ニュース

京アニ、最後の避難は出火7分後 消防局調査、火の回り早く(共同通信)

 36人が犠牲になった京都アニメーション放火殺人事件で、火元の第1スタジオ(京都市伏見区)から脱出できた社員のうち、最後の避難は火災発生から約7分後だったことが19日、市消防局への取材で分かった。 事件は、ガソリンが使用されたことで火の回りが早く、避難するまでに十分な時間がなかったことが改めて浮き彫りになった。 社員から聞き取りをし避難行動を調査した市消防局によると、生存者の多くは2階のベランダや窓から飛び降り避難した。恐怖心から1階のトイレに逃げ込み、扉を閉めたことで火や煙が入ってくるのを遅くし、外部からの救助を待つ時間を確保できた人もいたという。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

「リスク冒してまで…」 藤沢市内の「組み体操」事故、毎年20件以上発生(カナロコ by 神奈川新聞)

 転落などによる事故の危険性が指摘されている運動会や体育祭での「組み体操」について、藤沢市教育委員会は19日の市議会本会議で、全国的に事故防止対策が強化されて以降も骨折などの事故が毎年20件以上発生していることを明らかにした。 市教委によると、市内の小中学校で発生した組み体操によるけが(日本スポーツ振興センターへの申請数)は、2016年度24件(骨折7件、ねんざ6件、挫傷・打撲11件)、17年度28件(骨折6件、ねんざ6件、挫傷・打撲13件、靱帯じんたい損傷など1件、脳振とう2件)、18年度20件(骨折7件、ねんざ4件、挫傷・打撲7件、靭帯損傷1件、脳振とう1件)―だった。 段数が高い「タワー」や「ピラミッド」の実施校は減少しているが、松原保教育部長は「毎年事故が起きている現状もあり、安全が担保できない状況では、リスクを冒してまで実施するものとは捉えていない」と認識を示した。 組み体操の実施には「特に安全配慮が必要」とした上で、「改めて学校に対し安全に実施できるよう指導を徹底する。学校と情報共有し、教職員の安全に対する意識の向上を図っていく」とした。 西智氏(市民クラブ藤沢)の一般質問に答えた。神奈川新聞社 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

熊谷6人殺害事件 検察側が上告を断念(テレ玉)

熊谷市で小学生を含む男女6人を殺害したとして、強盗殺人などの罪に問われたペルー人の男に東京高裁が1審の死刑判決を破棄し、無期懲役を言い渡した2審の判決について、検察側が上告を断念したことが明らかになりました。ペルー人のナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン被告(34)は、2015年9月熊谷市内の住宅に次々に侵入し、小学生2人を含む男女6人を包丁で刺すなどして殺害したとして強盗殺人などの罪に問われています。裁判の争点はナカダ被告の責任能力の有無で、1審のさいたま地裁は完全責任能力を認め、検察側の求刑通り死刑を言い渡しました。しかし、12月5日、2審の東京高裁は、被告は犯行時、統合失調症のため心神耗弱だったとして1審判決を破棄し、無期懲役を言い渡しました。この判決について東京高検は「適法な上告理由が見いだせず上告を断念せざるを得ない」とコメントしました。一方、無罪を主張している被告側は18日、上告していて、今後、最高裁で審理されますが、検察が上告を断念したため、2審判決よりも重い刑にはできず、ナカダ被告に死刑判決が言い渡されることはなくなりました。テレ玉 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

望月元環境相の葬儀は23日 肝不全で死去(共同通信)

12/19(木) 21:43配信  19日に死去した望月義夫元環境相の葬儀・告別式は、23日午前11時半から静岡市清水区江尻台町1の1、あいネットホール江尻台で執り行われる。葬儀委員長は自民党の岸田文雄政調会長で、喪主は次女香世子(かよこ)さん。 衆院と関係者によると、望月氏の死因は肝不全で、静岡市の自宅で死去した。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

那智の滝と三重塔、幻想的な姿に 大みそかに備え試験点灯(共同通信)

 和歌山県那智勝浦町の世界遺産・熊野那智大社のご神体「那智の滝」と青岸渡寺の三重塔で19日、大みそかのライトアップに備え試験点灯があった。水銀灯が日没に合わせともされると、三重塔が朱色の姿を見せ、後方に那智の滝が青白く浮かび上がり、幻想的な雰囲気に包まれた。 本番では、31日夕方から元日の夜明けまで照らされ、初詣客を迎える。1989年から続いている恒例行事。 熊野那智大社では27日、滝の上にかかるしめ縄を張り替え、迎春準備を整える。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

ブロック塀劣化示す変色報告せず 大阪北部地震前最後の点検担当者(共同通信)

 昨年6月の大阪府北部地震で同府高槻市立寿栄小のブロック塀が倒れ、4年生の女児=当時(9)=が死亡した事故で、地震前最後の2017年の法定点検で劣化を示す変色が塀の表面に認められながら、点検業者の担当者(43)が市教育委員会に報告していなかったことが19日、捜査関係者への取材で分かった。 大阪府警捜査1課は不十分な点検が女児の死亡につながった一因だと判断しており、担当者や元市教委学務課長ら計4人を20日に書類送検する。一方、市の第三者委員会は、塀の設計・施工不良などが事故原因だとし「適切に点検していても安全性を確認することは不可能だった」と結論付けている。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

