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愛知県選管、リコール署名簿縦覧で全体の閲覧を認める方針 個人情報保護に限界 総務省「法改正も検討」(InFact)

 愛知県で大村秀章知事に対するリコール(解職)を求める署名活動が行われている中、県の選挙管理委員会が、署名簿の縦覧を実施する場合、有権者から要求があれば署名簿全体の縦覧を拒否しない方針を固めたことがわかった。選管は個人情報保護に配慮して全体の縦覧を拒否する運用も検討していたが、法制度上、不可能と判断した。  申し出に応じて確認した部分だけを見せるのを基本とし、全体の縦覧は要求がある場合に限るとしている。ただ、署名者の情報が第三者にみられる可能性は否定できず、縦覧制度のあり方は法改正を含めて議論が必要だ。(楊井人文、田島輔)署名簿全体の閲覧拒否は不可能と判断 知事のリコールを求める署名が期限までに一定数(今回の愛知県のケースでは約86万5千人)に達すると、署名簿は選管に提出される。選管での審査を経て、7日間、市町村の有権者に「縦覧」させ、署名の有効性について異議の申立ができるようになっている。従来は、有権者が署名簿全体を自由に縦覧できる運用が行われてきた。 愛知県の選管では、個人情報保護の観点から制限的な運用を検討。(1)基本的には、申し出に応じて確認したい範囲に応じて、その部分だけを見せる(自分の署名だけ、家族のものだけ)、(2)法制度上、すべての署名を見たいという人を断れないので、そのような要求があった人に限り署名簿全体を見せる、(3)ただし、写真撮影、複写は禁止し、メモを取る場合には異議申し立てに必要な範囲でメモを許可することにして、個人情報保護には配慮する、という方針を決めた。9月25日、インファクトの取材に対して明らかにした。 愛知県選管は当初、署名簿全体を見たいとの申し出があっても断る方向で検討していた。だが、総務省と相談した結果、「縦覧」制度がある以上、全体を見たいという要求があれば拒否できないと判断したようだ。ただ、縦覧に来た人すべてに署名簿全体を見せるのではなく、全体を見たいと申し出た人だけに見せる運用を行うという。写真撮影や複写の禁止、メモの制限といったルールは、他の自治体の選管でも導入しているが、愛知県も取り入れる。Source : 国内 - Yahoo!ニュース

愛知県選管、リコール署名簿縦覧で全体の閲覧を認める方針 個人情報保護に限界 総務省「法改正も検討」(InFact)

 愛知県で大村秀章知事に対するリコール(解職)を求める署名活動が行われている中、県の選挙管理委員会が、署名簿の縦覧を実施する場合、有権者から要求があれば署名簿全体の縦覧を拒否しない方針を固めたことがわかった。選管は個人情報保護に配慮して全体の縦覧を拒否する運用も検討していたが、法制度上、不可能と判断した。  申し出に応じて確認した部分だけを見せるのを基本とし、全体の縦覧は要求がある場合に限るとしている。ただ、署名者の情報が第三者にみられる可能性は否定できず、縦覧制度のあり方は法改正を含めて議論が必要だ。(楊井人文、田島輔)署名簿全体の閲覧拒否は不可能と判断 知事のリコールを求める署名が期限までに一定数(今回の愛知県のケースでは約86万5千人)に達すると、署名簿は選管に提出される。選管での審査を経て、7日間、市町村の有権者に「縦覧」させ、署名の有効性について異議の申立ができるようになっている。従来は、有権者が署名簿全体を自由に縦覧できる運用が行われてきた。 愛知県の選管では、個人情報保護の観点から制限的な運用を検討。(1)基本的には、申し出に応じて確認したい範囲に応じて、その部分だけを見せる(自分の署名だけ、家族のものだけ)、(2)法制度上、すべての署名を見たいという人を断れないので、そのような要求があった人に限り署名簿全体を見せる、(3)ただし、写真撮影、複写は禁止し、メモを取る場合には異議申し立てに必要な範囲でメモを許可することにして、個人情報保護には配慮する、という方針を決めた。9月25日、インファクトの取材に対して明らかにした。 愛知県選管は当初、署名簿全体を見たいとの申し出があっても断る方向で検討していた。だが、総務省と相談した結果、「縦覧」制度がある以上、全体を見たいという要求があれば拒否できないと判断したようだ。ただ、縦覧に来た人すべてに署名簿全体を見せるのではなく、全体を見たいと申し出た人だけに見せる運用を行うという。写真撮影や複写の禁止、メモの制限といったルールは、他の自治体の選管でも導入しているが、愛知県も取り入れる。Source : 国内 - Yahoo!ニュース

「谷底のダンジョン」ただいま改造中 変わり続ける渋谷

 国内有数のターミナル駅で、複雑な構造から「迷宮」とも評される東京・渋谷。その駅周辺で、100年に1度といわれる大規模な再開発が続いている。10月には駅の顔として長年親しまれた建物の解体が始まる。流行の発信地シブヤはどう変わっていくのか。 拡大する10月に解体が予定される旧東急百貨店東横店西館(中央右)。同左は渋谷スクランブルスクエア=2020年9月25日午前8時46分、東京・渋谷、諫山卓弥撮影  東急が中心となった九つの再開発プロジェクトが並行して進む渋谷。2012年以降、渋谷ヒカリエ、渋谷キャスト、渋谷ストリームといった大規模なビルが次々に建設され、昨年には新たに渋谷スクランブルスクエアと渋谷フクラスが加わった。  渋谷駅は地形的に谷底に位置する。鉄道の線路や国道246号などで地域は分断され、駅構内も鉄道各社の都合で増改築を重ねたため、地上から地下深くまで構造がどんどん複雑になっていった。移動のしづらさは長年の懸案だった。 めざすのは「回遊性の高い街」  27年度まで続く再開発は、これまでの建物を大型のビルに建て替えるだけでなく、こうした懸案を解決する目的もある。  分断された地域をスムーズに移動するにはどうすればよいか。その答えの一端は、26日から使えるようになる新たな歩行者デッキにある。  渋谷フクラスの2階から長さ約… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちらSource : 社会 - 朝日新聞デジタル

近鉄の急行と準急、窓ガラス割れる 乗客1人が頭にけが

 25日午前9時20分ごろ、近鉄南大阪線の急行と準急の車両の窓ガラス各1枚が割れているのが相次いで見つかった。近鉄広報部によると、準急の乗客1人が軽いけがをしたといい、割れた原因を調べている。  準急は矢田―河内天美間を走行中、窓ガラスが割れたと乗客から車掌に通報があった。乗客1人が頭に軽いけがをし、終点の大阪阿部野橋駅で応急処置を受けたという。  急行は富田林駅から大阪阿部野橋駅に到着し、折り返しの出発前に窓ガラスがクモの巣状に割れているのを乗務員が見つけた。けが人はなかったという。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

十勝ワインの仕込み始まる 平年を上回るブドウ収量

 北海道有数のワイン産地・池田町で25日、今年取れたブドウを使った十勝ワインの仕込みが始まった。10月末までに、前年よりやや多い約400~450トンを仕込む予定だ。  町ブドウ・ブドウ酒研究所の工場兼観光施設「ワイン城」に、町内産「清見(きよみ)種」など約12トンが運び込まれた。勝井勝丸町長も参加した安全祈願のあと、未成熟の実や茎などが機械や手作業で取り除かれ、タンクに送られた。  春先から7月までの降水量が少なかったことなどから生育の遅れが見られたが、夏は比較的気温の高い日が続き、収量は平年を上回るという。ワイン城は今年、内装などをリニューアルした。佐野寛所長は「リニューアル効果で多くの観光客に来ていただいている。北海道ならではの、豊かな酸味のあるワインを届けたい」。(中沢滋人) Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

「菅首相に苦手意識?」 記者の質問に小池都知事が回答(THE PAGE)

 東京都の小池百合子知事は25日、定例会見を開いた。記者から、23日に菅義偉首相と新政権発足後初めて会談したことに関連し、菅首相に対して「ちまたで言われているような不仲、天敵、因縁の相手、苦手意識といった認識はされておられたのでしょうか」と問われた小池知事は「されておられません。以上です」と言葉を強めてきっぱりと答えた。 また「総理との連携で課題になることはあるか」との質問には「自治体だからこそ分かることなどがある。それらを連携して、意見交換をしていく、そして課題解決ということを目指すのは当然のことではないか」と語った。Source : 国内 - Yahoo!ニュース

イタリアが国会議員の3分の1以上を削減…なぜ日本では“身を切る改革”が進まない?政治家にふさわしい待遇とは(ABEMA TIMES)

 コロナ禍のイタリア・ローマで行われた、国会議員定数削減の是非を問う国民投票。開票の結果、約7割が賛成し、下院は定数630から400に、上院は315から200と、全体の3分の1以上、年間予算にして120億円が削減されることとなった。 【映像】日本ではなぜ進まない?疑問視され続ける“議員定数削減“  日本でも長年にわたり議論されてきた議員定数の問題。3割削減を公約に掲げる日本維新の会の広報局長・藤田文武衆議院議員は「いわゆる政治運動、政治闘争としても、ものすごいことだと思う。目的としては立法過程の効率化、政治のコスト削減、そして対人口比での議員数の適正化だが、背景には“政治家、もっとちゃんとせんかい”という政治不信があったと思う」と話す。 「定量的なものでは、対人口比ぐらいしか指標がなく、適正な議員数については様々な議論がある。また、イタリアでは年間120億円が削減されるということだが、実際には50~60億円くらいという試算もある。つまり公的支出に占めるパーセンテージで言えば、ものすごく小さいので、これにより財政が改善するという話ではない。今回の国民投票は“五つ星運動”が主導したが、いわば改革のアイデンティティみたいなものを打ち出したということだと思う。僕たち維新の会は“身を切る改革”と言っているが、改革を進める当事者が自らの身分に固執しない、特権に寄りかからないという姿勢を最初に見せるのがスタート地点だという考え方だ」。 各国のデータ(2016)を比較してみると、日本の議員数717人は世界6位である一方、人口100万人あたり5.66人と、世界135位になる。それでも国会議員1人あたりにかかっている税金は議員歳費、秘書給与、政党交付金など、年間あわせて1億円以上。居眠りしている様子などが報じられる度、“無駄”として削減する声も上がる。  藤田議員は「議員報酬として2000万円以上がもらえ、非課税で領収書のいらない経費が月100万円あって、秘書も3人抱えられる。私は去年の補欠選挙で当選したばかりで、もともとは民間企業の経営者をやっていたが、雇うのに1億円というのは、中小企業でいえば社長、大企業でいえば役員クラスの人材だ。つまり給与でいえば、国会議員はそういう“S級”人材の集まりだということもできる。しかし国会議員になって1年半、それだけの待遇を民間でもらえるぐらいの力量のある人がどれだけいるかな、と思ってしまう。維新の足立康史先輩は“30人くらいしか働いていないのでは”と言っているが(笑)、私も定数は今の半分くらいでもいいのではないかと思ってしまう」と指摘する。Source : 国内 - Yahoo!ニュース

「コロナのアンケート」自治体職員装い強盗、容疑で男2人逮捕(産経新聞)

 新型コロナウイルスに関するアンケートを行う自治体職員を装って民家に侵入し、住人の女性(81)を殴って重傷を負わせ、通帳などを奪ったとして、警視庁捜査1課は強盗傷害容疑などで、ともに住所不定の無職、中内望(20)と桜井涼一(23)両容疑者を逮捕した。捜査1課によると、いずれも容疑を認め、桜井容疑者は「消費者金融に借金があった」と供述している。  捜査1課によると、2人は自治体職員を装って女性宅を訪問し、「新型コロナウイルスのアンケートに協力してもらいたい」などとインターホン越しに説明した。親族と電話中だった女性が断ると、無施錠の掃き出し窓から侵入してきたという。  女性宅には今月2日、警察官を名乗る人物から資産状況を尋ねる「アポ電(アポイントメント電話)」があり、女性は銀行口座の残高を答えていた。  首都圏では8月以降、白昼にガスの点検業者などを装って民家に侵入し、住人を縛って現金などを奪う強盗事件が相次いでいる。捜査1課はこれらの事件の背後に標的や犯行手口を指南する指示役がいるとみて、全容解明を進めている。  逮捕容疑は18日正午ごろ、東京都町田市の民家に侵入し、住人の女性の顔や胸を殴って体を粘着テープで縛り、通帳やキャッシュカードなどを奪ったとしている。防犯カメラ画像などの捜査から両容疑者が浮上した。  同日夜に帰宅した息子が縛られた状態の女性を発見し、110番通報。女性は肋骨(ろっこつ)を折るなど全治3カ月の重傷を負った。Source : 国内 - Yahoo!ニュース

紀伊半島で猛烈な雨 活発な雨雲は東に 東北や北海道も大雨の恐れ(tenki.jp)

きょう25日、高知県や和歌山県、三重県では猛烈な雨が降りました。午後2時半現在は、東海や北陸、長野県などに活発な雨雲がかかっています。猛烈な雨を観測きょう25日、前線を伴った低気圧が本州の南岸沿いを東へ進んでいます。また、台風12号から変わった低気圧が関東沖を北上しています。前線や低気圧に向かって、暖かく湿った空気が流れ込み、日本列島は大気の状態が不安定になっています。 明け方は四国に、昼前には紀伊半島に活発な雨雲がかかり、高知県や和歌山県、三重県に相次いで「記録的短時間大雨情報」が発表されました。1時間雨量は高知県室戸岬で130.5ミリ(午前5時51分まで)、三重県尾鷲市で114.5ミリ(午前11時27分まで)、御浜町で94.0ミリ(午前11時5分まで)、和歌山県新宮市で99.5ミリ(午前11時22分まで)の猛烈な雨を観測しました。和歌山県や三重県では、これまでの大雨で土砂災害の危険度が高まっている地域があります。危険な斜面には近づかないようにして下さい。東北や北海道で大雨の恐れ午後2時半現在、西日本の大雨のピークは越えましたが、東海から東北にかけて広く雨雲がかかっています。東海や北陸、長野県などに活発な雨雲もかかっています。今夜も東海では激しい雨の降る所があるでしょう。関東甲信でも雨脚の強まる所がありそうです。 東北と北海道では、あす26日にかけて雨が続き、太平洋側を中心に大雨となる恐れもあります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に警戒、注意し、竜巻などの激しい突風や落雷に注意して下さい。太平洋側の沿岸部を中心に風が強く、横殴りの雨になる所もあるでしょう。日本気象協会 本社 日直主任Source : 国内 - Yahoo!ニュース

ロボット情報持ち出し、転職先「リスクある」と利用断る

 産業用ロボット製造販売会社「豊電子工業」(愛知県刈谷市)の営業秘密をめぐる不正競争防止法違反容疑事件で、逮捕された元社員が転職先の競合他社に持ち込んだとされる営業秘密を、転職先が「リスクがある」などと判断して利用しなかったことが愛知県警への取材で分かった。県警は元社員が転職先で優遇されようと考えていたとみて調べている。  逮捕されたのは、同社の元営業社員黒江博之容疑者(41)=同県東海市。昨年8月、不正な利益を得る目的で、同社のサーバーから営業秘密にあたるロボットの設計情報データなど59件をコピーした疑いがある。容疑を一部否認しているという。  県警によると、黒江容疑者は昨年8月末に同社を退職する際、情報漏洩(ろうえい)を禁じる誓約書類にサインしていた。翌9月に県内の競合他社に転職したが、退職直前に私用のハードディスクに約1万6千件のデータを複製したという。さらに転職先では逮捕容疑の59件を除くデータの一部について、紙の資料にして示したが、転職先は「同業他社のものはリスクがある」と提供を断ったという。豊電子工業側の経済的損失はなかったとみられる。  黒江容疑者は逮捕前の任意の聴取に対して「(データを示せば)優遇されると思った」と説明したという。データの不正コピーは豊電子工業側が気づき、昨年11月に刈谷署に相談。県警は同12月に転職先の会社などを家宅捜索した。(高絢実) Source : 社会 - 朝日新聞デジタル