ニュース

つり革握って通勤筋トレ 山手線用アプリ、JR東が開発

 山手線に乗れば、車内でできる筋力トレーニングの方法を指南する専用アプリを、JR東日本が開発した。電車ごとの混雑状況などに応じ、つり革や手すりを利用する様々な運動メニューを提案してくれる。アップルの「アップストア」で試験公開しており、26日まで無料でダウンロードできる。  開発されたアプリの名前は「‘TRAIN’ing」。「トレイン」(列車)と「トレーニング」を組み合わせて名付けた。山手線を走る車両のうち9割以上を占める最新型の「E235系」が対応している。  どうやって使うのか。  電車に乗る前に、乗る駅と降りる駅、トレーニングの種類を入力する。乗った後は、座席、つり革、手すりのうちどれを利用しているかを選ぶ。するとアプリ側で、車内に発信されている混雑状況や走っている位置などのデータをもとにして、一駅ごとに最適なトレーニングメニューを作ってくれる。メニューは音声ガイダンスで伝えられるため、トレーニング中にスマホの画面を見る必要はない。  トレーニングメニューは、グループ会社が運営するスポーツクラブ「JEXER」のインストラクターらが監修している。「つり革を両手で握って両肩を上下させる」「かばんを両手で握り、ゆっくりと持ち上げる」といった計87種類が用意されている。深呼吸など精神面を整えるものもある。  JR東日本の担当者は「移動時間をより有意義なものに変え、健康増進に役立ててもらいたい。試験導入の結果をみながら、山手線以外の路線に広げることも検討する方針」と話している。(細沢礼輝) Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

「将来にツケまわすな」訴える若者、COP25に集結

 スペインのマドリードで開かれている第25回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP25)で、地球温暖化対策の強化を求める若者の動きが注目を集めている。抗議行動の口火を切ったスウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさん(16)が加わり、世界各地から若者たちが集結している。「将来にツケを回すな」といますぐの行動を求める声に、大人たちはどう応えるのか。  ――何を求めるのか?  気候正義を!  ――いつ求めているのか?  今だ!  マドリードの中心部で6日に開かれた若者主導のデモ行進には、主催者発表で「50万人」が参加した。ゴール地点でグレタさんが「権力者は責任を持たなければならないし、未来と現在の世代を守らなければならない」と訴えると、聴衆から大きな拍手がわいた。  気候正義とは、途上国や将来世代が温暖化の被害にあうのを不公正ととらえ、原因をつくった先進国やこれまでの世代に責任ある行動を求める考え方だ。グテーレス国連事務総長は若者をテコに各国政府に対策強化を迫っている。COP25の開幕式では「彼らは今日正しい道筋をたどる必要があることを知っている。明日ではない」と演説した。  若い世代の危機感は高まっている。コンサルティング会社デロイトがミレニアル(1983~94年生まれ)、ジェネレーションZ(95~02年生まれ)を対象に行った意識調査では、気候変動や自然災害がテロや失業を抑えて「最も心配すること」のトップだった。  国連児童基金(UNICEF)は6日、5億人以上の子どもが台風や海面上昇などの洪水のリスクのある地域に住む一方、約1億6千万人の子どもは極度の干ばつ地域に住んでいると発表した。  9日、COP25の会場内でグレタさんとともに記者会見した南太平洋のマーシャル諸島出身のカルロン・ザクロスさんは「自分たちが生み出したわけではない問題に対処しなければならない」と、温暖化問題の理不尽さを非難した。  島は標高2メートルしかない。マドリードに来る前には浸水で200人が避難を強いられた。海面上昇のため島民は土地のかさ上げか、移住かの選択を迫られている。「気候変動で2メートルを失えば、文化も言葉も伝統も失われる。失いたくない」  チリから来たアンヘラ・バレンズエラさんは「世界の目は南半球に向いてこなかった。弱い温暖化対策を各国が褒め合っている間に、地球は燃え尽きてしまう」と強調した。  日本からは約20人の若者が参加している。これまでも環境NGOのメンバーや研究の一環で参加する大学生たちはいたが、今回はグレタさんらの活動に刺激されて初参加する若者が多いのが特徴だ。  小野りりあんさん(30)は、2カ月前にモデルの仕事を休業し、温暖化対策の強化を訴える若者組織「フライデーズ・フォー・フューチャー(FFF)」のメンバーと欧州各地で交流しながら、1カ月かけてマドリードに来た。「気候危機に取り組む人たちが世界中から集まる現場で、日本でできることを見つけたかった」と初めて参加した理由を語る。  大西洋をヨットで移動したグレタさんを見習い、温室効果ガス排出量の多い飛行機を避け、船とシベリア鉄道などで移動した。COP25の会場に集まった若者の動きを、インスタグラムなどのSNSで日本の若者たちに発信する。「できるだけ飛ばない。肉を食べない。プラスチックを使わない。これを実践しています。日本でも、もっとFFFのムーブメントを広げていきたい」(松尾一郎、香取啓介、編集委員・石井徹)…

ホテル侵入見つかり、冬の川にドボン 容疑者を逮捕

 岐阜市内のホテルの事務所に侵入したとして、岐阜中署は12日、男(54)を建造物侵入容疑で現行犯逮捕した。男はホテルの男性従業員に見つかり逃走。ホテル前の長良川に飛び込み、鵜飼(うか)いの観覧船で身を隠すように、真冬の川に10分間ほど「潜伏」していたという。  同署によると、自称無職の男は同日午前2時5分ごろ、ホテルの事務所に侵入。事務所横の仮眠室にいた60代の男性従業員に見つかったが、すきをついて逃げ、ホテル前の長良川に飛び込んだという。川には鵜飼いの観覧船が係留されており、船に隠れるように水中に身を沈めていたが、従業員は川に入るのを目撃しており、駆けつけた同署員が逮捕した。男は「窃盗目的で侵入した」と話しているという。  岐阜地方気象台によると、当時の岐阜市内の気温は7度ほどだった。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

忘年会で飲酒後に車運転…中央線はみ出し対向車と衝突 相手にケガさせたJA職員逮捕「乗ってしまった」(東海テレビ)

 11日夜、愛知県豊田市で酒気帯び状態で車を運転中、センターラインをはみ出して対向車と衝突。相手の運転手にケガをさせたとしてJA職員で57歳の男が逮捕されました。 警察によりますと、11日午後10時45分ごろ、豊田市清水町1丁目の国道で乗用車がセンターラインをはみ出し、対向車線を走ってきた別の乗用車と衝突しました。 この事故で、一方の乗用車を運転していた37歳の会社員の男性が首や背中に軽いケガをしました。 駆けつけた警察が調べたところ、センターラインをはみ出した乗用車を運転していた、豊田市に住むJA職員・左右田義浩容疑者(57)の呼気から、基準値を超えるアルコールが検出されたため、酒気帯び運転と過失運転致傷の現行犯で逮捕しました。 調べに対し、左右田容疑者は「忘年会で飲酒して駐車場で休んだが、車に乗ってしまった」などと供述していて警察がいきさつを詳しく調べています。東海テレビ 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

「泥棒が川に飛び込んで逃げた」ホテルに侵入の54歳男 鵜飼船につかまっていたところ見つかり逮捕(東海テレビ)

 12日未明、岐阜市のホテルに窃盗目的で侵入したとして54歳の男が現行犯逮捕されました。男は犯行後、長良川に飛び込み逃走しましたが、鵜飼船につかまっているところを駆けつけた警察官に取り押さえられました。 12日、午前2時すぎ岐阜市のホテルで従業員から「泥棒が逃げた。長良川に飛び込んだ」と警察に通報がありました。 警察によりますと、男はホテルの事務所に忍び込んだところ、従業員に見つかり長良川に飛び込んで逃走したということです。 しかし、近くに係留されていた鵜飼船につかまっているのを駆けつけた警察官にすぐに見つかり、その場で取り押さえられました。 建造物侵入の現行犯で逮捕されたのは、自称・岐阜市の無職足立稔容疑者(54)で、警察は窃盗目的でホテルに忍び込んだとみて、いきさつを詳しく調べています。東海テレビ 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

【動画】雨から雪へ 吹雪に警戒を 太平洋側も冷たい北風(12日7時更新)(ウェザーマップ)

 日本海側では朝から雨が降っていますが、この後上空に流れ込む寒気の影響で昼頃からは雪に変わる所が多いでしょう。風も強まりますので、北日本を中心に吹雪に警戒が必要です。 太平洋側は晴れますが、午後は北風で気温が一気に下がっていきそうです。 きょう(木)は日本海側で雨や雪が降り、太平洋側は晴れるという冬の天気分布となるでしょう。夜にかけて北日本を中心とした強い冬型の気圧配置となり、風が強まりますので暴風雪・大雪に警戒が必要です。 北海道や東北北部は昼前から、東北南部や北陸は昼過ぎから雪に変わる予想です。山沿いでは雪の降り方が強まる時間帯もあるでしょう。 きょう未明地震のあった北海道宗谷地区も午後からは暴風雪に警戒が必要です。外での行動やストーブの使用などにもご注意下さい。 太平洋側の地域は朝からよく晴れて、午後も天気の崩れはなさそうです。ただ、太平洋側も午後は北風が冷たく感じられるでしょう。 日中20℃近くまで気温の上がる東京も、夜には10℃以下まで冷え込んできそうです。服装選びにご注意下さい。 (気象予報士・池田沙耶香) 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

12日 日本海側は次第に雪 関東は夕方からヒンヤリ(tenki.jp)

きょう(12日)は次第に冬型の気圧配置に変わります。北海道や東北の日本海側は雨から雪に変わるでしょう。きのうより暖かくなる関東は、夕方以降ガクッと気温が下がりそうです。 寒気流入 昼前から雪の範囲広がる 北海道から山陰の日本海側の地域では、低気圧や前線の影響で雨の降る所が多いでしょう。前線通過後は次第に寒気が流れ込むため、昼頃からは北海道や東北では雪に変わりそうです。けさは全国的にこの時期としては気温が高く、北海道もほとんどの所でプラスの気温となっています。札幌は未明に最高気温10.2度を観測しました。12月中旬に札幌で2ケタの気温になるのは、1991年以来、28年ぶりのことです。ただ、このあと北海道と東北の日本海側は西よりの季節風が強まり、日中は気温が下がる一方でしょう。平地でも降るものは雨から雪に変わり、ふぶく所もありそうです。北海海の日本海側は、あすの午前6時までの24時間に多い所では30センチの降雪が予想されています。また北海道から北陸の海上では波が高く、大しけとなるでしょう。高波に警戒して下さい。 関東も夜は冷える 太平洋側は広い範囲で晴れますが、だんだん冷たい冬の空気が流れ込んできます。日中は11月並みの暖かさになる関東も、夕方以降は気温が急に下がってヒンヤリしそうです。関東は、日中はきのうより暖かくなるでしょう。最高気温は20度近くまで上がる所もありそうです。昼間はコートなしで過ごせる陽気です。ただ今夜は冷えてきて、冬の装いが必要です。北よりの風が強まるため気温以上に寒く感じられそうです。日中との気温差が大きいので油断して風邪などひかないようにして下さい。日本気象協会 本社 青山 亜紀子 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

広島から日本政府を問い始めた若者たち  核兵器禁止条約に背を向ける理由、議員に直撃(47NEWS)

 核兵器の保有や使用を法的に禁止する「核兵器禁止条約」が成立し、推進した国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」が、その年のノーベル平和賞を受賞してから2年がたった。発効に向け批准国が徐々に増える中、日本は条約への反対姿勢を崩さない。そんな政府の態度に疑問を感じた被爆地・広島の若者らが立ち上がった。県ゆかりの政治家に直接会いに行き、こう問いかける。「核兵器禁止条約に日本は署名・批准するべきだと思いますか」(共同通信=野口英里子) ▽不参加の「被爆国」 核兵器禁止条約は、核兵器の開発、実験、保有などを全面的に禁止する条約。2017年7月、国連で122カ国の賛成により採択された。条約発効には50カ国・地域の批准が必要で、19年11月現在、34の国・地域が手続きを終えている。 しかし唯一の被爆国である日本は、核保有国が加わっていないことなどを理由に条文の交渉段階から参加しなかった。11月に長崎、広島を訪れたローマ教皇が、演説で核兵器に頼る安全保障を否定したことを巡り、菅義偉内閣官房長官は「核を含む米国の抑止力の維持、強化がわが国の防衛にとって現実的で適切な考え方だ」と従来の見解を強調した。  ▽「分かり」「沸かせ」たい 条約発効を後押ししようと奮闘するのは「核政策を知りたい広島若者有権者の会」、略称「カクワカ広島」だ。広島や東京に住む10~40代の男女約20人が、広島県選出または出身の国会議員に手紙や電話でアポイントメントを取り、直接会って条約への賛否や日本が批准する条件などを問う。対話を通じ、核廃絶に向けた行動を促す。 18年1月に発足し、今年11月までに自民党、公明党、国民民主党、共産党、無所属の計6人との面会が実現した。各国の議員に対して条約発効への努力を促すICANの「国会議員誓約」について、理念に賛同した議員に、日本の議員として初めて署名をもらう成果も上げた。 カクワカの「ワカ」には「若者」だけでなく「分かりたい」「(議論を)沸かせたい」という思いも込める。核問題への一般の関心を広めようと、面会依頼に対する返答の有無や、面会時の議論の内容をSNSで随時公開。不定期で報告会も開いている。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

HIVに感染したからって結婚も妊娠もあきらめたくない。むしろ恋愛に積極的になれた女性の物語(ハフポスト日本版)

かつて「死の病」と言われたエイズ(AIDS、後天性免疫不全症候群)は、医学の進歩で発症を封じ込むことができる時代になった。治療薬によって原因となるHIV(ヒト免疫不全ウイルス)の活動を抑え込み、長生きもできれば他の人に感染することもない。セックスや妊娠、出産も可能だ。にもかかわらず、社会ではいまだにHIV陽性者(感染した人)への差別や偏見が絶えない。ハフポストはHIV陽性者たちのリアルな姿を紹介する。彼らに対する社会の眼差しが変わることを願って。 ■関東に住む30代女性 HIVに感染していることがわかったのは今から9年前のことです。当時、半同棲状態だった交際相手の男性がエイズを発症したので私も検査したところ、判明しました。後から考えれば初期症状はあったんです。高熱が出て病院を受診したのですが原因はわからず、解熱剤や抗生物質を服用していました。熱が下がると今度は咳が止まらなくなって。それもそのうち治まって。その時はHIVなんて想像もしませんでした。彼は肺炎で2週間ほど入院しました。私も発覚から5カ月たって投薬治療が始まりました。彼に怒るような気持ちはありませんでした。彼自身、感染していたことを知らず、わざと移したわけでもないので。何より、感染したことを誰にも言えず、頼れる人がお互いだけ。彼はむしろ心強い存在でした。それでも結局、彼とは別れてしまいました。 感染で結婚も出産もあきらめたくない 感染が発覚した当初は私も落ち込み、しばらくは1人でもいいと思ったこともありました。でもそのうち、「感染したからといって、なんで全てをあきらめなくちゃいけないの。結婚したいし、子どもだって欲しい」という思いが強まり、むしろ恋愛に積極的になりました。そして6年ほど前。仕事の関係で知り合った男性と付き合うことになりました。それが今の夫です。交際から2週間後、いよいよという時を迎えました。私はあえて病名を出さず、感染していることを伝えました。HIVのことだと気づいた彼はびっくりしていました。でも「今まで通り付き合いたい」と言ってくれたんです。私はぼろぼろと涙をこぼしました。とはいえ、すぐにはセックスできませんでした。どこまでできるのか、どうしたらいいのか、おっかなびっくりの状態が1カ月ほど続きました。彼にとっても受け入れる気持ちの準備が必要でした。3カ月ほどすると彼も気にしなくなり、普通にセックスもするようになりました。交際から1年半後、私たちは結婚しました。 次ページは:婚活にも挑んだが... 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

元産廃予定地、森林再生拠点や公園に 岐阜・御嵩が構想

 約20年前、産廃処分場計画で揺れた岐阜県御嵩町の小和沢(こわさわ)地区に、近くのダム工事で出る掘削土を搬入して埋め立て、環境公園や森林整備拠点にする構想を御嵩町が進めていることがわかった。関係者で協議が始まっているが、かつて環境を巡って激しく争われた土地をどう保全・活用できるのかが問われている。  町の構想は元処分場予定地の中央部にあたる約5ヘクタールを活用する。山間部の谷間には、かつて棚田や民家の集落があったが、処分場計画が頓挫し、今は廃屋が残り、草木が深く生い茂る状態だ。この近くで既存ダムを再開発して整備する「新丸山ダム」の工事が進んでおり、工事で出る土砂を搬入し、この旧集落を埋め立てて平地を2カ所作る。  まず、ダムの資材置き場などとして約10年間活用し、その間は国土交通省が旧集落約10戸の地権者に賃料を払う。ダム工事完了後、地権者から土地を町に譲渡してもらい、「環境をテーマにした公園」や「森林再生の拠点」にする内容だ。産廃業者が2011年、周辺の森林約84ヘクタールを県に寄付したため、これら森林の整備拠点にもなる。  国交省新丸山ダム工事事務所は… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル