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出張先、エコノミークラス症候群で死亡 労災認定は?

 海外出張先で長時間労働の末に肺塞栓(そくせん)症(エコノミークラス症候群)を発症して亡くなっても、労災と認められない。そんな国の過労死認定の是非を問う裁判が、大阪高裁で争われている。国が過労死の対象疾病に指定していない病気では、労災認定のハードルは高く、専門家は「国は前向きに認定すべきだ」と指摘する。  「やはりハードル高いわ。僕は未(ま)だ仕事してから寝ます」「一人ぼっちなので泣きそうになります。大人だし頑張るよ」  遺族側によると、電池メーカーに勤めていた男性(当時36)は中国出張中の2013年1月深夜、妻に仕事の厳しさを伝えるメールを送った。その後も出張を続けたが、3日後の朝、ホテルの客室で死亡しているのが見つかった。出張6日目だった。  男性は00年春、大手電機メー… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

多胎育児、どう支える 三つ子次男傷害致死、母に24日控訴審判決(朝日新聞デジタル)

 三つ子の次男(当時11カ月)に対する傷害致死罪に問われた愛知県豊田市の母親(31)の控訴審判決が24日、名古屋高裁で言い渡される。裁判を通じて双子や三つ子といった「多胎」育児の過酷さが明らかになった。繰り返される多胎育児中の虐待を、支援する側はどう受け止めているのか。 事件後、外部検証委員会がまとめた報告書では、市が「多胎妊娠に対する支援体制が欠如し、出産後も多胎育児に対する問題意識が希薄だった」と指摘。母親が出産や育児に不安を抱えていることを把握しながら、要支援妊婦と判断しなかったことが明らかになった。…… 本文:1,259文字 【販売終了のお知らせ】 こちらの有料記事配信サービスは、販売を終了いたしました。 ご購入いただいた記事を読むには、こちらからログインしてください。 朝日新聞社 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

(気候危機)猛暑五輪、熱中症リスク テスト大会、選手が脱水症に(朝日新聞デジタル)

 ■Covering Climate Now 来夏に迫った東京五輪も、気候危機にさらされている。温暖化による猛暑で、選手や観客の熱中症のリスクが高まっているのだ。気象研究者は、東京は過去にない頻度で猛暑に見舞われると警告。主催者側は暑さ対策に躍起になっている。(伊藤喜之、パリ=疋田多揚、ヨハネスブルク=石原孝) 8月15日午前7時半、熱帯夜明けの東京・お台場。東京五輪テスト大会女子トライアスロンがスタートした。その時、都心の気温はすでに29・1度だった。 フランス代表のカサンドル・ボーグラン選手は水泳1・5キロ、自転車ロードレース40キロを終えたころ、体に異変を感じた。…… 本文:2,433文字 【販売終了のお知らせ】 こちらの有料記事配信サービスは、販売を終了いたしました。 ご購入いただいた記事を読むには、こちらからログインしてください。 朝日新聞社 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

ATM、苦肉の共通化 三菱UFJ・三井住友、きょうから 利用減や超低金利、重荷(朝日新聞デジタル)

 三菱UFJ銀行と三井住友銀行が22日から、駅前や商業施設など約2800拠点のATMを共通化する。預金者は相手行のATMでも、自行と同じ手数料で使える。現金を使わないキャッシュレスが広がり、自前のATM網充実を競ったメガバンク同士も共同利用で効率化する時代を迎えた。▼2面=縮むATM網 対象は三菱UFJ約1600拠点・三井住友約1200拠点の店舗外ATM。22日午前4時から始める。これまで相手行のATMを使う際、平日の日中は手数料108円がかかったが、互いに無料になる。休日は手数料体系の違いから、両行で料金が異なる。…… 本文:1,080文字 【販売終了のお知らせ】 こちらの有料記事配信サービスは、販売を終了いたしました。 ご購入いただいた記事を読むには、こちらからログインしてください。 朝日新聞社 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

埼玉小4遺棄 逮捕の義父、一転否認…母親とは“ネット婚”(スポニチアネックス)

 さいたま市の集合住宅で小学4年進藤遼佑君(9)の遺体が見つかった殺人事件で、死体遺棄容疑で逮捕された進藤悠介容疑者(32)が送検後のさいたま地検の調べに容疑を否認していることが21日、分かった。 これまで、遺棄やコードで首を絞めて殺害したことを認め「“本当の親じゃないくせに”と反発されて腹が立ち、殺してしまった」と供述していたが、一転させている。供述にあいまいな部分もあり、捜査関係者は慎重に調べを進めている。 捜査関係者によると、遼佑君の母親(42)と知り合ったのは1年半ほど前で、きっかけはインターネットだったことが分かった。3人での同居を昨年12月にスタートさせ、今年3月に再婚した。 遼佑君との間に日常的ないさかいは確認されておらず、表面上は良好な関係だったとみられる。母親は「2人の間にトラブルは思い当たらない」という趣旨の話をしている。県警は、血のつながりがない親子関係に葛藤を抱えていた進藤容疑者が突発的に殺害し、遺体を遺棄したとみて、慎重に経緯を調べる。 また居室内からは、凶器とみられる延長コードと遼佑君の靴がゴミ袋に入って見つかったことも判明した。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

ラグビー日本代表No・8姫野 常連うどん店に「次も頑張ります」(スポニチアネックス)

 持ち前の突破力で日本の開幕戦勝利に貢献したラグビー日本代表No・8の姫野和樹(25)は、所属するトヨタ自動車の練習場に近い愛知県みよし市のうどん店「一心亭」に多い時期で週2、3度通う。常連客らとテレビ越しに声援を送った店主の鈴木悠司さん(39)は、試合後LINEで「おめでとう」と勝利を祝福。姫野からは「次も頑張ります」。勝負飯の店に勝利を誓った。 ボリューム満点の「カレー南蛮うどん」などのうどんに、サイドメニューの唐揚げとだし巻き卵を添えるのが定番だ。 姫野は入社した17年、新人ながらいきなり主将に抜てきされた。「最初はプレッシャーも凄かったみたいだけど、先輩には可愛がられていた。最近は後輩を連れて来ることも増えました」と成長を見守ってきた鈴木さん。「開幕戦は見ていて頼もしかった。結果も大事だけど、ケガをせず楽しんでほしい」と健闘を願った。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

漫画「ラガーにゃん」売れてるにゃん!早くも重版決定 元代表・広瀬氏の解説付き(スポニチアネックス)

 ラグビーW杯に合わせて5日に緊急出版された、ラグビーをするネコたちの漫画「ラガーにゃん2―猫ラグビーワールドカップ編―」(光文社)が、早くも重版決定の人気ぶりとなっている。 筑波大ラグビー部出身で“ネコ漫画界の巨匠”そにしけんじ氏(50)が「女性自身」で連載中の人気作。元日本代表主将で、TBSドラマ「ノーサイド・ゲーム」にも出演した広瀬俊朗氏(37)の解説付きで、ネコに癒やされながらルールが覚えられるラグビー入門書にもなっている。 広瀬氏は「そにし先生の“ラグビーに関心のない人たちに、魅力を知ってもらいたい”という思いに共感しました。専門的にならないよう、初心者にも分かりやすい説明を心掛けています」と話している。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

陸自ヘリ、レーザー照射される 東京・府中の上空で

 陸上自衛隊東部方面総監部は21日、東部方面隊所属のヘリコプターが東京都府中市の上空で20日夜、レーザーを照射されたと発表した。副操縦士がまぶしさで一時的に目が見えにくくなったが、その後の健康被害は出ていない。総監部は府中署に通報した。  総監部によると、ヘリは立川駐屯地(東京都立川市)を拠点とするUH1。20日午後10時6分ごろ、府中基地(府中市)を離陸して上昇中に、高度約250メートルで約10秒間、地上から緑のレーザーを照射された。ヘリには隊員3人が搭乗。府中基地への輸送任務を終えて、立川駐屯地に戻るところだった。  総監部は、威力業務妨害容疑での被害届提出を検討しているという。東部方面隊では今年1月にも、同型ヘリが東京都あきる野市の上空で緑のレーザーを照射されている。(伊藤嘉孝) Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

大友宗麟・最上義光…「悪名」戦国武将が再評価、実像は

 日本列島に群雄が割拠した戦国時代。織田信長や豊臣秀吉のほかにも、各地に地域ごとの覇者が誕生した。中にはこれまで必ずしも評判がよくなかった武将もいるが、研究の進展とともに、その再評価が進んでいる。  大分市顕徳町にある大友氏遺跡(国史跡)。ここは「豊後王」としてヨーロッパにまで知られた、戦国大名・大友宗麟(1530~87)が築いた4・6ヘクタールにも及ぶ巨大な館の跡だ。  宗麟は守護大名・大友氏の21代目として生まれた。来日していた宣教師フランシスコ・ザビエルと知り合ったのを機に布教を認め、自らもキリスト教徒となって南蛮文化を摂取。一時は九州の6国を支配したが、耳川の合戦で薩摩の島津氏に敗北。最後は豊後一国の領主として亡くなった。  しかし、この宗麟、近年まで必ずしも評判がよくなかった。息子の義統の代で国を失ってしまったことに加え、家臣の妻に手を出したり、無理に改宗を進めて寺を壊したり――といったエピソードが残っていたためだ。  変わるきっかけとなったのが1… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

「どぶろっく」がキングオブコント初優勝 歌ネタで

 コントの日本一を決める「キングオブコント2019」の決勝が21日、東京・赤坂のTBSであり、どぶろっく(浅井企画所属)が初優勝し、賞金1千万円を獲得した。決勝進出した10組中6組を占めた吉本興業勢らを破った。  どぶろっくは、ともに佐賀県基山(きやま)町出身で幼なじみの森慎太郎さん(40)と江口直人さん(41)が2004年に結成したコンビ。森さんがギターを弾き、ミュージカル風の歌のやりとりのなかに下ネタを織り込むネタで笑わせた。優勝が決まると、江口さんは涙を流し、森さんは「本当に幸せです」と喜んだ。  過去に出場したお笑いのコンテストでは「にぎやかし」と見られてきたと振り返り、「メインストリートじゃないタイプの芸人だと思ってきた」。今回はピン芸人のケンドーコバヤシさんに背中を押されて、久々に挑戦を決意したという。  優勝賞金の使い道について、森… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル