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朝5時半のマクドナルド、ありがとう店員さん レシートに残した言葉

 2018年12月の寒い朝、漫画家の大塚みちこさんは京都駅にいた。 関東から夜行バスで到着したのが午前5時ごろ。 次の予定まで4時間ほどあったので、駅周辺の店に入って漫画や日記を書こうと思っていた。 が、どこの店も開いていない。 日本有数の観光地だから1軒ぐらいは……と思っていたが当てが外れた。 寒さに震えながら歩き回って見つけたのが、ハンバーガーチェーンのマクドナルドだった。 まだ開店していなかったが、明かりがついていて準備中のようだった。 スマホで営業時間を調べたら、5時半オープンとなっていた。 近づいてみると、開店待ちで並んでいる人たちがいたので、自分も列に加わった。 「おはようございます! 店内でお召し上がりですか?」 店に入り、聞き慣れた元気のいい接客を受けてホッとした。 こんなに暗くて寒い朝から働いてくれている人がいる。 そのことが、ありがたかった。 出社前にごはんを食べたり、化粧をしたりと準備もあるし、何時ぐらいに起きてるんだろう。 開店直後から商品を提供できるように、ポテトを揚げる機械の準備とかも必要だよね。 そんなことを考えながら、ソーセージマフィンとハッシュポテトをほおばった。 しばらくして店員さんが、近くの席に座っていた客に「お待たせしました、コーヒーです」と商品を持ってきた。 「チッ、遅いねん。はよ持ってこいや」 自分が言われたわけではなか…Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

新潟大教授が論文を二重投稿 外部から指摘、大学は処分や公表せず

高橋俊成2021年9月7日 7時00分 新潟大医学部の男性教授が投稿し、2011年に海外の医学誌に掲載された論文が「二重投稿」にあたるとして8月30日に撤回されたことが分かった。大学は「当時の規定では不正行為に該当しない」として、教授への処分や公表をしていない。 同大研究推進課などによると、二重投稿と認定されたのは医学部の男性教授が執筆した消化器腫瘍(しゅよう)に関する論文。外部からの指摘を受け、昨年1月に同大が調査委員会を設置。調査の結果、2010年に別媒体に掲載された自身の論文に類似点があったことから、昨年末に二重投稿と認定された。今年初めに同大から医学誌側に二重投稿を連絡した。調査に対し、男性教授は「二重投稿について十分な認識が無かった」と説明したという。 掲載当時の新潟大の学内規定では、二重投稿は研究不正の対象外で、教授への処分などはしていない。新潟大は今回の事案を受けて今年4月ごろ、二重投稿も不正に含めるよう規定を改めた。今後、二重投稿が確認された場合は処分の対象にもなりうるという。 医学誌(電子版)は8月30日に「この論文を撤回した」と発表した。(高橋俊成)Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

崖の上のヤギ「ポニョ」今もやんちゃ 保護から1年、やはり雑草好き

 飼い主の元から脱走し、千葉県佐倉市の線路沿いの急斜面にすみ着いて話題となったメスの子ヤギ「ポニョ」。捕獲後の昨年8月に同市の自然体験施設「佐倉草ぶえの丘」に引き取られてから約1年が経った。小雨が降っていた5日、ポニョは山梨県の木工作家の女性から「雨よけに」と届けられた小屋の中で過ごしていた。体は一回り大きくなり、ほかのヤギ8頭とともに暮らしている。 ポニョは生後3カ月だった昨年5月に柵を越えて逃げ出し、京成佐倉―京成臼井駅間の高さ20メートルほどの斜面に約3カ月間すみ着いた。飼い主らがヤギの習性を利用した捕獲作戦を3度試み、ようやく保護。その後、同施設がポニョを飼育することになった。 同施設職員の西野剛史さん(…この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。残り:466文字/全文:792文字Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

研修の滞在先で女性に強制性交容疑、新入社員3人を逮捕 大阪府警

2021年9月6日 19時00分 新入社員向けの研修で滞在していた大阪市内のマンションの部屋で女性に性的暴行を加えたとして、大阪府警は6日、東京都内のコンサルタント会社の社員、吉井春樹(22)、白沢真聖(まさと)(23)、松岡諒(りょう)(25)の3容疑者をわいせつ目的誘拐と監禁、強制性交等の疑いで逮捕し、発表した。認否は明らかにしていない。 刑事特別捜査隊によると、3人はコンサル会社に今春入社し、配属前の研修に参加するため、7月から会社が借りた同市北区豊崎1丁目のマンスリーマンションの居室にそれぞれ滞在していたという。 逮捕容疑は共謀し、吉井容疑者の知人の20代女性に対し、「(共通の)友人が来ている」などと電話でうそを伝えて吉井容疑者の居室に誘い込み、7月17日午後9時ごろ~18日午前5時ごろ、監禁して性的暴行を加えたというもの。同17日は研修初日だったという。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

京急、自動ブレーキも「選択肢」 運転士書類送検へ 脱線事故2年

会員記事小寺陽一郎、土居恭子2021年9月7日 5時00分 2019年に横浜市で起きた京急の踏切脱線事故で、神奈川県警が、京急の男性運転士を業務上過失致死傷容疑などで書類送検する方針を固めた。約2年間の捜査の結果、運転士の手動ブレーキ操作の遅れが事故の一因になった可能性が浮上している。 「運転士のブレーキ操作をバックアップするシステムについて多面的な検討を行うことが望まれる」。2月に公表された国の運輸安全委員会の報告書は、こう指摘して京急に対応を求めた。例示しているのが、踏切内で障害物を検知すると、列車の速度を落としたり止めたりする自動ブレーキの仕組みだ。 京急は運転士が手動でブレーキを操作している。理由について「トンネル内や橋の上など、乗客に危険が及ぶ場所に止まってしまう可能性がある」と説明する。ただ、捜査関係者によると、今回の事故では列車の男性運転士が、踏切の異常を知らせる信号機を確認するのが遅れた疑いが指摘されている。京急は自動ブレーキ導入も選択肢の一つだと認めた上で、「運転士をバックアップするシステムについても引き続き導入に向けて積極的に検討を進めてまいります」とする。 京急のほか、関東の鉄道各社…この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。残り:510文字/全文:994文字Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

信号機の確認、遅れた疑い 京急踏切事故、運転士ら書類送検へ

会員記事小寺陽一郎、土居恭子2021年9月7日 5時00分 横浜市の京急本線の踏切で2019年9月、列車と衝突した大型トラックの運転手が死亡し乗客ら31人が重軽傷を負った事故で、列車の男性運転士が、踏切の異常を知らせる信号機を確認するのが遅れた疑いがあることが捜査関係者への取材でわかった。神奈川県警は近く、運転士を業務上過失致死傷と業務上過失往来危険の両容疑で書類送検する。 事故は19年9月5日午前11時43分ごろ、神奈川新町駅(横浜市神奈川区)に隣接する踏切で発生した。青砥発三崎口行きの下り快特列車(8両編成)と、警報器が鳴った後に踏切内に進入したトラックが衝突し3両が脱線。トラックの男性運転手(当時67)が死亡し、乗客ら3人が重傷、28人が軽傷を負った。 県警が運転士から聴取したところ、最高速度の120キロが出ているかなどを確認するため、速度計に気をとられていた疑いが判明した。県警は、運転士が自身の運転技術に自信やこだわりがあり、信号の確認やブレーキの使用が遅れたとみている。 この踏切では、異常を検知す…この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。残り:256文字/全文:690文字Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

「ママ友」の息子に強制わいせつ容疑 28歳女を再逮捕 大阪府警

2021年9月6日 19時15分 「ママ友」の小学生の息子にわいせつな行為をしたとして、大阪府警は6日、住居不詳、無職の郡山侑紗(ゆさ)容疑者(28)を強制わいせつの疑いで再逮捕し、発表した。黙秘しているという。 捜査1課によると、逮捕容疑は昨年6月下旬~9月中旬、当時住んでいた大阪市内の自宅で、フリマアプリを通じて知り合った20代女性の10歳未満の小学生の男児に、わいせつな行為をしたというもの。男児は未就学の弟と一緒に郡山容疑者の自宅に泊まることがあったという。 郡山容疑者は、7月に男児の弟に対する傷害罪で、9月に男児に対する逮捕罪でそれぞれ大阪地検に起訴されている。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

「天草最高!」 熊本・天草空港の展望デッキに粋な仕掛け

岩田誠司2021年9月6日 19時30分 天草空港(熊本県天草市)2階の展望デッキに、家族や友達を見送ったり迎えたりする人にちょっとうれしい仕掛けがいろいろと用意されている。 「また来てね~」「バイバ~イ」などと書かれた大きなパネルが数種類。金網には写真撮影用の穴が開いていて、イルカを模した人気の機体も撮りやすい。 「天草最高!」のパネルを掲げて友人を迎えた女性は、「作ってくれたの?」と感激した様子の友人に笑顔でこたえ、家族に目配せした。「黙っとこ」(岩田誠司)Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

キャンプ中に小3水死、父の上告退ける 主催者に賠償命じる判決確定

阿部峻介2021年9月6日 19時33分 佐賀県伊万里市で2010年に小学3年の男児(当時8)がキャンプ中に川で死亡し、父親がキャンプの主催者「伊万里グリーン・ツーリズム推進協議会」(市などで構成)に3374万円の賠償を求めた訴訟で、最高裁第一小法廷(山口厚裁判長)は父親の上告を退けた。1114万円の賠償を命じた一審・佐賀地裁、二審・福岡高裁判決が確定した。2日付の決定。 一、二審とも協議会職員が監視を怠ったと過失を認めつつ、市の払った「弔慰金」を差し引いて賠償額を出したため、父親が上告していた。母親も提訴し、829万円の賠償を命じる判決が二審で確定している。(阿部峻介)Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

大学受験生と40・50代向けワクチン接種会場を新設 大阪府

 大阪府は6日、大学受験生と40代、50代向けに、新型コロナウイルスワクチン接種会場を新たに2カ所設けると発表した。使用するのはモデルナ社製ワクチンで、計2万2千人の利用を想定する。期間は今月29日から11月21日まで。 接種会場は、大阪府庁新別館(大阪市中央区)と大同生命大阪本社ビル(同市西区)に設ける。2万2千人のうち、8千人分を高校3年生以上の受験生を対象とし、新別館の会場で週末の土日に接種する。また、希望する高齢者へのワクチン接種を終えたことから、次に重症化リスクが高い40代、50代を対象にする。 吉村洋文知事は、受験生を含めた理由について、「受験とコロナの流行が重なったら勉強どころではない。自分の力を十分発揮してもらいたいと思い、受験生枠を設置した」と説明した。(寺尾佳恵)Source : 社会 - 朝日新聞デジタル