したことを認めているという。同社は処分を検討している。 同社によると、記者は29日午前2時半ごろ、宜野湾市の公園に駐車していた私用の乗用車を自宅まで約100メートル運転した。自宅前で警察官に呼び止められて飲酒運転が発覚。呼気からは基準値の5倍以上のアルコールが検出されたという。 記者は28日夜に那覇市内で飲酒後、この公園までタクシーで移動。その後、飲酒運転をしたという。29日朝になり、記者本人から同社に報告があったという。 同社の松元剛取締役編集局長は「皆さまの信頼を著しく損なうことになり深くおわび申し上げます。言語道断の行為で社として厳正に処分します」とのコメントを発表した。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

「病死」CT画像で一転、連続殺人に 茨城・介護施設元職員を再逮捕

会員記事林瞬、佐々木凌 西崎啓太朗、鹿野幹男2021年12月29日 21時00分 茨城県古河市の介護老人保健施設で男性入所者が注射筒(シリンジ)で空気を注入されて殺害された事件で、茨城県警は29日、元施設職員の赤間恵美容疑者(36)=同市大和田=が、同じ施設の別の入所者の殺害にも関与していたとして、殺人容疑で再逮捕し、発表した。赤間容疑者が施設に勤務した2カ月余りで複数の入所者が急死しており、県警は連続殺人事件として捜査している。 捜査1課によると、赤間容疑者は昨年5月30日午後3時半ごろ、看護師として勤務していた「けやきの舎(いえ)」で、入所者の鈴木喜作さん(当時84)=同市=の右腕の点滴チューブからシリンジを使って空気を注入し、血液が循環しない状態にして殺害した疑いがある。鈴木さんは同日午後5時15分ごろ、搬送先の病院で死亡した。 赤間容疑者は、同年7月に入所者の吉田節次さん(当時76)の足の血管に空気を注入して殺害したとして、8日に殺人容疑で逮捕されていた。水戸地検は29日付でこの事件については処分保留とした。急変、容疑者が最初に伝える 県警は、吉田さんの死亡を機に、ほかの入所者が死亡した経緯について捜査。鈴木さんは当初、病死とされ、遺体は司法解剖されなかったが、鈴木さんが搬送された病院で撮影されたCT(コンピューター断層撮影)の画像が保存されていた。CTの画像から体内に空気が入った形跡が確認されたという。県警はCT画像への専門医の見解のほか、鈴木さんの容体の急変を最初に同僚に伝えたのが赤間容疑者で、その直前に、1人で鈴木さんの部屋に入る姿を別の職員が目撃していることなどから、赤間容疑者が殺害に関与した疑いがあると判断したという。 鈴木さんは介護を必要としていたが、寝たきりではなく、容体が急変する状態ではなかったという。 県警によると、赤間容疑者は昨年4月下旬から看護師として同施設で働き始めたが、鈴木さんが死亡した後の6月中旬からは施設側の判断で看護職ではなく、介護職となり、シリンジを扱う立場ではなくなった。だが、7月に吉田さんが死亡する直前にベッドの近くでシリンジを動かす様子が目撃され、同僚から問い詰められた直後に、自主退職していた。 県警は捜査に支障があるとして、赤間容疑者の認否を明らかにしていない。(林瞬、佐々木凌)赤間容疑者、病院でも勤務経験 本人のフェイスブックや知人…この記事は会員記事です。残り1034文字無料会員になると月5本までお読みいただけます。 【1/24まで】2つの記事読み放題コースが今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

鈴井貴之さんが動画出演、北海道・空知地方の食材PR

 「そらち応援大使」で、タレントの鈴井貴之さん(59)が、北海道空知地方の特産食材を紹介するPR動画「そらちを食べよう、仲間といっしょに」に出演し、27日にネットで公開された。鈴井さんと同僚らが、手ぶらで訪れてキャンプを楽しめる芦別市のグランピング施設で、バーベキューなどを楽しむ様子を紹介している。 北海道空知総合振興局と管内24市町でつくる道空知地域創生協議会の制作。鈴井さんは4月に公開した空知の四季折々を紹介する動画にも出演している。今回は食の魅力に焦点を当てた。動画には空知管内の全市町から集めた40種類の食材が登場する。 鈴井さんは赤平市の森に建て…Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

生活保護、夫の不倫…現実が見られない 母が子を衰弱死させるまで

 2020年1月、千葉県市原市のアパートの一室で生後10カ月の赤ちゃんが衰弱死し、のちに母親が逮捕・起訴された。 遺体はやせ細り、あばら骨が浮き出ていた。同じ月齢の乳児の平均体重は8~9キロ。一方、亡くなった赤ちゃんはわずか3.5キロ。部屋は足の踏み場もないほど衣類やごみが散乱し、粉ミルクの缶にはうじがわいていたという。小さなアパートで、何が起きていたのか。 21年9月29日、千葉地裁の703号法廷で開かれた裁判員裁判の初公判。保護責任者遺棄致死罪に問われた被告(25)は、黒っぽいジャージーとスウェット姿でうつむきがちに入廷した。 検察官が起訴状を読み上げた。20年1月3~25日ごろ、市原市内の自宅で十分な食事や水分を与えることなく、当時生後10カ月の次女を放置し、低栄養と脱水によって衰弱死させた、とする内容だった。 裁判長「起訴内容に間違いはありませんか」 被告「間違いないと思います」長女を出産「一目見ただけで涙が出た」 消え入りそうな声だった。弁…Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

大阪府、新たに61人の新型コロナ感染を確認 2日連続で50人超

 大阪府は29日、府内で新たに61人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表した。51人だった前日に続き、2日連続で50人を上回った。60人以上となるのは、64人だった11月11日以来。新たな死者は確認されなかった。府内の感染者は延べ20万3726人、死者は計3064人。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

日本海側中心に30日から元日にかけて大雪に 気象庁が警戒呼びかけ

2021年12月29日 18時05分 上空に強い寒気が流れ込み、強い冬型の気圧配置になる影響で、30日から1月1日ごろにかけて、北日本から西日本の日本海側を中心に大雪や荒れた天気になる、と気象庁が29日発表した。積雪や路面凍結による交通障害、落雪、強風、高波などに警戒するよう呼びかけている。 気象庁によると、30日午後6時までの降雪は多いところで、東海地方が40センチ、北陸地方が30センチ、関東甲信地方が25センチ。30日午後6時からの24時間の降雪は多いところで、北陸地方は70~100センチ、関東甲信地方は60~80センチ、東北地方は50~70センチ、東海、近畿、中国地方は40~60センチと予想されている。太平洋側も山地を中心に大雪、平地でも積もるところがあるという。 大みそかの31日午後6時からの24時間の降雪は多いところで、関東甲信地方が50~70センチ、東北、北陸地方は40~60センチ、近畿は20~40センチとなる見込み。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

「子ども預かるよ」声かけ合えるお隣さん 子育てもシェアするハウス

連載「住まいのかたち」⑤ 信頼できる隣人と、子育てをシェアする。八幡友紀(やわたゆうき)さん(39)と梢(こずえ)さん(40)の夫妻がそんな暮らしを始めて、6年になる。 暮らしている共同住宅はコレクティブハウスという。それぞれの家族が住むトイレや台所を備えた部屋のほかに、住民みんなが共有するスペースがある。 プライバシーを守りながら、共同生活を楽しむ。北欧で1970年代に始まったライフスタイルで、6歳と1歳の子どもを育てる共働きの2人にとって、なくてはならない支えだ。 ただ、梢さんはここに移り住む前、「次は普通のマンションで暮らしたい」と思っていた。     ◇ ともに兵庫県高砂市の出身、同い年の2人が結婚し、東京での新居に選んだのは共有室のあるアパートだった。「仕事以外で人と知り合う機会になる」。友紀さんはそう考えた。 確かに友達はできた。ただ、周りは20~30代の単身者ばかり。住民同士が協力する活動もないため、顔を知らない人も多い。長男が生まれると、部屋は手狭になった。 友紀さんが見つけてきたのが、いま住んでいる東京都多摩市の「コレクティブハウス聖蹟(せいせき)」だった。NPO「コレクティブハウジング社」が管理運営する、2階建ての共同住宅だ。 夫の思いと裏腹に、梢さんはシェア住居での生活に少し疲れていた。共有の洗濯機では思った時間に服を洗えないし、深夜に共有室で騒ぐ若者もいる。 ハウスの見学には、しぶしぶ行った。そこで暮らしている人の話を聞くと、共同生活のイメージが湧いた。週2~3回は共有室の台所で当番が夕食を作り、一緒に食卓を囲むという。子育てする世帯も多く、歓迎してくれそうな手応えを感じた。 「ここならやっていけるかも」 共有室の掃除や備品の購入、イベントの企画といった係を決め、住民たち自身が運営を担うのが、コレクティブハウス聖蹟の特徴だ。顔を合わせて話す機会も多い。お互いの人柄を知り、親しくなっていくことができた。「親だけが子育て」薄れていった 「住んでよかった」と心から思ったのは、入居から1年がたったころだ。 梢さんが体調を崩した。 夫は仕事で、連日深夜まで帰…Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

帰省ラッシュのJR新大阪駅 「コロナ心配だが」昨年より混雑

鈴木智之2021年12月29日 14時10分 年末年始の帰省ラッシュが29日、ピークを迎えた。コロナ禍で移動を控える動きがめだった昨年末に比べると人の流れはやや大きくなっているが、オミクロン株の感染が広がる気配があり、帰省客らは不安を抱えつつふるさとへ向かった。 JR新大阪駅の東海道・山陽新幹線ホームは29日午前、大きな荷物を抱えた家族連れらでごった返した。JR東海によると、午前10時までの新大阪発列車の自由席乗車率は、博多方面行きの「のぞみ」が軒並み100%を超え、最大120%に達した。昨年は最大70%だった。東京方面行きの最大は昨年が30%で、今年は70%だった。 6歳の娘と愛媛県西条市に帰省する兵庫県西宮市の会社員の女性(42)は「昨年末はコロナ禍で帰れず、今年も今のタイミングを逃したら帰れなくなると思いました」と話した。 2歳の息子とともに岡山市へ向かう大阪府豊中市の会社員の女性(33)は、事前に抗原検査を受けたという。「コロナは心配だが、祖母が高齢のため会えるのが最後になるかもしれないので帰省します」 新型コロナの感染者数は流行の第3波と重なった昨年末と比べると少ないが、オミクロン株の市中感染が各地で確認されている。岸田文雄首相は年末年始の帰省や旅行について「慎重に検討してほしい」としている。(鈴木智之)Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

また米兵逮捕 酒気帯び容疑、クラスター発生後3人目 沖縄県警

2021年12月29日 14時55分 沖縄県警は29日、米海兵隊キャンプ瑞慶覧(北中城村など)所属の曹長ジョセフ・エレスミラット容疑者(38)を道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕し、発表した。 沖縄の米軍基地内で新型コロナウイルスの大規模なクラスター(感染者集団)が発生する中、21、25日にも酒気帯び運転容疑で米兵が逮捕され、日本政府や県は米側に対し繰り返し綱紀粛正を求めていた。 県警によると、エレスミラット容疑者は、前夜に酒を飲んだと話す一方、「(運転時は体内に)酒が入っているとは知らなかった」と容疑を否認しているという。逮捕容疑は29日午前7時10分ごろ、北中城村の県道で酒気を帯びて車を運転していたというもの。県警が検問中に酒のにおいがしたため調べたところ、呼気からは基準値の2倍以上のアルコールが検出された。 米海兵隊キャンプ・ハンセン(金武町など)でのクラスター発生は17日に判明し、15~28日で計277人に拡大。オミクロン株については、ハンセンで働く日本人基地従業員ら9人の感染が確認されたほか、ハンセンとは別の基地関係者の感染も判明。28日には沖縄県内で初めて「市中感染」も発覚した。県は、基地の感染が広がった結果、市中感染に至ったとみている。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル