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南三陸町長が鳥取知事を訪問、職員派遣に感謝(産経新聞)

 東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県南三陸町の佐藤仁町長が3日、鳥取県庁を訪れ、職員の震災派遣に対する感謝状を平井伸治知事に手渡した。 南三陸町は太平洋に面し、津波で多くの死者が出るなど甚大な被害を受けた。鳥取県は発生直後の平成23年5~7月に県職員5人と市町の職員10人を課税業務の支援で同町に派遣。その後も各自治体が土地区画整理や林業などで中長期の支援を行った。 佐藤町長は「高台への移転が終了し、観光客の入れ込み客数も過去最高を記録した。おかげさまでここまでくることができた」と感謝の気持ちを示し、平井知事に感謝状と記念品の木製の飾りを手渡した。 平井知事は「南三陸町のご尽力に深く敬意を表したい」と応じた。 同町は東日本大震災から10年となる令和3年3月まで、町を支援した全国の自治体などを回り感謝を伝える。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

川中醤油と広島商が「梅しょうゆ」のおにぎり(産経新聞)

 広島市立広島商業高校(同市東区)の生徒らと「川中醤油(しょうゆ)」(同市安佐南区)が共同開発した「とろ~り梅しょうゆ」を使ったおにぎり「梅しょうゆおむすび(しらす入り)」(148円)が、広島を拠点にするコンビニエンスストア「ポプラ」で期間限定で販売されている。 梅しょうゆは、「かけておいしい、つけておいしい」をコンセプトに、平成27年3月に販売。カリカリの梅果肉がアクセントとなり、これまでに累計約10万本を売り上げる人気商品となっている。今回は地元食材のPRも兼ねて、ポプラ(同市安佐北区)がおにぎりを開発して販売することになった。 販売初日には、同校の生徒らが同市役所にあるコンビニ「生活彩家」で実演販売を行い、来店客らにおにぎりや梅しょうゆを勧めていた。同校3年の近藤有咲さん(17)は「もともとレシピとして提案していたが、本当に商品化されてうれしい。カリカリの梅としらすがマッチして、女性が好む味になっています」と自信満々に話していた。 同校で行われた模擬株式会社「第13回広島市商ピースデパート」でも、生徒らがチャレンジブースで梅しょうゆおむすびを販売した。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

干支土鈴作り「がんばってマウス」大阪・羽曳野(産経新聞)

 世界文化遺産「百舌鳥(もず)・古市古墳群」のひとつ、応神天皇陵古墳(誉田御廟山=こんだごびょうやま=古墳)近くの誉田八幡宮(大阪府羽曳野市)で、来年の干支のネズミをかたどった土鈴の製作が追い込みを迎えている。1600個が準備され、1個1500円で初詣客に渡される。 応神天皇を祭る誉田八幡宮での土鈴作りは、戦前に始まった。戦後、途絶えた時期もあったが、昭和35年に復活。以来、60年近く続いており、十二支すべてをそろえるファンもいる。 「令和初」となる干支の土鈴は、同神社の「巴紋」が入った赤い上着を羽織った白いネズミ。小判に乗り前脚で稲穂を持っている。飾りひもを持って振ると、カラコロと軽やかな音がする。「よく鳴る」と「よくなる」をかけた語呂合わせで、鳴らすことで幸運が呼び込まれるという。 中盛秀宮司(65)は「ネズミは、小さな身体でたくましく生きる生命力あふれる生き物」と強調。そのうえで「ネズミにあやかって困難な時代を力強く生き抜き、日本が平和に繁栄していくことを願いながら作りました」と語った。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

【動画】冬型の気圧配置が続く きょうは北陸も大雪・吹雪に注意(5日7時更新)(ウェザーマップ)

 きょう(木)も日本付近は西高東低の冬型の気圧配置が続く為、日本海側では雪や雨が降り、太平洋側は晴れる所が多いでしょう。 北日本や北陸では大雪・吹雪に注意が必要です。 きょうは北海道だけでなく、東北から北陸にかけて発達した雪雲・雨雲が流れ込み雪や雨が強まります。 北陸の平野部は、午前中は雨でも次第に雪へと変わって積雪する所があるでしょう。 北日本では既に雪が積もっていますが、あすにかけて更に雪の量が多くなっていきそうです。 大雪や路面の凍結による交通障害、電線や樹木への着雪、なだれ、そして吹雪に注意をお願いします。 太平洋側の地域は晴れますが、西日本では午後から雲が多くなってくるでしょう。 沖縄や先島諸島では雨と風が強まり荒れた天気となりそうです。 日中の最高気温はきのう(水)と同じ位の所が多く、東日本や西日本では15℃位まで上がりますが、北日本は真冬並みの寒さとなるでしょう。 (気象予報士・池田沙耶香) 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

ツイッター広告で自殺予防 3千回、相談窓口に誘導(産経新聞)

 滋賀県は8~9月に実施した短文投稿サイト「ツイッター」を活用した自殺予防の取り組み結果を公表した。県内から自殺を連想される言葉を書き込んだ人に対してツイッターの画面上で相談窓口の案内広告を約160万回表示したところ、約3千回クリックされ、相談窓口のサイトに誘導した。県障害福祉課は「表示、クリック回数とも想定の約1・5倍となり、一定の効果が確認できた」としている。 取り組みは若者の自殺対策の一環として、18歳以下の自殺者が増えるとされる長期休暇空けの8月19日~9月15日に実施した。県内からツイッター上で「死にたい」など自殺に関連するような言葉を書き込んだ人に対し、画面上に「ひとりで悩んでいませんか? 生きていることがつらくなったら相談してください」などと呼びかけるメッセージを表示。クリックすれば、相談窓口の「県自殺対策推進センター」のサイトにアクセスできるようにした。 県障害福祉課によると、広告の総表示回数は159万5227回で、このうちクリックされたのは2948回。年齢別の表示回数の内訳は「13~19歳」(33・2%)、「20~29歳」(54・2%)と全体の8割以上が10~20代だった。男女別では男性が69・0%で約7割を占めた。 同課は「情報発信したかった若年層の表示、クリック回数が多かった。3月の自殺対策強化月間に合わせてQRコード入りのカードを作成するなど、引き続きさまざまな自殺防止策に取り組みたい」としている。 ツイッターなどに自殺願望を書き込んだ9人の若者の遺体が平成29年10月、神奈川県座間市のアパートで見つかった事件を受け、民間の団体や自治体などがSNS(会員制交流サイト)を活用した相談事業に乗り出している。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

中村医師の妻「いつかありうるとは思っていたが…」

 NGO「ペシャワール会」現地代表の中村哲医師(73)が4日、突然の銃弾に倒れた。苦しむ人たちに向き合い、医師の役割を超えて農業支援にも活動を広げていった中村さん。現地・アフガニスタンでも高く評価されていただけに、交流があった人たちは「なぜ」と言葉を失った。  福岡市のペシャワール会事務局で4日、記者会見した広報担当理事の福元満治さん(71)は悲痛な面持ちで「正直、信じられない。無念でしかたない。この事業は中村哲という人物でなければできなかった」と語った。  干ばつにあえぐ大地に用水路を造り、1万6500ヘクタールの農地を潤した。現地の住民は中村さんに「畏敬(いけい)の念を持っていた」という。「30年以上やって現地の信頼が一番のセキュリティーだった。(事件は)アフガンのことを思うとありえないこと」。今後の活動については、「あくまで続けるのが中村医師の遺志であると思っている」としながらも、「事業を拡大していくのはなかなか難しいのではないか」とも話した。  中村さんは「自分は好きで勝手なことをしているので、家族には迷惑をかけたくない」と周囲に話していたという。妻の尚子さんは報道陣の取材に「いつも家にいてほしかったが、本人はこの仕事にかけていた。いつもサラッと帰ってきては、またサラッと出かけていく感じでした。こういうことはいつかありうるとは思っていたが、本当に悲しいばかりです」と話した。 ■「あまりに大きな… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

ゲノム編集赤ちゃん禁止、当事者「心が引きちぎれそう」

 ゲノム編集技術で遺伝情報を改変した受精卵を使って赤ちゃんを誕生させることは禁止されることになった。厚生労働省の専門委員会は4日、法規制を含めた制度をつくるべきだとする報告を大筋でまとめた。政府は今後、法律や指針づくりを進める。  ゲノム編集技術を人間の受精卵に使って赤ちゃんを誕生させることは、安全性や有効性、倫理面からの問題を指摘する声が多い。  厚労省の専門委では、ゲノム編集技術を受精卵に使うことで意図しない遺伝子の改変が起こる懸念や、世代を超えて影響が残るおそれがあるとし、法律で規制する必要があるという意見が大勢を占めた。  一方で、技術の進展の速い分野でもあり、専門委でも「将来的な臨床利用の可能性を閉ざすべきでない」と、規制後も柔軟に対応できるようにすることを求める委員も少なくなかった。  ゲノム編集は、生物の設計図で… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

もう褒められない皆勤賞 廃止の幼稚園が教えたいこと

 幼稚園や学校に休まず通うともらえる「皆勤賞」。子どものころから「休むことの大切さ」を学んでもらおうと、廃止や見直しが進んでいる。勤勉さの証しとされてきた皆勤賞はもう、時代遅れなのだろうか。(木佐貫将司)  金沢市のかわい幼稚園は5月、皆勤賞をやめた。無欠席だった園児を学期ごとに表彰し、これまで約4割が受けていた。廃止の理由は、体調が悪くても賞を目当てに登園する園児や、登園を勧める保護者がいたためで、同園は「休むべき時には休むという考えを小さい頃から教えたい」。  石川県かほく市の木津幼稚園は… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

中村医師「本当の国際貢献を体現」 アフガンからの悲報、関係者悲痛(カナロコ by 神奈川新聞)

 憲法9条を体現する人だった-。アフガニスタンで長年、農業用水路の建設などに携わってきた医師の中村哲さんが4日、現地で銃撃を受け、死去した。ゆかりのある人たちは深く悲しみ、信頼関係を築きながら地道に進めた「真の国際貢献」に改めて敬意を示した。 アフガニスタンでの取材経験もあるジャーナリストで映画監督の綿井健陽さん(48)=川崎市=は「非常に残念。言葉もない」と声を落とした。講演を聴き、著書も手に取ってきた。「中村さんほど現地に溶け込み、人々の信頼を得てきた人はいない。海外での支援活動ではまさに日本を代表し、憲法9条の精神を体現してきた存在。心から尊敬してきた」と悼んだ。 「あまりに悔しい」。テレビキャスターの金平茂紀さん(65)=横浜市=は声を詰まらせた。2016年に報道番組で向き合ったロングインタビューを振り返り、「最もアフガニスタンに尽くした日本人が、その地で撃たれ亡くなったことに嘆きしかない。神様はいないのか」。それでも「泣き言を嫌う人だった。『そんなこと言うならおまえが行って、やれ』という声が聞こえる。中村さんが取り組んできたことの一部でも引き継ぐ。それが一番喜ぶはず」と前を向いた。 平和学の研究者で明治学院大国際平和研究所(横浜市戸塚区)の高原孝生教授(65)は、中村さんの現場での実践に注目してきた。「必要なのは自衛隊ではない」と訴えた01年10月の国会での発言が、今も胸に残っているという。 中村さんは医師として現地で銃弾に倒れた人々を治療する中で対症療法にすぎないと感じ、紛争自体の解決を目指した。「アフガニスタンの紛争は干ばつで食べられないために起きていた。農業を取り戻すことこそが紛争解決の道だと信じ、ここまでやってきた」と功績を振り返り、「本当の国際貢献とは何なのか。日本が世界の平和のためにできることを身をもって示してきた。残念でならない」と無念そうに語った。 ボランティア団体などで構成する「かわさき国際交流民間団体協議会」は、9月に中村さんを招いて特別講演会を開いた。同協議会会長の山本忠利さん(79)=川崎市=は「中村さんは水が確保できなければ何もできないことや、受け入れられるためには現地の人に役立つことをひたすら取り組むと語っていた」と振り返る。 参加者から「自分も支援にいくことはできるか」と質問され、中村さんは「今は最も不安定で危険な状態にある。連れていくことはできない」と答えたという。山本さんは「中村さんは状況を把握した上で活動し続けていたが残念。どうしてこんなことになったのか、何とも言いようがない」と話した。神奈川新聞社 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

M-1決勝にかまいたちら9組 和牛は敗者復活へ

 結成15年以内を対象とする漫才日本一決定戦「M―1グランプリ2019」の準決勝が4日、東京・竹芝のニューピアホールで開かれ、決勝に進出する9組が決まった。3年連続のかまいたち、2年連続の見取り図のほか、ぺこぱ、インディアンス、ミルクボーイ、オズワルド、からし蓮根、すゑひろがりず、ニューヨークの7組はいずれも初めての決勝進出。3年連続準優勝の和牛は残れず、敗者復活戦に回る。決勝は22日に東京・六本木のテレビ朝日であり、生放送される。  今年のM―1にはプロ、アマチュアの計5040組がエントリー。予選は8月1日から始まり、準決勝には26組が出場した。決勝当日の22日に、決勝に進む最後の1組を決める敗者復活戦がある。  決勝の審査員は、松本人志、上沼恵美子、オール巨人、中川家・礼二、ナイツ・塙宣之、サンドウィッチマン・富澤たけし、立川志らくの7人が務める。(土井恵里奈) Source : 社会 - 朝日新聞デジタル