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ネットで自殺誘う書き込み大幅増 半年で昨年分を上回る

 警察庁から委託を受けてネット上の違法・有害情報を監視する「インターネット・ホットラインセンター」(IHC)への通報のうち、自殺の誘因などに当たると判断された通報が今年上半期(1~6月)で3042件あり、昨年1年間の件数を上回った。  わいせつな画像・動画をアップしたり、違法薬物を広告したりして「違法情報」と判断された通報も昨年同期から大幅に増加した。同庁は、コロナ禍でネット環境に接する機会が増えたことなどが影響した可能性もあるとみている。  神奈川県座間市のアパートで2017年に男女9人の遺体が見つかった事件では、SNSで自殺に関する投稿をした女性らが誘い出されたとされる。この事件を受け、「一緒に死にたい人いませんか」などと自殺を誘う書き込みも18年1月にサイバーパトロールの対象になり、18年のIHCへの通報は2582件、19年は2629件あった。  今年上半期の3042件のうち、IHCは、事前に削除されたものを除く2934件についてプロバイダーなどに削除を依頼。その結果、1195件が削除されたという。      ◇ 悩みのある人の相談先  ・自殺予防いのちの電話  フリーダイヤル0120・783・556(毎日午後4~9時、毎月10日は午前8時~翌午前8時) ナビダイヤル0570・783・556(午前10時~午後10時)(田内康介) Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

勝てぬ焦り乗り越えたワケ ネイビーズが上方漫才V  

 50回目を迎えた若手芸人が競う「NHK上方漫才コンテスト」が30日放送され、ネイビーズアフロが頂点に立った。賞レースの決勝でことごとく敗れてきたが、勝てぬジンクスをついにはね返した。勝因はどこにあったのか。 M-1ファイナリストら敗退  本選の8組には、昨年のM―1で6位だったからし蓮根、今年のキングオブコントで決勝に進んだニッポンの社長もいた。1本目は4組ずつ2ブロックに分かれ、別ブロックに入ったからし蓮根が伏兵・きんめ鯛(だい)に敗れる波乱。コントで臨んだニッポンの社長らを破ったネイビーズアフロは、優勝をかけて2本目できんめ鯛と対決した。  先に出たきんめ鯛は、卒業生の呼びかけネタで真輝志(まきし)(26)が的確なツッコミを見せて笑いを奪う。対するネイビーズアフロは、コンビニで働く若い女性に好かれていると思い込んだ皆川(28)を、はじり(28)がたしなめる展開。終盤は、熱量の高い怒濤(どとう)のかけ合いで笑いを重ねた。 拡大する優勝が決まり、感極まる皆川(左)とトロフィーを抱くはじり=大阪市中央区のNHK大阪ホール 後半の読みどころ数々の若手賞レースで決勝に残りながら勝てなかったネイビーズアフロ。初栄冠の今回は何が違ったのか。振り返ります。 落ち着けたワケ  7人の審査員のうち5人の支持を集めて優勝。感極まってステージに倒れ込んだ皆川は終演後、冷静にこう振り返った。  「今年に入って関西でテレビの… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちらSource : 社会 - 朝日新聞デジタル

俳優の伊藤健太郎さん釈放 20秒頭下げ「深く反省」

 車を運転中にひき逃げをしたとして警視庁に逮捕・送検された俳優の伊藤健太郎さん(23)=東京都港区南青山1丁目=が30日、釈放された。証拠隠滅や逃亡の恐れがないとして、東京地検が勾留の必要はないと判断したとみられる。  伊藤さんはこの日午後8時すぎ、留置されていた警視庁東京湾岸署の正面玄関に黒のスーツ姿で現れ、100人を超える報道陣やファンに向かって、ゆっくりとかみしめるような口調で謝罪した。「このたびは、自分の起こしてしまった事故のせいでたくさんの方々にご迷惑をおかけしてしまったことを、深く反省しています」「本当に申し訳ありませんでした。被害者の方々にも、一生をかけて償っていきたいと思います」と話し、約20秒間深く頭を下げた。周囲からは「まだ若いから頑張れ」といった励ましの声もあがった。  伊藤さんは28日、東京都渋谷区千駄ケ谷1丁目の交差点で、乗用車を運転中にバイクと衝突したのにそのまま走り去ったなどとして、自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで29日に逮捕された。バイクに乗っていた20代の男女が骨折などの重軽傷を負った。  捜査関係者によると、伊藤さんは降車せずに百数十メートル逃げ、車で追ってきた目撃者に諭されて現場に戻った。当時の状況を「買い物の途中で道に迷ってしまい、現場でUターンした」と説明。現場を走り去った理由については「気が動転してパニックになった」などと供述していた。  伊藤さんは東京都出身。2014年にデビューし、テレビドラマや情報番組、映画、舞台で活躍。今年は3月までNHKの連続テレビ小説「スカーレット」に出演し、主役の息子を演じて評価されたほか、7月公開の人気映画「今日から俺は!!劇場版」に出演した。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

大阪都構想 固唾のむ府内首長「大阪市民の判断を見守る」(産経新聞)

 大阪市を廃止し、4つの特別区に再編する大阪都構想の是非を問う大阪市民対象の住民投票(11月1日投開票)の結果は、府の広い地域に影響を与える可能性がある。府内市町村の首長からは明確な賛否のほか戸惑いや、「大阪市民の判断を注視したい」といった声が上がっている。  都構想について、東大阪市の野田義和市長はこれまで府市に対し「オール大阪というなら、(周辺市にも)情報提供してほしい」「賛成、反対を言える材料が、提示されていない」と不満を表している。  今月中旬に府が府内市町村の担当者を集めて開催した説明会も「優秀な職員に行ってもらったが、よくわからなかったようだ」と話し、「(大阪市民が)都構想の内容を理解されているのか」と疑問を呈す。  松原市の沢井宏文市長は「住民投票の結果を注視したい」とコメント。同市は東大阪市と同じく大阪市に隣接しており、都構想が実現すれば一定条件で特別区に移行できる可能性があるが、「大阪市の賛否が決定した後、はじめて市民と時間をかけて検討できるもの」と自身の賛否は明かしていない。  寝屋川市の広瀬慶輔市長は「(大阪市の投票結果で)寝屋川市にマイナスはない。府と大阪市がそれぞれ行ってきた『大阪の成長戦略』を権限と財源を合わせて府に集中させることで、府全体としては効果的な戦略を描くことができるプラス面がある」と分析。  富田林市の吉村善美市長は「自治体のありようについて住民が意見を表明するのは意義のあること。大阪市民の判断を見守りたい」。千早赤阪村の南本斎村長は「南河内エリア、村にとってもどう影響があるのか全く読めない」と話す。  大阪維新の会所属の市長らは都構想に賛成の立場だ。  枚方市の伏見隆市長は「人口減少が進む中、行政の広域化は課題対応に向けた一つ」、羽曳野市の山入端創(やまのははじめ)市長は「『グレーター大阪』の枠組みを進める必要がある」、池田市の冨田裕樹市長は「世界の大都市に負けない大大阪を構築することが必要」と期待を込める。  門真市の宮本一孝市長も賛成の立場だが、「出元不明の明らかなデマが横行しており、住民の混乱が見て取れる」と指摘している。Source : 国内 - Yahoo!ニュース

森氏、鈴木大地氏の千葉県知事選出馬断念「私が止めると言っていない」(産経新聞)

 森喜朗元首相は30日、来春予定の千葉県知事選への立候補を検討していた鈴木大地前スポーツ庁長官が森氏の反対を受けて出馬を断念したとの一部報道を否定した。「私から出ろといったわけでも、止めるといったわけでもない」と述べた。東京都内で記者団に答えた。  森氏によると、今月中旬の時点で、鈴木氏は森氏のあっせんでかつて務めていた順天堂大に再就職する方向になっていた。  自民党千葉県連では鈴木氏の擁立論が高まったが、森氏は「スポーツ庁長官は大事なポストだ。勝てばよいが、泥沼のような感じがする。嫌だ」と考えていたという。県連内に熊谷俊人千葉市長を推す声があったことも背景にあった。鈴木氏が知事職について「自信がない」と馳浩元文部科学相に話していたとの情報も森氏に届いた。  森氏は28日に県連幹部と面会し、「本人が決めることだ。ただ、スポーツ庁長官を、政治の醜い面でガタガタさせないでほしい」と要請したとも説明した。Source : 国内 - Yahoo!ニュース

首相、竹下派に協力要請 目玉政策巡り、総裁選では謝意(共同通信)

 自民党竹下派(平成研究会、54人)は30日、東京都内のホテルで政治資金パーティーを開いた。来賓出席した菅義偉首相は、9月の党総裁選での支援に謝意を表明。「総裁選で約束したデジタル庁創設や不妊治療の保険適用、携帯電話使用料の引き下げなど、できることから実現する」と述べ、自身が掲げる目玉政策への協力を要請した。  所信表明演説で訴えた2050年の脱炭素社会実現や、総務相時代に主導した「ふるさと納税」に言及。「都会も地方も安心して暮らせる国造りをしたい」と強調した。  竹下派の竹下亘会長は「平成研は菅内閣を支える。派閥の一人一人が汗をかき続ける決意だ」と語った。Source : 国内 - Yahoo!ニュース

「おおいた和牛」産地偽装 ふるさと納税の返礼品(共同通信)

 大分県は30日、大分市の食肉販売会社「肉のヨシモリ」が県外産の和牛肉約230キロを大分県産のブランド牛「おおいた和牛」などと原産地を偽って表示し、販売していたと発表した。産地を偽装した牛肉は、同県佐伯市のふるさと納税の返礼品として既に寄付者に全て発送済みとみられ、県や佐伯市が今後の対応を検討している。  県の調査に対し、同社の吉森千利代表取締役は「返礼品の受注が急増し、仕入れが間に合わなかった」と話し、偽装表示を認めているという。  市は返礼品が全て寄付者に発送されたとみており、回収は困難という。Source : 国内 - Yahoo!ニュース

「一生をかけて償っていきたい」伊藤健太郎さん釈放 処罰はどうなる? 出演映画の初日に北村匠海さん涙こらえ…(FNNプライムオンライン)

伊藤健太郎さんの出演映画は公開初日迎え…ひき逃げの疑いで逮捕された俳優の伊藤健太郎さん(23)が釈放され、10月30日夜、東京湾岸署を出た。 【画像】「進路ふさがれ説得された」逃走ルート明らかに 伊藤さんは報道陣の前で「この度は自分が起こしてしまった事故のせいで、たくさんの方々にご迷惑をお掛けしてしまったことを深く反省しています。本当に申し訳ありませんでした。被害者の方々にもこれから僕自身、一生をかけて償っていきたいと思っていますし、これからどのように償っていくべきか考えていきたいと思います」とコメントし、頭を深く下げた。 それに先立ち東京都内の映画館で行われた映画「とんかつDJアゲ太郎」の舞台挨拶。30日公開初日を迎え、出演者がステージに立った。 この映画には伊藤健太郎さんも出演しているが、29日予定通りの公開を決定。この舞台挨拶にも伊藤さんが出席する予定だった。 主演の北村匠海さん(22)は舞台挨拶で涙をこらえ、時折言葉をつまらせながら作品への思いを明かした。 北村匠海さん: まず本当に…無事映画が公開できたことと。えーと。正直…この映画をフラットに見てくれる人がどれだけいるのかと…不安な気持ちもあったりとか… 北村匠海さん: あの…僕もきょうここに立つことは少し怖かったり、色んな思いでいるんですが… 公開初日に映画を見た人は… 30代女性観客: そういうの気にして見る人が少なかったら悲しいなと思います伊藤健太郎さんは送検され釈放手続きに30日朝、警視庁の東京湾岸署から検察に送られた伊藤さん。この時は目を見開き視線を車の外に向けていた。 午後、再び東京湾岸署に戻ると午後3時6分に釈放の手続きを終えた。 28日自ら車を運転中に交差点でバイクと衝突。乗っていた男女2人に重軽傷を負わせたにもかかわらずその場から逃走し、ひき逃げなどの疑いで29日逮捕された。「進路ふさがれ説得された」逃走ルート明らかに30日新たに逃走ルートが明らかになった。…

伊藤健太郎さん釈放「一生かけて償っていきたい」(テレビ朝日系(ANN))

All Nippon NewsNetwork(ANN) 東京・渋谷区でひき逃げ事件を起こしたとして逮捕された俳優の伊藤健太郎容疑者(23)が釈放され、30日午後に留置先だった東京湾岸署を後にしました。  伊藤健太郎さん:「この度は自分が起こしてしまった事故のせいで、ご迷惑をお掛けしてしまったことを深く反省しています。申し訳ございませんでした」  伊藤健太郎さんは、渋谷区千駄ケ谷で、乗用車で2人乗りのバイクに衝突し、その場から立ち去った疑いなどで逮捕され、30日に送検されました。バイクを運転していた男性が軽傷、同乗していた女性が左足骨折の重傷を負いました。東京地検が勾留を求めなかったことから、伊藤さんは釈放され、午後8時すぎに留置先の東京湾岸署を後にしました。警視庁は今後、任意で捜査を進めることにしています。Source : 国内 - Yahoo!ニュース

映画配給会社アップリンク代表、パワハラ訴訟で和解成立

 東京や京都で映画館も営む映画配給会社「アップリンク」(東京都)の元従業員ら5人が浅井隆代表からパワーハラスメントを受けたなどとして損害賠償を求めていた訴訟で、原告代理人弁護士と浅井代表が30日、和解が成立したことを明らかにした。  原告側の弁護士によると、合意内容には謝罪と賠償金に加えて、浅井代表が保有するアップリンクの株式の一部を社外の者に譲渡することによる複数株主制への移行、社外を含む取締役会の設置、コンプライアンスに関する調査を行う第三者委員会の設置などが含まれているという。  原告は和解について「決して、浅井氏及びアップリンク側の謝罪に満足できたわけではありませんでしたが、もし今後も会社が存続し、浅井氏が継続して取締役社長を続けるのであれば、ほんのわずかでもアップリンクに在籍するスタッフの負担が軽減されるための仕組みを作ることの方が、より意味があると判断した」などとするコメントを出した。訴訟を機に立ち上げた被害者の会については「ミニシアターや配給会社、映画製作の現場における様々なハラスメント被害の報告が届いています。私たちはそういった声が決して見過ごされることのないように、今後は労働者の権利を回復するために情報を発信していきたい」と継続する考えを示した。  浅井代表は「今回の提訴を受け、改めてハラスメントは人の尊厳に関する問題であるということを認識し、自分自身の課題として、向き合ってきました。今回の合意をハラスメントのない会社の仕組みを作るスタートとして捉え、アップリンクに関わるすべての方々が働きやすい職場作りを目指していきます」などとするコメントを発表した。  原告代理人の馬奈木厳太郎弁護士は今回の合意について「ハラスメントを契機とした社内体制の刷新という意味では、これほど多様な改善策の導入を約束させたのは前例がないと思われる。原告らが声をあげたことの成果でもあり、今後の一つのモデルになれば」とコメント。そのうえで「とはいえ、体制を変えただけで全てが変わるわけではない。意識が変わらなければ意味がない。アップリンクの件は、決してアップリンクだけの問題ではない。今回、原告らが勇気をもって声をあげたことが、被害を受けながら声をあげられない人々を勇気づけるものとなることを願っている」とした。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル