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GWの首都圏からの越境、昨年の倍 銀座や梅田は大幅増

 緊急事態宣言が発出されていた4月29日~5月5日の大型連休について、ソフトバンクの子会社「アグープ」が6日、首都圏と近畿圏でそれぞれの都府県境をまたいだ人の流れについてデータを発表した。昨年の大型連休に比べ、首都圏では倍以上、近畿圏でも倍近くに上っていた。 東京都の小池百合子知事は大型連休直前の会見で、「ステイホームを徹底しておうちで過ごしてほしい。東京から出ないでください、東京にもいらっしゃらないでください」などと呼びかけたが、データからは効果は限定的だったことが浮き彫りになった。 アグープが、今年4月29日~5月5日と昨年4月25日~5月6日、2019年4月27日~5月6日について、スマートフォンの位置情報を活用して1日あたりの平均人口を算出した。 東京、神奈川、千葉、埼玉の…Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

機内でマスク拒否した男を再逮捕 飲食店で客殴った疑い

多田晃子2021年5月6日 23時20分 飲食店にマスクを着用せずに入ってトラブルになり、店の業務を妨害したうえ止めに入った客らを殴ったとして、千葉県警は6日、茨城県取手市井野団地、無職奥野淳也容疑者(34)を威力業務妨害と傷害の疑いで再逮捕し、発表した。「何も言うことはありません」と話しているという。 奥野容疑者は、昨年9月に航空機内でマスク着用を拒んでトラブルになり、今年1月、運航を妨げたとして威力業務妨害と傷害、航空法違反容疑で逮捕され、同罪で起訴されている。 県警館山署によると、今回の逮捕容疑は、4月10日午前11時45分~午後0時10分ごろ、千葉県館山市内の飲食店でマスクの着用を要請されたことに憤慨、「マスクはしません」などと怒鳴りながら従業員に執拗(しつよう)に詰め寄るなどしたうえ、店の経営者の男性(52)から退店を促されると「客に対して何言ってんだ。ぼけ」などと怒鳴るなどし、居座り続けて多数の客を店外に立ち去らせるなどして業務を妨害した▽トラブルを止めに入った客の男性(64)や、奥野容疑者を店外に出そうとした客の男性(37)の顔を殴り、軽傷を負わせた――というもの。 奥野容疑者は4月、このトラブルで現場に駆けつけた警察官を殴ったとして公務執行妨害容疑で現行犯逮捕され、同罪で起訴されている。(多田晃子)Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

機内でマスク拒否した男を再逮捕 飲食店で客殴った疑い

多田晃子2021年5月6日 23時20分 飲食店にマスクを着用せずに入ってトラブルになり、店の業務を妨害したうえ止めに入った客らを殴ったとして、千葉県警は6日、茨城県取手市井野団地、無職奥野淳也容疑者(34)を威力業務妨害と傷害の疑いで再逮捕し、発表した。「何も言うことはありません」と話しているという。 奥野容疑者は、昨年9月に航空機内でマスク着用を拒んでトラブルになり、今年1月、運航を妨げたとして威力業務妨害と傷害、航空法違反容疑で逮捕され、同罪で起訴されている。 県警館山署によると、今回の逮捕容疑は、4月10日午前11時45分~午後0時10分ごろ、千葉県館山市内の飲食店でマスクの着用を要請されたことに憤慨、「マスクはしません」などと怒鳴りながら従業員に執拗(しつよう)に詰め寄るなどしたうえ、店の経営者の男性(52)から退店を促されると「客に対して何言ってんだ。ぼけ」などと怒鳴るなどし、居座り続けて多数の客を店外に立ち去らせるなどして業務を妨害した▽トラブルを止めに入った客の男性(64)や、奥野容疑者を店外に出そうとした客の男性(37)の顔を殴り、軽傷を負わせた――というもの。 奥野容疑者は4月、このトラブルで現場に駆けつけた警察官を殴ったとして公務執行妨害容疑で現行犯逮捕され、同罪で起訴されている。(多田晃子)Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

体長3.5メートルのヘビが行方不明 窓から逃走か

末崎毅2021年5月6日 23時48分 6日午後9時25分ごろ、横浜市戸塚区名瀬町の男性から「家に帰ってきたら、飼っていたヘビがいなくなっていた」と神奈川県警戸塚署に通報があった。行方がわからなくなったのは体長約3・5メートル、体重約13キロのアミメニシキヘビだといい、パトカーで周辺を警戒している。 同署によると、男性は集合住宅の2階の部屋でアミメニシキヘビを飼育。同日朝8時ごろに部屋を出て、午後9時ごろ帰宅したところ、ヘビがいなくなっているのに気づいたという。男性の部屋の窓が開いており、そこから逃げた可能性があるという。 アミメニシキヘビは動物愛護管理法で飼養などに許可が必要な「特定動物」に定められており、ヒトがかまれて失血死することもある。戸塚署によると、ケガ人や目撃情報などは寄せられていないといい、「見かけたら通報を」と呼びかけている。(末崎毅)Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

体長3.5メートルのヘビが行方不明 窓から逃走か

末崎毅2021年5月6日 23時48分 6日午後9時25分ごろ、横浜市戸塚区名瀬町の男性から「家に帰ってきたら、飼っていたヘビがいなくなっていた」と神奈川県警戸塚署に通報があった。行方がわからなくなったのは体長約3・5メートル、体重約13キロのアミメニシキヘビだといい、パトカーで周辺を警戒している。 同署によると、男性は集合住宅の2階の部屋でアミメニシキヘビを飼育。同日朝8時ごろに部屋を出て、午後9時ごろ帰宅したところ、ヘビがいなくなっているのに気づいたという。男性の部屋の窓が開いており、そこから逃げた可能性があるという。 アミメニシキヘビは動物愛護管理法で飼養などに許可が必要な「特定動物」に定められており、ヒトがかまれて失血死することもある。戸塚署によると、ケガ人や目撃情報などは寄せられていないといい、「見かけたら通報を」と呼びかけている。(末崎毅)Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

声を封じる被害者たたき 「あなたが悪い」恐れる被害者

 電車で通学や通勤をする女性を狙った痴漢が横行する一方、被害を警察に相談する人は少ない。被害者はどんな傷を負うのか。何が被害者の声を封じるのか。痴漢や盗撮の被害者支援に取り組む岸本学弁護士に話を聞いた。      ◇ 痴漢や盗撮の被害者支援を専門としています。被害者にかわって警察に被害を申告したり、加害者側と示談の交渉をしたりします。 被害者にこそ弁護士のサポートが必要なのに、あまり前例がなかった。理由のひとつに、被害者と加害者の経済的格差があります。 加害者は成人男性が多く、被害者になりやすいのは学生などの若い女性。弁護士を雇う財力にも差が出ます。日本弁護士連合会の援助制度があるのですが、あまり知られていません。 多いのは「どうしたらいいかわからない」という相談。警察から「加害者側弁護士にあなたの連絡先を教えていいか」と聞かれたけど教えていいのか、示談に応じていいのか……。警察への被害相談から一緒にやることもあります。 捜査への協力も、被害者には大きな負担です。どんな風に触られたのかを再現させられた被害者もいます。被害から申告まで時間を要した被害者に「その間、平気だったんじゃないの」と言った警察官もいたと聞きます。捜査機関の態度や言葉遣いに傷つき、刑事手続きを諦めざるを得ない人もいる。親身になってくれる人もいるので、ばらつきがあるのが現状です。 「被害者たたき」が多いから、被害者は声を上げにくい。ひとつは被害を軽視する「大したことない」「気にしすぎ」という批判。実際には被害者の傷はとても深い。気にせずに済むならどれだけいいかと思います。 もうひとつは、被害者を「あなたが悪い」と批判するものです。これを恐れて、親に被害を打ち明けられなかった未成年の被害者がいました。 なぜこういうことが起きるのか。被害者が声を上げたとしても、それを聞いた人は犯人を捕まえることはできないし、特に男性は自分が責められたような気持ちになることがある。だから被害者に責任を押しつけた方が楽なのかも知れません。 「冤罪(えんざい)だったらどうしよう」という恐れも、声を上げにくくさせます。メディアが大きく取り上げたこともあって、痴漢と冤罪は結びつけられやすい。でも、それが被害者が黙っていなければいけない理由にはなりません。 「触られたって減るもんじゃない」と言う人がいますが、触られて終わり、ではない。被害者の中には電車に乗れなくなって、学校や仕事を辞める人がいる。不眠や過食に悩んだり、対人関係に支障が出たりと、精神的な症状が続く人もいる。中長期的な影響があるのに、この点が理解されないから被害が軽く受け止められていると思います。 今、被害に苦しんでいる人へ。声を上げられない自分を責めないでください。自分より体格も体力も上の、えたいの知れない存在に触られたら声を上げられない方が普通です。誰か相談できる人が見つかれば幸いだと思います。親に相談できなければ、友達でもいいです。でも、何もできなくても、自分をどうか責めないでください。(聞き手・土屋香乃子)     ◇ 1973年、大阪府生まれ。みせばや総合法律事務所代表(第一東京弁護士会)。性犯罪被害者の無料相談などにも取り組む(https://misebaya-law.net/chikanhigaisha.html)。女性が遭いやすいトラブルに関する法律集「おとめ六法」共著者。拡大する岸本学弁護士=2021年3月5日午後3時3分、本人提供記事の後半では、被害実態や被害者の声を可視化し、警察や鉄道会社に対策を取るように働きかけている学生たちに話を聞きました。  「『仕方ない』で終わらせる…Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

「秋元先生を接待する視察」 同行国会議員が見たものは

川嶋かえ2021年5月6日 20時30分 カジノを含む統合型リゾート(IR)事業への進出をめざす中国企業から旅費や現金などの賄賂を受け取ったとして、収賄罪などに問われた衆院議員・秋元司被告(49)の公判が6日、東京地裁であった。白須賀貴樹・衆院議員(千葉13区)が証人として出廷し、贈賄側から秋元議員とともに招かれた海外視察を「秋元先生を接待するためと思った」と述べた。カジノのチップ代、ブランド靴の代金…支払ったのは? 白須賀議員の証言によると、2017年に秋元議員とともに贈賄側の中国企業の本社がある広東省やマカオを訪れた。秋元議員からは「世界のリッチな方々の生活を見に行こう」と誘われ、旅費は「気にするな」と言われたという。 訪問中に立ち寄ったカジノでは、自身や秋元議員のチップ代を中国企業の社長が負担したと説明。秋元議員が購入したブランド靴の代金も「社長が支払った」とした。「明らかに接待」 同行の国会議員が証言 こうした状況をふまえ、白須賀議員は今回の視察を「ぜいたく」と述べ、「明らかに秋元先生を接待する視察だった。(旅費も)中国企業が負担したと思った」とした。 無罪を主張する秋元議員の弁護側は、旅費について「秘書にまかせていた。自身で負担する認識だった」と賄賂性を否定している。 白須賀議員は事件に絡んで、千葉県の地元事務所が東京地検特捜部に捜索された。緊急事態宣言下の今年2月には、接待を伴う飲食店に行ったとして自民を離党した。(川嶋かえ)Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

佐賀オスプレイ計画、漁協が防衛省の説明受けないと反発

 佐賀空港(佐賀市)への陸上自衛隊のオスプレイ配備計画をめぐり、関係する佐賀県有明海漁協の4支所のうち3支所が、防衛省の説明会を当面拒否する方針を決めた。一部の支所だけに土地の買収額などを提示した防衛省の対応への不信感などが理由で、今春以降、漁協説明会を開く方針だった防衛省の計画が遅れる可能性も出てきている。 漁協側はこれまで、駐屯地の予定地とされる空港西側の地権者が所属する4支所(南川副、早津江、大詫間、広江)の組合員らに対する説明会の開催を防衛省に要求。同省九州防衛局は漁期明けとなる今春以降に開催するとしていた。 しかし、九州防衛局は3月24~26日、地権者が最も多い南川副支所だけに「意見交換会」を開き、配備に伴う振興策や買収額を説明し、他の3支所から批判が噴出。広瀬律子局長が4月12日、4支所などの漁協幹部や県の担当者と面会し、誤解を招いたとして謝罪した。 3支所の関係者らによると、広瀬氏の謝罪後、4支所は防衛省との協議で足並みをそろえる方針で一致。ところが、広瀬氏が4月16日に再び南川副支所を訪問したことが分かり、他の3支所は当面、国との協議に応じない方針を決めた。 関係者の一人は「謝罪は何だったのか。出し抜いた対応をすると、組合員の中で分断が進む」と漏らす。 九州防衛局は朝日新聞の取材…Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

国が赤木ファイル存在認める 「存否必要ない」から一転

 学校法人森友学園(大阪市)の国有地売却をめぐる財務省の公文書改ざん問題で、国は6日、自死した同省近畿財務局職員赤木俊夫さん(当時54)が改ざんの経緯を記したとされる「赤木ファイル」の存在を認めた。赤木さんの妻・雅子さん(50)が国などに損害賠償を求めた訴訟の裁判手続きの中で国側が文書で回答し、一部をマスキング処理し、6月23日には任意提出する見通しも示した。 原告側代理人が明らかにした、国側の回答文書は5ページ。国は、原告側が求めた文書が特定できたとして、裁判所からの文書提出命令を待たず、俊夫さんが改ざんの経緯を時系列にまとめた文書や、財務省理財局と近畿財務局の間でやりとりしたメールの記録などを任意で提出するとしている。 ただ、「メールに記載されたパスワードや、裁判に関連しない第三者の個人情報などが含まれている」として、一部をマスキング処理する必要があると説明。次回の口頭弁論期日(6月23日)には文書を任意提出するとした。 国はこれまで、ファイルの存否について一切明らかにしてこなかった。訴訟で国は、財務省の組織的な改ざんについて争いがないことから「ファイルは裁判に関係せず、存否について答える必要がない」と回答。一方、国会では「訴訟に影響する」として、野党側の開示要求に対し、存否についての答弁を避けてきた。 国が今回、ファイルの存在を…Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

マスク不着用や外飲み「法律で制限を」 松井・大阪市長

本多由佳2021年5月6日 19時00分 新型コロナウイルスの感染急拡大を受け、大阪市の松井一郎市長(日本維新の会代表)は6日、マスクの不着用や「外飲み」などを制限するため、罰則付きの法律を制定するべきだとの考えを示した。「本来は私権制限はするべきではないが、人の命にかかわる状況になっているんだから、早期に国会で(法整備について)議論するべきだ」と訴えた。記者団に語った。 憲法改正の手続きを定める国民投票法改正案が今国会で成立する見通しとなったことにも言及した。松井氏は「改正案はすぐに成立させるべきだ」という立場で、野党がこれまで議論を引き延ばしてきたと主張。「(野党が)国会でまた三文芝居をやっているな、いつまでやるのかなと思う」と批判した。(本多由佳)Source : 社会 - 朝日新聞デジタル