内密出産に市長「慎重な対応を」 赤ちゃんポストの病院

 親が育てられない子どもを匿名で預かる「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)を運営する熊本市の慈恵病院が「内密出産」の受け入れを決めたことについて、同市の大西一史市長は19日の記者会見で、病院側に慎重な対応を求める立場を明らかにした。  同病院の内密出産は、予期せぬ妊娠をして匿名を望む母親が「新生児相談室」の室長にだけ身元を明かした状態での出産を受け入れる。生まれた子が一定の年齢に達し希望すれば母親の身元を知らせる仕組みだ。  大西市長は「予期せぬ妊娠をした母親に寄り添う現場が切迫していることは理解できる」としつつ、「実の親から養育を受けられず、出自を知ることができない子どもが出てくることは非常に大きな課題がある。慈恵病院には慎重に対応していただきたい」と述べた。  市は現在、内密出産の課題や想… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

特定違反歴ある高齢者、技能次第で免許更新認めず 試案

 高齢ドライバーによる交通事故対策を検討してきた警察庁は19日、道路交通法の改正試案をまとめた。特定の違反歴などがある高齢者を対象に、実際に車を運転する運転技能検査(実車試験)をし、合格するまで運転免許を更新できなくする。衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)などが付いた安全運転サポート車(サポカー)に限って運転できる限定免許も導入する。来年の通常国会に改正案を提出する方針で、成立すれば2022年をめどに実施される。  試案では、運転技能検査は、高齢者のうち事故歴や事故につながりやすい特定の違反歴がある人を対象に免許更新時に行う。年齢は75歳以上を検討、違反は信号無視や大幅な速度超過などを想定している。  対象者には自動車教習所などで走行してもらい、技能を確認して採点。一定基準を満たさないと判定されれば、免許の更新を認めない。ただ、不合格でも、定められた更新手続き期間内に、受け入れ可能な範囲で繰り返し検査を受けられる。検査の具体的な内容や採点基準は今後詰める。  警察庁によると、75歳以上のうち過去3年間に何らかの違反をした人は2割弱おり、事故を起こす率が75歳以上全体の約2倍というデータがあるという。  また、70歳以上を対象に行っ… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

五輪マラソンは「記録出るのでは」 変則3周に関係者ら

 札幌市への移転決定から、1カ月半あまり。2020年東京五輪のマラソンコースが19日決まった。大通公園を発着点に、市中心部を変則的に3周するコースだ。  1周目が市中心部の20キロ。2周目と3周目は、1周目のうち北海道大学などがある北半分の約10キロを使う。スタート後は、テレビ映りをよくするほか、距離不足を補うため大通公園を2往復する。  8キロ付近までは緩やかに20メートルほど上るが、あとは全体的に平らで走りやすい。樹木が多く木陰ができる北海道大学キャンパス内を3回通ることで暑さにも配慮した。「よほど暑くならなければ、五輪記録が出るのでは」と話す組織委関係者もいる。  コースで意見が対立した組織委と世界陸連は、この変則的な周回コースを落としどころとした。  20キロ2周を主張していた組… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

伊藤詩織さん、山口敬之氏会見取材も「新情報ない」(日刊スポーツ)

ジャーナリストの伊藤詩織さん(30)と、伊藤さんから15年4月に性的暴行を受けたとして1100万円の損害賠償を求めた民事訴訟を起こされ、18日に東京地裁(鈴木昭洋裁判長)から330万円を支払うよう命じる判決を言い渡された、元TBSワシントン支局長の山口敬之氏(53)が一夜明けた19日、都内の日本外国特派員協会で会見を開いた。【写真】日本外国特派員協会で会見を開き、熱弁を振るう伊藤詩織さん伊藤さんは、午後1時から先に始まった山口氏の会見をジャーナリストとして記者席から取材した。会見では、山口氏から「私個人としては、伊藤さんの人間性を攻撃したいとは思わない。でも私は真実を述べている。私からすれば伊藤さんはウソも常習者」などの発言もあった。それでも、伊藤さんは表情を変えずに取材を続け、同3時5分過ぎから自らの会見を行った。伊藤さんは会見後、報道各社の囲み取材に応じた。山口氏の会見を取材した印象を聞かれると「ほとんどの発言は既に法廷で話されていることなんですけれども、はっきりとなんておっしゃっていたか分からないんですけど、こんなことを後悔しているとか、申し訳ないと悔やむような言葉を使われていた時は、とても複雑な心境になった」と語った。「どういった表情で、どういう内容を話されていたか聞いていただけ。私にとって、あまり新しい情報はなかった」とも語った。前日まで裁判を争った者同士が、同じ会見場で時間を前後して会見したことについては「お互い、メディアの人間。今回はオープンな形になりましたけど、とても貴重な機会になったのではないか」と述べた。会見でウソつきだと言われた件については「ウソつきと言われたことは、たくさんあるが著書『Black Box』で反論している。ウソつきでないことを理解していただけると思う」と語った。また会見の中で「セカンドレイプ的な言質も多いメディアもあった。訴える可能性は?」との質問も出た。伊藤さんは「1度、民事裁判でピリオドが打てましたので、そうした方からの攻撃への措置を考えています」と法的措置の可能性を示唆した。【村上幸将】 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース