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北九州市の住宅に2人の遺体 70代の夫婦か

 12日午後4時10分ごろ、北九州市小倉北区大畠2丁目の住宅で、福岡県警小倉北署の警察官が男性1人と性別不明の1人の遺体を発見した。男性に目立った外傷はなく、もう1人の遺体は顔面の一部が白骨化していたという。同署は2人がこの家に住む70代の夫婦の可能性があるとみて調べている。 署によると、同日午後3時50分ごろ、新聞配達員が「郵便受けに新聞がたまっている」と近くの交番に届け出たため、警察官が駆け付けた。男性は台所の流し台に寄りかかり、もう1人は和室に横たわっていたという。玄関は施錠され、室内に荒らされたような形跡はなかったという。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

まるで雲海に浮かぶ金堂 世界遺産・仁和寺、ライトアップで異空間に

 世界遺産・仁和寺(京都市右京区)で、国宝の金堂が雲海に浮かぶようにライトアップされた。インバウンド(訪日外国人客)の回復に向けた取り組みの一環。観光庁の支援事業に選ばれ、微細な水を噴霧して雲海を表現する装置を約2800万円かけて新たに設置した。 仁和寺は888年創建で、真言宗御室派の総本山。江戸時代まで皇族が門跡を務め、金堂は御所の紫宸殿(ししんでん)を17世紀前半に移築したものだ。同寺の大林実温執行長は「紅葉と共に、普段は目にすることのできない異空間の境内を楽しんでいただきたい」と話した。 「雲海ライトアップ」は12月3日までの金~月曜と祝日に開催。大人2800円、高校生以下無料。金堂裏堂にあり、通常非公開の五大明王の壁画も見ることができる。(西田健作)Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

無断欠勤を心配→部屋訪れた上司や親が発見 大麻栽培容疑で男を逮捕

 福岡県警博多署は12日、久留米市津福本町のアルバイト岡田優也容疑者(25)を大麻取締法違反(所持、栽培)の疑いで逮捕し発表した。容疑を認めている。 署によると、岡田容疑者は2月上旬ごろから、当時住んでいた福岡市博多区のアパート一室で大麻草25株を栽培し、大麻成分を含む乾燥植物片約115グラムなどを所持した疑いがある。 5月10日、建設会社で働く岡田容疑者の無断欠勤を心配し、上司の男性と両親が自宅を訪ねた。本人は不在だったが、3人はすぐに異変に気づいたという。 リビングの机や棚にプラスチックの食品保存容器や、大麻草とみられる葉が並べられていた。栽培中の植木鉢も五つ以上あった。上司の110番通報で駆けつけた警察官が確認。その後、植物の鑑定や調べを進めていた。 岡田容疑者は「自分で使うために大麻草を育て、乾燥させていた」という趣旨の供述をしているといい、苗の入手経路を調べている。(太田悠斗、西岡矩毅)Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

被選挙権の年齢引き下げ訴訟、東京地裁で始まる 国側は争う姿勢

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市管理の道路に穴、無断補修 外環道工事のNEXCO東 東京・狛江

 東京外郭環状道路(外環道)の工事を担う東日本高速道路(NEXCO東日本)は12日、東京都調布市の野川サイクリング道路に、穴のあいた損傷が6カ所見つかったと発表した。道路管理者である狛江市に連絡せずに補修していた。調布の住宅街で陥没事故が起きてまもなく3年。住民には不安と不信感が広がっている。 NEXCO東日本によると、掘削が完了した区間を巡回していた今年8月から10月にかけて、サイクリング道路で大きさ約5~10センチ、深さ約20センチの損傷を計6カ所見つけた。いずれもトンネル工事の真上ではないものの、野川を挟んですぐ近くだった。 いずれも確認した当日か翌日のうちに、砕石や砂、常温合材で応急処置をした。道路管理者に連絡せず、情報共有もしていなかった。同社はその理由について「道路を利用されるみなさまの安全を第一に考えた」としている。 また、この区間のトンネル工事の掘削は2020年7月に終わっているとして、「今回の損傷がシールド掘進による影響である可能性は低いことを有識者に確認している」と説明した。 道路を管理する狛江市は穴について知らされておらず、第三者から情報提供を受けた時には、既に埋め戻されていたという。市は今月6日、掘り返した上で、アスファルトで舗装し直した。担当者は「事業者には経緯を確認している。事前に連絡を頂くべきだった」と話す。調布市の陥没現場から1.3㌔ 住民に不信感 住民の不信感はさらに高まっ…Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

「映画すみっコぐらし」のナレーション、井ノ原快彦さんが降板

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最大の危機に立たされた旧統一教会 教団本部の1日を追った

 政府は12日、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の解散命令を東京地裁に請求することを決めた。日本の教団にとっては1959年の設立以来、最大の危機に立たされた。歴史的な1日となったこの日、東京都渋谷区にある教団本部周辺で取材をした。 午前7時。 まだ本部内には人影がほとんど見えない。通勤・通学の人たちが行き交う。 しばらくすると、50代の会社員が足を止め、スマホで建物を撮影し始めた。 記者が声をかけ、午後にも政府が解散命令請求を表明する方針だと伝えると、「これが(旧)統一教会の建物かと思って来たんですけど、今日解散命令請求が決まるんですか」と驚いた様子だった。 解散命令請求に賛否の意見はないというが、結果的に請求に向けた流れのきっかけが安倍晋三元首相の銃撃事件だったことが気になるという。 「教団がやっていたことは事件前も事件後も同じだったじゃないですか。身勝手な事件をきっかけに、世の中が動くのがおそろしいと思う」姿を現した教団の前会長 声をかけると 午前8時45分。 銃撃事件以降、報道機関との窓口役になっていた教団の広報担当者が自転車で通勤してきた。解散命令請求の受け止めを聞くと、「信者の方の生活に不都合がたくさん生まれてくる。少しでも改善できるような広報をしていきたい」と語り、本部に隣接する建物に入っていった。 直後、教団の前会長である徳野英治氏が本部前に姿を現した。徳野氏は2009年に教団信者が社長を務めていた会社が霊感商法で摘発されたことをきっかけに辞任した人物だ。 「今のお気持ちを聞かせてほ…Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

阪急電鉄、来夏から11年ぶり新型車両導入 京都線に2300系など

 阪急電鉄は、来夏に京都線、来夏以降に神戸線、宝塚線に新型車両を導入すると発表した。車両のモデルチェンジは、2013年以来11年ぶり。京都線の特急に導入する「2300系」では、阪急で初の座席指定サービスを始める。 2300系の車体は、色がマルーンとアイボリー。「疾走感」を感じさせるよう、これまでの直線的なデザインを継承しつつ、前面の窓ガラスに曲線を採り入れる。 内装は、木目調の化粧板やゴールデンオリーブ色の座席といった伝統を踏襲する。ロングシートと2人掛けのクロスシートを採用したセミクロスシート仕様で、ロングシートの端の仕切りを半透明の素材に変更し、開放的な空間づくりをめざす。優先座席などの近くのつり手の高さを低くしたり、先頭車両の車いすスペースを拡大したりするなど、バリアフリー設備を充実させる。 快適性や安全性を高めるため、空気清浄機や防犯カメラを設置。最新の制御装置を採用することで、既存車両に比べて消費電力量を約60%削減できるという。座席指定サービスの料金などの詳細は未定。 同社によると、神戸線、宝塚線にはロングシートを備える「2000系」を導入。外観や内装などは2300系と同様になる予定という。(瀬戸口和秀)Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

企業の健康診断で服脱がせ盗撮容疑、神戸の医師逮捕 女性7人被害か

 診察と称して服を脱がせ、その様子を盗撮したとして、兵庫県警は12日、医師山根光量容疑者(61)=神戸市中央区=を不同意わいせつと性的姿態撮影等処罰法違反の疑いで再逮捕し、発表した。「通常の医療行為だ」とわいせつ容疑を否認し、撮影については黙秘しているという。山根容疑者の逮捕は4回目。 生田署によると、再逮捕容疑は8月9日、自身が経営する中央区の「山根クリニック」で、企業の健康診断で来院した27~32歳の女性会社員7人に対し、X線撮影の際、わいせつの目的で下着を外すように促し、聴診器を胸に当てるなどした疑いがある。 X線室に設置した小型カメラや、胸元にしのばせた2台の小型カメラで動画撮影した疑いもある。 山根容疑者はこれまで、患者への準強制わいせつなどの容疑で3度逮捕されている。最初の逮捕時の家宅捜索で、今回の盗撮とみられる映像が見つかった。 兵庫県医師会によると、山根容疑者は同会の常任理事や理事を歴任していた。(宮島昌英)Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

取引価格が急騰中の「ポケモンカード」 280万円相当盗んだ疑い

奈良山雅俊 新谷千布美2023年10月12日 18時18分 アニメやゲームで人気の「ポケットモンスター」のトレーディングカード「ポケモンカード」(ポケカ)を大量に盗んだとして、北海道警旭川中央署は12日、旭川市の無職少年(18)=建造物侵入容疑で逮捕、処分保留=を窃盗などの疑いで再逮捕し、発表した。調べに対し、黙秘しているという。 署によると、少年は9月20日未明、市内のカードショップ「トレンドトレード」へ窓ガラスを壊して侵入し、ポケカなど372点(約280万円相当)を盗んだ疑いがある。1枚100万円(時価)の品も含まれていた。 防犯カメラの捜査などから少年が浮上。少年の関係先から盗まれたポケカの大部分が押収されたという。 被害にあった店主の男性によると、店内の防犯カメラに、陳列ケースをバールでこじ開ける目出し帽の人物が映っていた。男性は「まっ先に高価なカードに向かっていた。下見に来ていたのだろう」と話す。 少年は9月22日、別の少年2人と市内のリサイクルショップに侵入した疑いで逮捕されていた。同店からもポケカなど61万円相当が盗まれていた。 ポケカの窃盗事件は、全国で相次いでいる。本来の価格は5枚で200円ほどだ。しかし近年、子どもの頃に遊んだ世代が大人になってコレクターとなったり、コロナ禍で在宅時間が増えたりしたことなどから人気が過熱。希少なカードを中心に転売や投資の対象になり、取引価格が急騰している。(奈良山雅俊、新谷千布美)有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 【10/25まで】すべての有料記事が読み放題!秋トクキャンペーン実施中!詳しくはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル