ニュース

川崎の映画祭に「強く抗議」 配給会社が上映取りやめ

 川崎市で開催中の「KAWASAKIしんゆり映画祭」で、慰安婦問題を扱ったドキュメンタリー映画「主戦場」の上映が中止されたことに抗議して、映画製作配給会社「若松プロダクション」が28日、同映画祭で予定していた映画2本の上映を取りやめると発表した。  若松プロは映画監督の白石和彌さん、脚本家の井上淳一さんと連名で発表した抗議声明で「川崎市が『訴訟になっている作品』への懸念を示したことは公権力による検閲、介入」としたうえで「『主戦場』の問題はいずれ自分たちにも起こると考え、強く抗議する」とした。  映画祭で上映する予定だった「11・25自決の日~三島由紀夫と若者たち」と「止められるか、俺たちを」の2本については、払い戻しに応じたうえで、近くの会場で無料上映する予定だという。  映画祭事務局は「私たちの判断… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

千葉大雨、死者10人不明3人 河川10カ所水位測れず

 千葉県は28日、台風21号の影響による記録的な大雨で新たに1人が行方不明になっていると発表した。福島県と合わせ、死者10人、行方不明者3人になった。  千葉県によると、鹿島川の氾濫(はんらん)で冠水した佐倉市の田んぼで27日、浦安市に住む80代男性の乗用車が水没しているのが見つかった。男性の行方がわかっていないという。  一方、大雨の際、千葉県が管理する9河川10カ所の観測地点で、水位を測れなかったことがわかった。計器の不良などが原因という。このうち氾濫した鹿島川の観測地点は8月の落雷が原因とみられる不具合で、測れなくなっていた。修理が間に合わなかったという。鹿島川が流れる佐倉市では広範囲で住宅や田んぼが冠水した。  千葉県の午後4時発表の被害まとめでは、住宅の全半壊、一部損壊は32棟、床上・床下浸水は1496棟になった。(上田雅文) 台風15号で倒壊、ゴルフ練習場の鉄柱撤去始まる  千葉県市原市のゴルフ練習場で28日、台風15号の強風で9月9日未明に倒壊した鉄柱の撤去作業が始まった。住民が見守る中、約30人の作業員が重機などで、長さ十数メートルの鉄柱を切断して練習場内に移動させていった。倒れた13本すべてが撤去されるのは12月中旬の見通しだ。  この日撤去されたのは、車に倒れ込むなどした3本。練習場の経営者や約10人の住民が安全祈願をした後、これ以上倒れないようにクレーンでつり上げ、作業員が火花が出ない工具で切断していった。解体業者によると、倒れた中では、比較的作業がしやすい鉄柱。今後、住宅に倒れ込んだ鉄柱の作業にとりかかる予定で、より慎重さが必要になるという。  自宅の屋根に鉄柱が倒れ込んだ松山高宏さん(55)は「今日が待ち遠しかった。補償問題は解決に時間がかかると思うが、まずは工事が始まったことがうれしい」と話した。  撤去をめぐっては、倒壊からこれまで、解体業者の主催で2度の住民説明会が行われ、全27世帯から同意書が提出された。ただ、練習場側は「自然災害なので家屋被害の補償はしない」という立場を変えていない。(福冨旅史) Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

伏見稲荷の駐車場で大麻所持容疑 京都精華大生6人逮捕

 大麻を仲間と隠し持っていたとして、京都府警は28日、京都市左京区の武智陸容疑者(22)ら20~22歳の男女6人を大麻取締法違反(共同所持)の疑いで現行犯逮捕し、発表した。捜査関係者によると、6人全員が京都精華大(左京区)の学生だという。  伏見署によると、6人は共謀し、28日午前2時40分ごろ、京都市伏見区の伏見稲荷大社の駐車場で、ポリ袋に入った大麻草1袋を所持した疑いがある。巡回中の署員が駐車場にバイク6台が止まっているのを不審に思って職務質問。うち1人が大麻草を持っていたという。  武智容疑者ら3人は容疑を認め、1人は「話したくない」、2人は「友人が大麻を持っていることを知らなかった」と否認しているという。京都精華大のウスビ・サコ学長は「現在、警察へ事実関係を確認中。実態を把握し、速やかに対処する」とのコメントを出した。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

現代人起源はアフリカ南部 20万年前、湖と豊かな緑(共同通信)

 現代に生きている人類(現生人類)の祖先は20万年前にアフリカ南部で生まれたとの分析結果を、オーストラリアなどの国際研究チームが28日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。当時は大きな湖と緑豊かな自然が広がっており、そこが祖先にとってゆりかごのような存在となっていたとみられる。 現在は乾燥したボツワナ・マカディカディ低地の周辺で、祖先たちは13万~11万年前ごろまで生活。植物の分布が拡大するのに合わせて南と北へ拡散を始め、6万年前にはアフリカを出て世界中に広がったとみられる。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

小池知事、五輪マラソン「札幌ありきに、困惑」(日刊スポーツ)

東京都の小池百合子知事は28日夜、TBS系「NEWS23」に生出演し、国際オリンピック委員会(IOC)が20年東京オリンピック(五輪)のマラソン・競歩会場を札幌に移転しようとしていることについて「札幌ありきで話が進められていることに困惑している」と述べ、突然の方針転換にあらためて不快感を示した。開催都市の東京都が蚊帳の外に置かれたまま、話が進んでいることにも言及。「東京を外すことは、都民を外すことにとられる。1400万人の都民も、いまだに納得できないという人が多い」と述べた。大会組織委員会に対し「もう少しお力を頂きたい」とも、呼びかけた。変更の一因となっている暑さ対策を念頭に「これまでIOCのメディカル部門からアドバイスを頂きながら、綿密な準備を進めてきた。なぜ(方針が)変わるのか」「さらに工夫を、というならいくつか考え方はある」と指摘。「どこで何が決まったのか、過程が分からない。まだクリアな説明を頂いていない」とも述べ、突然の変更の不可解さにも言及した。会場変更となった場合の費用負担については「会場を移します、お金を出して、というのは、道理が通らない。都がお金を出す道理は、そもそもない」と拒否する意向をあらためて表明。「あくまでも東京大会という冠がついているのは、大きなことだ」と、くぎを刺した。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

長州「正論」懇話会 麗澤大客員教授の西岡力氏「拉致被害者の一括帰国要求を」(産経新聞)

 長州「正論」懇話会の第29回講演会が28日、山口県下関市の市生涯学習プラザで開かれ、麗澤大客員教授の西岡力氏が「日韓関係と北朝鮮拉致問題の行方」と題して講演した。 西岡氏は「北朝鮮には圧力をかけ、話し合いに引きずり出すしかない。米国のトランプ大統領が言及するなど、拉致の深刻さを国際世論にインプットする戦略は成功しつつある。中長期的に見れば、解決の糸口は見えている」と指摘した。ただ、「中国の支援を背景に、北朝鮮は米朝交渉も日朝交渉も先延ばししている。苦しい状況だ」とも述べた。 今後の交渉については「北朝鮮が本当のことを言うとはかぎらない。国民が本当に怒っているということを示さなければならない。見せかけの成功を求めず、『全被害者の一括帰国を』と言い続けるしかない」と強調した。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

愛知・稲沢殺人放火事件 妻の交際相手の男が放火認める供述(CBCテレビ)

 3年前愛知県稲沢市で60歳の男性を殺害し自宅を全焼させたとして当時の妻とその交際相手の男が逮捕された事件で、男が放火について認める供述をしていることがわかりました。 2016年2月稲沢市清水町の塾講師角田幸司さん当時60歳が胸を刃物で刺され殺害され自宅を放火されました。 警察は先月角田さんの当時の妻で介護ヘルパーの菅井優子容疑者(51)と交際相手だった知多市の美容院経営浅野勉容疑者(65)を殺人の疑いで逮捕しその後、放火の疑いで再逮捕しました。 警察の取り調べに対して菅井容疑者は黙秘。一方、浅野容疑者は殺人容疑については「角田さんと取っ組み合いになり誤って包丁が刺さったが殺していない」、放火容疑については「私は火をつけていない」といずれも否認していました。 しかしその後の捜査関係者への取材で浅野容疑者が「角田さんの自宅に火をつけた」と放火を認める供述に転じたことがわかりました。 警察は2人が共謀して角田さんを殺害したあと証拠隠滅のため自宅に火を放ったとみて調べています。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

河野防衛相「誇り持てる自衛隊を作りたい」(産経新聞)

 河野太郎防衛相は28日、都内で開いた自身の政治資金パーティーで、甚大な被害をもたらした台風19号などの対応に当たる自衛隊員に対し「尊敬され、感謝され、彼らも誇りを持って『私は自衛隊の一員だ』といえるような防衛省・自衛隊を作っていきたい」と述べた。 河野氏は「私は地元で雨男といわれ、防衛相になってすでに台風が3つ(来た)」と語った上で「そのたびに自衛隊員が出てくれている」と説明。「あらゆるところで自衛隊に頑張ってもらっている。隊員の処遇改善をきちんとやらなければならない」とした。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

札幌大通公園発着なら観客席設置困難 五輪マラソン(日刊スポーツ)

2020年東京五輪のマラソン札幌移転問題で大会組織委員会は、同市中心部の大通公園を発着地とした場合、観客席を設けない案を最有力として検討していることが28日、大会関係者への取材で分かった。数万人規模の観客席が設置できないことや、チケットの複雑な払い戻し手続きが販売システム上、難しいとの見方が強まった。【写真】さっぽろテレビ塔から見える札幌大通公園1次販売で購入手続きが完了したのは約322万枚。総数の3分の1以上とみられ、マラソンも多くの購入者がいるとみられる。そのため数万人を収容できる札幌ドーム発着案が浮上したが、1種目のみが見られる男子マラソンは、最も良い席で6000円と安価だったためチケット収入と札幌ドームの改修費とが釣り合わないとの見方が出た。払い戻し手続きの課題も浮上。チケットごとに札幌転用希望の有無など、個別に対応するのは難しいという。陸上6種目、3つの表彰式が見られる女子マラソンチケットは、さらに煩雑な払い戻し作業となるため、組織委は対応策の検討作業に追われている。大通公園は数万人の仮設席を設置する場所がなく、来賓席や少数の観覧席は設ける可能性はあるが大規模な観客席は設置しない方向。その場合、五輪マラソンの観戦は沿道のみとなる。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

北海道・苫小牧市議会がIR誘致推進決議 野党の反対押し切る(北海道新聞)

鈴木道知事に誘致決断を促す  【苫小牧】苫小牧市議会は28日の臨時市議会で、カジノを中心とする統合型リゾート施設(IR)の市内誘致を推進する決議案を賛成多数で可決した。道が市に対し、市議会決議を誘致の判断材料の一つとする方針を非公式に伝えていたことを受けた対応。IR候補地として交通アクセスなどの優位性を強調し、道に誘致の決断を促している。鈴木直道知事は年内に誘致の是非を判断する方針を示している。 決議案は自民党系の会派が提出。同市議会の決議は全会一致が原則だが、立憲民主党系や共産党の会派が「市民理解が広まっていない」「決議は拙速だ」と反対した。審議は夜まで及び、採決で賛成19、反対8で可決した。 道は苫小牧市をIRの優先候補地に位置付ける。決議は、同市北部に新千歳空港が立地し、国際港湾の苫小牧港も抱えるため、IR候補地として「優位性を持つ」とアピール。IRは道内の観光、産業の発展にも貢献できるとし、道には「北海道全体のビジョンを持って誘致に向けた取り組みを進めるべきだ」と求めた。 岩倉博文市長は決議を受け、記者団に「今日がゴールではない。今後、道と市が連携し、早く行動できるようになりたい」と述べ、鈴木知事の誘致判断に期待を表明した。今後、知事と面会して決議内容を報告したい考えだ。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース