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「離婚後の親権、片方のみの制度は違憲」 国を集団提訴

 離婚したら父母のどちらかしか子の親権を持てない民法の単独親権制度は、親の養育権を侵害し、法の下の平等などを定めた憲法に違反しているとして、東京、長野、兵庫など8都道府県の男女12人が22日、国を相手取り1人あたり100万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。  民法では、婚姻中は父母が共同で親権を持つが、離婚後は片方を親権者と定めなければならない。  原告は離婚して親権を失ったり、離婚協議中で別居したりしている40代から60代の男女。訴状などによると、親が子を監護・養育する権利は憲法13条で保障される基本的人権であり、単独親権制度は、親権を失う親の養育権を侵害し、婚姻の有無で差別していると主張している。  原告で長野県に住む小畑ちさほさん(57)は、元夫が親権を持っており、学校から子どもの様子を知らせてもらえなかった。「子どもを養育するということは、日常の喜びや悲しみを共有することであり、月に1、2回程度の面会交流では不十分だ。単独親権は問題だということを知ってほしい」と話した。(杉原里美) Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

新潟3人死亡火災、心中か 住宅施錠、遺体に切り傷(共同通信)

 22日未明に新潟市東区の住宅が焼け、3人が遺体で見つかった火災で、新潟東署は同日、住宅は施錠され、3人の遺体は腕や頭に刃物で切ったような傷があったと明らかにした。周辺で不審な人物は目撃されておらず、署は住人が自ら火を付けて自殺を図った可能性もあるとみて調べている。 署によると、1階南側の部屋で見つかった2人は上半身と頭部、北側の部屋で見つかった1人は左腕に切り傷があった。 住宅は世帯主の磯部泰良さん(74)と60代の妻、30代の息子の3人暮らしだった、との情報があり、連絡が取れていない。署は亡くなったのは一家3人とみて、確認を進めている。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

台風27号、沖縄本島接近 高波や強風に警戒(共同通信)

 台風27号は先島諸島から北寄りに進み、23日は沖縄本島の西に達する見通しだ。気象庁は22日、うねりを伴う高波、強風、大雨による土砂災害や低地の浸水、河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風に警戒を呼び掛けた。 気象庁によると、台風は22日午後9時現在、宮古島の南東約70キロを時速約15キロで北北東に進んだ。中心気圧は1004ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートル。中心から半径70キロ以内は風速15メートル以上の強風域。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

白鸚さん、幸四郎さんの襲名披露 香川・こんぴら歌舞伎概要決まる(山陽新聞デジタル)

 国内に現存する最古の芝居小屋とされる香川県琴平町の旧金毘羅大芝居(金丸座、国重要文化財)で来年4月11~26日に開かれる「第36回四国こんぴら歌舞伎大芝居」の概要が決まり、主催する同町などが22日に発表した。人気役者二代目松本白鸚さん(77)と長男の十代目松本幸四郎さん(46)の襲名披露公演で、同町の町制130周年も記念。華やかな舞台で春の讃岐路を盛り上げる。 午前(第1部)と午後(第2部)の2部制で、それぞれ1、3演目を上演。白鸚さんは、第2部の冒頭で天下太平、五穀豊穣を祈る祝いの舞踊「寿式三番叟(さんばそう)」を披露した後、幸四郎さんとともに襲名披露の口上を述べる。幸四郎さんは、第1部の「隅田川続俤(ごにちのおもかげ) 法界坊」で悪党ながらどこか憎めない法界坊を軽快に演じ、第2部「源平布引滝 義賢最期」では、源氏再興の思いを秘めた木曽義賢となり、迫力の大立ち回りを繰り広げる。 白鸚さんは9年ぶり4回目、幸四郎さんは6年ぶり5回目の出演となる。記者会見した片岡英樹町長は「令和最初の大芝居。130周年の節目と合わせて華やかに盛り上げ、町の新たな門出としたい」と話した。 チケットは特別席1万7千円、A席1万5千円、B席1万1千円。問い合わせは大芝居事務局(0877―75―6714)。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

韓国・康外相が名古屋に到着 G20外相会合に出席へ “GSOMIA延長”受け日韓協議行われるか(東海テレビ)

東海テレビ  22日夜開幕したG20外相会合に出席するため、韓国の康京和外相が先ほど、名古屋に到着しました。 康外相は失効目前となっていた日韓のGSOMIA=軍事情報包括保護協定について国内で協議を続けていたため、G20への出席が直前まで決まらない異例の事態となっていました。 しかし開幕直前になって出席が決まり、午後9時前、中部国際空港に到着しました。 日韓両国がGSOMIAについて条件付きで延期すると決めたことを受け、23日までの会期中に、康外相と茂木外務大臣との二国間協議が行われるかが焦点となっています。 G20外相会合は午後7時から名古屋市中区の料亭で開かれた夕食会を皮切りに開幕しました。東海テレビ 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

原発、避難経路上の扉開放できず 柏崎刈羽、14カ所(共同通信)

 東京電力は22日、柏崎刈羽原発(新潟県)1、2、4号機の原子炉建屋などで、避難経路上の扉計14カ所が、密閉されたまま開放できない状態になっていたと発表した。建築基準法や消防法に抵触するといい、東電は避難経路を確保する対策を取る。 東電によると、14カ所のうち9カ所は外部に面した扉で、2011年3月に起きた東日本大震災を受け、浸水対策としてドアの隙間を埋める処置をした結果、開けない状態になっていた。 残り5カ所は内部の扉で、気密性を高める目的で実施した処置が原因。東電は外部に面した9カ所は開けるようにしたほか、内部の5カ所は避難経路の見直しなどで対応する。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

医師の夢破れ…医師宅に窃盗の罪 「50件近く」供述

 医師宅を狙った盗みを繰り返したとして、福岡県警は、福岡市早良区百道1丁目、無職志賀直之容疑者(57)=常習特殊窃盗の罪で起訴=を、窃盗や住居侵入の疑いで逮捕・書類送検し、捜査を終えたと21日発表した。関係先からは、医師約700人分のリストを押収したという。  捜査3課によると、志賀容疑者は昨年11月から今年3月までの間、福岡市や東京都、神奈川、千葉両県の5軒の医師宅に6回にわたり侵入し、現金計約1990万円を盗んだ疑いがある。「医師は金を持っているので狙った」と容疑を認めているという。  医師のリストは学会などの名簿をコピーしたものとみられ、九州や四国、関東の医師の名前、住所、勤務先の病院名が書いてあった。志賀容疑者は「東京で金融業をしており、その関係で持っていた」と説明。さらに「他にも医師宅や周辺の資産家を狙って、50件近くの盗みを繰り返した」などと述べているという。  自身については「元々は医師を目指していたが、医学部受験に失敗し、20代の頃から盗みを繰り返していた」と供述。「盗んだ金で神奈川県に家を建てた。生活費にも充てた」と話したという。(大森浩志郎) Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

声優の中村正さん死去「奥さまは魔女」「未来のミライ」

 テレビドラマ「奥さまは魔女」のナレーションや「チャーリーズ・エンジェル」のチャーリー役の吹き替えなどで活躍した俳優で声優の中村正さんが11日、胆囊(たんのう)炎による敗血症で死去した。89歳。葬儀は近親者で行った。喪主は次男英樹さん。お別れの会は予定していない。  名古屋市出身。東京俳優生活協同組合(俳協)に創立時からに参加した。近年は細田守監督のアニメ映画にも数多く出演し、「未来のミライ」の新幹線役を務めた。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

森田知事の「私的な視察」批判相次ぐ 台風対応検証会議

 台風15号など一連の風水害を巡り、千葉県の対応を検証する有識者会議の初会合が22日、県庁であった。森田健作知事が15号通過の翌日、県庁から約30キロ離れた同県芝山町の「自宅」に帰り、私有車で「私的な視察」をしたことへの批判が相次いだ。  会議では、知事が台風15号が上陸した9月9日に登庁せず公舎にいた▽災害対策本部の設置が翌10日になった▽知事が災対本部設置後に県庁を離れた――ことなどが検証項目に挙がった。県防災危機管理部が台風上陸前日の8日、気象庁の記者会見を見落としていたことも報告された。  会議の座長で、災害危機管理が専門の吉井博明・東京経済大名誉教授は私的視察について「批判されてしかるべきだ」と述べ「重大な局面では災対本部にいて指示するのが普通の首長のあり方だ」と知事の対応を批判。会議を終え、被害の大きかった鋸南町と南房総市を視察した後の取材では「災対本部設置後にプライベートで出かけてしまったのは決定的なミスだったと思う」と指摘した。  一方、森田氏は会議で「私自身の行動も含めた県の災害対応については十分ではなかった点、適切とはいえなかった点などもあった。厳しい目で検証していただきたい」とのコメントを出した。(上田雅文、熊井洋美、松本江里加) Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

色鮮やか絵画 間近に見学 ティンガティンガ展、12月3日まで(西日本新聞)

 6色のペンキのみで描くアフリカ・タンザニアの現代アート「ティンガティンガ」の原画展が、福岡市・天神のエルガーラ地下1階で開かれている。12月3日まで。【写真】来年の干支「子」の作品などが並ぶ旧蔵内邸 ティンガティンガは約半世紀前に確立された絵画様式で、サバンナの動物や自然を描く。原画展では、現地の画家約40人が描いた作品を展示販売する。 実演会では、画家のルーカスさん(32)が手作りのキャンバスに重ね塗りを繰り返しながら動植物を描写。はっきりとした輪郭とペンキの厚みで迫力のあるキリンや鳥が浮かび上がると、買い物客は興味深げに見入っていた。西日本新聞社 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース