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秋田南、湯本、磐城が全国へ 東北吹奏楽コン高校の部

 第64回東北吹奏楽コンクール(東北吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)が28日、仙台市青葉区の東京エレクトロンホール宮城で始まった。この日は高校の部で、辞退した八戸北(青森)を除く17団体が出場した。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、無観客での実施となった。 審査の結果、秋田南(秋田)、湯本(福島)、磐城(同)の3校が東北代表に選ばれた。代表校は、10月24日に名古屋市で開かれる全日本吹奏楽コンクールに出場する。 結果は次の通り。(演奏順…この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。残り:132文字/全文:356文字Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

北海道吹奏楽コン 高校B、大学小編成、中学Aの各賞

 第66回北海道吹奏楽コンクール(北海道吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)の3日目が28日、札幌コンサートホールKitara(札幌市中央区)であり、編成が35人以内の「高校B」の10団体、「大学小編成」の3団体、50人以内の「中学A」の17団体が出場した。各賞は次の通り(◎は全日本吹奏楽コンクール、○は東日本学校吹奏楽大会に出場)。 【高校B】金賞=○旭川実…この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。残り:180文字/全文:359文字Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

北海道で457人感染 接待飲食店などでクラスター8件

2021年8月28日 19時30分 北海道内では28日、新型コロナウイルスの感染者が新たに457人確認された。このうち札幌市では274人(居住地非公表69人を含む)が確認された。道内で確認された死者は2人だった。 新たなクラスター(感染者集団)は8件。札幌市内では、飲食店で従業員9人、運送会社で8人、ススキノ地区の接待を伴う飲食店で従業員9人が感染。 滝川西高校で生徒5人、遠軽町内の飲食店で利用客ら7人、オホーツク総合振興局管内に出張中だった道内の事業所の従業員5人、旭川市の接待を伴う飲食店で利用客と従業員計6人、同市の別の接待を伴う飲食店で7人が感染した。 旭川市保健所は6人が感染した接待を伴う飲食店について、利用客の特定ができていないとして店名を公表した。店名は「バニーガール」「ビーチガール」。2店は系列店で従業員が行き来しており、1件のクラスターとして扱う。市保健所は「15~21日に店を利用し、体調に不安のある人は連絡を」と呼びかけている。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

大阪のコロナ感染者、新たに2641人 土曜日では最多

2021年8月28日 20時00分 大阪府は28日、府内で新たに2641人が新型コロナウイルスに感染したことを確認したと発表した。1日当たりの感染者数としては土曜日として最多。また、25、26日にそれぞれ80代女性1人が死亡したことが確認された。これまでの府内の感染者は延べ16万2450人、死者は計2782人になった。 入院中の重症患者は前日から8人増の210人で、府が確保している重症病床(588床)の使用率は35・7%。軽症・中等症患者は45人増の1988人で、軽症・中等症病床(2579床)の使用率は77・1%となった。 宿泊療養者は57人増の3238人で、施設(5999室)の使用率は54・0%。自宅療養者は1万8384人、入院・療養調整中は2827人にのぼる。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

追悼の花火企画、募金の輪広がる バス5歳児死亡で有志

古畑航希2021年8月28日 20時00分 福岡県中間市の双葉保育園で男児が送迎バスに閉じ込められ、死亡した事故から29日で1カ月。亡くなった倉掛冬生ちゃん(当時5)を追悼するため、地域の有志が花火を打ち上げる準備を進めている。遺族側の許可を得たうえで募金活動を行っており、今後はクラウドファンディングの実施も検討している。 中間市に近い直方市で花屋を営む佐々木浩代さん(47)が発起人となり、冬生ちゃんを悼み、遺族や園の子どもたちを励まそうと企画。客や園の保護者らに賛同が広がった。現在は中間市の商店など10店舗が参加し、募金を受け付けている。花火の実施時期は未定で、集まった資金は花火以外には使わないという。 佐々木さんは「冬生ちゃんや園児らのため、何かできることをしたいと思った」と話す。泣きながら震える手でお金を募金箱に入れてくれた人や、メッセージを添えて募金に応じてくれた人もいたという。 寄付するため28日に佐々木さんの店を訪れた女性は、双葉保育園の保護者という。「うちの子も当日、冬生ちゃんと同じバスに乗っていた。もし自分の子が後部座席で寝ていて気づかれなかったらどうなっていたのか、と思うと許せない」と話した。(古畑航希)Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

アスリート支える聖地を見た 池井戸潤が迫るミズノ工場

 作家の池井戸潤さんが仕事の現場を訪ねる企画が、朝日新聞土曜別刷り「be」で連載中です。今回は、岐阜県にあるミズノテクニクス養老工場。ゴルフクラブや野球のバットなどを製造し、アスリートたちを支えています。そこに込められた最高の技術にカメラとペンで迫ります。デジタル版では池井戸さんが撮影した写真をたっぷりご覧いただけます。      ◇「テキトーなシューズでいいんで、作っていただけないでしょうか」「ウチにはテキトーなシューズというのはありません」 2017年10月に放映された拙著原作ドラマ「陸王」が放映されていたときの、テレビ局プロデューサーとミズノさん側とのやりとりである。 町の足袋業者がランニングシューズ作りに挑むこのドラマで、ミズノさんには、ランナー役の竹内涼真くんとライバル役を演じた佐野岳くんが履くシューズの両方を作っていただくことになっていた。 片方は物語のテーマとなる足袋の形をした紺色のシューズ。もうひとつは大企業が最新テクノロジーを凝縮したという想定のピンクのシューズ。ピンクの方はチラリとしか映らないので見かけだけ整っていればいいと考えたテレビ局の意見を、ミズノさんは頑として拒絶し、どちらも入魂のシューズを製作したのである。 もの作りに携わる者としてのプライドを感じさせるエピソードで、プロデューサーから聞かされて「さすがミズノだ」と痺(しび)れた。 いま「MIZUNO」という商標で世に出ている各種スポーツ用品の製造を担っているのが、この日、工場を撮らせていただいた、ミズノテクニクスだ。 いわばミズノが誇る、もの作りの牙城(がじょう)である。 新幹線の岐阜羽島駅からクルマでおよそ40分。「養老の滝」で有名な岐阜県養老町の高台に立つ工場は、ゴルフの「YORO JAPAN」でお馴染(なじ)み、主にゴルフクラブと野球のバット、そしてバドミントンラケットなどを手がける同社の主力工場である。 従業員は200人ほど。 もの作りが好きで入社する社員が多いせいか離職率は低いと、社長の中田匠さん。それだけじゃなく、工場にうかがってみると社風の良さも透けてみえた。社員として働きやすいのだろう。 この日はゴルフクラブと野球のバットの製造現場を撮らせていただいた。 最初に訪れたのは、ゴルフクラブを製造しているフロアだ。 ちょっと変わったレイアウト。ベルトコンベヤーなどによる明瞭な流れ作業のラインを想像していたがそうではなく、かといってひとりが全てを組み立てる「ひとり屋台」方式でもない。 一見渾然(こんぜん)として見えるのだが、そこがノウハウ。生産ラインの見直しによって、効率は飛躍的に向上したのだとか。 そうした工夫で生産性が大きく変わるのは、ひとが携わる工程が幅を利かせているからともいえる。無人化による全自動の生産が「良し」とされる昨今だけど、単純な大量生産ではなく、必要なものを必要なだけ作りたい工場にとって機械はあくまで道具であり、主役はひとである。ひとが動きやすいレイアウトの追求こそ、最大の課題なのだ。 社内の技術認定制度の最高位…Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

沖縄「屈辱の日」に本土は式典 復帰50年どう迎えるか

 来年5月の沖縄の日本復帰50年。日本社会は、私たちメディアは、その日をどう迎えるのか。その日に向けて、何をどう議論していくべきなのか。沖縄タイムスと共同で、オンラインイベント「記者サロン」(現在配信中)を開催し、読者からの多くの声もいただくなかで議論を始めました。沖縄や復帰を考える多様な視点が浮かび上がっています。(構成・国吉美香) 記者サロンのテーマは「復帰50年へ いま『沖縄』を考える~私たちはその日をどう迎えるのか~」。沖縄タイムス社会部長の吉田央(なか)さん(46)と学芸部記者の新垣綾子さん(43)、朝日新聞の木村司・那覇総局長(44)の3人が、沖縄出身のフリーライター・島袋寛之さん(44)を司会に1時間半にわたって議論。復帰を直接知らない世代が復帰を考える切り口を探りました。やりとりの一部を紹介します。安室さんブームと祖父の体験と 島袋 4人とも、本土と沖縄に住んだことがあります。ギャップを感じることはありましたか? 吉田 東京にいた小中学校時代、沖縄出身ということでうらやましがられました。ただ父や母に復帰ってなんだったのと聞くと、与えられないものを勝ち取るための闘いをしていた、それが復帰だったと。憲法が適用されない時代に、本土並みの環境を勝ち取るために沖縄の人たちが努力したからこそ、あの恵まれた環境があったと思っています。 新垣 大学進学で東京に出るとき、「東京に集まる学生は向学心が旺盛で、沖縄の人はボーッとしているとバカにされるから負けるな!」と送り出されました。でも、安室奈美恵さんや沖縄出身のアーティストが活躍して、沖縄尚学が選抜甲子園で県勢初優勝を飾ったころで、元気な沖縄のエネルギーに便乗し、すごく楽しい学生生活でした。ただ、祖父は沖縄戦で両親ら(親族)13人を亡くし、先祖代々受け継いだ土地を米軍に奪われ、復帰後は自衛隊に継続使用されたという経験があります。祖父の憤りは、私が沖縄を見つめるベースになっている気がします。 木村 沖縄には昨春に2度目の赴任をしました。復帰に関する取材で印象深いのは10年ほど前、「5月15日」を迎える直前に、日本政府高官が「沖縄にとって復帰はお祝いのようなものですよね」と認識していることが漏れ伝わり、仲井真弘多県政の幹部が「その程度の認識なのか」とがくぜんとした姿です。2013年には、政権を取り戻した自民党が、サンフランシスコ講和条約発効の「4月28日」に主権回復の式典を開くことを決めました。沖縄にとっては日本から切り離された「屈辱の日」。沖縄で大きな抗議集会が開かれたことにも深く考えさせられました。 吉田 よく覚えています。あの時、政府高官に「ここまで嫌がらせすることないじゃないですか」と聞くと、相手は「こんなに沖縄の人たちを怒らせるつもりはなかった。沖縄にとっては屈辱の日だという視点がすっぽり抜け落ちていたんだ」と言うんです。嫌がらせならまだいいなと、そこに意思があるからまだいい。でも、関心さえないんだとひっくり返りそうになりました。 島袋 全国紙と沖縄の地元紙の温度差がよく指摘されます。地元紙には「基地問題ばかり取り上げる」という批判やバッシングも目立ちますが、どう考えますか。来月12日まで配信記者サロン「復帰50年へ いま『沖縄』を考える~私たちはその日をどう迎えるのか~」は9月12日まで視聴可能です。詳しくは専用ページ https://ciy.digital.asahi.com/ciy/11005190 吉田 あまり知られていない…Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

天神からわずか11分世界有数のよかアクセス 福岡空港

会員記事文・山田佳奈、写真・金子淳2021年8月28日 17時00分 地下からひょっこり足を踏み入れると、さーっと光が差し込む明るい空間。見上げているとどこかに飛び立って行けそうな――。 市街地からの近さは国内、いや世界有数だろう。九州一の繁華街・天神からは、地下鉄なら11分ほどだ。 地下鉄を降りると国内線ターミナルビルのアクセスホールに着く。4階まで吹き抜けの天井から光が差し込み、ワクワクする。4階には広々とした展望デッキがあり、目の前を飛行機が滑走路へ向かっていく様子が眺められる。日没には床に埋め込まれた685個のイルミネーションが輝き、滑走路に並ぶライトと相まって幻想的な雰囲気に。空港を運営する福岡国際空港の広報、榎田弘美さん(49)は「朝は朝、夜は夜の景色を楽しめます」と話す。 福岡空港の発着回数は2009年度には年間13万7千回に達し、過密化が課題だった。混雑解消のため、15年から国が誘導路の複線化工事を始め、それに伴いターミナルビルも建て替えや改修をしてきた。昨夏、改修工事が終わり、新しく生まれ変わった。記事後半では、地元で人気のグルメスポット紹介や会員登録すると応募できるプレゼントもあります。 「児童画コンクールでは、空…この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。残り:844文字/全文:1293文字Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

飛び出した爆弾発言 国内最大級ハロウィン終幕の舞台裏

 1997年に始まり、国内最大級のハロウィーンイベントとして知られた「カワサキ ハロウィン」が、その歴史に幕を下ろすことになった。コロナ禍に見舞われた昨年は初めてオンラインで開催。コロナ禍が収まらないこともあり、今年は開催を断念し、今後も開催しないという。主催者はコロナ禍以前から大人数が集まるリアルパレードへの限界を感じ、止め時を考えていたと明かす。(斎藤博美) 「カワサキ ハロウィン」の終了は27日、主催団体の一つ「チッタエンタテイメント」が発表した。 「カワサキ ハロウィン」は97年、JR川崎駅前のシネマコンプレックス「チネチッタ」の10周年記念イベントとして誕生した。 「最初は人集めに苦労しました」。イベントの立ち上げに責任者として関わった、「チッタエンタテイメント」取締役の土岐一利さん(58)は振り返る。 だが徐々に注目を集め、国内外から参加者が増えた。川崎市や地元商店街、大型商業施設などが主催者に名を連ねる一大イベントに成長し、ハロウィーンイベントとしては国内最大級といわれるようになった。 一昨年には、リアルパレード…この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。残り:985文字/全文:1460文字Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

感染者、5次会までハシゴ…県が発信するリアルな行動例

 家族ぐるみの11人でBBQ、送別会後に5次会までハシゴ……。新型コロナウイルス感染者の行動例を、岐阜県が公式ツイッターで発信している。感染リスクを「我がこと」としてとらえてもらおうと、匿名だが場面はリアルだ。 感染者の行動例を発信しているアカウントは「岐阜県公式・コロナNEWS」(@gifucovidnews)。当日の感染者数や記者会見の動画、感染拡大に伴う「Go To Eatキャンペーン」一時停止のお知らせなどを、1日に数回、県感染症対策調整課の職員がつぶやいている。 行動例のツイートは、8月2日から始めた。夏休みの帰省やレジャーで感染が広がることを警戒し、初日は「感染拡大地域からの帰省は自粛を」と、堅めの「お役所コトバ」も交えてつぶやいている。 健康福祉部の堀裕行部長は「感染者の多くに、それなりにリスクのある行為がみられる。注意していただきたい場面を、ツイッターでわかりやすい形で情報提供している」と説明する。 ツイート初日に18人だった県内の感染者は、半月後に300人台に急増。27日からは国の緊急事態宣言の対象になった。県のつぶやきも「部活動の練習後、部員の誕生日会として部員10人以上が飲食店で会食」(25日付)など、場面がリアルになってきた。担当者は「こうした行動に感染リスクがあることは広く知られているが、自分とは関係ない、と思わないでほしい」と話す。 8月後半は感染者の7割を30代以下が占める日もあり、「新聞もテレビも見ない若い人が増えている」として、県はツイッターの発信に力を入れる。5月にアカウントを設けてから、フォロワーは5千人を超えた。 行動例の紹介について、古田肇知事は「一人一人が行動を律しなければいけないという反響が、想像以上にあった」と手応えを語っている。(高木文子)【岐阜県がツイッターで紹介した感染者の行動例】…この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。残り:347文字/全文:1135文字Source : 社会 - 朝日新聞デジタル