ニュース

北朝鮮漁船と水産庁船が衝突 漁船沈没、20人が海に

【動画】大和堆周辺の海域で確認した北朝鮮漁船。海上保安庁が今年6月に公表=海保撮影・提供  海上保安庁によると、7日午前9時5分ごろ、日本海の「大和(やまと)堆(たい)」と呼ばれる海域付近で、違法操業の取り締まりをしていた水産庁の漁業取締船「おおくに」と北朝鮮の漁船が衝突した。漁船は午前9時半ごろに沈没、漁船の約20人が海に投げ出され、水産庁の船舶が救助に当たっている。現場は日本の排他的経済水域(EEZ)内という。  水産庁によると、EEZ内に入っている船をおおくにが確認。EEZ外に退去するよう警告していたところ、双方の船体同士が接触したという。水産庁は当時の状況やけが人などの確認を進めている。現場は、石川県の能登半島沖北西約350キロ。大和堆は周囲よりも浅くなっている場所で、スルメイカの好漁場として知られている。  この海域では2016年秋ごろから、北朝鮮の漁船による違法操業が急増。17年からは海保や水産庁が警戒し、取り締まりを強化していた。  海保によると、今年に入ってか… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

白タク経営容疑で中国人逮捕 配車アプリで訪日客狙う?

 中国人観光客らを対象に無許可でタクシー事業(白タク)を経営したとして、警視庁は、中国籍の職業不詳、孫太武容疑者(37)=東京都足立区佐野2丁目=を道路運送法違反の疑いで逮捕し、7日発表した。孫容疑者は容疑を否認しているという。  警視庁は急増する訪日中国人の需要を背景に、孫容疑者が遅くとも昨年4月から組織的に白タク行為を繰り返していたとみて捜査。約50人の運転手を雇い、月間で1千万円超を売り上げたことを確認しているという。  交通捜査課によると、孫容疑者は昨年4月~今年1月ごろ、国土交通相の許可を得ないままタクシー事業を経営した疑いがある。中国の配車アプリ「皇包車(こうほうしゃ)」を通じて集客していたという。警視庁は運転手役として中国籍の男女3人も逮捕。3人は自家用車を使って有償で、中国人観光客らを富士山周辺や長野・軽井沢に送り届けるなどした疑いがある。  観光庁によると、訪日外国人客は年々増加。今年上半期(1~6月)も1663万人(前年同期比4・6%増)と過去最多で、中でも中国人が453万人(同11・7%増)と最も多かった。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

街角で、SNSで…他人に対して暴走する“正義感”を振りかざす人々は何を考えているのか?(AbemaTIMES)

 「危険なので注意するつもりでやった」として、駅のホームで歩きスマホをしていた女性に対し肘を突き出し、体当たりをしたとして男が逮捕された事件。男は歩きスマホを見つけては、週に3度も体当たりを繰り返していたという。【映像】ネット正義論者A氏に直撃「達成感を感じている」 それだけではない。「ケガしたら危ない。警察がやらないから自分が」と、道路にはみ出た看板やのぼりを毎日チェックし注意、そして破壊した男性、路上シンガーが「許可なく歌っている」と、CDを購入した上で目の前で破壊、公園で休んでいた女子高生に対し「サボっている」と思い込み暴行するなど、自分が正しいと思ったことを相手に押しつける行為のエスカレートは後を絶たない。 それはネットとの関連でも増幅されている。あおり運転の加害者の個人名と写真を特定・拡散、芸能人が「いい天気」と書くと「大雨の被災地があるのに」と不謹慎さを指摘する、「こいつがいじめの犯人です。特定しました」「ずっと立ち読み、マジで邪魔。晒してやる」「まだ被災地は大変なのに…気持ち考えて、不謹慎」…と、いわゆるネット自警団、特定班、不謹慎狩りは日常茶飯事だ。  フリーアナウンサーの柴田阿弥も、「通っていたのが校則の厳しい学校で、私はバレないようにこっそり校則を違反していた。ある時、それをネットで全て調べ上げて、学校に提出した人もいた。先生には分からない、ファンでないと分からないレベルのもので、しかも親御さんを使って苦情の電話をする人もいた。あれも正義感の一種からだったのではないかと思う」と振り返る。 AbemaTV『AbemaPrime』では、こうした“自分なりの正義感“を振りかざし、他人に制裁行為を続けてきた男性・Aさんの取材に成功した。  Aさんが行ってきたのは、ネットにアップされている未成年者の飲酒・喫煙情報を探し、本人に指摘。さらに、やりとりを公開・拡散するといったものだ。現在、Twitterのフォロワーは10万人を超えており、「僕のツイートがそのような行為の抑止になる」と考えている。 ネット以外でも注意したり、制裁を加えたりしたことはあったが、効果は期待できなかったという。そこでネットを使って制裁することをスタート、フォロワー情報提供や依頼を元に、日々活動している。「不特定多数が閲覧できるSNS上に載せたのは、あくまで本人たちだ」とし、達成感を覚えていると話す。 そんなAさんに、“正義“について尋ねてみると、「自分が正しいと思えることを貫き、その信念に基づき行動できることだと考えている。前提として、絶対的な正義というのはこの世に存在していないと思う。だからこそ正義感のぶつかり合いが起こるのだと考えているし、結果として勝った側が正義となるのが現状だ」と答えた。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

父親に懲役18年求刑 検察側「この上なく悪質」 目黒女児虐待死(産経新聞)

 東京都目黒区で昨年3月、船戸結愛(ゆあ)ちゃん=当時(5)=を虐待して死なせたとして、保護責任者遺棄致死などの罪に問われた父親の雄大被告(34)の裁判員裁判の論告求刑公判が7日、東京地裁(守下実裁判長)で開かれた。検察側は「被害者をいじめ抜き、要保護状態になっても放置した、この上なく悪質な犯行」として懲役18年を求刑。弁護側は懲役9年が相当と主張し、結審した。判決は15日。 検察側は論告で、結愛ちゃんの食事を制限したほか日常的にベランダに立たせたり暴行したりする過酷な虐待を加え、心臓が止まるまで放置したと指摘。結愛ちゃんが痩せすぎていることを認識しながら、自己保身で医療措置を受けさせなかったと非難した。 雄大被告は暴力の理由を「しつけがうまくいかず怒りが増した」としているが、検察側は「しつけを完全に逸脱し、欲求が満たされない不満で暴行した。論外で正当化できない」と指弾。結愛ちゃんの遺体には170以上の傷があったが、雄大被告は詳細を語っておらず「極めて不合理で真剣に向き合っていない」と述べた。 弁護側は、結愛ちゃんの生存を確保するための医療措置が必要だと雄大被告が認識したのは死亡前日で、虐待は「父親であろうとする気持ちがあったため」と主張。「被告の責任は重いが、不保護の期間や態様が最も重い部類だとはいえない」とし「冷静な判断を」と訴えた。 雄大被告は最終意見陳述で、ハンカチで口元を抑えながら涙を流し「本当に、本当に申し訳ありませんでした」と声を絞り出した。 母親の優里被告(27)は9月17日、同罪で懲役8年の判決を受け、控訴中。2人は事件後に離婚した。 起訴状などによると、雄大被告は昨年1月下旬ごろから結愛ちゃんに十分な食事を与えず、シャワーで冷水をかけて顔面を複数回、殴るなど暴行。衰弱していたことを認識しながら、虐待の発覚を恐れて医師の診察を受けさせず、3月2日、肺炎による敗血症で死亡させたなどとしている。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

直腸がんの局所再発、医師向けウェブ相談を無料で開始 – 国立がん研究センター(医療介護CBニュース)

 国立がん研究センター(国がん)はこのほど、直腸がんが局所再発した患者に対して、手術で根治できる可能性があるかどうかなどを専門医が回答するウェブ相談システムを開発し、運用を開始したと発表した。このシステムでは、医師を利用対象者としており、国内の医師であれば無料で相談を受けることが可能。【松村秀士】 利用を希望する医師は、このシステムの登録申請後に、専門医(計5人)に対して直腸がんの局所再発の診断や治療の方針、手術が可能な施設、受け入れに関して相談することができる。相談内容に対して専門医が、原則として1週間以内に返答する。 このシステムによって、医師は自施設にいながらウェブを使って専門医に容易に相談できる環境が整備された。国がんでは、多くの対象患者が根治手術を受ける機会が増えることを目指す。また今後、このシステムの運用の有用性が評価された場合、他領域の難治性がん・希少がんへの応用が期待されるとしている。CBnews 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

伊藤詩織さんの民事訴訟、東京地裁で結審 判決は12月18日(弁護士ドットコム)

ジャーナリストの伊藤詩織さんが、元TBS記者のジャーナリスト・山口敬之さんから性暴力被害にあったとして慰謝料など1100万円の損害賠償を求めた訴訟が10月7日、東京地裁(鈴木昭洋裁判長)で結審した。判決は12月18日に言い渡される。伊藤さんは、山口さんから意思に反して性行為をされたと主張している。一方で、山口さんは「同意があった」として性的暴行を否定している。この日、意見陳述に立った伊藤さんは「あの日から自分の尊厳を取り戻すために、様々なことをしてきた。真実を少しでも明るみにし、性暴力を受けた人の役に立てれば嬉しい」と述べた。これに対し、山口さんは意見陳述で「犯罪者に仕立て上げるなら戦わざるを得ない」などと伊藤さん側の主張に反論し、「日本の司法が正しい判断を下すと信じている」と訴えた。●裁判の詳細は以下の記事にまとめています(1)伊藤詩織さん裁判詳報 「自分を守ることに必死だった」あの日を振り返る(2)伊藤詩織さんに山口さん代理人「被害後に加害者を気遣う言葉、社会常識ではありえない」(3)「伊藤さんから積極的に誘ってきた」山口敬之さん、伊藤詩織さんの主張に反論(4)元TBS記者の山口さん「なだめるような気持ちで性行為に応じた」伊藤詩織さんの主張に反論弁護士ドットコムニュース編集部 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

病原体施設の情報開示認めず 長崎大で建設中、長崎地裁(共同通信)

 致死率の高い病原体を扱うバイオセーフティーレベル4(BSL4)の研究施設を建設している長崎大と長崎市、長崎県を相手取り、反対住民らが施設の詳細や研究目的などの情報開示を求めた訴訟の判決で、長崎地裁(土屋毅裁判長)は7日、請求を退けた。 訴状によると、原告は施設から半径10キロ以内に住み、ウイルスなどが漏れ出た場合、感染して生命や健康を害される恐れがあると主張。研究と実験に用いる病原体の種類や事故時の避難計画など、情報公開請求で開示されなかった情報を明らかにするよう請求した。 完成目標は21年度。住民側は、建設差し止めを求める仮処分も地裁に申し立てている。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

山梨不明女児の動画公開 プレゼントに無邪気な姿(産経新聞)

 山梨県道志村のキャンプ場で9月21日から行方不明になっている千葉県成田市の小学1年、小倉美咲さん(7)の家族が、全国に情報提供を求めるため美咲さんの動画を公開した。【地図でみる】小倉美咲さんが行方不明になった山梨県道志村 動画は今年6月ごろ、母親の知人からプレゼントをもらったときに撮影された。「〇〇ちゃんのママ、ありがとうございます」「また来てね。あ、来てください」と無邪気に喜んでいる姿が映っている。その後、髪を切ったため髪型は違うが、全体の印象はそのままだという。 美咲さんは身長125センチくらいでやせ形。不明になったときは黒の長袖シャツにジーパン姿で、緑のスニーカーを履いていた。 山梨県警は6日、美咲さんが行方不明現場周辺にいる可能性は低いと判断して現地の指揮本部を解散して捜索を打ち切った。特異行方不明者として全国の警察に手配し、事件に巻き込まれた可能性も含めて捜査を続けている。 美咲さんの母、とも子さん(36)は同日、報道陣に「いまだ靴一つも見つからないような状態で手掛かりが全くない。親として諦めることはしたくないので、これからも全力で捜索を続けたい」と発見への協力を呼びかけた。 情報提供は大月署(0554・22・0110)。緊急の場合は110番へ。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

たった2人、異例の芸術祭 地図を手に歩くその先には…

 参加作家はたった2人。異色の芸術祭「ART PROJECT KOBE 2019 TRANS-」が、神戸市内で開かれている。街中に点在する異空間を地図を片手に訪ね歩く道のりは、神戸という土地の記憶をたぐり寄せ、時空や生死を越境する「巡礼」の旅となる。  野外巡礼劇「日輪の翼」を10月4~6日に上演したのは、やなぎみわ。2016年以降、5都市で披露してきた。会場は市中央卸売市場本場内。波止場のステージトレーラーと台船上にまたがる「半陸半海」の舞台で、熊野の老婆の旅物語に真光寺(兵庫区)で入滅したとされる一遍上人の遊行を重ね、演出には踊り念仏やポールダンスを取り入れた。  一方、ドイツ出身のグレゴール・シュナイダーは兵庫港と新開地、新長田の3地域計10カ所で、「美術館の終焉(しゅうえん)―12の道行き」を展開している。  キリストの受難に思いをはせる「十字架の道行き」になぞらえ、12の「留(りゅう)」として作品を設置。虚構と現実、過去と現在を行き来する作品について、シュナイダーは「デジタル時代の『不死』を提案したい」と話す。  作品鑑賞の道行きの起点、JR… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

体長6.5メートル、巨大カブトムシが代表カラーに

 ラグビーワールドカップ(W杯)に合わせ、大分県佐伯市観光協会は市内にある巨大カブトムシのモニュメントと、市総合運動公園内の「海人部(あまべ)の人」像に、ラグビーユニホームを着用させた。同協会の誘客キャンペーン「Welcome To Saiki!」の一環で、11月下旬まで続ける。  ユニホームは日本代表のものを模しており、背中には市章と「SAIKI」の文字が入る。カブトムシは、「昆虫の里」と書かれた高さ約15メートルの柱にとまる体長6・5メートルのリアルな造り。合併前の旧直川村が取り組んでいた「カブトムシの村」構想の象徴として2005年に設置された。  海人部の人は彫刻家佐脇健一さんの作品で、豊後水道を望む海部郡一帯にかつて住んでいた古代人がモデルだ。高さ2・2メートルのがっちりとした体格のユニホーム姿は、ラガーマンそのものに見える。  同協会の担当者は「大分市で試合のない日には佐伯まで足を延ばしてもらい、食や文化、カブトムシたちを楽しんでほしい」と話している。(佐藤幸徳) Source : 社会 - 朝日新聞デジタル